日本私年号一覧表

日本私年号一覧表

[3] 本項は日本の私年号の研究史上の一覧表をまとめたものです。

[4] 最新の一覧は元号一覧データファイルを参照。

[5] 公年号や他の地域の私年号元号一覧を参照。

[6] 解説等も含めた情報は日本の元号日本の私年号日本の中世私年号近現代日本の私年号を参照。

[7] 本項の各表は記載内容をまとめたもので、表の構成や文言は原典と同じとは限りません。

近世

s
文献
b
著者
y
a
古代年号
白亀
白亀
天平聖暦
天平聖暦
天平感宝
天平感宝
泰平
泰平
和勝
和勝
大道
大道
永福
永福
興国
興国
天靖
天靖
応長
応長
福徳
福徳
弥勒
弥勒
命禄
命禄
宝寿
宝寿
文徳
文徳
正亨
正亨
深久
深久
天竜
天竜
謝徳
謝徳
元長
元長
永覚
永覚
o
その他
s
閲史大疑 年号
y
a
b
藤貞幹
y
s
逸号年表
b
藤貞幹
a
s
異年号考
b
穂積保
y
a
端正, 證明, 朱雀, 白鳳, 永昌
白亀
天平感宝
泰平
弥勒
福徳
宝寿
s
偽年号考
y
b
中山信名
o
永享, 享徳
福徳
弥勒
命禄
s
偽年号考 附言
b
山崎美成
y
a
法興, 經明, 端正, 證明
泰平
大道
永福
天靖
宝寿
s
逸号年表補考
b
伴信友
a
○, 證明, 善喜, 天平
天平感宝
興国
天靖
天平聖暦
白亀
弥勒
福徳
応長
元長
永覚
泰平
宝寿
大道
和勝
天竜
s
年号の論
b
伴信友
泰平
文徳
正亨
福徳
弥勒
命禄
深久
天竜
和勝
謝徳
宝寿
a
○, 善喜, 證明
元長
永覚
s
逸年号考
b
栗田寛
y
a
○, 證明
天平感宝
白亀
泰平
弥勒
福徳
宝寿
興国
天靖
応長
大道
s
古事類苑
a
泰平
和勝
迎雲
天靖
福徳
弥勒
命禄
永福
大道
宝寿
o
天保時代の改元デマ, 延寿, 治象, 永鎭, 永保, 永久, 永萬, 永然
s
日本百科大辞典
a
○, 證明
白亀
泰平
弥勒
和勝
迎雲
天靖
福徳
永福
命禄
大道
弥勒
o
白鹿, 致得, 延寿, 治象, 永鎭, 永然

伴信友の収集

[46] 江戸時代の研究者伴信友年号の論 は、 古代年号や特殊な元号表記例などの他に、 「妖僞言 (オヨヅレゴト) せる年號」、 「妖僞年號」 として次のようなものを挙げていました。 >>1731

(明朝体翻刻)

[19] 逸號年表伴信友書き入れ本掲載 (楷書, 字形の細かいところは再現していない)

[79] 伴信友の2つの資料はなぜか微妙に出入りがあります。 年号の論

古事類苑所収資料

[81] 古事類苑 逸年號 >>82

[134] 伴信友が参照した資料と近いのですが、挙げているものは出入りがあります。 伴信友逸號年表補考から引いていますが、 そのすべてが掲載されているわけではありません。

増訂新撰年表の紹介

[106] 増訂版の凡例に記載があります。 >>621 /3 原書は安政時代ですが、かなり手が加えられているようで、 凡例も明治時代の増訂版のまったく独自のものと思われます。

国史便覧の一覧表

[130] >>68

[68] 国史便覧, 重田定一 等編, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/769393/1/77

[69] 国史便覧, 重田定一 等編, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/769394/1/20

日本百科大辞典の一覧表

[132] >>52

[135] 栗田寛 逸年號考古事類苑 を引用元に挙げているが、そのすべてを掲載しているわけでもない。

[52] 日本百科大辞典 第5巻, 三省堂編輯所, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/898069/1/122 (要登録)

石田茂作の一覧表

[42] 紀年銘に用いられた日本の私年号の主なもの >>23 (元号名西暦年)

その他の近代の列挙

[115] >>655

[50] 最新日本歴史年表, 大森金五郎, 高橋昇造 共著, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1908814/1/12 (要登録)

[51] 国民百科大辞典 3, 富山房百科辞典編纂部, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1801901/1/425 (要登録)

[66] 国史辞典 第4, 富山房国史辞典編纂部, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/3431611/1/416 (要登録)

[70] 国史大辞典 [本編], 八代国治, 早川純三郎, 井野辺茂雄, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/992408/1/670

[72] 日本史辞典, 京都大学文学部国史研究室, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/3020238/1/405 (要登録)

[77] 日本の歴史 8, 樋口清之, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1627745/1/83?keyword=%E7%A7%81%E5%B9%B4%E5%8F%B7 (要登録)

[73] 日本歴史大辞典 第9巻 (さかーしは), 河出書房新社, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/2998379/1/169 (要登録)

[67] 日本歴史大辞典 第15巻 (ぬーひり), 河出書房新社, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/2999852/1/61 (要登録)

日本私年号の研究の一覧表

[54] 辞典・年表の一覧表で示されているもの:

千々和到の一覧表

[44] 千々和到私年号一覧表 >>53 pp.240-241久保常晴日本私年号の研究をベースにその後の知見と私見を加えたものと説明されています。 >>53 p.239

[1] 日本私年号の研究と比較すると細かな変更がいくつも加わっていることがわかります。

[2] なお一覧表は複数の論文に収録されていて、少しずつ改訂されています。

[270] 国史大辞典版の一覧表 千々和到 千々和到の他の論文のものとおおむね同じですが、 細かい違いがあります。

[12] 千々和到の表はその後他の研究者にも使われています。

[49] 論文中世の元号は、 暦と改元をもとに日本私年号の研究「など」を参照して作成したという表を掲載しています。 >>440

[13] 令和3年に最新の情報を加えて発行された 中世東国と年号 版の掲載内容も示します。 オリジナルと比べて連番も振り直されています。 >>11

n
番号 >>53
11n
番号 >>11
s
記号
name
元号名 >>53
11name
元号名 >>11
440name
元号名 >>440
f
元年 >>53
y
年次 >>53
ad
西暦 >>53
d
別説 >>53
11f
元年 >>11
11y
年次 >>11
11ad
西暦 >>11
440y
元年 >>440
440f
実例 >>440
440ad
西暦 >>440
c
用例数 >>53
note
備考 >>53
440note
備考 >>440
n
1
name
保寿
f
平安末・仁安前後
y
1
11n
1
11name
保寿
11f
平安末・仁安前後
11y
1
440name
保寿
440f
元年
440y
仁安前後
440ad
440note
奈良県五條市神像の墨書銘
n
2
name
泰平
f
承安2
11n
2
11ad
1172
11name
泰平
11f
承安2
440name
泰平 (万平)
440f
承安2
440ad
440note
玉葉 百錬抄
n
3
name
和勝
f
建久1
y
1
ad
1190
c
2
11n
3
11name
和勝
11f
建久1
11y
1
11ad
1190
440name
和勝
440f
元年
440y
建久1
440ad
440note
高野山文書など
n
4
name
迎雲
f
正治1 or 直前
y
1
ad
1190-99頃
c
1
11n
4
11name
迎雲
11f
正治1 or 直前
11y
1
11ad
1190-99頃
440name
迎雲
440y
正治頃
440f
元年
440ad
440note
法隆寺文書
n
5
name
建教
f
元仁2
y
1
ad
1225
note
東大寺宗性自筆の聖教奥書
11n
5
11name
建教
11f
元仁2
11y
1
11ad
1225
440name
建教
440y
元仁2
440f
元年
440ad
440note
東大寺宗性筆聖教奥書
n
6
name
正久
f
元応1
y
2
ad
1320
d
c
板碑1
440name
正久
440f
2年
440ad
or
440note
埼玉県飯能市の板碑
n
7
name
永福
f
永仁5?
y
丁酉
ad
1297
c
1
11n
6
11name
11f
仁5?
11ad
1297?
440name
永福
440y
永仁5?
440f
丁酉年
440ad
440note
板碑の記録など
n
8
name
元真
f
南北朝
y
1
ad
14世紀
d
元徳
c
板碑1
11n
7
11name
元真
11f
南北朝?
11y
1
ad
14世紀?
440name
元真
440y
南北朝
440f
元年
440note
元徳の誤か。埼玉県小川町の板碑
n
9
name
応治
f
貞和1=興国6
y
1
ad
1345
11n
8
11name
応治
11f
貞和1=興国6
11y
1
11ad
1345
440name
応治
440y
貞和1
440f
元年
440ad
440note
大阪府泉大津市掛仏銘
n
10
name
白鹿
f
貞和1=興国6
y
1 2
ad
1345-46
11n
9
11name
白鹿
11f
貞和1=興国6
11y
1-2
11ad
1345
440name
白鹿
440y
貞和1
440f
元年・2年
440ad
440note
得江文書など
n
11
name
真賀
f
延文-応安
y
2
ad
1350-70頃
11n
10
11name
真賀
11f
延文-応安
11y
2
11ad
1350-70頃
440name
真賀
440y
延文-応安
440f
2年
440ad
14世紀半ば
440note
日光山輪王寺所蔵典籍奥書
n
12
name
品暦
f
南北朝頃
y
1
note
阿蘇文書案文
c
1
11n
11
11name
品暦
11f
南北朝頃
11y
1
440name
品暦
440y
南北朝
440f
元年
440note
阿蘇文書
n
13
name
弘徳
f
至徳1=元中1
y
1
ad
1384
d
至徳誤記
note
畿内
11n
12
11name
11f
1=元中1
11y
1
11ad
1384
440name
弘徳
440y
至徳1
440f
元年
440ad
440note
至徳の誤か。奈良県奈良市霊山寺棟 木など
n
14
name
至大
f
南北朝末 至徳
y
1
ad
1384-87か
c
板碑1
11n
13
11name
11f
11y
1
11ad
1384
440name
至大
440y
南北朝末
440f
元年
440note
至徳年間か。東京都板橋区の板碑
n
15
name
永宝
f
嘉慶2
y
1
ad
1388
c
1
11n
14
11name
永宝
11f
嘉慶2
11y
1
11ad
1388
440name
永宝
440y
嘉慶2
440f
元年
440ad
440note
奈良県奈良市の大般若経奥書
11n
15
11name
永幻
11y
3
11f
南北朝頃
440name
永幻
440y
南北朝
440f
3年
440note
宮城県登米市の板碑
n
16
name
興徳
f
応永2
y
1 乙亥
ad
1395
note
河内長野市 大般若経奥書
11n
16
11name
興徳
11f
応永2
11y
1
11ad
1395
440name
興徳
440y
応永2
440f
元年(乙亥)
440ad
440note
大阪府河内長野市の大般若経奥書
n
17
name
天靖
f
嘉吉3
y
1
ad
1443
note
すべて二次資料、後南朝年号と伝える
11n
17
11name
天靖
11f
嘉吉3
11y
1
11ad
1434
440name
天靖
440y
嘉吉3
440f
元年
440ad
440note
『武家功名記』など二次史料
n
18
name
福安
f
文安1
y
1 甲子
ad
1444
note
備前焼四耳壷
11n
18
11name
11f
1
11y
1
11ad
1444
440name
福安
440y
文安1
440f
元年(甲子)
440ad
440note
岡山県赤磐市備前焼四耳壺銘
n
19
name
享高
f
康正1?
y
4
ad
1455
d
享徳誤記
11n
19
11name
享高
11f
康正1?
11y
4
11ad
1455?
440name
享高
440y
康正1?
440f
4年
440ad
?
440note
享徳の誤か。山水画
n
20
name
享正
f
享徳3
y
2 3 4
ad
1455-57
note
足利成氏は改元後も享徳
d
康正音通
11n
20
11name
11f
徳3
11y
2-4
11ad
-
440name
享正
440y
享徳3
440f
2年・3年・4年
440ad
-
440note
埼玉県ときがわ町の板碑など。康正 の音通か
n
21
s
name
延徳
f
寛正1,2
y
1 2 5
ad
1461-62
note
当時足利成氏享徳
11n
21
11name
延徳
11f
寛正1,2
11y
1 2 5
11ad
1461-62
440name
延徳
440y
寛正1・2
440f
元年・2年・5年
440ad
440note
千葉県松戸市『本土寺過去帳』ほか 多数
n
22
name
永楽
f
寛正2
y
1 辛巳
ad
1461
note
高野山写聖教奥書
11n
22
11name
永楽
11f
寛正2
11y
1
11ad
1461
440name
永楽
440y
寛正2
440f
元年(辛巳)
440ad
440note
高野山蔵聖教奥書
n
23
name
正亨 (正享 正京)
f
延徳2
y
2
ad
1490
note
二次資料
11n
23
11name
正亨
11f
延徳2
11y
2
11ad
1490
440name
正亨 (正享 正京)
440y
延徳2
440f
2年
440ad
440note
『甲斐妙法寺記』など
n
24
name
永伝
f
延徳2
y
1
ad
1490
c
2
note
入来院文書
11n
24
11name
永伝
11f
延徳2
11y
1
11ad
1490
440name
永伝
440y
延徳2
440f
元年(庚戌)
440ad
440note
薩摩入来院文書
n
25
s
name
福徳
f
延徳1-4
y
1 2 3
ad
1491 稀に 1490
11n
25
11name
11f
1-4
11y
1-3
11ad
1491
440name
福徳
440y
延徳
440f
元年・2年・3年
440ad
or
440note
『甲斐妙法寺記』ほか多数
n
26
name
王徳
f
延徳-大永
ad
1490-1520
d
延徳誤記
11n
26
11name
11f
-大永
11ad
1490-1550
440name
王徳
440ad
-
440note
延徳の誤か。日光山輪王寺所蔵典籍 奥書
n
27
name
徳応
f
文亀1? 嘉吉1?
y
1 辛酉 (明応10 or 嘉吉1)
ad
1501? 1441?
c
板碑3
11n
27
11name
徳応
11f
文亀1?
11y
1
11ad
1501?
440name
徳応
440f
元年(辛酉)
440ad
or ?
440note
東京都板橋区板碑など
11n
28
11name
徳昌
11y
3
11f
室町後期
440name
徳昌
440y
室町後期
440f
3年
440note
宮城県栗原市の板碑
11n
29
11name
文鬼
11y
1
11f
室町後期 文亀?
11ad
1501-04?
440name
文鬼
440y
室町後期
440f
元年
440note
文亀か。宮城県石巻市の板碑銘
11n
30
11name
福寿
11y
1
11f
室町末
440name
福寿
440y
室町末
440f
元年
440note
宮城県の板碑
n
28
name
子平
f
文亀2?
y
5 丙寅
ad
1506?
note
肥後石塔
c
1
11n
31
11name
子平
11f
文亀2?
11y
5
11ad
1506?
440name
子平
440y
文亀2頃
440f
5年(丙寅)
440ad
440note
熊本県の石塔銘
n
29
s
name
弥勒
f
永正3-4
y
1 2 3
ad
1506-08 or 1507 のみ
11n
32
11name
弥勒
11y
1-3
11f
永正3-4
11ad
1506-08
440name
弥勒
440y
永正4頃
440f
元年・2年・3年
440ad
440note
千葉県松戸市『本土寺過去帳』ほか 多数
n
30
name
加平
f
永正14
y
1 丁丑
ad
1517
note
肥後石塔など
11n
33
11name
加平
11f
永正14
11y
1
11ad
1517
440name
加平
440y
永正14
440f
元年(丁丑)
440ad
440note
熊本の石塔銘など
n
31
s
name
永喜
f
大永6-7
y
2
ad
1527
11n
34
11name
永喜
11f
大永6-7
11y
2
11ad
1527
440name
永喜
440y
大永6・7
440f
2年
440ad
440note
栃木県小山市須賀神社所蔵和鏡な ど。関東から東北まで多数
n
32
name
宝寿
f
天文2
y
2
ad
1534
11n
35
11name
宝寿
11f
天文2
11y
2
11ad
1534
440name
宝寿
440y
天文2
440f
2年
440ad
440note
長野県佐久穂町出土経筒など
n
33
s
name
命禄
f
天文9
y
1 2 3
ad
1540-42 多くは1542
11n
36
11name
命禄
11y
1-3
11f
天文9
11ad
1540-42
440name
命禄
440y
天文9
440f
元年・2年・3年
440ad
-
440note
多くは1542。武田信虎朱印状・『本 土寺過去帳』ほか多数
n
34
name
光永
f
天正4 or 8
y
1 2
ad
1576 or 81
note
肥後
11n
37
11name
光永
11f
天正4 or 8
11y
1-2
11ad
1576 or 81
440name
光永
440y
天正4 or 8
440f
元年・2年
440ad
440note
熊本の板碑
n
35
name
天王
f
戦国 天正頃?
y
1 丑
note
丹波焼三耳壷
11n
38
11name
11f
頃?
11y
1
440name
天王
440y
天正頃?
440f
元年
440note
丹波焼三耳壺銘
n
36
name
大筒
f
慶長14前後
ad
1609頃
note
大同への後世の仮託か
11n
39
11name
大筒
11ad
1609?
440name
大筒 (大道)
440y
慶長14前後
440ad
440note
後世の仮託か
n
37
name
大道
f
慶長14前後
note
36参照
n
参考
name
神治
f
慶応3
y
1 丁卯
ad
1867
note
肥後仏像
n
参考
name
延寿
f
慶応4
note
官軍江戸入城直後の風聞
n
参考
name
大政
f
明治1
y
1
ad
1868
note
奥羽列藩同盟年号という
n
参考
name
征露
f
明治37
y
2
ad
1905

[8] 記号「○」は使われる私年号, 使われない私年号の2分類 >>53 のうち、 使われる私年号

[9] 幕末明治私年号に番号が振られていないのは、 掲載書のテーマが中世板碑のためと思われます。

所功の一覧表

[6064] >>6061 の p.227 おもな私年号 (出典は所功年号の歴史増補版)

[6065] 日本年号史大事典 普及版

p.338 の「日本古代の異年号 (私年号)」

p.341

  • 保寿 1167前後
  • 和勝 1190頃
  • 建教 1225
  • 白鹿 1345
  • 応治
  • 真賀
  • 至大
  • 弘徳
  • 永宝
  • 天靖
  • 延徳 1461頃
  • 享正 1545
  • 享高 1545
  • 福徳 1491

日本語版ウィキペディアの一覧表

[24] 日本語ウィキペディア私年号記事に一覧表があります。

[34] 主要な変更は次の通りです。

[27] 記事はに作成されましたが、その時点では一覧はありませんでした。 記事本文によると私年号 (異年号などともいう) は 40以上あって、 征露が最新とされていました。 >>26

[30] 元号名と年代の一覧表が追加されました。 法興から征露まで、一部の古代年号を含むリストでした。 >>29

[33] に一覧表の形式が大きく改められました。 その際多数の元号が追加されました。 継続年数欄も追加されました。 >>32

[37] に「典拠・備考」欄が追加され、 多くの元号にその用例の所在が記載されました。 >>36

[38] これらで概ね一覧表の構造は完成し、その後数年で数個の元号が追加され、 令和時代の現在に至るまで細かな体裁の変更が繰り返されています。

[39] 大部分の元号とその情報は一度にまとめて追加されており、 何らかの私年号一覧資料に基づいて記載されたこのと推測されますが、 その原資料が何であるかは明記されていません。 記事には参考文献の章があって 日本私年号の研究板碑とその時代 などが列挙されてはいますが、 一覧表の直接の出典として記述されているわけではありません。

[40] 一覧表はその内容からみて千々和到またはそれ以後の何らかの論文か事典類の表をベースに、 独自の変更を加えたものと思われます。完全には一致していません。

[43] 「典拠」として示されたほとんどは 日本私年号の研究 に由来するように思われますが、 直接参照したものか、孫引きなのかは不明です。 日本私年号の研究 の用例がすべて示されているわけでもありません。

[45] 記事の参考文献欄には 日本私年号の研究 が示されてはいますが、 記事本文も一覧表も、 日本私年号の研究 による異年号の分類を反映したものにはなっておらず、 旧来の雑然とした説明を踏襲しています。 つまり記事全般としては 日本私年号の研究 に基づくのではなく、 旧来の辞書的な説明に 日本私年号の研究 の元号の一覧表とそれ以後の新報告を追加したもの (昭和時代後期から平成時代の日本史事典類?) をベースに作られていると思われます。

[20] 元号名には括弧がついているものがあったり、 それとは別に「異説」欄があったりしますが、 その意味がどこにも説明されていません。

[41] ウィキペディア 独自の編集によるものか、原典にまで遡り得るものかはわかりませんが、 怪しい箇所もちらほらあります。 Wikipediaの日時関連記事, 大道, 法徳

[21] 中文版にも一覧があります。

最新の一覧

元号一覧データファイル

メモ

[14] 用例が元年以外しか発見されていないときに、 一覧表等に元年の相当する公年号年や西暦年が示されているときと、 当該用例に相当する年が示されているときがあるので要注意です。 表によっては、説明と実際の年が違っていたり、 同じ表の中でも一貫していなかったりすることがあります。

[15] 複数説があったり年が特定できずに範囲になっていたり、 用例自体が複数系統混在していたりするせいで、 一覧表の記載が複雑になって >>14 のような混乱を招いています。

[16] 日本史必携 - Google ブックス, https://books.google.co.jp/books?id=AWAxAQAAIAAJ&q=%22%E6%AD%A3%E4%B8%AD%E4%BA%8C%E5%B9%B4%22

[17] 歴史考古学大辞典 - Google ブックス, https://books.google.co.jp/books?id=Se4PAQAAMAAJ&q=%22%E7%A7%81%E5%B9%B4%E5%8F%B7%E4%B8%80%E8%A6%A7%22

[46] 八百津町史 史料編, 八百津町史編纂委員会, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/9537038/1/426 (要登録)

[47] >>46 きいたことな怪しいのが混じってる

[48] 根尾村史, 根尾村, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/9538353/1/531 (要登録)

[74] youryou_koten.pdf, , https://www.nijl.ac.jp/pages/images/youryou_koten.pdf#page=64

[75] >>74 平成2年改訂、平成16年発行で、日本私年号の研究も参照しているのに、 それより古い説。参考文献として挙げただけで反映はされてなくてもっと前からの表をほぼそのまま載せていそう。