[3]
本項は日本の私年号の研究史上の一覧表をまとめたものです。
[4]
最新の一覧は元号一覧データファイルを参照。
[5]
公年号や他の地域の私年号は元号一覧を参照。
[6]
解説等も含めた情報は日本の元号、日本の私年号、日本の中世私年号、近現代日本の私年号を参照。
[106] 増訂版の凡例に記載があります。
>>621 /3
原書は安政時代ですが、かなり手が加えられているようで、
凡例も明治時代の増訂版のまったく独自のものと思われます。
[42] 紀年銘に用いられた日本の私年号の主なもの >>23
(元号名、西暦年)
- 泰平󠄃 1172
- 和勝 1190
- 迎󠄃雲 1199
- 白祿 1336
- 白鹿 1341
- 大道 南北朝
- 天靖 1443
- 福德 1490
- 彌勒 1506
- 命祿 1506
- 永喜 1526
- 寶壽 不明
[115] >>655
- [116] 飛鳥時代頃多く私に年号を称したことがあるが、政令の統一により姿を消した
- [117] 板碑では南北朝時代から室町時代に私年号が用いられ、
政令の行われなかったことを示す
[50]
最新日本歴史年表, 大森金五郎, 高橋昇造 共著, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1908814/1/12 (要登録)
[51]
国民百科大辞典 3, 富山房百科辞典編纂部, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1801901/1/425 (要登録)
[66]
国史辞典 第4, 富山房国史辞典編纂部, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/3431611/1/416 (要登録)
[70]
国史大辞典 [本編], 八代国治, 早川純三郎, 井野辺茂雄, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/992408/1/670
[72]
日本史辞典, 京都大学文学部国史研究室, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/3020238/1/405 (要登録)
[77]
日本の歴史 8, 樋口清之, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1627745/1/83?keyword=%E7%A7%81%E5%B9%B4%E5%8F%B7 (要登録)
[73]
日本歴史大辞典 第9巻 (さかーしは), 河出書房新社, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/2998379/1/169 (要登録)
[67] 日本歴史大辞典 第15巻 (ぬーひり),
河出書房新社, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/2999852/1/61 (要登録)
[44] 千々和到の私年号一覧表 >>53 pp.240-241
は久保常晴の日本私年号の研究をベースにその後の知見と私見を加えたものと説明されています。
>>53 p.239
[1] 日本私年号の研究と比較すると細かな変更がいくつも加わっていることがわかります。
[2] なお一覧表は複数の論文に収録されていて、少しずつ改訂されています。
[270]
国史大辞典版の一覧表
千々和到
は千々和到の他の論文のものとおおむね同じですが、
細かい違いがあります。
- [271] 本書では連番がありません。
- [272] 本書では同時代用例がないもの、用例の多いもの、用例の特に多いものの
3種類に印がついています。
(板碑とその時代では用例の多いもの1種類だけ。)
- [273] 本書には延寿まではありますが、大政、征露はありません。
- [274] 本書には白鳳、朱雀があります。
- [275] その他出入りがあるかもしれませんが、未確認です。
-
[276]
一覧表には延寿までですが、本文で自由自治と征露は検討が必要と言及があります。
[12]
千々和到の表はその後他の研究者にも使われています。
[49]
の論文中世の元号は、
暦と改元をもとに日本私年号の研究「など」を参照して作成したという表を掲載しています。
>>440
[13]
令和3年に最新の情報を加えて発行された
中世東国と年号
版の掲載内容も示します。
オリジナルと比べて連番も振り直されています。
>>11
[8] 記号「○」は使われる私年号, 使われない私年号の2分類 >>53 のうち、
使われる私年号。
[9]
幕末・明治の私年号に番号が振られていないのは、
掲載書のテーマが中世の板碑のためと思われます。
[6064]
>>6061 の p.227 おもな私年号
(出典は所功の年号の歴史増補版)
- 法興 551
- 白鳳 白雉の異称
- 朱雀 朱鳥の異称
- 保寿 1167
- 泰平 承安2年
- 迎雲
- 和勝 1190頃
- 建教 1225
- 永福 1297?
- 正久 1320?
- 白鹿
- 応治 1345
- 至大
- 弘徳 1384頃
- 永宝 1388
- 興徳 1395
- 天靖 1443
- 福安 1444
- 享正 1454
- 享高 1455?
- 永楽
- 延徳 1461
- 正享
- 永伝
- 福徳 1490頃
- 徳応
- 子平 1501頃
- 弥勒 1506
- 加平 1517
- 永喜 1526
- 宝寿 1533
- 命禄 1540
- 光永 1576
- 大道、大筒 1609頃
- 神治 1867
- 延寿 1868
[6065]
日本年号史大事典 普及版
p.338 の「日本古代の異年号 (私年号)」
p.341
- 保寿 1167前後
- 和勝 1190頃
- 建教 1225
- 白鹿 1345
- 応治
- 真賀
- 至大
- 弘徳
- 永宝
- 天靖
- 延徳 1461頃
- 享正 1545
- 享高 1545
- 福徳 1491
[14]
用例が元年以外しか発見されていないときに、
一覧表等に元年の相当する公年号年や西暦年が示されているときと、
当該用例に相当する年が示されているときがあるので要注意です。
表によっては、説明と実際の年が違っていたり、
同じ表の中でも一貫していなかったりすることがあります。
[15]
複数説があったり年が特定できずに範囲になっていたり、
用例自体が複数系統混在していたりするせいで、
一覧表の記載が複雑になって >>14 のような混乱を招いています。
[16] 日本史必携 - Google ブックス, https://books.google.co.jp/books?id=AWAxAQAAIAAJ&q=%22%E6%AD%A3%E4%B8%AD%E4%BA%8C%E5%B9%B4%22
[17] 歴史考古学大辞典 - Google ブックス, https://books.google.co.jp/books?id=Se4PAQAAMAAJ&q=%22%E7%A7%81%E5%B9%B4%E5%8F%B7%E4%B8%80%E8%A6%A7%22
[46] 八百津町史 史料編, 八百津町史編纂委員会, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/9537038/1/426 (要登録)
[47] >>46 きいたことな怪しいのが混じってる
[48] 根尾村史, 根尾村, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/9538353/1/531 (要登録)
[74]
youryou_koten.pdf, , https://www.nijl.ac.jp/pages/images/youryou_koten.pdf#page=64
[75]
>>74 平成2年改訂、平成16年発行で、日本私年号の研究も参照しているのに、
それより古い説。参考文献として挙げただけで反映はされてなくてもっと前からの表をほぼそのまま載せていそう。