正享

正享

[1] 日本私年号の研究に詳しい

[10] 私年号 - Wikipedia, , https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%81%E5%B9%B4%E5%8F%B7

私年号異説元年相当公年号(西暦)継続年数典拠・備考
正亨正享・正京延徳元年(1489年)不明『甲斐国妙法寺記』

[2] 武蔵野歴史地理 第1冊, 高橋源一郎, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/3432375/1/206 (要登録)

[3] 勝山日記と妙法寺記 #page=9


[7] 近世元号延享がたまに正享になっていることがあります。

[4] 山瀬町史, 徳島県麻植郡山瀬町, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1029943/1/270 左下

正享三年 (明朝体)。前後から延享3年のこと。

[5] 村上郷土史, 村上本町教育会, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1178732/1/63 右ページ左

正享三年 (明朝体)。前後からおそらく延享3年のこと。

[18] 温泉知識, 藤浪剛一, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1072441/1/296 右下

正享二年 (明朝体)。おそらく延享。

[12] >>4 >>5 いずれも明朝体翻刻で原文がどうなってわかりませんが、 「延」と「正」は誤植するとは考えにくい。 草書で「し」のような曖昧な形になった「廴」が書写時に見落とされたり、 ときには書き忘れたりすることもあったのかもしれません。

[15] 神奈川県図書館月報 (5月號)(51), 神奈川県図書館協会, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1470899/1/4 (要登録) 右

正享元年(二四〇四) (明朝体)。皇紀2404年は延享元年。

[16] 林業経済 5(1)(39);昭和27年1月号, 林業経済研究所, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/11200631/1/17 (要登録) 左下

正享元年 (明朝体)。おそらく延享。

[17] 中河内郡誌, 中河内郡役所, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/9572500/1/170 (要登録) 左下

享元年 (明朝体)。おそらく延享。

[13] 元号名の「延」が「正」に変わっている事例は他にもあります。 勝山記の日時

[8] OCR 誤認識と思われるものもたまにあります。 手書きのものもあれば、明朝体でも誤読していることがあります。

[6] 奥羽南部近世田中館文書集 第1巻, 田中庄一, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/3004993/1/126 (要登録)

[9] >>6 これは手書きの楷書で、原文を尊重したのか書いた人の癖が強いのか、 おそらく癖字のような気がしますが、 「延」の「廴」が「L」の左下を交差させるような形に書いています。 すぐ近くに「巡」もありますが、「辶」は「L」の横線が左に突き出す形にかいています。

[11] そして >>6国会図書館デジタルOCR がまんまと騙されて「正」 と誤読しています。「L」を文字外の升目か何かにありがちなゴミと誤認してるのですかね?

[14] でもここまでおかしな形になっていない明朝体の「廴」でも誤読するのはどういうことなのでしょうね。