中世東国と年号

中世東国と年号

[404] 中世東国と改元は、 から日本国東京都府中市郷土の森博物館で開催された企画展です。 >>390, >>5

[2] 中世東国と年号は、 日本国東京都府中市郷土の森博物館が発行した小冊子です。 >>5

[3] この企画展は令和改元を記念したものでした。 >>390

[4] 小冊子は企画展の内容を整理、加筆したものです。 深澤靖幸が中心に製作しました。 >>5

[405] 小冊子では私年号を含む中世東国元号事情が一般向けにわかりやすく紹介されています。 平易な言葉で要点を抑えて、地元の史料の写真も豊富に盛り込んで説明されていて、 中世私年号の入門用教科書にぴったりです。

[6] 令和2年に府中市郷土の森博物館紀要福徳私年号についての深澤靖幸論文が掲載されました。 この研究は企画展に連動したものでした。 >>390 福徳

[403] 深澤靖幸府中市郷土の森博物館の学芸員です >>390 (令和5年時点で館長)。

[7] 展覧会がそのまま良質な教材になって、 展示の準備を兼ねた研究が高品質の論文に結実する。 自治体博物館の理想的なあり方ですね。 企画展自体も評判良かったようです。

[11] 0618-P9-上から張り込み用‐これが最終データ.indd - almuseo128.pdf, , https://www.fuchu-cpf.or.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/095/almuseo128.pdf#page=2

[83] 東京新聞:「私年号」の板碑など展示 府中で元号企画展 天文との関係も紹介:東京(TOKYO Web) () https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201910/CK2019100602000110.html

博物館などによると、改元は、江戸時代までは天変地異や飢饉(ききん)があったときに世の中をリセットする意味があり、私年号は改元されないときに改元を望む民衆の中で流布された新年号。戦乱が続いた中世、年号を決める朝廷から離れた東国で、多くはデマと判明するまで短期間使われたという。

[1] 関連記事: 中世私年号, 日本私年号一覧表, 至大, 徳応, 福徳, 永和, 応永, 元弘, 享正, 延徳, 弥勒, 命禄