謝徳

謝徳

[1] 謝徳 (旧字体: 謝德) は、 日本の異年号の一つです。

用例

日時事例

[18] 山密往来 は平成11年時点で十六本の写本が知られています。

... に分けられ、群書類従本等三本が >>21 の系統に属し、増補部分として >>2 >>3 を収録しています。 >>12

[32] 増補とは考えられている (他本で脱落しているわけではない) ようですが、 その時期は不明です。 >>12

[25] 山密往来 は天台密教の教科書で、手紙形式で仏教行事等が説明されています。 本編収録文書はいずれも月日のみで年がありませんが、 増補された二件の文書が謝徳の年月日となっています。

諸説

[26] 一系統 (山密往来) 二例の用例が知られています。

[28] 伴信友が妖偽年号として元号名のみ紹介しています。 それが同じ 山密往来 の用例を念頭にしていたかは定かではありませんが、 現状 山密往来 以外の用例は知られていません。

[29] 山密往来 は、その内容と構成 (>>25) を見ると、 収録文書は架空のものとも考えられます。

[30] そうだとするなら、 謝徳も架空の元号の可能性があります。

[31] 「謝徳」という文字と組み合わせはいかにも仏教的な雰囲気があります。

研究史

[13] 江戸時代の群書類従が >>2 >>3 を収録していますが、特に注釈などはありません。 >>9, >>4

[22] 江戸時代後期の研究者伴信友の 年号の論 は、 妖偽年号の一つに謝德を挙げています。 >>12 元号名のみで詳細はありません。

[24] 伴信友が何を典拠に謝德を挙げたのかは不明ですが、 山密往来 のいずれかの本を見ていた可能性は十分考えられます。


[14] の論文は、 山密往来 の諸本の系統を検討しています。 >>12

[17] >>2 >>3 の日付にも触れていますが、元号についての検討はありません。 >>12


[27] これらを除いて、令和時代に至るまで、 私年号研究の文脈で紹介した事例は知られていません。

メモ