日本の標準時

日本の標準時

[48] 現在日本国では、全国UTC よりも9時間進んだ時刻 (中央標準時 +09:00) を用いています。一般にこれが日本標準時 (JST) といわれています。

呼称

[49] 日本国で用いられている UTC よりも9時間進んだ (+09:00) 時間帯 (タイムゾーン) (>>6) は、 法令上は中央標準時と呼ばれています >>8

[29] 一般的にはこの時間帯は次に示す様々な名称で呼ばれています。

[975] 中央標準時の呼称
[181] 東京時間東京標準時というと、現在では中央標準時のことを指すのが普通ですが、 明治時代東京時といえば東京地方時を指していました。

[1001]日本」は、現代日本においては「にほん」とも「にっぽん」 とも読まれます。日本標準時日本時間の「日本」については、 「にほん」と読むのが優勢であるように感じられます。

[1003] 「にほん」標準時、「にほん」時間
[1014] 「にっぽん」標準時、「にっぽん」時間
[1013] 「にほん」標準時と「にっぽん」標準時の併記

[1010] Wikipedia の「日本標準時子午線」の記事は、 当初「にっぽん」としていましたが、 明石市立天文科学館の文書 (『「子午線のまち・明石について」考えよう!』(副教材)、明石市立天文科学館、2009年) を出典に「にほん」に変更されました >>1011

[1019] 大東亜戦争時代のシンガポール (大日本帝国南方占領地昭南特別市) では、英語日本Japan ではなく Nippon と表記していました。当時の新聞には「Nippon standard time」や「Nippon time」 のような表現が見られました >>1020, >>1021


[51] tzdata (とそれを採用する多くの OSプログラミング言語など) では、 Asia/Tokyo という識別子が割り当てられています >>159

[245] ただしこの識別子は、過去に実施された夏時刻制 (>>11) や標準時実施以前の東京地方時も含んだものですから、 厳密には「中央標準時」とは異なります。

[191] 時間帯を選択させるソフトウェアUI などでは、 「東京」、「東京大阪」、「東京ソウル」、 「東京 (標準時)」などと表記されることがあります。

[193] 歴史的経緯を無視すれば日本標準時韓国標準時などと同じですが、 ひとまとめにすると政治的に問題視されることもあり >>192、取り扱い注意です。

変遷の概略

[473]

t
時期
石垣
石垣
那覇
那覇
長崎
長崎
竹島
竹島
大阪
大阪
京都
京都
小笠原
小笠原
南鳥島
南鳥島
東京
東京
岳温泉
岳温泉
札幌
札幌
豊原
南樺太
択捉
北方四島
千島
その他の千島国
t
東京
+09:19:01
京都
+09:03
t
東京
+09:19:00.5
京都
+09:03
大阪
+09:01:55
t
東京
+09:19:00.5
京都
+09:03
札幌
+09:25:31
大阪
+09:01:55
t
東京
+09:19:00.5
京都
+09:03
札幌
+09:25:31
大阪
+09:01:55
長崎
+08:39:29
t
東京
+09:19:01.13
京都
+09:03
札幌
+09:25:31
長崎
+08:39:29
大阪
+09:01:55
t
石垣
+09:00
那覇
+09:00
京都
+09:00
東京
+09:00
択捉
+09:00
千島
+09:00
小笠原
+09:00
札幌
+09:00
岳温泉
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
t
石垣
+08:00
那覇
+09:00
京都
+09:00
東京
+09:00
択捉
+09:00
千島
+09:00
小笠原
+09:00
南鳥島
+09:00 ( 編入)
岳温泉
+09:00
札幌
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
t
石垣
+08:00
那覇
+09:00
京都
+09:00
東京
+09:00
択捉
+09:00
豊原
+09:00
千島
+09:00
小笠原
+09:00
南鳥島
+09:00
札幌
+09:00
岳温泉
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
竹島
+09:00 ( 確定)
t
石垣
+09:00
那覇
+09:00
京都
+09:00
東京
+09:00
択捉
+09:00
豊原
+09:00
千島
+09:00
小笠原
+09:00
南鳥島
+09:00
札幌
+09:00
岳温泉
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
竹島
+09:00
t
石垣
+09:00+10:00
那覇
+09:00+10:00
京都
+10:00
東京
+10:00
札幌
+10:00
岳温泉
+10:00
長崎
+10:00
大阪
+10:00
t
石垣
+09:00+10:00
那覇
+09:00+10:00
京都
+09:00
東京
+09:00
岳温泉
+09:00
札幌
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
t
石垣
+09:00+10:00
那覇
+09:00+10:00
京都
+10:00
東京
+10:00
岳温泉
+10:00
札幌
+10:00
長崎
+10:00
大阪
+10:00
t
石垣
+09:00+10:00
那覇
+09:00+10:00
京都
+09:00
東京
+09:00
岳温泉
+09:00
札幌
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
t
石垣
+09:00+10:00
那覇
+09:00+10:00
京都
+10:00
東京
+10:00
岳温泉
+10:00
札幌
+10:00
長崎
+10:00
大阪
+10:00
t
石垣
+09:00+10:00
那覇
+09:00+10:00
京都
+09:00
東京
+09:00
岳温泉
+09:00
札幌
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
t
石垣
+09:00+10:00
那覇
+09:00+10:00
京都
+10:00
東京
+10:00
札幌
+10:00
岳温泉
+10:00
長崎
+10:00
大阪
+10:00
t
石垣
+09:00+10:00
那覇
+09:00+10:00
京都
+09:00
東京
+09:00
岳温泉
+09:00
札幌
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
t
石垣
+09:00
那覇
+09:00
京都
+09:00
東京
+09:00
岳温泉
+09:00
札幌
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
竹島
+09:00
南鳥島
+11:00
t
石垣
+09:00
那覇
+09:00
京都
+09:00
東京
+09:00
岳温泉
+09:00
札幌
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
竹島
+08:30
南鳥島
+11:00
t
石垣
+09:00
那覇
+09:00
京都
+09:00
東京
+09:00
岳温泉
+09:00
札幌
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
竹島
+08:30+09:30
南鳥島
+11:00
t
石垣
+09:00
那覇
+09:00
京都
+09:00
東京
+09:00
札幌
+09:00
岳温泉
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
竹島
+08:30
南鳥島
+11:00
t
石垣
+09:00
那覇
+09:00
京都
+09:00
東京
+09:00
岳温泉
+09:00
札幌
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
竹島
+09:00
南鳥島
+11:00
t
石垣
+09:00
那覇
+09:00
京都
+09:00
東京
+09:00
小笠原
+09:00
南鳥島
+09:00, +10:00, +11:00
岳温泉
+09:00
札幌
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
竹島
+09:00
t
石垣
+09:00
那覇
+09:00
京都
+09:00
東京
+09:00
小笠原
+09:00
南鳥島
+09:00, +10:00, +11:00
岳温泉
+09:00, +08:00
札幌
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
竹島
+09:00
t
石垣
+09:00
那覇
+09:00
京都
+09:00
東京
+09:00
小笠原
+09:00
南鳥島
+09:00, +10:00, +11:00
岳温泉
+09:00, +08:00
札幌
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
竹島
+10:00
t
石垣
+09:00
那覇
+09:00
京都
+09:00
東京
+09:00
小笠原
+09:00
南鳥島
+09:00, +10:00, +11:00
岳温泉
+09:00, +08:00
札幌
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
竹島
+09:00
t
石垣
+09:00
那覇
+09:00
京都
+09:00
東京
+09:00
小笠原
+09:00
南鳥島
+09:00, +10:00, +11:00
岳温泉
+09:00, +08:00
札幌
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
竹島
+10:00
t
石垣
+09:00
那覇
+09:00
京都
+09:00
東京
+09:00
小笠原
+09:00
南鳥島
+09:00, +10:00, +11:00
岳温泉
+09:00, +08:00
札幌
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
竹島
+09:00
t
石垣
+09:00
那覇
+09:00
京都
+09:00
東京
+09:00
小笠原
+09:00
南鳥島
+09:00
岳温泉
+09:00, +08:00
札幌
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
竹島
+09:00
t
石垣
+09:00
那覇
+09:00
京都
+09:00
東京
+09:00
小笠原
+09:00
南鳥島
+09:00
岳温泉
+09:00
札幌
+09:00
長崎
+09:00
大阪
+09:00
竹島
+09:00
t
現所属
石垣
日本国
那覇
日本国
長崎
日本国
大阪
日本国
京都
日本国
小笠原
日本国
南鳥島
日本国
東京
日本国
岳温泉
日本国
札幌
日本国
t
tzdata
東京
Tokyo

中央標準時

[390] 日本中央標準時は、 UTC より時刻です。

[420] 日本明治維新により西洋との交流が盛んになった19世紀末から20世紀の初め頃にかけて、 ちょうど西洋でも交通通信の発達から日時システム (やその他度量衡制度) の国際標準化が進められるようになりました。 日本もそれに合わせて諸制度の改革が行われ、標準時が整備されました。

[6] 明治17年/1884年の本初子午線並計時法万国公会 (国際子午線会議, ワシントン) で英国グリニッジ天文台を基に本初子午線が決定されました。 本初子午線経度計算方及標準時ノ件はこの決定に基づく国内法で、 東経135度子午線の時刻を全国の標準時としました (明治21年/1888年1月1日実施) >>7

[391] この国際会議は、世界の本初子午線を統一し時間の基準を設けることを目的に、 米国大統領が各国代表を招いて開催しました。 日本からは東京大学菊池大麓教授が参加しています。 国内で対応を検討している明治16年の時点で、 グリニッジ子午線が有力候補であることやフレミング氏の時間帯の提案を踏まえて、 (グリニッジ)東経135度の時刻を日本の標準時とする案が出ています。 >>453, >>454, >>389

標準時も参照。

[392] グリニッジ子午線が本初子午線となり、 フレミング案の通り15度ごとに1時間の時差が設けられるとすると、 東経135度子午線が日本のほぼ中央を通ることになります。首都の東京時も標準時となり得ましたが、 東に偏りすぎています。135度子午線なら、千島と沖縄を除き、各地の地方時と30分以内の時差に収まります。 もし本初子午線が他の子午線となっていたら、これほど都合の良い標準時を設定できなかったかもしれません。

[439] 日本標準時の制定は、菊池大麓の他、 中央気象台長だった荒井郁之助の功績も大きかったといいます >>677。 その時期に荒井郁之助らによって日本各地の経度が測量されています。

[17] 勅令上は施行時刻は明記されていません。 しかし宮城旧本丸 >>1103日本各地で標準時施行を知らせるドン (大砲) などの特別時報が発せられており、新時刻 +09:00 におけるの開始が施行の瞬間と理解されていたものと思われます。

[318] tzdataAsia/Tokyo は、 (つまり +09:00 における0時) を境界としています >>159


[58] には標準時ニ関スル件が実施され、 従来の標準時は中央標準時に改称され、新たに西部標準時 (>>9) が導入されました >>8八重山列島宮古列島の標準時がこの時西部標準時に変わっています。

[380] 中央標準時との呼称は、東京大学西部標準時との区別のために提案したものの1つ (もう1つの案は内地標準時) でした (>>366)。

[60] 西部標準時が廃止され、中央標準時に統一されました >>59

[137] 南洋群島の標準時のうち、南洋群島西部標準時は、中央標準時と同じものでした。

[63] 夏時刻については >>11 を参照してください。

[421] 現在は中央標準時日本の唯一の標準時となっています。

[497] 国立国会図書館デジタルコレクション - 官報. 1886年07月13日 (大蔵省印刷局編) http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2944130/1

朕本初子午線經度計算方及標準時ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム

御名 御璽

明治十九年七月十二日

内閣總理大臣伯爵伊藤博文

内務大臣伯爵山縣有朋

陸軍大臣伯爵大山巖

海軍大臣伯爵西郷從道

文部大臣 森有禮

農商務大臣伯爵西郷從道

遞信大臣 榎本武揚

勅令第五十一號

一英國グリニッチ天文臺子午儀ノ中心ヲ經過スル子午線ヲ以テ經度ノ本初子午線トス

一經度ハ本初子午線ヨリ起算シ東西各百八十度ニ至リ東經ヲ正トシ西經ヲ負トス

一明治二十一年一月一日ヨリ東經百三十五度ノ子午線ノ時ヲ以テ本邦一般ノ標準時ト定ム

西部標準時

[9] 西部標準時は、明治29年/1896年1月1日 >>8 から昭和12年/1937年9月30日 >>59 まで、大日本帝国の西部地域で用いられていた標準時です。

[212] 次のように呼ばれることがあります。

[974] 西部標準時の呼称

[62] 東経120度子午線 >>8 の時刻で、 GMT よりも8時間進んでいました (+08:00)。夏時刻制が実施されたことはありません。

[64] 台湾澎湖列島八重山列島宮古列島に適用されていました >>8

[227] 関東州および満鉄附属地でも西部標準時が採用されていました (>>212)。 更に、満州国の標準時支那北京南京上海等を含む地域の標準時とも一致していました。

[586] 西部標準時実施中は沖縄県の区域の中に時間帯の境界があったことになります。 現代からみると不便そうに思えます (実際末期には不便だったようで廃止の理由の1つに挙げられています (大東亜の標準時参照))。 しかし同じ沖縄県とはいえ沖縄諸島先島諸島は距離がありますし、 明治初期には沖縄諸島先島諸島の間に国境を置く案すら清国と交渉が進められていたくらいです。 当時の交通通信の状況や庶民への時計の普及の具合では、 ここに境界線を引くことにそこまで大きな障害は無かったのでしょう。


[366] 帝国大学総長の濱尾新理科大学の協議をまとめ西園寺公望文部大臣に提出、 伊藤博文台湾事務局総裁に送付された文書は、次のように述べていました >>228

[381] 初代理科大学長だった菊池大麓に退き、 かわって山川健次郎理科大学長をつとめていました。 (山川は天文学者ではなく物理学者であり、議論に参加したかは不明。)

[378] 本案は台湾事務局委員の賛同を得て 勅令案が内閣総理大臣に提出され、 裁可されました >>228

[379] 当初勅令案には 「朝鮮王國所在ノ帝國諸官衙ノ標準時ハ西部標準時ニ依ル」 ともありました。しかし内地朝鮮国駐在官との連絡は便利になるとはいっても、 朝鮮国標準時となるわけではないので、 時期尚早であると台湾事務局で判断され、削除されました >>228


[588] 那覇で出版された八重山諸島に関する本は、 当時の諸島の様子を詳細に説明しているにも関わらず、時差時計への言及が一切ありません。 大正時代であっても、著者が島内で時刻について特筆するべきことを見出さなかったということになります。


[65] には西部標準時 +08:00 が廃止され、 旧西部標準時地域には中央標準時 +09:00 が適用されました。をもって とされました >>101

[98] 中央標準時への統合は、国内の時差の不便を解消することを目的としていました。 同時期に南洋群島満州国でも時差の解消が進められていました。

[499] 日本軍台湾駐在部隊は標準時改正に先立つ 中央標準時 +09:00 に移行していました >>498


[106] 大東亜戦争終戦後のには、 台湾総督府により台湾の標準時西部標準時 +08:00 に戻されています (>>103)。

この時標準時が改められたのは、台湾総督府管下、 すなわち台湾本島の他に澎湖諸島新南群島を含むと思われます。 台湾の標準時を参照。

[269] Shanks (2003 >>270) はから日本の一部地域を +08:00、それ以外の地域を +09:00 とし、それ以前を地方時としています。 これは最初の(中央)標準時の制定を見落としたもので、誤りです。


[572] に日本で出版された石原昌家 大密貿易の時代: 占領初期沖繩の民衆生活 >>571 は、第二次世界大戦の前に台湾与那国島西部標準時を用いていたとし、 石垣島との間に1時間の時差があったと述べています。 また、当時与那国島では腕時計も普及しておらず、 時差のことを記憶している人は少ないと指摘しています。

[573] 原文未確認ですが、本書が現地住民の証言に基づき執筆されているのであれば (そしてその記憶が正しいなら)、 公式な制度とは異なる実態があった可能性もあります。例えば、 西部標準時廃止前から沖縄諸島寄りの石垣島では中央標準時が非公式に用いられており、 台湾寄りの与那国島では西部標準時が用いられていた、 ほとんどの住民は時計を持たずそのような違いを意識しなかった、 ということもあるかもしれません。

[213] 第二次世界大戦終戦により西部標準時廃止されたとするもの >>397, >>576 もありますが、明確に誤りです。

[519] 1950年代の米国政府の地図を基に作られたのではないかと推測される地図 >>570 では、先島諸島+08:00、それ以外の南西諸島+09:00 で塗られています。

[521] 米国政府時間帯の図では、版から 版まで、 先島諸島 (尖閣諸島を含む。) が +08:00 で着色されていました。 版以降は +09:00 となっています。 >>520 版を元に描かれたという日本地図でも +08:00 になっています >>549

[522] Shanks (1991 >>150, 2003) は、 先島諸島各地を +08:00 としており、標準時改正が無かったものとして扱っています。 (Shanks (2003) では台湾の標準時中央標準時に統一されていないことになっています。)

[149] tzdata は、Shanks を出典に Asia/South_Ryukyu を1896年以来現在に至るまで +08:00 としていましたが、代表都市不明のため注釈にして保留にしていました >>150

[523] その後 tzdata石垣島を代表都市として Asia/Ishigaki という名前でこれを正式な項目としました。 tzdata を採用していた1990年代の OS などでは、これに対応する時間帯south Ryukyu Islands などとして日本本土と別に表示していました。 >>150, >>151

[525] UNIX USER 誌の連載記事ルート訪問記 >>524 を契機に奈良女子大学鴨浩靖 (かもひろやす) らの South Ryukyu Islands調査隊が事情を調査し、 西部標準時の誤伝であると結論付けて同誌上で報告しました >>150tzdata からも (1970年以後が異なる場合のみ収録するとの方針に反するとして) Asia/Ishigaki は削除されました >>150, >>151, >>152, >>526

[590] ブリタニカ百科事典地図は、時点で未だに先島諸島+08:00 に着色しています >>589

[580] 米国統治時代の先島諸島で、 +08:00 の旧西部標準時が復活していた (そして米国政府の地図はそれを反映していた) 可能性も、 無いとは言い切れません。 琉球の夏時刻制の記録が現在ほとんど見られないように、 初期の一時期のみの実施なら、現在それを語る人がいないとしても、不自然ではありません。 しかし、米国の地図以外にこの説を支持する材料はありません。 右側通行から左側通行への切り替えのように沖縄返還時の話題として取り上げられることがないので、 返還当時は既に +09:00 だった可能性が高いです。

[571] 大密貿易の時代: 占領初期沖繩の民衆生活 - 石原昌家 - Google ブックス () https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=hVNDAQAAIAAJ

22 ページ

台湾鬵圈內の与冒霸与那国鳥の諸特撖麵戦前、台湾と与那国島とは同一時間だった。 しかし与那国島から石垣島に行く場合は時計の針を一時間早めた。 つまり、与那国—石垣間には一時間の時差があった。両島間の距離は南北一二七キロ にしかすぎず、現在、時差はなくなっているが、台湾と沖縛とには依然、一時間の時差が ある。これは、戦前、与那国島も台湾同様、「西部標準時」を使っていたからである。 この事実を知っているひとは与那国出身といえども数少ない。戦前、腕時計を持ち歩いていたひと は限られているからである。崎原永著氏(一九二-一卩大正一一年生。沖純療育園長)の

[574] 与那国島民の台湾テレビ電波による東京オリンピック視聴の意味考察 (坂田謙司) http://www.ritsumei.ac.jp/ss/sansharonshu/assets/file/2012/48-2_02-02.pdf#page=13

例えば,戦前には与那国島 と台湾は同一時間帯であり,石垣島とは1時間 の時差があったという点からも,同一生活圏に あったことがわかる42)

42) 石原昌家『大密貿易の時代−占領初期沖縄の民衆生活−』晩声社,1982,p22。

[1050] 日本統治時代から台湾には時差がありましたか? - 歴史 解決済み| 【OKWAVE】 (2017-11-23 23:01:52 oska2 ) https://okwave.jp/qa/q9400478.html

奄美諸島・琉球列島とともに、東京の標準時間よりも1時間の時差が存在しました。

が、戦時体制になるに従って東京の標準時間に統一されました。

軍部としては、二重の時間は作戦上面倒だったのでしよう。

[1051] 奄美諸島から台湾まで +08:00 だったと主張しているが、 そのような事実はない。

標準時の統一

[138] 大日本帝国領土が拡大した場合、 当初は現地の経度に基づく標準時が用いられていましたが、 時差による混乱も多かったらしく、中央標準時へと統合されてゆきました。

これは経済的な結び付きが強まるにつれて周辺の満州国中華民国南京国民政府にも波及しました。

更には大東亜戦争によって南洋各地へも中央標準時が広がっていき、 事実上の大東亜の標準時となっていました。

夏時刻制

[126] 欧米で実施されている夏時刻を導入するべきとの提案は、 欧米での開始直後から現在まで度々行われています。

[11] 第二次世界大戦の停戦後、 旧大日本帝国の多くの領域では夏時刻制が導入されましたが、 生活習慣に合わないなどの理由でいずれも数年で廃止されています。

大日本帝国における夏時刻導入論

[514] 欧米での夏時刻制実施を受けて、日本国内でも同様の夏時刻を実施するべき、 あるいは日本夏時刻制度を創設するべきといった議論が行われました。 しかし賛成派が主流となることはなく、ついに実施には至りませんでした。

[24] の学会誌天文月報では、 欧州夏時刻実施が曙光利用法案として紹介されています >>713。紹介者はかなり批判的で、科学者を無視して愚策を実施している >>713と怒ってすらいそうですが、 次号では一応賛成意見も紹介しています >>26日本科学者も賛否両論だったのでしょう。 この当時はその他にも夏時日光利用法案夏時法夏期時刻といった訳語が用いられていた >>5 ようです。 summer time 系統と daylight saving time 系統の語がどちらも同時に輸入され、 それぞれもまたどう翻訳するべきか決め兼ねていた様子が見て取れます。

[711] 平山清次の講演で、 1時間ずつ一度に変更するのではなく、短時間ずつ徐々にずらしていく方式を日本で採用することを提案しました >>712, >>715, >>716, >>717夏時刻は (天文台夏時刻に対応さえすれば) いつも通りに時報に合わせて時計を調整するだけで実現可能であり、 (暦法改良度量衡統一と比べて) 大した負担はないと認識していました >>712

[718] この時期にかなり短期間で欧米のほぼすべてで夏時刻が導入され、 平山清次文明国でまだ導入していないのは日本だけだと煽っています。 21世紀にも G8 の中で夏時刻を用いないのは日本だけであり、導入するべきだと主張する人がおり、 なかなか興味深い。

[438] には、 関東州商人夏時刻の実施を提案していました。


[708] 昭和3,4年頃には、鳩山一郎が提案していたようです >>508, >>353, >>706。 本人が内閣書記官長時代に提案したと語っています >>508 が、 鳩山一郎-内閣書記官長を務めていました。

[1277] 日本政府内閣書記官長鳩山一郎は、 定例事務次官会議においてサンマー・タイム +11:00 を実施することを提案しました。 参加した事務次官は「大体これに賛成」し (黒田英雄大蔵次官のぼやきが新聞に掲載されていますが、 積極的反対ではなかった模様。)、各省で調査して第2回会議を行い、 新しい法令に基づきから実行することを目指していました。 >>1274

[1278] 当時既に米英で導入されていた夏時刻日本にも導入し、 「早起き早寝主義」で節電にもなるとされていました。 鉄道当局も賛同していましたが、 警視庁は市民にとって不便だとして「極力大反対」 していました。 電力当局は節電効果に疑問を呈していました。 その他新聞には2時間という点に反対する工場従業員の声や、 十分な検討が必要だとした三井物産のコメントが掲載されていました。 >>1274

[1275] 後世の文書は笑いものにされた >>353 としているものもありますが、本人談 >>508 ではそこまでひどい扱いをされたような感じでもありません。夏時刻の提唱者が当初馬鹿にされたという逸話は外国にもあるようで、 まったくあり得ない話でもありませんが、要職についている鳩山の真面目な提案が、 公然と嘲笑されるとは考えにくいものです。

[383] しかしまあ現代でも低俗なマスメディア安倍晋三麻生太郎のような現職の総理大臣を低能だなどと人格攻撃していますから、 当時もそういうことはあったかもしれません。
[1276] ところが東京五輪のための夏時刻導入を巡る森喜朗安倍晋三の動きを見ていると、 そうした気持ちもわかってきますし、 実際 Twitter などでは公然と嘲笑、というか呆れられる事態になっております。

[158] 田中義一内閣満州某重大事件の影響で内閣総辞職しました。 鳩山一郎内閣書記官長辞職し、 夏時刻実施は頓挫しました。


[512] には、 学会誌夏時刻について各界関係者が賛否両論を述べていました >>508

[683] 国会で、東京交通労働組合飯塚愛之助が15年ほど前 (つまり頃) にサムマー・タイムを主張していた >>682 と証言しています。


[709] 京都帝国大学山本一淸内閣通年夏時刻 +10:00 の実施を提案していました。 >>417。 (時点では反対していた >>508 ようですがw)

[1281] 日本政府大蔵次官石渡荘太郎は、 夏時刻の実施を提案しました。 しかし各方面からの反対で実現しませんでした。 >>1279


[1285] 第二次世界大戦欧州戦線では、 英仏両国が夏時刻期間を延長し、 敵対する独国夏時刻を導入するなど、 戦時夏時刻体制に移行していました。

[714] 、資源節約のために夏時刻の導入が検討されたものの、 実施には至らなかったといわれています >>667

[1282] 日本政府次官会議は、 から夏時刻 +10:00 を実施することとし、 各省・法制局で研究することとしました。 節電目的のもので、 「今後の研究の中心」は鉄道のダイヤや法令商取引上の取扱いであると報道されました。 >>1279

[1286] には議案が提出されました >>1270

[1987] 天文学者平山清次は、 読売新聞において、 以前 (>>711) から主張していた漸進的な夏時刻への切り替えを提案しました。 1日当たり1分で60日で合計1時間、あるいは90日かけて合計1時間半の時間を進めるというものでした。 欧米では鉄道の連絡が複雑で発着時刻變更が困難であるが、 本方式なら実現可能であり、日本が率先して採用するべきだと主張しました。 学術分野では世界時を使えばよいと考えていたようです。 >>1986

[1989] 京都帝国大学天文学者山本一淸は、 平山の提案手法では学者や交通・通信関係者などの混乱は避けられないとし、 「“標準時變更法”といふ新方法」すなわち通年夏時刻への見解を質しました。 >>1986

[1289] 京都帝国大学天文学者山本一淸は、 日光節約のための標準時變更 (通年夏時刻) が世界の趨勢であり、 時局に鑑み早急に実施するべきと主張し、 日本政府は優柔不断だと批判しました >>424

山本は満州国中華民国通年夏時刻 +09:00 を導入するべきと主張していました (そして実現しました)。大東亜の標準時を参照。

[1985] 日本政府鉄道省は、 24時間制を採用しました。 省鉄のみならず、 私鉄鉄道以外の業界にも採用が広がっていきました。

24時間制参照。

[1299] 帝国議会には、 本初子午線東京に変更するべきとの請願が提出されました。 しかし影響が大きすぎるとして採用されませんでした。

[1288] 読売新聞は、 毎年提案される夏時刻が今年は提案されないとし、 「米英流」である夏時刻は時計の針を進めて自分に嘘をつくもので、 時代遅れで空虚だと痛烈に批判しました。 >>1287


[744] 新聞報道によると、 軍需省電力小委員会は、夏季時間制度の導入を含む提言書を提出しました >>745


[419] 台湾満州支那香港では第二次世界大戦頃に中央標準時(相当)を標準時に採用しており、 これは夏時刻を通年採用したものと捉えることもできます。

[302] 第一次世界大戦から第二次世界大戦の間に欧州夏時刻は普及し、 アジアでも複数の地域で採用されていました。中国大陸でも都市によっては実施されています。 日本夏時刻GHQ の指示によるものと言われていますが、 日時度量衡の世界的な標準化と改良は当時の時代の流れでしたから、 第二次世界大戦が起こっていなければ日本でも国内からの提案で夏時刻制度が実施されていた可能性はあります。

[1758] その一方で、 国民にありとあらゆる犠牲を含む戦争協力を求めた第二次世界大戦中にあっても、 関係各局で度々提案された夏時刻が実施されなかった (できなかった) ということは、 夏時刻の実施のハードルがそれだけ高かった、 あるいは十分なメリットがみられなかったとも受け取れます。

[1759] 例えば厳しい灯火管制が敷かれた状態の方が、 夏時刻を導入するより照明のための消費電力が少なかったのかもしれません。

[1964] ところで、西部標準時地域や外地をどう扱おうとしていたのか、 山本の提案以外は言及していません。 自然に考えれば西部標準時地域も同様に1時間ないし2時間加えるのでしょうが、 西部標準時廃止後は地方時と2時間ないし3時間の時差が生じてしまうことになり (せっかく統一したのにまた分割するということもないでしょう)、 大変不便になったことでしょう。 満州国日本から強い要請があれば同調したでしょうが (同調しない場合関東州は難しい判断を迫られそうです)、 現に夏時刻実施で諸勢力の足並みが揃わなかった中華民国は、 地理的にかなり無理のある日本夏時間に合わせるのは難しそうで、 日満支経済ブロックのせっかくの標準時統合が水の泡となってしまうところだったかもしれません。

[1965] 大東亜戦争の開戦後に至っては、 南洋各地に展開する日本軍軍用時中央標準時でしたし、 南方占領地+09:00標準時として採用した地域もありました。 中央標準時はもはや事実上の大東亜の標準時となっていました。 内地の都合で夏時刻を実施したところで、 大東亜全体がそれに追随した (できた) とも思えず、 軍にも少なからず混乱がもたらされたはずです。

[508] 夏期時制是非, 天界 (, ) http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/161975/1/tnk000134_223.pdf

文部大臣 鳩山一郎氏

私は田中内閣の書記官長時代に, 何かの本でサンマ・タイムのことを知り, 日本でも實施したらどうかと考へ, つぎの次官會議へ僕から提議したもので す. すると, 皆もそれはよい事で, 一つ調べて見てはといふ事になり, まづ 鐡道方面の調査を初めようといふ段になって内閣がつぶれたゝめ自然消滅に 終つたことがありました. サンマ・タイムを實施するとして,一番簡單なの は學校ですが, やるからには各方面とも連絡をとって行きたい.

[353] 横溝正史事典 ( 版) http://homepage2.nifty.com/a-to/jiten.htm

特別夏期時間、夏季の間、1時間づつ時計を進めて、早朝の涼しい間を利用して仕事の能率を上げようとする制度。昭和3年書記官長の鳩山一郎が提言したが笑殺された。

[706] 日本にサマータイムは必要なの? | ログ速@2ちゃんねる(net) () https://www.logsoku.com/r/2ch.net/geo/1116383587/

61 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2005/12/17(土) 13:10:07 ID:k9bD+vxA [1/1回]

1929/06/27,昭和4/06/27

鳩山一郎がサマータイムの7月実施を提案する。

[667] サマータイム(サマータイム)とは - コトバンク (ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,知恵蔵,朝日新聞掲載「キーワード」,デジタル大辞泉,百科事典マイペディア,人事労務用語辞典,ワイジェイFX用語集,デジタル大辞泉プラス,大辞林 第三版,日本大百科全書(ニッポニカ),世界大百科事典内言及著, ) https://kotobank.jp/word/%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0-69722

日本は1940年(昭和15)燃料節約のうえから問題にされたことがあったが立ち消えとなった。

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)

昭和のサンマータイム

[317] 日本本土では、 からまで、 中央標準時 +09:00 を1時間進めた夏時刻 +10:00 が実施されました。

[43] 米国支配下の琉球では、 からまでに夏時刻 +10:00 が実施されました。

詳細は昭和のサンマータイム

再導入論

[600] 夏時刻が一旦廃止された後、しばらく再導入を主張する者はいなかったようです。 再び夏時刻賛成派が目立つようになったのが石油危機でした。 その後資源節約ゆとり地球温暖化防止、 京都議定書目標達成、 東日本大震災後の電力不足対策、 東京五輪働き方改革時代に応じて少しずつ主張をすり替えながら、 根強く実施を狙い続けています。

[908] 何度か政府の委員会や国会議員の会合で取り上げられ、 法案提出直前までこぎつけたこともありましたが、 結局いずれも色々な理由でフェードアウトしているようです。

[796] 21世紀に入ってからは、 本来の夏時刻の即時導入は難しいと判断したのか、 夏季営業時間制を日本版サマータイムなどと呼称して小規模な実証実験を繰り返し、 賛成派を増やそうとしているようです。 案の定時差出勤と本来の夏時刻が混同され、 議論が混乱しているようです。

[895] 政財界報道では賛成意見ばかりが目立っていますし、 世論調査でも賛成する国民はどんどん増えていっていることになっています。 20世紀末の fj では賛否両論のように見えますが、 21世紀のブログ2chスラッシュドットTwitter のような Web 上の国民の意見は、反対が上回っているように見えます。 声の大きな賛成派と国民との意見の乖離が、 順調なはずなのになぜか導入が進まない原因なのかもしれません。

[1101] 平成夏時刻推進運動の構図

1970年代 (石油危機)

[821] 石油危機の折夏時刻の実施が提案されました。

[797] 石油危機以前に日本夏時刻の再実施を主張した者がいたのかは不明です。 しかし21世紀夏時刻賛成派につながる流れの源泉は、 石油危機のようです。

[1076] 第一次石油危機の折、夏時刻実施の「機運が生じた」 >>1073 といいます。

[1067] の記事によると、 日本政府通商産業大臣諮問機関産業構造審議会 (会長は経団連会長の土光敏夫) の総合部会 (部会長は東京大学名誉教授有沢広巳) は報告書産業構造ビジョン実現のために: 持続的成長への課題と産業政策の方向 >>1065 をまとめ、 田中龍夫通商産業大臣に提出しました。 本報告書では、「省エネルギ体系化の試案」の1つとして、 「サマータイム」が挙げられていました。 >>1066

[866] 日本政府省エネルギー・省資源対策推進会議石油消費節減対策の推進についてにおいて、 夏時刻の実施が検討項目に挙げられました。

[864] 日本政府通商産業大臣江崎真澄は、国会で、 資源節約のため検討しているが効果は薄そうだとの見解を示しました >>863

[867] 、 再び夏時刻の実施が検討されました。

[2111] の報道によると、 日本政府内閣総理大臣大平正芳は、 から5月から9月末までの夏時刻 +10:00 を実施することを指示しました。 実施前に世論調査を行うこととしました。 >>2112

[869] 総理府世論調査では、 賛成が 42.2%、反対が 35.0%、わからないが 22.9% でした >>868, >>1073。 そのため夏時刻実施の機運は熟していないと判断されました >>1073

[865] 結局日本では実施されませんでしたが、 諸外国では石油危機対策の資源節約を理由に夏時刻を実施した例がいくつかありました。 石油危機
[863] 衆議院会議録情報 第087回国会 商工委員会 第13号 (昭和五十四年五月八日(火曜日) 午前十時三十七分開議 ) http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/087/0260/08705080260013c.html
渋沢委員

サマータイムについての法制化について何か検討があるように伝えられていますけれども、具体的に何かそういう検討の用意があるのかということを含めて、最後にお尋ねいたしたい。

江崎国務大臣

サマータイムにつきましては、週休二日制などと同様にいま前向きに検討しておりますが、ただ、サマータイムは、エネルギー節約という面から言うと、ムードづくりにはなるかもしらぬが、さまで大きな効果は上がらないというのが関係者の一致した見方のようであります。

1990年代 (ゆとり時代)

[1077] 石油危機が去ったことで夏時刻の議論も一度は収まったようですが、 地球環境問題への関心の高まりから、再び省資源の手段としての夏時刻導入が謳われるようになりました。 ちょうど時を同じくして労働時間削減、時短による「ゆとり」 の享受に社会的関心が向けられていました。かつて夏時刻は労働強化を伴うとの激しい反発で廃止に至りましたが、 夏時刻推進者らは夏時刻により「ゆとり」が創出されるとの正反対の理論を構築し、 世論の支持を集めようとしたようです。

[870] 日本政府経済審議会国民生活部会報告で夏時刻実施が提案されました >>868

[871] 日本政府省エネルギー・省エネルギー資源対策推進会議夏期の省エネルギー対策夏時刻実施が提案されました >>868

[1075] 財団法人省エネルギーセンターサマータイムの検討委員会が設置されました。 中上英俊らが関わっていました。 >>1073

[1086] 中上英俊夏時刻導入派の中心人物の一人であり、 に至っても未だに夏時刻導入を主張している >>1085 ようです。

[820] 日本政府国民生活審議会総合政策部会余暇・生活文化委員会報告書、 総合エネルギー調査会総合部会中間報告、 総合エネルギー調査会省エネルギー部会中間報告で夏時刻実施が提案されました >>868

[889] 日本政府地球温暖化防止行動計画は、 「二酸化炭素排出の少ないライフスタイルの実現」のため夏時刻を検討するとしました >>885

[890] 日本政府環境白書は、 「省エネルギーによる環境負荷軽減策の1つとして、二酸化炭素の排出量の抑制に資する社会制度導入」 を挙げ、夏時刻の検討に触れました >>885

[791] 世論調査では、 賛成とどちらかといえば賛成が 35.2%、 反対とどちらかといえば反対が 30.5%、 わからないが 34% でした >>664, >>868

[1111] 日本政府通商産業大臣武藤嘉文は、 省エネのため夏時刻実施が必要だと述べました >>1112

[1078] 財団法人省エネルギーセンター社会制度面調査 (サマータイム) 委員会報告 サマータイム制度に関する調査報告書 が提出されました。 >>1073

[872] 日本政府の新経済計画「生活大国5カ年計画」は、 「省エネルギーの促進や国民の余暇活動の増進を図るため」 夏時刻を検討するとしました >>868

[873] の調査では、 賛成が 43%、反対が 34%、わからないが 23% でした >>868

[874] 日本政府通商産業省資源エネルギー庁長官私的諮問機関サマータイム制度懇談会が設置されました >>868, >>904に第1回会合が行われました >>1112

[1181] サマータイム制度懇談会には 中上英俊原英史が参加していました >>1174

[1180] この頃 (より20年ほど前) の政府の委員会では、 東日本のみ夏時刻または通年夏時刻を実施することも提案されましたが、 国内で時差が生じるのは不便であるとして支持を得られなかったようです >>1175, >>1174

[13] 日本政府総合エネルギー調査会基本政策小委員会中間報告で夏時刻実施が提案されました >>868

[875] 財団法人省エネルギーセンター社会制度導入に関する調査研究(サマータイム)委員会報告書 サマータイム制度に関する調査報告書 ―― ゆとりと豊かさが実感できる環境調和型の新しいライフスタイルの実現に向けてが提出されました。 >>868, >>1073 。 これは通商産業省環境庁経済企画庁の合同で再編された研究会で、 茅陽一が委員長、木元教子が副委員長、 中上英俊が取りまとめを担当したといいます >>1174

[1079] 社団法人スポーツ産業団体連合会株式会社余暇開発センター日本版サマータ イムスタイルに関する調査研究を、 財団法人社会経済生産性本部日本のゆとりとサマータイムを考える ―― わが国におけるサマータイム制度の導入に関する意見調査・報告書を、 日本労働組合総連合会サマータイムに関するアンケート結果を提出しました >>1073

[905] 通商産業省資源エネルギー庁サマータイム制度懇談会サマータイム制度懇談会報告書を提出しました。 >>1073, >>1112

[822] 日本のゆとりとサマータイムを考える会が設立されました >>904高原須美子が会長 >>818, >>293深海博明が代表幹事 >>293 でした。 冊子みんなで話してみようサマータイム制度を発行していました >>904

[854] 高原須美子経済企画庁長官を務めていました。 石原慎太郎とも親しかったといいます。

[858] 資源エネルギー庁サマータイム制度懇談会報告書として サマータイム制度に関する提言を公表しました。

[886] 連合 (日本労働組合総連合会) が サマータイムに関するアンケートを実施しました >>885

[1095] 頃に警察庁で勤務していた森川浩平は、 通産省から夏時刻法案に関する協議があり、警察庁の担当者となりました。 夏時刻制に懐疑的だった森川は、庁内各局の業務への悪影響を説き、 警察庁夏時刻反対にまとめました。 また、夏時刻導入により交通事故が減少するとの通産省の主張に対し、 通産省の主張するレジャー外出者の増加に伴い交通事故は遥かに増加するはずだと警察のデータを使って反論しました。 森川ら警察庁の担当者は説明に来た通産省の担当者と「取調室のような狭い会議室」 で徹底的に議論したといいます。交通事故が減少するとの主張を通産省は取り下げたようです。 (が数年後に推進派はこっそりまた主張に含め出しました。) 森川は、他の省庁でも同様の反対があっただろうと推測していました。 >>1094

[1040] 1996年版の書籍によると、 資源エネルギー庁から、 5月 - 9月に夏時刻を実施することを検討していた >>1037 といいます。

[1080] 財団法人社会経済生産性本部日本のゆとりとサマータイムを考える会は、 太陽の恵みを生かす社会システムの提唱を提出しました。 >>1073

[891] 通常国会時に参議院法制局夏時刻法案を作成しました >>885

[801] 参議院サマータイム制度研究議員連盟が設立されました >>868, >>885自民党田沢智治が代表世話人を務めていました。 遅くてもには夏時刻を実施したいとの資源エネルギー庁の意向により法案の準備が進められ、提出された場合成立する可能性が高いとの報道もありましたが、 結局提出されませんでした。

[1182] 日本政府時刻制度を所管する官庁が存在しないため、 議員立法で進めるべきと考えられたため議連で進めることになったといいます >>1174

[876] の調査では、 賛成が 47%、反対が 30%、わからないが 23% でした >>868

[906] この時期の夏時刻導入案は、 通商産業省資源エネルギー庁外郭団体省エネルギーセンターに設置されたサマータイムとゆとりを考える国民会議が主導していました >>904


[1149] 日本テレビ局 TBSアナウンサーだった 下村健一の朝7時直前のテレビ番組夏時刻実施により となるというエイプリールフール冗談を述べたところ、 テレビ局に苦情が殺到する騒ぎとなりました >>1150。 これが正確にいつの出来事なのか不明ですが、 Wikipedia >>1151, >>1152 に掲載された情報によれば、該当しそうなのは JNNおはようニュース&スポーツ頃です。

[1150] 「神風を信じていた頃と変わっていない」下村健一氏が報道の現場で感じた恐怖 - ログミー (2015年12月14日のログ ) https://logmi.jp/154159

「エイプリルフール事件」というんですが、ちょうどある年の4月1日に私は朝6時半から7時までのニュース番組のキャスターをやっていました。

オープニングのフリートークのところで、4月1日だったので「さて、4月1日から日本もいよいよ夏時間になりますね。この番組が終わった7時の時報と同時に、時計の針は8時ということになります」とポロッと言った。

その後30秒くらいスポーツキャスターが別のことを言ってからもう1回僕に戻ってきたときに、「そしてもう1つ。今日4月1日はエイプリルフールです。さっきのようなジョークにはみなさんひっかかりませんように」と言ったんですね。

そしたら、30分の間に全国の系列局、北海道放送から琉球放送まで抗議の電話が鳴りっぱなしになってしまいました。要するに信じた人たちからの問い合わせや、「今まで何十年もJNNの報道は信じてきたけども今日から信じない」とか。

先輩たちが営々と築いてきた信頼を一瞬で打ち砕いてしまったんですね。サブ(副調整室)の部屋から何回も「もう1回訂正しろ」「もう1回謝れ」ってメモがきて、30分間に何回訂正したかわからないんですが。 「今から刺し違えに行くから玄関で待ってろ」なんて電話もきましたし。「俺たちは情報は鵜呑みにしてるんだ。バカにするな!」ってよくわかんない電話もありました(苦笑)。 しばらく私は「ミスターサマータイム」って呼ばれてましたけどね。

20世紀末 (地球温暖化対策)

[423] これまでの日本政府夏時刻推進は資源エネルギー庁が中心となっていました。 そもそも資源エネルギー庁石油危機対策のため設置されましたから、 その対策の夏時刻導入は悲願だったのかもしれません。 しかしになると上位組織の通商産業省や、 環境庁へと中心が変わってきたように見えます。

[878] 日本政府温暖化対策関係審議会合同会議総合エネルギー調査会需給部会中間報告夏時刻が提案されました >>868

[877] 地球温暖化対策推進本部幹事会は、 地球環境と夏時間を考える国民会議設置を決定しました >>885日本政府地球温暖化対策推進大綱を決定し、 地球環境と夏時間を考える国民会議を設置して夏時刻制度を検討することが盛り込まれました。

[893] 慶應義塾大学大学院教授茅陽一座長とし、 経済企画庁環境庁通商産業省を幹事とする地球環境と夏時間を考える国民会議は、 約1年かけて各界関係者からの意見を聴取し、 に最終報告書を提出しました。 報告書は、約2年の準備期間の後、 4月の第1日曜日から10月の最終日曜日に夏時刻を実施することが望ましいとしました >>415

[578] この会議は夏時刻への反対意見も受け付けながらも十分な検討がなされず、 夏時刻導入ありきで議論が進められているとの批判もありました >>550

[894] には、総合エネルギー調査会需給部会中間取りまとめも決定されていました >>885

[627] 総理府世論調査では、 賛成が 53.9%、反対が 25.3% で初めて賛成が過半数となりました >>664, >>415

[1081] 日本のゆとりとサマータイムを考える会監修財団法人社会経済生産性本部制作した 15分の動画おいしい夏時間が教育機関に配布されたようです >>1072

[575] には、 にも夏時刻法案を提出するべく準備が進められていたと新聞で報道されたようです >>550

[410] 日本のゆとりとサマータイムを考える会事務局である財団法人社会経済生産性本部 (会長亀井正夫) は、 全国の地方自治体首長のアンケート結果を発表しました。 それによると、「9割近くが賛成」であり、うち「大いに賛成」が 23.5%、 「条件付きで賛成」が 63.7% でした。回収率は 46.0% でした。 >>293

[1058] しかし新聞報道によると、 「政府首脳」は国民会議報告書に関して否定的な立場を表明し、 政府として2001年実施を目指しているわけではないと述べました >>1057閣僚懇談会では、 真鍋賢二環境庁長官堺屋太一経済企画庁長官与謝野馨通商産業大臣が賛成意見を示したものの、 他の閣僚が慎重意見を表明しました >>1057。 「政府首脳」の見解と閣僚懇談会の内容が入り混じりつつ 「政府首脳」の見解を見出しに取り上げた、 情報の整理としてはひどい記事ではありますが、 おそらく「政府首脳」は政府内で強い影響力を持つ人物で、 夏時刻実施に向かう可能性は低いと記者は判断したのでしょう。

[1059] なお川崎二郎運輸大臣国際線発着時間調整に2年は必要だと指摘したようです >>1057。この記事では当時の川崎の賛否は読み取れませんが、 川崎は後に夏時刻推進の中心人物となっています。

[912] 頃、 夏時刻導入は見送りとなったようです >>911

[900] 環境庁経済企画庁通商産業省地球環境とライフスタイルに関する世論調査では、 賛成が 60% (賛成 13.5%、条件が整備されれば賛成 46.2%)、 反対が 20%、 わからないが 20% でした。回収率は 67.3% でした >>898

[887] 財団法人余暇開発センター新エネルギー等導入促進の基礎調査報告書~地球環境とライフスタイルに関する調査夏時刻を扱いました >>885

[910] 鹿児島大学天文学者森本雅樹は、 鹿児島での経験から経度差が大きな全国一律の夏時刻の実施は不適切であるとし、 反対活動を展開しました。討論会などで市民の意見を集め、 賛成派は実生活の不便を無視して強引に進めようとしていると非難しました。 >>1034, >>904, >>909

[422] 大阪市立科学館Yoshiya WATANABE は、などの文化への影響を懸念すると共に、 大阪市立科学館星を見る会が夜遅い時刻となるため中止を検討していると書いていました >>416

[418] の年初、中央省庁再編により経済企画庁は消滅し、 内閣府に引き継がれました。環境庁は格上げされ環境省となりました。
[1037] () http://katsu.watanabe.name/ancientfj/article.php?mid=1996Mar18.092519.1257%40sfc.keio.ac.jp

<サマータイム>(引用:知恵蔵1996 921p) 資源エネルギー庁は95年から5~9月に実 施する方向で検討に入っている。

[1157] 地球環境ワーキング・グループ報告書 平成10年4月20日 - 内閣府 () http://www5.cao.go.jp/98/e/19980622e-keishinkankyou.html

地球環境ワーキング・グループ委員名簿

座長 深海 博明 慶應義塾大学経済学部教授

槌屋 治紀 システム技術研究所所長

中上 英俊 住環境計画研究所所長

伴 金美 大阪大学経済学部教授

サマータイム制度の導入も、省エネルギーについてのアナウンスメント効果等によって、人々のライフスタイル・社会意識の変革の契機になるものと考えられる。

[1057] 夏時間制度導入: 否定的な立場を明らかに--政府首脳 (1999年5月14日 ) https://web.archive.org/web/20001203142100/http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/199905/14/0515m118-100.html

政府首脳は14日、政府の「地球環境と夏時間を考える国民会議」(座長、茅陽一・慶応大大学院教授)がまとめたサマータイム制度導入を求める報告書に関して、「私は手放しでは喜べない。政府として2001年度実施をめざしているわけではない」と述べ、導入に否定的な立場を明らかにした。同日の閣僚懇談会では、推進論と慎重論が飛び交い、導入には閣僚にも抵抗があることが浮き彫りになった。

政府首脳は「戦後の一時期、唐突に実施されて国民が混乱した苦い経験がある。私自身、暗いうちから勤めに出かけ、疑問を感じた」と自らの体験を披露。「日本は南北に長いのに、全国一律に実施して大丈夫なのか」と指摘し、「地球温暖化防止策の選択肢の一つではあるが、(世論は)まだ賛否両論までも行っていない」との認識を示した。

閣僚懇では、担当の真鍋賢二環境庁長官が「地球温暖化対策になり、大量生産・大量消費社会の転換にもなる」と導入の意義を説き、「明るい時間の有効活用によって、人々の行動の選択肢拡大をもたらす」(堺屋太一経済企画庁長官)「家庭などでの一層の省エネルギーに役立つ」(与謝野馨通産相)などの賛成意見が出された。

これに対し、関谷勝嗣建設相は「(世論調査で)賛成が50%を超えたというが、問題点を考えれば50%では少ない。大いに議論すべきだ」と国民理解の不足を指摘。野田毅自治相も「環境にプラスという前提で聞けば、賛成は5割を超えるが、それだけをよりどころに導入するのはいかがなものか」と疑問を投げ掛けたほか、甘利明労相は閣議後の会見で「マイナス面が議論されていない。もっと議論した方がいい」と、導入すれば労働力強化につながるとの懸念を示した。

また、川崎二郎運輸相は「導入するには、国際航空路線の発着時間の調整に、少なくとも2年は必要だ」と技術的課題もあることを提起した。 【伊藤 智永】

[1072] 環境学習教材 () http://eco.pref.yamaguchi.jp/study/network/kyozai_vhs08.htm

ビデオテープ(VHS)

おいしい夏時間(15分) サマータイム制度(夏時間)はどのようなものか、その仕組み、導入の目的、メリットなどについてわかりやすく紹介している。 H10 監修:「日本のゆとりとサマータイムを考える会」 制作:(財)社会経済生産性本部

2000年代前半 (サマータイム議連)

[1063] 新聞報道によると、 環境省は2003年から夏時刻を実施する方針を決めました。 4月第1日曜日から10月最終日曜日まで1時間進めることを温暖化ガス削減に関する法案に盛り込むことを検討していました。 経済産業省などとも夏時刻導入を目指すことで一致していました。 >>1062

[787] には、国会環境大臣川口順子夏時刻導入を推進すると述べました >>653。しかし具体的な方策には言及しませんでした。

[792] 内閣府世論調査 地球温暖化防止とライフスタイルに関する世論調査 >>897 では、 賛成が 50.9%、反対が 28.8% でした >>664, >>654。 わからないが 20% でした >>868

[789] 国会環境副大臣風間昶は、 環境省夏時刻導入を検討しているものの、 国民の理解が不十分であり時間をかける必要があると述べました >>654

[601] 財団法人社会経済生産性本部生活構造改革フォーラムを設立しました。 茅陽一木元教子が代表となりました。 この団体は、 「日本人の生き方、暮らし方、働き方を見直す突破口としてサマータイム(夏時間制)の早期導入をめざす」 ものでした。 日本のゆとりとサマータイムを考える会深海博明も参加していました。 >>470

[856] 設立発表と同時に公表された国会議員アンケートの結果は、 66.5% (133人) が「賛成」または「どちらかというと賛成」、 28.0% (56人) が「反対」または「どちらかというと反対」 でした。回答率は 27.6% でした。 >>855, >>664 生活構造改革フォーラムは、賛成議員に超党派推進議連の設立を求めました >>855

[788] 地球温暖化対策推進大綱では、 の報告書を踏まえて夏時刻導入について国民的議論を行うこととされました >>385。 前回の大綱に報告書への言及が加わったのみで前向きな変更はなく、 実質的に判断保留とするものでした。

[790] 国会環境大臣大木浩は、 地球温暖化対策のため夏時刻は有効であり推進すると述べました >>651。しかし具体的なことには言及しませんでした。

[793] 生活構造改革フォーラムは、 全国の地方自治体首長のアンケート結果を発表しました。 それによると、 76.3% が賛成 (「賛成」 29.7%、「どちらかというと賛成」 46.6%)、 12.6% が反対 (「反対」 1.8%、「どちらかというと反対」 10.8%) でした。回収率は 29.3% でした。 >>857

[888] 全日本金属産業労働組合協議会 (金属労協) がまとめた文書は、 夏時刻推進の論点を整理し、夏時刻に強く賛同する姿勢を示していました。 この中では日米欧の夏時刻実施時期の統一や、 1時間ではなく2時間や3時間の繰り上げも検討課題として挙げられていました。 金属労協からに 6回の「サマータイム研究会」を開催していました。 >>885 金属労協第47回協議委員会は、サマータイム制度早期導入決議 を採択しました >>898

[899] 内閣府の調査では、 賛成が 63%、反対が 28%、わからないが 9% でした >>898

[1524] -には、 札幌商工会議所を中心として札幌の一部企業等でサマータイムと称する夏季営業時間制度が試行されました。 これは時計をいじらずに労働時間を変更するものでしたが、 「北海道サマータイム」、「HOKKAIDO SUMMER TIME」 として標準時より1時間進んだ時計を並べて表示していたようです >>1523。 この表示は札幌市内のテーマパーク白い恋人パーク >>1777 など複数箇所に設置されていたようです。 「標準時より1時間早める ※但し、実験ですので時計の針はそのままで」 >>1777 とあり、夏季営業時間制の試行でありながら、 それとは異なる夏時刻制の導入を企てていたことがわかります。

[809] かそれ以前に、 超党派の国会議員によるサマータイム研究会が設立されました。 加藤紘一が会長、川崎二郎が幹事長でした。 通商産業省サマータイム制度懇談会や民間の日本のゆとりとサマータイムを考える会で議論されている夏時刻について検討するものでした。

[802] 平沼赳夫 (経済産業大臣)、 川崎二郎山本公一中川雅治ら100名以上の衆参国会議員のサマータイム制度推進議員連盟が設立されました。

[948] 内閣府特命担当大臣小池百合子サマータイムに言及しました。 環境省環境税導入を検討していましたが、 日本経済団体連合会はそれに反対し、 対案としてサマータイムを示していました。 小池はサマータイム案を否定はしないものの、 環境税ノーネクタイなど他の方法を重視する見解を示していました。 >>947

[860] 生活構造改革フォーラムは、国会議員のアンケート結果を公表しました。 それによると、 賛成が 76.9% (174人、「賛成」が 47.3%、「どちらかというと賛成」が 29.6%)、 反対が 16.4% (37人、 「反対」が 3.1%、「どちらかというと反対」が 13.3%) でした。回答率は 31.3% でした。 140人が早期実施に賛成したことから、 通常国会法案を提出し、 から実施することをサマータイム制度推進議員連盟に求める、 としていました。 >>823

[813] 日本経団連会長の奥田碩は、 夏時刻を「温暖化防止のため検討すべきだ」と発言しました >>1088

[862] 生活構造改革フォーラムは、 地方自治体首長のアンケート結果を公表しました。 それによると、 80.3% が賛成 (「賛成」が 26.2%、「どちらかというと賛成」が 54.1%)、 10.6% が反対 (「反対」が 1.6%、「どちらかというと反対」が 9.0%) でした。 回答率は 57.1% でした。 この発表でも、通常国会法案を提出し、 から実施することをサマータイム制度推進議員連盟に求める、 としていました。 >>861 もっともこの調査はアンケートとして不適切との批判もありました >>896

[807] 朝日新聞世論調査では、 賛成が38%、反対が39%でした >>705

[811] 朝日新聞社の別の調査では、 賛成が31%、反対が49%でした (回答3372人) >>810

[902] 定期航空協会は、 夏時刻が実施された場合成田空港の運航可能時刻制限と各国空港の発着枠の問題のため国際線の運航に支障が生じる可能性があることや、 運行ダイヤ改正時期の観点から欧州夏時刻切り替えと同時の実施が好ましいことを表明しました >>901

[808] 産経Webの調査では、 賛成が15%、反対が85%でした (1001人が回答)。 >>703

[1091] 財団法人経済広報センターは、 前月に実施したアンケートの結果を公表しました。 賛成および条件付き賛成が64%でした (3919人が回答)。 >>1089

[1097] 末、 夏時刻推進派の中心人物である茅陽一は、 日本経団連後援の講演会 (1時間15分+質疑) を品川で行いました。講演内容は推進派の日頃の主張の通りに夏時刻のメリットを説明したものだったようですが、 質疑はほとんどが夏時刻に反対するものでした。 茅は感情的で稚拙な回答を繰り返すばかりだったといいます。 >>1096

[929] NHK の調査では、 賛成が 45.3% (525人)、 反対が 54.7% (633人) でした >>924

[824] しかし結局法案は提出されないまま、 郵政選挙により立ち消えとなりました (会長の平沼はこの選挙失脚しました)。 >>800

[995] 郵政民営化法案を優先しその他の法案の審議は先送りした、 郵政選挙小泉純一郎が勝利した、 小泉純一郎夏時刻制に興味を持っていなかった >>994 と説明する書籍もあります。 個々の説明は事実ですが (ただし小泉純一郎は後に夏時刻に反対していますが (>>882)、 この時点でどう考えていたのかは不明)、 それを並べてあたかも小泉純一郎夏時刻を潰したかのような印象を与えるのは不適切でしょう。 当時の政治状況において郵政民営化が最重要課題だったために結果的に夏時刻法案が審議されなかったのであって、 夏時刻法案を廃案に追い込むために郵政解散したというのはあり得ません。

[993] この頃北海道でも独自の夏時刻実施に向けた動きがありました。 北海道サマータイム

[1062] サマータイム2003年導入へ・環境省 (日付:2001/04/18 ) https://web.archive.org/web/20010604223738/http://www3.nikkei.co.jp/kensaku/kekka.cfm?id=2001041801092

環境省は春から秋にかけて時計を一時間進める夏時間(サマータイム)を2003年に導入する方針を決めた。来年の次期通常国会で法制化を目指す。地球温暖化防止の国際取り決めに基づく二酸化炭素(CO2)などの温暖化ガス削減を進めるには、夏時間導入をテコにした省エネ努力が不可欠と判断した。余暇の増加による景気浮揚効果も期待できるとみている。

環境省は温暖化ガス削減を目的に来年制定する関連法案に、夏時間制度の導入を盛り込む。4月第一日曜から10月最終日曜まで標準時より一時間早める案が有力。経済産業省など関連省庁も夏時間の導入を目指すことで一致しており、今後法案の中身を詰める。夏時間は、仕事や学校が朝涼しい時間に始まり日の高いうちに終わるため、企業などの冷房や照明時間が減るほか、余暇に充てられる時間が増す。CO2など温暖化ガスの排出は省エネ効果で年間約44万トン減り、余暇拡大に伴う新規需要は6400億円にのぼると政府は試算している。

[907] サマータイム - 住環境計画研究所 会長コラム 2002年06月01日 () http://www.jyuri.co.jp/1304/

改めてサマータイムのことを考えることになった。もう10年以上もこの問題に携わって来た者としてはいささか疲れ気味だが、肩を張らずに気楽に考えてみたいものだと思う。まさに地球温暖化防止は京都議定書調印を約束したわが国にとっては待ったなしの課題である。できることは何でも片っ端からやらないことには、とてもこの約束は達成できない。是非サマータイムも参加させてほしいのだが。それに加えて、夕方の明るい時間での新しいライフスタイルがありそうだ。是非若い人々に魅力ある提案を期待したい。

[385] (平成14年3月19日、地球温暖化対策推進本部, ) http://www.env.go.jp/earth/ondanka/taiko/all.pdf#page=51

夏時間(サマータイム)の導入について、「地球環境と夏時間を考える国民 会議報告書」(1999 年5月)も踏まえ、国民的議論の展開を図り、合意形成 を図る。

[1158] NEWS () http://www.shigahochi.co.jp/old/bno/2003/03-06/n030626.html#3

滋賀報知新聞(ニュース)■平成15年6月26日(木)第13515号

省エネ、余暇活動拡大に効果

「サマータイム考えるシンポ」

=30日、国松知事らパネルディス=

(湖西・大津市)

夏期を中心に時刻を標準時間より一時間早め、明るい夕方を有効活用する制度「サマータイム」を考えるシンポジウムが、三十日午後二時半からびわ湖ホール(大津市打出浜)で開かれる。同制度は、地球温暖化防止への取り組みが求められる中、省エネや余暇活動の拡大で注目されている。県でも七、八月の二ヶ月間、導入に向けての実証研究を一部職員を対象に行なう。

シンポジウムでは、「二十一世紀の新しいライフスタイルの提案」をテーマにパネルディスカッションを行ない、サマータイムの楽しみ方について考える。コーディネーターは木元教子氏(評論家)、パネリストは中上英俊氏(住環境計画研究所長)、長尾卯氏(びわこ銀行取締役頭取)、今井博雪氏(電気連合滋賀地協)、西尾久美子氏(日本消費生活アドバイザー)、国松善次氏(県知事)。

入場無料。問い合わせは県琵琶湖環境部エコライフ推進課(電話077-528-3491)、県県民文化生活部県民生活課(電話077-528-3411)まで。

[705] サマータイム導入賛否二分 本社世論調査 (朝日新聞) - goo ニュース (2005年03月15日(火), ) https://web.archive.org/web/20050316024412/news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20050315/K2005031402330.html

欧米などで広く採用されている「サマータイム」について、73%の人が「知っている」ものの、日本への導入をめぐっては、「反対」39%、「賛成」38%で、二分されていることが、朝日新聞社の世論調査(12、13日)で明らかになった。

賛否の理由をそれぞれ四つの選択肢から選んでもらった。反対する理由で最も多かったのは、「日本の風土に合わない」で、反対した人のうち32%が挙げた。欧米に比べて緯度が低いことが影響しているとみられる。続いて「体調が狂う」が27%。「長時間労働につながる」も26%で、明るいうちには退社しにくいことを心配してか、特に男性の30、40代に多かった。「手間がかかる」は9%だった。

賛成理由は「明るいうちに仕事が終わる」がトップで、賛成した人の35%が挙げた。以下、「省エネになる」31%、「健康によい」26%。「明るいうち」は20、30代、「省エネ」は20代で多い。「先進国の大半がやっている」は6%だった。

[703] YES? NO? 私も言いたい () https://web.archive.org/web/20050525001340/http://www.sankei.co.jp:80/edit/anke/kekka/050501summertime.html

Q あなたは、サマータイム導入に賛成ですか? YES 15% N O 85%

Q 日本人の生活サイクルに合うと思いますか? YES 13% N O 87%

Q 経済活性化や省エネ効果が期待できますか? YES 15% N O 85%

最新のニュースについて、ご意見をネット上で募集するコーナーです。22日の紙面で募集したテーマ「サマータイム法案」について、27日までに1001人(男性883人、女性118人)から回答がありました。

[903] 推進派の中心人物茅陽一金属労協北海道夏季営業時間担当者などが寄稿。 株式会社住環境計画研究所提供の図表や生活構造改革フォーラムのアンケート結果などが用いられている。
[1053] 一足先にサマータイム導入 | 日経 xTECH(クロステック) (2006/05/19 日経 xTECH(クロステック)著, ) http://tech.nikkeibp.co.jp/it/article/Watcher/20060424/236136/

先日の4月3日,月曜のことです。お客様から,SOSの連絡が入りました。

「突然,バッチ処理開始が1時間早く開始するようになりましたー」。

現場まで,新幹線で急行します。現場に到着し,時間を調べると確かに時間が進んでいます。さらに調べるとサーバーのタイムゾーン設定にJDTという見慣れぬ設定が含まれていました。

「JDTって一体何? 普通のJSTとどこが違うの?」とつぶやきながら調べてみると,どうやら日本夏時間のタイムゾーンのようです。米国産OSなので,夏時間がデフォルトなのでしょうか。お国柄を考慮して下さいとぼやきたくなります。

2000年代後半 (大韓民国)

[936] 日本経済団体連合会 (経団連) と大韓民国全国経済人連合会 (全経連) は、「韓日の観光交流活性化に向けた5大実践事項」の1つとして 「サマータイムの韓日共同実施」を採択しました >>935。 両団体は ソウルで第1回韓日民間観光協力会議を実施していました >>1284

[815] 日本経団連は、経団連会館で幹部と自民党との意見交換会 「2007年自民党と政策を語る会」を実施しました。 経団連は夏時刻の導入を提言し、 自民党中川秀直幹事長は前向きに検討する考えを示しました。 >>812, >>816 これを受けて総理大臣安倍晋三官房長官塩崎恭久も、 提案を歓迎すると述べました >>816。 これらにより導入ムードが一気に高まった >>816 などと報道されました。 もっとも安倍晋三塩崎恭久のコメントは (報道から読み取れる限りは) 当たり障りのない一般的なもので、両者がどれだけ関心を持っていたのかは定かではありません。

[880] 日本政府 (安倍内閣) は骨太の方針2007閣議決定し、 京都議定書目標達成のため夏時刻または夏季営業時間を導入することとしました >>879

[978] 英語Wikipedia はこれに関する報道 >>977 を根拠に安倍晋三夏時刻導入を推進していた >>976 と書いています。閣議決定した方針に盛り込まれている以上首相安倍晋三反対はしていないのでしょうが、 積極的に賛成していたのかは不明です。 出典の報道 >>977京都議定書目標達成に安倍晋三が熱心だとは書いていますが、 夏時刻を推進しているのは政府だと書いていました。

[882] 決定に先立つ、 前首相小泉純一郎は、国の制度としての夏時刻の実施に反対を表明しました >>881

[931] 大韓民国全国経済人連合会 (全経連) はサマータイム導入対策シンポジウムを開催し、 大韓民国夏時刻を実施することを提案しました。 大韓民国全経連日本経団連は、 共同で日韓両国政府に夏時刻実施を働きかけていました。 >>1280

[952] 大韓民国全経連は、 大韓民国政府夏時刻実施を提案しました。 OECD 加盟国の中で夏時刻未実施は日韓両国のみであり、 日本から実施することを検討している、とされていました。 >>1283

[934] 在日韓国人向けの新聞は、 日本経団連全経連の呼びかけに応じて日本政府夏時刻実施を呼びかけた >>933 と説明していました。

[953] 大韓民国では日本が実施するからと説得し、 日本では大韓民国が実施するからと説得して両国同時に導入させようと働きかけていたのでしょうか。

[798] 世論調査 >>652 では、 賛成が 57%、 反対が 29%、 わからないが 14% でした >>868。 しかしこの調査には賛成への誘導があり不適切との批判もある >>828 ようです。

[804] 自由民主党地球温暖化対策推進本部を設置しました。 地球温暖化対策推進本部地球温暖化対策のため夏時刻制度を推進していました。

[814] 地球温暖化などを扱う洞爺湖サミットを契機としてサマータイム制度推進議連が 「再始動」し総会を実施しました。これは自民党の動きを受けて招集されたものだったようです。

[916] 、 議連はから夏時刻を実施する法案を提出することを総会で決めました。

[825] livedoorニュース世論調査では、 賛成が31.54%、 反対が68.45%でした >>819

[826] 日本政府総理大臣福田康夫は、 福田ビジョンを発表しました。 ここには夏時刻制度の導入が盛り込まれていました >>1100

[827] 自由民主党政調全体会議は、 夏時刻法案の提出可否の判断を政調会長谷垣禎一に一任しました。 これにより事実上今国会での夏時刻導入は失敗に終わりました。

[915] 自民党地球温暖化対策推進本部 (委員長は野田毅) は、 夏時刻導入などによる温暖化対策をまとめました。 >>892

[923] 日本政府経済財政諮問会議 (議長は総理大臣福田康夫) が下旬に決定する予定の骨太の方針08原案が報道され、 地球温暖化対策のため夏時刻を実施することが盛り込まれていることがわかりました >>922

[1177] 東京大学坂村健は、 夏時刻の効果に疑問を呈しつつも、 反対派も省エネ効果の無いことを十分に証明できていないと指摘し、 欧米の夏時刻を一旦廃止して比較するべきだと提案しました >>1176

[938] 日本公開天文台協会は、 夏時刻実施に反対する声明文を発表しました >>937

[1087] 発言小町アンケートでは、 賛成が13.6%、 反対が85.6%でした >>1042

[1284] 韓日財界、「サマータイム制同時実施」建議へ | Joongang Ilbo | 中央日報 (2006年09月18日17時58分 ) http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=79997

 全国経済人連合会(全経連)と日本経団連は18日、ソウル新羅(シンラ)ホテルで「第1回韓日民間観光協力会議」を開き、両国の観光振興のために北東アジア観光共同体の構築やサマータイム制の同時実施などを各国政府に建議することにした。

  全経連と日本経団連は「サマータイム制は余暇を増やして国際観光振興を促進し、各国の内需にも寄与するはず」と説明した。

[812] ZAKZAK () https://web.archive.org/web/20070523061820/http://www.zakzak.co.jp/top/2007_05/t2007052133.html

サマータイム制に前向き…幹事長、経団連と意見交換

自民党は21日午前、都内の経団連会館で、日本経団連の御手洗冨士夫会長ら幹部と政策に関する意見交換を行った。この中で経団連側はサマータイム(夏時間)制を導入するよう提言。これに対し、中川秀直幹事長は「地球温暖化と断固戦うという意味でも真剣な議論を再度起こし、国民的な理解の中で目指していくべきだ」と語り、前向きに検討する考えを示した。

ZAKZAK 2007/05/21

[879] 経済財政改革の基本方針 2007 (平成 19 年 6 月 19 日 閣議決定 ) https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizai/kakugi/070619kettei.pdf#page=40

・国民運動の一環として、サマータイムあるいはそれに準じた取組(勤務・ 営業時間の繰上げ)の早期実施について検討する。その実施が残業時間の 延長につながらないようワーク・ライフ・バランスの取組を並行して進め る。

[1283] 全経連「サマータイム制の早期実施を」 | Joongang Ilbo | 中央日報 (2007年07月02日17時47分 ) http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=88932

全国経済人連合会(全経連)は2日、サマータイム制がエネルギー節約、温室ガスの縮小、内需景気および観光交流の活性化、生活の質の向上につながるとし、政府に早期実施を建議した。

  全経連は「OECD国家のうち韓国と日本だけがまだサマータイム制を実施していないが、日本は来年からサマータイム制を実施する案を推進している」と付け加えた。

[1280] G-Search "side B" -日本でもサマータイム導入なるか? (2007年7月19日 (text by す) ) http://db.g-search.or.jp/sideb/column/20070719.html

日本同様、サマータイムを導入していない韓国でも『全国経済人連合会(全経連)は11日に開いた「サマータイム導入対策シンポジウム」で、景気活性化とエネルギー節減を目的にサマータイム制度の再導入を提言した。同制度をめぐっては、全経連と日本経済団体連合会(日本経団連)が共同で両国政府に導入を働きかけるなど日韓が足並みをそろえており、今後の動向に注目が集まる。』(NNAアジア経済情報 2007年6月13日)と報じられている。

[1223] サマータイム導入挫折 御手洗氏に経団連がソッポ:FACTA ONLINE (2007年8月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド] ) https://facta.co.jp/article/200708052.html

安倍首相の「ご意向」を受けて、御手洗冨士夫・日本経団連会長が会員企業に提唱したサマータイムの導入が早々と挫折した。1600を超える会員企業は見向きもしなかった。体裁を繕うために、御手洗会長は経団連事務局に導入を要請したが、「会長会社のキヤノンが導入しないのに、どうして事務局が犠牲にならなければならないのか」との反発を強めている。

[1159] 労働関連ニュース 2007年12月6日から10日 () http://www.arsvi.com/d/w0110071206.htm

◆地球温暖化対策でサマータイム論争…再び (1/2ページ)

http://sankei.jp.msn.com/life/environment/071207/env0712072047004-n1.htm

2007.12.7 20:47

環境省と経済産業省両省は7日、地球温暖化対策を話し合う審議会の合同会合を開き、追加策として、夏に時刻を1時間前倒しするサマータイム(夏時間)制 度導入の是非を議論した。各委員からは前向きな意見が多数を占め、合同会合が12月中に取りまとめる最終報告書に反映される見通しとなった。

同日の合同会合では、推進派と慎重派が意見を表明。住環境計画研究所の中上英俊所長は、サマータイムが照明などの節約につながることを説明したうえで、 「国民が省エネを意識するためのアナウンスメント効果がある」と主張した。

一方、日本労働弁護団の鴨田哲郎弁護士は「単に1時間早出になるだけ。省エネ効果も科学的に実証されていない」として、長時間労働を助長しかねないと訴 えた。

ただ、各委員からは「生活スタイルや労働環境変革につながる」「年に2回時間帯が変わるときに環境問題の意識が高まるのでは」などと前向きな意見が相次 いだ。 旗振り役の日本経団連は今年8月、本部職員約250人を対象に始業・終業時間の1時間前倒しを実施。

経産省は、同日の合同会合での意見や経団連の"成果"を踏まえ、月内にまとめる最終報告書で「推進すべき」との方向性を盛り込みたい考えを示す。

[1160] 日本産業洗浄協議会(産洗協) () http://www.jicc.org/2017type/contents/khbn28a.htm

産業構造審議会環境部会地球環境小委員会・中央環境審議会地球環境部会合同会合(第28回)

・日時:平成19年12月7日(水)

・場所:大手町サンケイプラザ

・議題:(1)重要検討項目について

〇㈱住環境計画研究所代表取締役所長 中上英俊氏 (中央環境審議会地球環境部会臨時委員)

<断熱強化など住宅・建築物の排出削減 対策>

〇慶応義塾大学教授 村上周三氏

(2)各省庁からの関連対策の検討状況ヒアリ ング(経済産業省、国土交通省)

(3)その他

・配布資料:

<資料1>事務局資料(サマータイムの導入)

<資料2>中上委員資料

[1161] 今後の省エネルギー対策の方向性について(案) ~省エネに終わりなし~ (平成19年12月12日 総合資源エネルギー調査会 省エネルギー部会 ) http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000032922

サマータイム制度の検討等諸外国の取 組を参考としつつ、今後一層国民的理解を深めながら、検討すべき課題も見られる。

[1162] 木元教子中上英俊のようないつもの面々が委員に名を連ねている。
[1106] 経済成長戦略における「環境力」の発揮について (, 伊藤隆敏, 丹羽宇一郎, 御手洗冨士夫, 八代尚宏, ) http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/minutes/2008/0408/item1.pdf

(2) まずは京都議定書目標の確実な達成を

„ 目標達成への具体的な工程を明らかにして取り組むべきである。総合 的な取組みが必要であるため、国内排出量取引制度や環境税、深夜化 するライフスタイルや働き方の見直し、サマータイムの導入等につい て、速やかに検討を行うべきである。

[425] 国家公安委員会定例会議 () https://www.npsc.go.jp/report20/06-05.htm

第1 日 時 平成20年6月5日(木) 午前10時00分 ~ 午前11時20分

第2 出席者 泉委員長、佐藤、吉田、葛西、長谷川、田尾各委員 長官、次長、官房長、生活安全局長、刑事局長、交通局長、警備局長、情報通信局長 首席監察官

第3 議事の概要

2 報告事項

(5)サマータイム制度導入に伴う交通安全施設等の対応について

交通局長から、サマータイム制度推進議員連盟により検討されているサマータイム法案の概要及びサマータイム制度が導入される場合に必要となる信号機等の交通安全施設等の対応について報告があった。

[1176] Internet Zone::WordPressでBlog生活 » Blog Archive » サマータイム制導入なんてやってないで () http://ratio.sakura.ne.jp/archives/2008/06/08121147/

【時代の風】サマータイム反対論 試験的廃止提案を/坂村 健・東京大教授

[毎日新聞 2008年6月8日付朝刊]

いっそのこと発想を転換して、各国にサマータイムを試験的にやめることを提案してはどうだろうか。システム的にはサマータイムをやっている国がやめるのは、その逆よりはるかに簡単だ。それで「サマータイムに確たる省エネ効果あり」というデータが出るようなら、日本が身銭を切ってサマータイムを導入することに何の異論もなくなるはずだ。

そして、もし結果が「やめた方が省エネ」なら、日本一国より、大多数の先進国での省エネになり、効果は絶大になるはずである。

[883] サマータイム反対 小泉元首相 - MSN産経ニュース (2008.6.11 21:32 ) https://web.archive.org/web/20080615005110/http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080611/stt0806112137004-n1.htm

小泉純一郎元首相は11日午後、横浜市内で講演し、春から秋にかけて時計を1時間進めるサマータイム(夏時間)法案について、「反対だ。サマータイムを導入したい企業や役所は勝手にやったらいい。法律で縛る必要はない」と語り、導入は必要ないとの考えを示した。小泉氏はその理由として、時計の時刻を直す際に混乱が生じることなどを挙げた。

[829] 石原知事記者会見(平成20年6月6日)|東京都 (平成20(2008)年6月6日(金) 15:18~15:28 平成20年6月12日更新 ) http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/ARC/20121031/KAIKEN/TEXT/2008/080606.htm
記者

今日はサマータイムについて伺いたいんですが、ちょっと先週あたりから、政府や財界から、サマータイムの導入で、地球温暖化対策ということで推進する声が非常に高まっているんですが、知事は、サマータイム導入については、どのようにお考えですか。

知事

もうとっくに昔はやっていましたから、日本はね。当然やるべきだと思いますね。私もヨットレースで行ったりすると、夏、太平洋デイライト・セービングタイムとか、あるいはオーストラリアなんかでも、オーストラリア・デイライト・セービングって、夏時間、やっていますよ。日本が何でこれをやれなくなったかというと、成田なんだ、これ、成田。成田の住民闘争などでいろいろトラブルがあって、開港も随分おくれたけども、政府も随分気兼ねしましてね。結局あの飛行場は10時までしか使用しない、騒音の対策のために、ということになったんだけどね。これはやっぱり周辺の方々に、地球規模の大きな問題が起こっているんだから我慢してもらって、11時まであけるということをしませんとね、やってくる飛行機が非常に混乱するのと、いたずらに日本に来る前にそこで1泊して飛び直してくるということになりますからね、非常に無駄なんですよ。これはこの間も関東知事会でその話をしました。神奈川県の知事が事情を知らずに、「やれ、やれ」と言うから、やるのは当たり前なんだけど、「成田の問題なんだ」と言ったら、堂本さん(堂本暁子 千葉県知事)も、「これは私もよく承知していますから、航空需要に関して千葉県は積極的に話に応じる姿勢があります」ということを、私にも言っておられたんでね、これは多分実現するでしょう。また、しなくちゃいけないと思いますな。はい。

記者

積極的に、今後、知事のほうからも何か推進するような…。

知事

いや、それは、あとは政府が言ったらいいことですよ。地球規模の問題なんだから。

[1041] 「サビ残増える」--サマータイム導入6割以上が反対 - CNET Japan (奥山順子2008年06月19日 18時07分 ) https://japan.cnet.com/article/20375627/

アイシェアは6月19日、サマータイムに関する意識調査の結果を発表した。

調査では、サマータイム制度の導入について64.9%が反対と回答、年代別にみると30代は71.4%と突出して高かった。

[917] には日本夏時刻の議論は下火になっていました。 自民党政権から民主党政権にかわった混乱の時期であり、 それどころではなかったのかもしれません。 一方大韓民国では引き続き夏時刻導入の動きが活発だったようです。

[884] 民主党衆議院議員篠原孝は、 衆議院外務委員会外務大臣に就任後間もない中曽根弘文 (サマータイム制度推進議連の事実上のリーダー) に質問しました。 篠原が夏時刻よりも夏季営業時間が好ましいと主張したのに対し、 中曽根はあくまで夏時刻への賛成を訴えました。 (ここまでの経緯はサマータイム制度推進議連参照。) >>648, >>1100 他の議員の多くも夏時刻に賛成していたようです >>648

[1099] 篠原が前日に質問通告したところ、 外務省環境省経済産業省とたらい回しにされ、結局外務省が持ち帰ったといいます >>1100。この時点で日本政府内には夏時刻制度所管の部署がなく、 どの省庁も消極的だったようです。

[805] 日本政府首相麻生太郎は、 日韓首脳会議後の記者会見で、 夏時刻を実施する場合日韓同時導入の効果が高く、 日本でも検討を進めると述べました >>188報道ではこの部分が見出しになって強調されているように見えますが、 議事録 >>1 を読むと慎重な検討が必要だとも述べていたようで、 推進というよりは現状認識を説明しただけのようです。

[806] 大韓民国の「政府高官」は、 大韓民国大統領李明博日韓首脳会談夏時刻の同時実施を提案する方向で検討中だと述べました >>932Wikipedia は、日韓首脳会議 (鳩山由紀夫内閣) で日韓共同の夏時刻導入を大韓民国が提案する方向で検討中とされた >>800 としています。しかしこれの日は実際には鳩山内閣発足前ですから、 にあった日韓首脳会談を指していると思われます。 大韓民国知識経済相崔炅煥は、 記者会見で、 日韓首脳会談でこの話題は扱われなかったが、 大韓民国政府内では協議が必要との議論があった >>189 と説明しました。

[930] 結局大韓民国では夏時刻導入は実現しませんでした。 日本との同時導入に合意できなかったことも一因とされていますが、 大韓民国内の準備不足を責任転嫁しているに過ぎないとの批判もある >>190 ようです。

[799] 国会での発言によると、 以前同じく +09:00標準時とする大韓民国とも協議が行われており、 日本夏時刻を実施する場合大韓民国もそれに合わせることに同意していた >>662 といいます。

[1] 日韓首脳会談共同記者会見 (平成21年6月28日, ) http://www.kantei.go.jp/jp/asospeech/2009/06/28kyodo.html

韓日同時サマータイム制の実施に関し、時差がない韓日両国が共に実施する方が両国経済に一層役立つと考えるが、これに対する見解如何。

麻生総理

サマータイムについては、昭和20年代に日本も導入した経験があり、ずいぶん明るいうちに夕食の時間になるとの思いをした経験がある。先進国でサマータイム制を実施していない国は余りない。先進国は概して緯度の高いところにあるので効果は大きいと思うが、サマータイムが、ライフスタイルの変革に及ぼす効果、労働環境に与える影響など、まだ総合的な検討が必要であり、韓国において議論が進んでいることも承知しているので、日本の対応を考えていきたい。日本においては、スポーツ団体などが非常に熱心である。日韓両国は、時差もないので、同時に実施すれば効果は大きいと考えている。

[188] 【経済政策】サマータイム:「日韓同時なら極めて効果大きい」 麻生首相…産業協力を進めることを確認 [09/06/29] (NIKKEI NET 2009年06月29日00時15分 ) https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1246229450/l50

麻生太郎首相は28日の日韓首脳会談後の記者会見で、夏に時計の針を1時間進める サマータイム制度について「やるなら一緒にやるというのは極めて効果が大きい」と述べ、 日韓同時で導入すれば経済効果が大きいとの認識を示した。

サマータイム制度は夏の日照時間の長さを活用するもので、温暖化ガス削減に効果が あるといわれる。首相は「韓国で議論がいろいろ進んでいることも知っている。 日本の対応を今後考えていきたい」と強調した。

[950] Ministry of Foreign Affairs, Republic of Korea (2009.06.29 Ministry of Foreign Affairs, Republic of Korea著, ) http://jpn-kobe.mofa.go.kr/webmodule/htsboard/template/read/legengreadboard.jsp?typeID=16&boardid=10326&seqno=626838&c=TITLE&t=&pagenum=40&tableName=TYPE_ENGLEGATIO&pc=&dc=&wc=&lu=&vu=&iu=&du=

李明博(イ・ミョンバク)大統領と日本の麻生太郎首相は28日、韓日経済団体関係者との懇談会 懇談会には全国経済人連合会(全経連)の趙錫来(チョ・ソクレ)会長をはじめ大企業グループ会長ら19人が、日本からは17人が出席した。趙会長は、サマータイムの韓日同時実施が必要だとの見方で両国財界関係者が共感したと述べた。

[189] 韓国知識経済相「サマータイムを日本と韓国で同時にやれば効果はばつぐんだ!」 (2009/12/01(火) 21:17:41.27 ) https://tsushima.5ch.net/test/read.cgi/news/1259669861/

韓国の崔●(=日の下に火)煥知識経済相は1日、記者会見し、 夏季に時計の針を1時間進める「サマータイム」制度を日韓同時に導入すれば「非常に効果が大きくなるのではないか」と述べ、 両国間で協議していく必要があるとの考えを表明した。

李明博政権は地球温暖化対策の一環として、 早ければ来年から韓国で同制度を導入することを検討中。 日本の政権交代を受け、課題となっている日韓同時実施について具体的な論議を促したといえそうだ。

崔知識経済相は、10月の鳩山由紀夫首相と李大統領の首脳会談ではこの問題が取り上げられなかったが、 首相訪韓を契機に「協議しないといけないのではないか、との議論が(韓国政府内で)あった」と説明した。(共同)

[190] 【韓国】サマータイム来年導入は事実上白紙、同時導入検討の日本の態度をうかがっているとの分析も[12/16] (聯合ニュース 2009/12/16 17:11 KST ) https://yutori7.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1260958330/

青瓦台政策ラインの高官は16日、「サマータイム導入による効果の分析や世論取りまとめなどの 作業にはもう少し時間が必要との指摘があり、現在としては来年導入は難しいと判断した」と 明らかにした。

政府は今年7月、李明博(イ・ミョンバク)大統領主宰の閣議で、サマータイム制の来年導入を 推進する方針を打ち出した。この時、制度の導入効果を報告した経済人文社会研究所は、 月から9月までサマータイム制を導入すれば、年間で1362億ウォン(約104億円)に達する 便益があり、生活パターンも先進国型に変わると述べていた。

経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち、効果がほぼないとされるアイスランドを除くと、 サマータイム制を導入していないのは韓国と日本だけ。韓国だけが導入しても、 効果は出ないという懸念がある。政府関係者は「基本的にサマータイム制導入は、 韓国と同一時間帯の日本が同時に実施してこそ効果がある。 日本政府は財界などの反対で来年導入に難色を示しており、困っている」と話す。

また一部では、政府が事前に地ならしと外交的努力を十分しないまま性急に来年導入を 推進しておいて、後から日本の状況を理由に先延ばしにするのは無責任ではないか との指摘も出ている。

一方、青瓦台はこの日、公共機関を対象にサマータイム制を来年模擬実施するとした 一部の報道を、事実と異なるとした。

[662] 第174回国会 環境委員会 第9号(平成22年4月23日(金曜日)) ( 版) http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/001717420100423009.htm

韓国はもう同意を取りつけまして、日本がやるんだったら合わせますという同意も取りつけておりました。

2011年 (東日本大震災)

[396] 東日本大震災後の日本全国の原子力発電所停止に伴う電力不足対策のため、 夏時刻制を実施するべきとの意見もありました >>707

[944] 日本政府 (民主党政権) の内閣府特命担当大臣蓮舫は、 電力不足対策の候補の1つとして、サマータイムに言及しました >>943

[946] 経団連サマータイムの導入を提案しました >>945

[942] 日本公開天文台協会は、 夏時刻実施に反対する声明文を発表しました >>941

[939] 震災前から夏時刻を支持していた >>829 東京都知事石原慎太郎は、 関東他県の知事と共に夏時刻実施を政府に提案したり >>835東京都庁夏季営業時間制を実施したりしました。

[399] 石原慎太郎はこの問題に触れるたびに成田空港発着枠問題がネックだと指摘しています。 実際それは夏時刻実施の障害の1つではあるのですが、それさえ解決できれば実施できるというものでもないでしょう。

[940] 日本政府 (民主党政権) は夏時刻実施にそれほど積極的ではありませんでしたし、 震災直後の混乱期であり国民もそれどころではない空気でした。

[1179] かつて日本政府の委員会で夏時刻の検討に関わっていた原英史は、 夏時刻の提案に乗じて、 東日本のみで夏時刻または通年夏時刻を実施することを提案しました >>1175, >>1174。 かつての提案 (>>1180) から時代が進んで環境が整ったと原は主張しましたが、 世間からは全く相手にされなかったようです。

[1156] 震災復興に向けた緊急対策の推進について~第1回提言 2011年夏の電力供給不足への対応のあり方~ | 野村総合研究所(NRI) () https://www.nri.com/jp/news/2011/110330_1.html

サマータイム制度など節電効果が不透明な施策の検討に、必要以上に時間を費やすべきではありません。

施策概要評価
サマータイム制業務時間をずらして、ピーク時間帯の需要を抑制する対策ピーク時間帯が昼食時を除く10時から17時になる夏の場合、多少出勤時間をずらしても、ピーク時間帯の需要抑制にほとんど貢献しないと想定される。
[1154] ウォッチャーブログ: 2011年4月 () http://ef81hokutosei.way-nifty.com/blog/2011/04/index.html

政府、企業に始業前倒し要請へ

2011年4月5日(火)2時2分配信 共同通信

政府が東日本大震災を受けた夏場の電力需要抑制策として、企業に始業時刻を1時間程度早めるよう要請する案を検討していることが4日、分かった。電力需給緊急対策本部が近く取りまとめる対策に盛り込む。時計の針を進めるサマータイム(夏時間)制の導入は、コンピューターなどのシステム変更が間に合わず困難との見方が強いことから浮上した。「機械の変更を最小限にし、人間の活動を見直す」(政府筋)ことで企業活動の時間帯をずらし、電力需要集中を回避するのが狙い。システム変更によるトラブルも少なく、柔軟に実施できると判断した。

[1084] 蓮舫大臣提案のサマータイム 本当に効果あるか専門家試算 - ライブドアニュース (2011年4月12日 7時0分 NEWSポストセブン ) http://news.livedoor.com/article/detail/5483116/

地震による電力需給の逼迫が首都圏を直撃している。節電啓発担当の蓮舫大臣はサマータイムの導入を検討したいと語ったが、果たしてその効果はどの程度のものなのか、住環境計画研究所所長の中上英俊氏が解説する。

[1155] 中上英俊夏時刻推進派の中心人物。 記事タイトルは否定的とも取れるが、 本文では「専門家」の中上が夏時刻以外に解決策はないと大絶賛している。
[1153] ウォッチャーブログ: 2011年4月 () http://ef81hokutosei.way-nifty.com/blog/2011/04/index.html

政府、サマータイム制見送り

2011年4月26日(火)20時55分配信 共同通信

政府は26日、夏の電力不足対策で検討していた、国全体で時計の針を1時間程度進める「サマータイム制度」導入を見送る方針を決めた。国内にあるコンピューターや産業機械などの時刻を全て変更するには膨大なコストがかかる上、実施に伴う社会的な混乱も懸念した。就業時間を前倒しすれば時間帯別の電力需要分散につながるため、企業には引き続き事業所ごとの始業繰り上げなどを要請。 節電対策としてのサマータイムは、蓮舫氏が3月22日の会見で検討を表明、政府が東日本大震災を受けて設置した電力需給緊急対策本部でも、積極的な検討を求める意見が出ていた。

[1175] 電力不足対応とサマータイム:原英史 | 行政ウォッチングの部屋 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト (執筆者:原英史 2011年4月28日 ) https://www.fsight.jp/10446

(1)時計そのものを早めるとなると相当なコストがかかる、

(2)一斉に1時間ずらしてもピーク対策にはならない、

(以上2点は、26日午前の枝野官房長官会見より)

ここで一つ指摘しておきたいのは、そもそも、近隣諸国の時間と見比べると、東日本の標準時が遅すぎることだ。

・ウラジオストクは、東京より西なのに時間は1~2時間早い、

・札幌からソウルに経度14度(約1時間分)西に移動しても時刻は変わらない、

・北京に経度25度(2時間分近く)移動しても1時間しか違わない、

といった具合。

こうしてみると、「東日本限定のサマータイム」あるいは「東日本と西日本の時差(年間通じて)」を導入し、(企業単位でなく)東日本の社会全体で、早朝の涼しい時間帯を有効活用しやすくすることは、検討の価値があるのでないかと思う。 かつて20年ほど前、「サマータイム導入」が一時議論された頃にも、「東日本限定」という提案はあった。当時は、「国内に時差を設けるなどあり得ない。各地に支店のある会社で大混乱してしまう」と一蹴されたものだが、今や、多くの企業はアジアワイドで活動し、社内時差への抵抗感も解消しているはず。 国内時差もそろそろ検討してみてよいのでないかと思う。

[835] 石原都知事らサマータイム提案 節電ポイント制も () https://web.archive.org/web/20110429071005/http://www.tv-asahi.co.jp:80/ann/news/web/html/210426032.html

東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県が行う夏の節電対策について、石原都知事らが具体案を政府に提言しました。

石原都知事らが政府に提案した夏場の電力需要を抑える節電策は、サマータイム制度の導入やパチンコ店の営業時間の変更、自動販売機の時間規制など9項目に上ります。 対応した仙谷官房副長官は「いちいちごもっともだ。できるだけ対応したい」と答えるにとどまったということです。

[834] 石原知事記者会見(平成23年5月13日)|東京都 (平成23年(2011)年5月13日(金曜) 15時01分~15時20分 平成23年5月19日更新 東京都著, ) http://www.metro.tokyo.jp/tosei/tokyoto/profile/gaiyo/rekidai/20121031/kaiken/kako23/110513.html
記者

環境省がスーパークールビズなるものを考えまして。勤務中にアロハシャツやTシャツでもオーケーということで、自治体にも呼びかけていくというのですが、知事、どのようにお考え……。

知事

結構だね。アロハシャツ大好きだよ。ネクタイ締めている人間が高級じゃないんだから、こんな衛生に悪いものはない、本当に。それから、何故、サマータイムやらないのかね。成田が譲歩して11時まで空港開けるようになって、羽田が国際化したことで慌てた訳だけれど、成田が10時までで制限してたんで飛んでこれなかったんだけど、11時になったら飛んでくる飛行機たくさんあるわけですから。だから、サマータイムやったらいいんです。やらないね、国は。

[833] 石原知事記者会見(平成23年6月3日)|東京都 (平成23(2011)年6月3日(金曜) 14時58分~15時23分 平成23年6月9日更新 ) http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/ARC/20121031/KAIKEN/TEXT/2011/110603.htm
記者

来週の月曜日から、東京都庁版のサマータイムというのが試験運用されるということなのですが、まずそれについて知事、どのように。

知事

再三言っているみたいに、東京都だけやってもしようがないんで、日本全体でやったらいいんじゃないの。前も言ったと思うけれど、かつてやって効果のあったサマータイムが、何故、最近になって出来なくなったかというと、国際線の肝要な空港であります成田が騒音問題で割食っているというんで居直って、10時以後は飛行機入れないと言い出したんです。こうなってくると、11時まで延ばせばサマータイムができるんだけれど、そうすると飛行機の料金とか便の予定が狂ってきて、色々な都合があるんでしょう。それで、結局、実質的に成田のおかげでサマータイムできなくなったんだけれど、羽田空港が国際化されて、新しい滑走路もできて、成田は客とられては大変だということだから、今度は11時まで結構だと言い出した。だから、これを機に、サマータイムやったらいいじゃないですか。そういうこともやらないんだ。いきさつは、国交省の役人は知っています。だったら、役人の言うこと聞いたらいいんだけれど、役人の言うこと一切聞かないというんでしょう、今度の政府は。だから、事務次官会議も開かない、みんな役所もばらばらで、こんな大災害対策、横串通すやつがいないもんだから、この体たらくです。

[832] 石原知事記者会見(平成24年5月18日)|東京都 (2012年5月18日(金曜) 15時00分~15時30分 平成24年5月28日更新 ) http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/ARC/20121031/KAIKEN/TEXT/2012/120518.htm
記者

そうなってくると、当然また同時に出てくる話がサマータイム制を導入したらどうだろうかというような、昭和23年あたりでも2、3年やってましたけどもね。

知事

やったらいいと思いますよ。出来なかった理由は、成田なんですよ。成田が10時以後は飛行機飛ばさないということになったので、外国がやっている便によっては、日本へ来る途中、例えばハワイならハワイで一晩明かさなきゃいけない。それは非常に向こうにとって無駄でね。ですけど羽田が、私と亀井が強引にやって、第4滑走路付けて、結局国際線にしちゃったでしょ。向こうも慌てて来た訳だ。

だから千葉県は、森田君もしっかりしてるから、前の知事はぐじゃぐじゃ言ったけど、よし11時にしようということで、11時まで飛行機飛ぶようになったんだから、もう堂々と、これから先は分かりません、今、少なくとも航空会社の時間表から言ったら、11時まで飛べるんだったらサマータイム出来るから、それもやったら良いと思うんだけどね。やらないですね。

[927] 当初記載されていた反対意見の多くは要出典とされ削除されたようです。 出典が足りていないだけで実際に見られる妥当な反対意見ばかりのようですから、 なぜ出典の追加ではなく意見自体を削除したのか不審です。
[1178] 第5回国家戦略特区ワーキンググループ(議事概要) (平成 25 年 8 月 1 日(木)16:00~17:30 ) https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/dai5/gaiyou.pdf

○八田座長 中上英俊氏は、東京都が提案したサマータイムの背景を御説明された。

○坂村委員 大体わかって賛同できるものもあるのですが、気になるのは、例えばエネル ギーのところで、サマータイム制度の導入ということをおっしゃっているのには、私は全 く賛同できない。 私は研究もしており、サマータイムを東京でやった場合、いかに逆効果になるのかとい うことを、大学でも研究チームを立ち上げて研究している。

○八田座長 ヒアリングでは、アイデアの種を伺っている。もちろんここに記載している 項目を全部なんかはとてもできない。サマータイムについては、東京都知事が提案された から、背景を聞いたということである。

○坂村委員 そういうところで誤解を感じてしまったりする人たちが出るので、例をあげ るのは難しい問題もあるなと思った。 特に科学が関わってきたりするもの で、これはおかしいと多くの人が思っているようなものが紛れ込んできていろいろ混ざっ ていると、何となく変な話になってしまう。

○八田座長 それはやはりこちらがしっかりしないとだめだろう。

坂村委員は東京大学坂村健。新聞への寄稿 (>>1176) 以外に「研究チーム」の成果が公表されているのか不明。

2010年代後半 (東京五輪)

[955] 報道によると、 東京五輪組織委員会会長の森喜朗 (森元首相) は、 講演において、 東京五輪の暑さ対策のためサマータイムを導入するべきとの提案を受けたこと、 日本政府首相安倍晋三に 2時間のサマータイム +11:00 を実施することを提案したこと、 検討するが役人が反対することが想定されると安倍首相が返答したことを紹介し、 サマータイムの検討を進めることを示しました >>954

[145] その後に、 森喜朗組織委員会サマータイム実施を検討していることが伝えられました。 しかし年頭に年内に決めなければ間に合わないと森喜朗が述べた >>958 のを最後に消えてしまいました。 効果は薄い、あるいは実現性は低いと判断されたのでしょうか。

[959] この夏時刻の実施の提案は、 それまでの資源節約目的の主張とは異なるもので、 以前夏時刻を推進していた人達はあまり関わっていないようです。 東京五輪前に夏時刻を導入したととして、 それをその後も継続実施するつもりであるかどうかの言及も見当たりません。 あくまで東京五輪の便宜という観点での検討にとどまっているのでしょう。

[960] 五輪のためのサマータイムとしては、 大韓民国ソウル五輪での実施例があります。 大韓民国の場合は米国でのテレビ放送に都合の良い時刻とする目的で実施されたと言われています。 2年間実施されましたが、その後廃止されました。詳細は大韓民国の標準時を参照。

[402] 2010年代後半から日本政府働き方改革を掲げており、 プレミアムフライデーなど労働環境の改善を推進しています。

[1107] には、 内閣総理大臣安倍晋三は、 労働環境改善のため朝型勤務の推進を表明し、 主に国家公務員を対象にゆう活 (夏の生活スタイル変革) として実施されました。

[1108] これは時刻を変更する夏時刻とは関係なく、 従来「○○版サマータイム」などと称して組織単位で実施された夏季営業時間制度と同様のものでした。 政府のみならず、色々な民間企業でもゆう活や朝型勤務、サマータイムといった呼称で実施されました。

ゆう活参照。

[1109] これを夏時刻制度導入を狙っているのではないかと警戒する人もいました。 ゆう活自体が「日本版(型)サマータイム」とも報道されましたし、 政府内でそのような呼称で検討されていた形跡も見られました。 しかし政府の公式な発表では「サマータイム」という語はほとんど見られませんでしたし、 従来の夏時刻制度導入の動きへの言及も見られませんでした。 (民間ではサマータイムと呼称して追随する企業がある一方で、 サマータイムゆう活の違いを比較するという解説もありました。) 勤務時間の繰り上げという点だけみれば2000年代後半の「○○版サマータイム」 と同様ではあるのですが、連続性はかなり薄まっているように思われます。

[1110] 以前であればこれこそ夏時刻制度の導入の好機と意気込む人が出てきたことでしょうが、 近年そんな話はまったく流れてきません。 かつての夏時刻推進派はすっかり力を失ってしまったのでしょうか。


[1128] 日本は記録的な猛暑に見舞われました。 Twitter などではサマータイムの導入を提案する人もいます。 ただし、 時計をずらす夏時刻制を主張する意見も多少は見られますが、 大半は単なる夏季営業時間時差出勤のことを言っているようです。 どこまで本気の提案かは不明ながら、 12時間の変更 (昼夜逆転) で比較的涼しい夜間に活動するべきとの意見もかなり多く (同時多発的に) 広まっているように見えます。

[1129] 猛暑対策の意味では従来提案されてきた1時間の夏時刻など焼け石に水ですし、 時計をずらすことにも意味がないのでしょう。 夏季営業時間企業個人の単位で事情に合わせていつでも導入できるので、 採用が増えているようにもみえます。 夏季営業時間を導入して繰り上げた結果終業時間にまだ暑く帰宅し辛い、 結局元の終業時間 (またはそれ以降) まで残業してしまうといった体験談も見られます。

[1125] 中日新聞米国駐在記者白石亘は、 プレミアムフライデーを批判し、 米国同様の夏時刻の導入を提案しました >>1123産経新聞は、 やはりプレミアムフライデーよりも夏時刻を導入するべきと提案しました >>1124。 似たような主張ですが、同じ日に記事として公開されたのは偶然でしょうか。 もっとも米国の記者は夜まで猛暑が続く日本の事情を体感していないためか、 「仕事が終わった後、家族で公園にピクニック」 >>1123 などと呑気なことを書いています。 どちらの記事も、プレミアムフライデーより夏時刻が好ましいとしながら、 その理由をろくに説明できていません (そもそも比較対象として正しいのかどうか)。

[1133] 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗 >>1132, >>1134, >>1137 と事務総長の武藤敏郎 >>1135, >>1137 は、 日本政府内閣総理大臣安倍晋三に対し、 東京五輪の暑さ対策のため >>1132, >>1134, >>1135, >>1137 および低炭素社会実現のため >>1135, >>1137、 2020年限定であっても >>1135 1時間ないし2時間の >>1134, >>1135, >>1137 夏時刻を実施することを提案しました >>1132, >>1134, >>1135, >>1137。 組織委員会からの夏時刻の初めての正式な提案でした >>1135安倍晋三は、「1つの解決策かも」 >>1132, >>1134 あるいは 「その方が解決するかもしれない」 >>1137 と答えたものの、 具体的な回答はなかった >>1135 といいます。

[1136] 武藤敏郎は、従来森喜朗東京五輪のため夏時刻を提案していたのは低炭素社会実現のためで、 暑さ対策は主目的ではなかったと説明しました >>1135。 しかしこれは暑さ対策のため導入したいとする当時の報道と矛盾しており、 武藤の今回の説明が正しくないか、 森の当時の説明が正しく報道されなかったということになります。

[1139] この報道に対する反応は、 Twitter2chまとめブログはてなブックマークYahoo!ニュースニコニコニュースなどどこを見てもかなり不評なようです。 背景には東京五輪実施のために様々な不便を強いる発表が相次いでいることへの不満が大きいようです。

[1142] 日本政府官房長官菅義偉は、 夏時刻導入について、国民生活への影響を鑑み慎重な姿勢を示しました >>1140, >>1141

[957] 森氏、五輪サマータイム提案に首相「なるほど」 : 東京五輪 : 読売詳報_緊急特集グループ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) (2014年10月24日 ) http://www.yomiuri.co.jp/feature/TO000299/20141024-OYT1T50118.html

2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会会長の森喜朗元首相は24日、東京都内で開かれた読売国際経済懇話会(YIES)で講演し、暑さ対策として安倍首相に対し、サマータイム(夏時間)の導入を提案したことを明らかにした。

森氏が「(夏の)マラソンは倒れる人がいるのではないか。2時間ほどサマータイムをやったらどうか」と提案したのに対し、首相は「なるほど、考えてみる」と応じた。ただ、首相は経済産業省など省庁がサマータイム導入に慎重だとの考えも示したという。

[954] 森元首相 「五輪にあわせサマータイムを」 NHKニュース (10月24日 16時17分 ) https://web.archive.org/web/20141024075152/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141024/k10015671161000.html

森元総理大臣は「オリンピックなどの在り方を巡って、いろいろ提案を受けているが、その中に夏に生活時間を早めるサマータイムを導入してはどうかという案があった。導入すれば確かにマラソンも簡単になる」と指摘しました。

そのうえで、森氏は「安倍総理大臣にこの夏会ったときに『思い切って2時間ぐらいのサマータイムをやったらどうか』と提案した。安倍総理大臣は『なるほど考えてみよう。しかし、役所に言うと反対するんだよな』と言っていた。反対もあるだろうが、庶民の気持ちを大事に、できるかぎりやってみることも大事だ」と述べ、サマータイムの導入を検討すべきだという考えを示しました。

[507] 脱“社員一律”でメリット増す サマータイム成功企業の工夫 | 日刊ゲンダイDIGITAL (2016年8月24日 ) http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/188325

2020年の東京オリンピックで、暑さ対策からサマータイムを導入しようという議論がある。大会期間中の7月24日~8月9日(パラリンピックは8月25日~9月6日)は連日の猛暑が予想されるため、選手の負担を考え、時計を2時間早めようという動きだ。

[527] 東京五輪組織委・森喜朗会長 暑さ対策でサマータイム導入提案 祝日変更も - 産経ニュース ( (SANKEI DIGITAL INC.著, )) http://www.sankei.com/politics/news/160927/plt1609270013-n1.html

2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会会長の森喜朗元首相が26日夜、BS日テレ番組に出演し、東京五輪が7月24日~8月9日に開催されることを踏まえた暑さ対策として、時計の針を一定時間進めるサマータイム(夏時間)導入を提案した。

森氏は「個人的な考え」と前置きした上で、「2時間早めれば(屋外競技の開始時間が)午前7時が5時になるので、朝の涼しいうちに終わる」とサマータイム導入の利点を述べ、検討を急ぐべきだとの考えを示した。

[528] 五輪競技会場の見直し 森会長「極めて難しい」 | NHKニュース (日本放送協会著, ) http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160929/k10010710851000.html?utm_int=detail_contents_news-related-auto_001

このほか会議では、マラソンやトライアスロンなど公道を使う競技について交通への影響を最小限に抑えるために大会期間中の平日を休日とするような法整備やサマータイムの導入について今後、検討していくことが確認されたということです。

[529] 特別立法で平日を休日に=サマータイムも検討-五輪調整会議:時事ドットコム ( ()) http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092900054&g=pol

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会や東京都などによる調整会議が29日午前、文部科学省で開かれた。一般道路を活用して競技を行う平日を特別立法で休日にしたり、暑さ対策としてサマータイム(夏時間)を導入したりすることについて検討する方針を決めた。

[830] 東京オリンピック・パラリンピック調整会議|東京都 (平成28(2016)年9月30日更新 東京都著, ) http://www.metro.tokyo.jp/tosei/governor/governor/katsudo/2016/09/29_01.html

平成28(2016)年9月29日(木曜)、東京2020大会の関係組織の代表者が集まる東京オリンピック・パラリンピック調整会議が文部科学省で開催され、小池知事が出席しました。

会議では、組織委員会から今後の課題となる、路上競技の問題、輸送問題、仮設会場の問題について説明がありました。特に、トライアスロンや自転車のタイムトライアルなどは、一部の日程で平日開催が予定されているため、交通規制の観点から、休日化やサマータイムの導入、ルートの変更など、さまざまな検討が必要であるとされました。

[143] インタビュー&トーク - 「東京五輪を機にサマータイムを」、“夏時間オタク”の投資運用会社社長:ITpro ( (ITpro著, )) http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/interview/14/262522/112800292/?rt=nocnt

2020年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピック競技大会。関係組織の代表者が集まる調整会議の場で、サマータイム(夏時間)の導入が検討されている(東京都の関連ページ)。日照時間が長い時期に1~2時間、時刻を進めるサマータイムの導入は、IT関係者にも大きく影響する。実際に導入された場合、どのような効果が期待されるのか。自称“サマータイムオタク”の、投資運用会社ディメンショナル・ジャパン・リミテッドのジョン・アール・アルカイヤCEO(最高経営責任者)に聞いた。

サマータイムの導入は、日本経済の目を覚まさせる「ウエイクアップコール」だと思っています。輸出額を伸ばすことも重要ですが、内需の拡大はさらに重要です。内需拡大のためには、一部の国民に関係があるような政策では効果が小さい。その点、サマータイムの導入は全国民が関係します。ここがポイントです。景気の「気」は気分の「気」です。国民全員が「変わった」と感じることができれば、景気は浮揚するはずです。

[958] 東京五輪の聖火リレー 森会長、被災地を「丹念に回ってあげたい」― スポニチ Sponichi Annex スポーツ (2017年1月4日 21:14 株式会社スポーツニッポン新聞社マルチメディア事業本部著, ) https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/01/04/kiji/20170104s00048000262000c.html

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は4日、 暑さ対策としてサマータイムを導入する構想については法整備が必要で「ことし中に手を打たないといけない」と述べた。

[1123] ワシントン お得で楽しい夏時間 | 中日旅行ナビ ぶらっ人 (2018年07月18日 ) http://tabi.chunichi.co.jp/from-the-world/180523washington.html

ワシントンに赴任して、うれしいことの一つは日が長いことだ。 米国では3月11日から夏時間(サマータイム)になり、時計の針を1時間進めた。いま日本の日没は東京で午後6時半ごろだから、同じようにサマータイムを導入すれば、日没は同7時半ごろになる。消費を盛り上げようと、日本政府が金曜日の早帰りを呼び掛けた「プレミアムフライデー」は不発気味。サマータイムのほうがよほど効果が大きいし、みんなに喜ばれると思うのだが。 (白石亘)

[1124] 【浪速風】猛暑対策で一案、サマータイム導入を まだ涼しい朝の有効活用を(7月18日) - 産経WEST (2018.7.18 15:05 SANKEI DIGITAL INC.著, ) https://www.sankei.com/west/news/180718/wst1807180065-n1.html

以前、タイを旅行して、バンコクの公園でまだ薄暗いうちから朝食をとる人たちが多いのに驚いた。家から持参の家族もいるが、公園の内外にはいろんな屋台が出ている。日中はたまらぬ暑さだが、朝はまだ涼しい。食べ歩き気分で屋台をはしごをすると満腹になり、一日が長く、豊かに感じた。

サマータイムを導入してはどうだろう。これまで何度か検討されては、日本にはなじまないと見送られた。だが、こうも猛暑が続くと、比較的気温が低い朝の時間帯を有効活用するのも一案ではないか。もちろんアフター5も楽しめる。プレミアムフライデーより歓迎されると思うが。

[1132] 安倍晋三首相、サマータイム導入が「解決策かも」 東京五輪暑さ対策、森喜朗元首相の提案に - 産経ニュース (2018.7.27 18:44 SANKEI DIGITAL INC.著, ) http://www.sankei.com/politics/news/180727/plt1807270020-n1.html

安倍晋三首相は27日、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長と官邸で面会し、暑さ対策のため、夏季に標準時を繰り上げて明るい時間を有効利用するサマータイム制導入の提案を受けた。森氏によると、安倍首相は「それが1つの解決策かもしれない」と応じた。森氏が面会後、記者団に語った。

[1134] 東京五輪にサマータイム? - FNN.jpプライムオンライン (2018年7月27日 金曜 午後7:09 ) https://www.fnn.jp/posts/00397346CX

東京五輪組織委・森会長は「抜本的な暑さ対策を考えないと」、「政府として取り組める一番やりやすい、やってほしいのはサマータイムだと」と述べた。

森会長は27日、安倍首相と会談し、猛暑が予想される2020年の東京オリンピックの暑さ対策の1つとして、夏に限り、標準時を1時間から2時間程度進める、サマータイムを導入するよう提案した。

[1135] 東京五輪にサマータイム導入を 猛暑対策で安倍首相に申し入れ - スポーツ - SANSPO.COM(サンスポ) (2018.7.27 19:17 ) https://www.sanspo.com/sports/news/20180727/oly18072719170006-n1.html

武藤総長は「抜本的な暑さ対策として政府に考えていただきたいと申し上げた」とした。 「マラソンを、もう1時間早めるためには、スタッフは真夜中に準備を始めなければならない。選手も未明に起きなければならず、アスリートファーストとしてどうなのか。現実的には7時が限度」と武藤総長。社会全体で1~2時間早まれば問題なく実現できるとした。

申し入れは20年だけでもという形。武藤総長は「サマータイム自体、G7で導入していないのは日本だけ。国民の理解を得られて、その後も実施されれば、低炭素社会実現の上でもレガシー(遺産)になる」とした。

サマータイム自体は組織委員会発足当初から森会長が提案していたが、趣旨は低炭素社会実現だった。「そのころ、暑さという点は、そこまで深刻にとらえられていなかった」という武藤事務総長は「まさか、暑さ対策がここまで重要なポイントになるとまでは考えていなかったが、現実に40度を超えて深刻さが強く認識された。(40度超えに)背中を押された」と説明した。安倍首相は森会長らの説明に真剣な表情で耳を傾けていたが、具体的な回答はなかったという。

[1137] 暑さ対策で夏時間導入要請=組織委、今夏の猛暑踏まえ-東京五輪:時事ドットコム () https://www.jiji.com/jc/article?k=2018072701213&g=spo

森氏が「抜本的な暑さ対策を考えないといけない。首相の決断でやってほしい」と求めたのに対し、首相は「その方が解決するかもしれない」と応じた。会談に同席した組織委の武藤敏郎事務総長は「五輪は国家的なプロジェクト。抜本的な対応として、政府によく考えて検討していただきたい」と述べた。

開幕まであと2年しかなく、導入となれば競技日程の修正や経済活動に影響する課題もある。20年春から秋までの限定的な運用が現実的だが、武藤事務総長は「これが低炭素社会への一つのきっかけになればレガシー(遺産)になる」と語った。(2018/07/27-21:10)

[1138] 【報ステ】東京五輪に夏時間?総理「1つの解決策」 (2018/07/27 23:30 ) http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000132780.html

森会長によると、安倍総理は「なるほどね。それが1つの解決策かもしれないね」と答えたという。

[1143] 暑さ対策、夏時間しかない=東京五輪パラ組織委・森会長:時事ドットコム () https://www.jiji.com/jc/article?k=2018072800373&g=spo

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は28日、福井市内で開かれた会合で、五輪期間中(7月24日~8月9日)の暑さ対策としてサマータイム(夏時間)を挙げ、「これしかない」と改めて導入の必要性を訴えた。

森氏は、安倍晋三首相に導入を要請したことを説明。「(今年は)異常な暑さだ。来年も再来年もこうだと、世界(各国)が『東京五輪は少し(時期を)ずらしてくれ』と言い出しかねない」と述べ、大会日程への反発に懸念を示した。 (2018/07/28-17:32)

[1141] 五輪のサマータイム導入に慎重 菅氏「国民生活へ影響」 - 共同通信 (2018/7/30 12:28 ) https://this.kiji.is/396505056117572705?c=39546741839462401

菅義偉官房長官は30日の記者会見で、2020年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策のため国全体で時計の針を1~2時間進めるサマータイム(夏時間)制度を導入する案について慎重な姿勢を示した。「一つの提案として受け止めるが、国民の日常生活に大きな影響が生じる」と述べた。

[1144] 7月30日付 | 新生面 | コラム | 熊本日日新聞社 (7月30日 09:23 ) https://kumanichi.com/column/shinseimen/574100/

もくろみ通りに時間の管理ができるか。寝不足を助長しては元も子もない。

[1163] 夏時間、政府は消極的=国民生活への影響懸念:時事ドットコム () https://www.jiji.com/jc/article?k=2018073000718&g=pol

菅長官は30日の会見で、夏時間について「一つの提案として受け止める」と述べながらも「国民の日常生活にも大きな影響が生じる」と述べ、導入に慎重な考えを示した。政府高官は「何回となく検討しているが、今まで難しいと言ってる」と述べた。(2018/07/30-17:29)

[1173] 東京五輪の暑さ対策は開催時期の変更で/小池氏会見 夏時間導入に異議 (2018年7月31日(火) ) http://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-07-31/2018073102_02_1.html

日本共産党の小池晃書記局長は30日の記者会見で、2020年の東京オリンピックの暑さ対策として日本標準時を現行より繰り上げるサマータイム(夏時間)導入が一部で取りざたされていることについて問われ、「オリンピックは朝だけやるわけではない。サマータイムを導入して何が解決するのか。国民生活が混乱するだけだ」と疑問を呈しました。

[1147] 共産・小池氏、夏時間で日本大混乱=立憲・福山氏「一考の余地」:時事ドットコム () https://www.jiji.com/jc/article?k=2018073000740&g=smm

共産党の小池晃書記局長は30日の記者会見で、2020年東京五輪・パラリンピックの猛暑対策としてサマータイム(夏時間)導入が浮上していることに関し「日本中が大混乱になる。コンピューターから何からシステム全体を変えないといけない」と述べ、9~10月への開催時期変更を求めた。

一方、立憲民主党の福山哲郎幹事長は会見で、夏時間導入について「選手、観客、スタッフへの負担を考えると一考の余地がある」と理解を示した。(2018/07/30-17:43)

[1145] 共産・小池氏、五輪「暑さ対策なら9月か10月開催を」:朝日新聞デジタル (2018年7月30日23時22分 ) https://www.asahi.com/articles/ASL7Z61FKL7ZUTFK017.html

オリンピックって朝だけやるわけじゃないんだから、サマータイムを導入したからって何が解決するんですかという話だと思う。昼間だって競技があるわけですから、暑さ対策を心配するなら、オリンピックの開催時期を9月か10月に変えるべきだ。

オリンピックの時期だけサマータイムを導入したら、日本中大混乱になる。目覚まし時計をちょっと合わせるだけじゃないですからね。コンピューターから何から、システム全体、時間を変えなきゃいけない。

[1146] 東京五輪の「聖火」到着地は宮城の空自・松島基地に - スポーツ - SANSPO.COM(サンスポ) (2018.7.31 05:02 ) https://www.sanspo.com/sports/news/20180731/oly18073105020002-n1.html

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が、 30日、分かった。同日に福島県楢葉町のサッカー施設、Jヴィレッジで開いた理事会で森喜朗会長が報告し、承認された。

森会長は記者会見で、大会時の暑さ対策として安倍首相に提案したサマータイム(夏時間)制度について、時計の針を2時間進めるよう要望したことを明らかにした。

[1166] 五輪前にサマータイム導入論争!?いる?いらない? (2018/07/31 21:00 ) http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000132990.html

このサマータイムについて街の声は…。

会社員:「やっぱり働く時間だけが長くなってしまうんじゃないかという懸念はある」「(Q.早く始まったら早く終わるのでは?)いや、終わらないと思いますよ。終わらないと思います」

60代:「サマータイムですか。あまり日本人に馴染まないんじゃないかなと思います。日本人はやっぱり今まで通り、従来通りやったらいいんじゃないですかね。今まで長いことやってきた日本人の習慣を変えるっていうのは大変なことなんだろうなと思います。賛成はしません」

小学生のころにサマータイムを経験したという方は。

80代:「前やって良かったんじゃないですか!」「(Q.昔もやってた?)うん、だから知ってんだよ。あれは1時間(の時間変更)。だから今度も賛成」「(Q.経験者?)そうだよ」「(Q.経験してるから賛成?)そう、そう、そう」「(Q.生活リズムは?)昔は1時間(の時間変更)で、そんなに狂った記憶ないですね」

[1167] 70年前の小学生の感想なんて現代日本の夏時刻実施の参考にならんだろ。
[1164] 妖精たちが登場し愉快な恋物語を繰り広げる… | オピニオンの「ビューポイント」 (編集局 2018/8/01(水) 上昇気流 ) https://vpoint.jp/column/updraft/117373.html

これに対し菅義偉官房長官は、慎重な姿勢を示した。影響の大きさを考えれば当然だろう。しかし、五輪に限らず酷暑対策に改めて夏時間を検討する価値はあるのではないか。

[1165] 価値があるのではないかと投げかけながら、 どんな価値があるのかは何一つ示していない無責任な記事。
[1168] 党議拘束を緩和して議論しよう | 国会改革 | 河野太郎 | 毎日新聞「政治プレミア」 (2018年8月1日 ) https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20180731/pol/00m/010/001000d

日本の国会の現状として一足飛びにいかないならば、まずは議員立法から党議拘束を外してはどうだろう。

代理出産の法的規制やサマータイム導入を巡っては、党内で議論がまとまらないために国会に法案が提出できなかった。

夫婦別姓もそうだが、政府に特定の立場はないが社会の一部の関心が高い問題はかなりある。

ところが、与党も野党も党内で賛否が割れると、こうした法案も国会に提出できず、国会で議論も行われない。これは不幸なことだ。

[1172] 河野太郎は次の通り長年繰り返し同趣旨の主張で夏時刻を例示しています。 ただし河野自身の賛否は明らかにしていないようです。

[1218] 経済効果7000億円も=夏時間、消費にプラス-エコノミスト:時事ドットコム () https://www.jiji.com/jc/article?k=2018080201261&g=eco

第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストの試算によると、夏時間になれば、明るい時間帯での支出が増えるなど個人消費が押し上げられ、年7000億円の経済効果があるという。

永浜氏は、3月下旬~10月の約7カ月間、時計を1時間早めると想定。外出が盛んになり、娯楽や外食、交通機関の利用などが増えると見込んだ。家庭で過ごす時間が少なくなり電気・ガスの利用は減るものの、全体では経済にプラスの影響を与えるという。

ただ、かつて夏時間の導入を目指す動きが活発化した2005年に同氏が試算した際の経済効果は約1兆2000億円。「ネット通販の普及で外出しなくても買い物はでき、十数年以上前に比べると効果は小さい」とみている。 (2018/08/02-20:58)

[1219] 経済効果があるというのは結構な話だけど、 損害がいくらというのは計算していないのか、計算しても出していないのか。
[1220] 五輪猛暑対策に夏時間検討へ=政府、首相主導で慎重姿勢から一転:時事ドットコム () https://www.jiji.com/jc/article?k=2018080200916&g=pol

政府が2020年東京五輪・パラリンピックでの暑さ対策として、サマータイム(夏時間)導入に向けた検討に入ることが2日、分かった。政府内には慎重論があるものの、関係者によると、安倍晋三首相が導入に前向きな考えを示した。19年に試験的に実施し、効果を見極める案が浮上している。 首相としては夏時間導入も排除せず、あらゆる手段を講じることで選手や観客らの健康対策に万全を期す意向とみられる。

政府は従来、夏時間の導入には消極的で、菅義偉官房長官は7月30日の記者会見で「国民の日常生活にも大きな影響が生じる」と述べていた。ただ、関係者によると、その後に首相が検討の必要性を周囲に伝え、菅長官とも考えを擦り合わせた。 (2018/08/02-16:19)

[1224] 準備期間半年とか釣り針が大きすぎるぜwww
[1221] 夏時間、慎重論根強く=国民の理解が課題-五輪猛暑対策:時事ドットコム () https://www.jiji.com/jc/article?k=2018080201095&g=pol

立憲民主党の枝野幸男代表は2日、東京都内で記者団の質問に答え、各家庭であらゆる家電製品の時刻修正が必要になると指摘。「個人の生活に負担をかける。それに見合うだけの効果があるのか。相当慎重な議論が必要だ」と語った。(2018/08/02-19:53)

[1226] 東京五輪でのサマータイム導入は「時間的にタイト」 | NHKニュース (2018年8月3日 14時32分 日本放送協会著, ) https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180803/k10011562011000.html

鈴木オリンピック・パラリンピック担当大臣は、閣議のあとの記者会見で「国民の日常生活に大きな影響を与えるし、過去に国会や自民党内でもさまざまな議論があったが実現には至っておらず、大きな課題を抱えている」と述べました。

そのうえで、鈴木大臣は「サマータイム導入には表示を変えるなど、かなりのコストがかかるし、導入するにあたって相当時間をかけてやらなければならない。2年後というのは時間がタイトだ」と述べ、慎重な考えを示しました。

[1222] 小池知事「知事の部屋」/記者会見(平成30年8月3日)|東京都 (東京都著, ) http://www.metro.tokyo.jp/tosei/governor/governor/kishakaiken/2018/08/03.html
記者

MXテレビの白井です。東京オリンピック・パラリンピックの暑さ対策が課題になる中、7月27日(金曜日)に森会長がサマータイムの導入について総理に打診されたということで、今朝の鈴木オリンピック大臣の会見でも、大臣は慎重な姿勢を示されましたが、このサマータイムについて、小池知事のご所見をお願いいたします。

知事

この暑さ対策、2020大会の暑さ対策、東京都としても、取組をもう一度見直してみましょうという流れで、指示しているところでございます。

そのうちの一つとしても、このサマータイムの導入ということも一つの考え方ではないかと思っております。朝の時間を変えるということは、今度、夕方の時間に響いてくるのをどうするのかとか、また、別の問題も呼び起こすことになろうかと思います。いずれにしても、メリット、デメリットがありますし、また、お金も結構かかることになろうとも聞いております。それから、国民生活への影響があるということであります。これはまた、サマータイムとは日本全国の話になりますので、私はむしろ、国においてまず検討を深めていただくということを見守っていきたいと思っております。

[1239] 【東京五輪】酷暑対策でサマータイム導入へ 秋の臨時国会で議員立法 31、32年限定(1/2ページ) - 産経ニュース (2018.8.6 05:00 SANKEI DIGITAL INC.著, ) https://www.sankei.com/politics/news/180806/plt1808060002-n1.html

政府・与党は、平成32(2020)年の東京五輪・パラリンピックの酷暑対策として、夏の時間を2時間繰り上げるサマータイム(夏時間)導入に向け、本格検討に入った。与党はお盆明けにも制度設計に入り、秋の臨時国会への議員立法提出を目指す。平成31、32両年の限定導入となる公算が大きい。複数の政府・与党関係者が明らかにした。

政府・与党で検討したところ、国民生活に直結する案件だけに、政府提出法案ではなく、議員立法として超党派で成立を目指すべきだという方針に傾いたという。

与党では、最も暑い6~8月を軸に数カ月間だけ2時間繰り上げる方向で検討に入った。31年に試験導入した上で問題点を改善し、32年に本格導入する案が有力だという。

五輪だけでなく、通勤・通学の酷暑対策としてサマータイムは切り札となる。先の国会で働き方改革関連法が成立し、残業規制が強化されたことも成立に追い風となりえる。

第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストは、サマータイム導入で、個人消費が押し上げられ、年間7千億円の経済効果があると試算している。

[1241] 官房長官、サマータイム「導入目指すと決めた事実ない」: 日本経済新聞 (2018年8月6日 11:49 ) https://r.nikkei.com/article/DGXLASFL06HZM_W8A800C1000000?s=3

菅義偉官房長官は6日午前の記者会見で、 一部報道について「政府としてサマータイム導入を目指すとの方針を決定した事実はない」と述べた。その上でサマータイムについて「国民の日常生活に影響を生じるもの」などと指摘した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

[1240] 菅氏、サマータイムに否定的見解 東京五輪で暑さ対策 - 共同通信 (2018/8/6 13:13 ) https://this.kiji.is/399044414646158433?c=39546741839462401

菅義偉官房長官は6日の記者会見で、 サマータイム(夏時間)制度を導入する案に重ねて否定的見解を示した。「国民の日常生活に影響が生じ、大会までの期間が2年と限られている」と述べた。

[1243] 官房長官は報道は承知しているが政府として目指すと決めた事実はない、と言っている。 与党と議連の動きについてはコメントしていないので、 官房長官は否定的認識だけど周りはそうとも限らないのか。

[1251] >>1250 は以前夏時刻を推進していた環境省の資料を書き写した提灯記事。

電波時計閏秒と同じように補正されるとか書いてるが、 日本標準時報時信号までずらす前提なのか!? JJY には夏時刻フラグはないぞ... ずらしたら標準時信号じゃなかったんかい!という話になるが、 ずらさなかったら既存の電波時計夏時刻に手動調整しても自動で標準時に戻ってしまい辛いことになりそうだ。

[1252] 標準電波と電気時計 (電気設備学会誌 2011 年 11 月 ) https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieiej/31/11/31_866/_pdf/-char/ja

標準電波のタイムコード仕様には,運用開始当初から 予備ビットとして「夏時間」情報が 2 ビット割り当てら れていた。これは,サマータイム切り替わりの予告や現 在の状態を知らせる意味は明白であるが,「時刻」の部 分に関しては,電波時計のメーカ間において解釈の違い があった。そのため,サマータイム期間中もUTC+9 固定の時刻が送出されサマータイム情報により時計内で 1 時間進めるとした製品と,1 時間進んだ生活時間が送 出されるとして単純に時刻データを取り込むとした製品 が市場に出回っている。

... ということで実は存在するものの、 今まで使われていなかったせいで余計に酷いことになりそうだ。 しかも2時間の夏時刻は想定外と。

[1255] 五輪でサマータイム導入可否検討 政府与党、生活混乱の懸念も - 共同通信 (2018/8/6 20:45 ) https://this.kiji.is/399166847444829281?c=39546741839462401

政府、与党は、 サマータイム(夏時間)の導入の可否について検討に入った。 ただ政府、与党内には国民生活が混乱しかねないとの懸念もあり、実現するかは見通せない。関係者が6日、明らかにした。

[1254] 政府・与党:サマータイム可否検討 東京五輪暑さ対策で - 毎日新聞 (2018年8月6日 21時09分(最終更新 8月6日 21時39分) ) http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20180807/k00/00m/040/114000c

政府・与党は サマータイム(夏時間)の導入の可否について検討に入った。 ただ実現性を疑問視する見方もあり、菅義偉官房長官は6日の記者会見で「国民の日常生活に影響が生じ、大会までの期間が2年と限られている」と否定的見解を示した。

関係者が6日、明らかにした。政府・与党は導入した場合のメリット、デメリットを検証。

[1256] 世論調査―質問と回答〈8月4、5日実施〉:朝日新聞デジタル (2018年8月6日21時39分 ) https://www.asahi.com/articles/ASL855GWDL85UZPS007.html

2020年の東京オリンピック・パラリンピックの暑さ対策についてうかがいます。大会組織委員会は、気温の低い早朝を有効に使うため、日本全体で夏の間だけ時計を2時間進める「サマータイム」の導入を提案しています。あなたはこの案に賛成ですか。反対ですか。

賛成 53

反対 32

その他・答えない 15

[1259] NHK世論調査 死刑制度は存続58% 廃止7% | NHKニュース (2018年8月7日 5時53分 日本放送協会著, ) https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180807/k10011567031000.html

東京オリンピック・パラリンピックの暑さ対策として夏に生活時間を早める「サマータイム」の導入に「賛成」が51%、「反対」が12%、「どちらともいえない」が29%でした。

[1260] 余録:「早起きは三文の徳」は灯油の高かった昔… - 毎日新聞 (毎日新聞2018年8月7日 東京朝刊 ) https://mainichi.jp/articles/20180807/ddm/001/070/099000c

ただしことは国民生活や経済などすべてを巻き込むサマータイムである。占領軍が導入した時は寝不足や残業増の元凶とされ、講和とともに廃止された▲エネルギー問題や震災にからむ近年の導入論議も盛り上がりは乏しかった。ただ温暖化時代の気候変動を肌身で感じるこの機会である。一度は国民的な論議にかけてみてもいい「早起きの徳」の当否だ。

[1261] 安倍首相、自民にサマータイム検討指示へ=東京五輪の猛暑対策:時事ドットコム () https://www.jiji.com/jc/article?k=2018080700420&g=pol

安倍晋三首相は7日午前、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(元首相)と首相官邸で会談し、大会期間中の暑さ対策として、サマータイム(夏時間)の導入を検討するよう自民党に指示する意向を示した。森氏によると、首相は夏時間について「大変国民の関心が高い。国民生活全体に影響することだから、党で意見聴取をよくしなければならない」と述べた。

政府内には、大会までの期間が2年と限られていることなどから慎重意見もある。(2018/08/07-11:43)

[1263] 安倍首相がサマータイム検討を指示 自民党部会に - FNN.jpプライムオンライン (2018年8月7日 火曜 午前11:53 ) https://www.fnn.jp/posts/00398120CX

安倍首相は、東京オリンピックの森組織委員会会長と会談し、暑さ対策として、夏の時間を繰り上げるサマータイムの導入について、自民党の部会で検討するよう指示した。

この中で、安倍首相は、サマータイムの導入について、「国民の関心も高い」などと指摘し、自民党の部会で意見を聞くよう指示した。

大会組織委員会・森 喜朗会長は、「(首相から前向きな反応があったか?)今お話したことが前向きでなければ、話にならないんじゃないですか」と述べた。

[1264] 東京五輪にサマータイム導入 首相「まず自民党で議論」 | NHKニュース (2018年8月7日 12時45分 日本放送協会著, ) https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180807/k10011567431000.html?utm_int=all_side_ranking-social_003

安倍総理大臣は7日総理大臣官邸で、組織委員会の森会長、自民党の遠藤東京大会実施本部長らと会談しました。

この中で森会長らは、大会期間中の暑さ対策の一環として夏に生活時間を早める「サマータイム」の導入を検討するよう重ねて要望しました。

これに対して安倍総理大臣は「サマータイムの導入は国民の評価が高いと聞いている。内閣としても考えるが、まずは党のほうで先行して議論してもらいたい」と述べ、自民党内でまず議論を進める考えを示しました。

会談のあと森会長は記者団に対し「オリンピックでサマータイムを導入することを日本のレガシーとして使ってほしい」と述べたほか、遠藤氏は「議員立法になるとしても、内閣提出の法案になるとしても、議員連盟のようなものをつくって対応したい」と述べました。

鈴木オリンピック・パラリンピック担当大臣は閣議のあとの記者会見で「プラス面とマイナス面の両方があるので、しっかり精査して経済界、労働界、国民一人ひとりが納得する形で進める必要がある。導入するなら、相当周知をする必要があると思う。まずは各界の意見を聞かなくてはならず、丁寧にやらなければならない。2年というのは、かなりスケジュール的にはきついものがあるのではないか」と述べました。

林文部科学大臣は、閣議のあとの記者会見で「サマータイムについては暑さ対策のための1つの提案として受け止めているが、国民の日常生活にも大きな影響が生じうるということであるので、実施にあたっては国民的合意を得ていく必要がある」と述べました。

菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、「サマータイムについては、暑さ対策の1つの提案として受け止めているが、国民の日常生活に影響を生じるものであるし、大会までの期間はあと2年と限られている」と述べました。

[1265] 【東京五輪】酷暑対策でサマータイム導入へ 秋の臨時国会で議員立法 31、32年限定 (猪瀬 直樹 作家、元東京都知事 2018年08月06日 ) https://newspicks.com/news/3224407?ref=user_374645&u=pnl66x&from=twitter

今度のように行き当たりバッタリでなく、世界市場のなかでの望ましいサマータイムのあり方を2013年に提言しました。ロンドンのように夏は夜9時過ぎまでアウトドアのスポーツができる環境なら、医療費削減にも結びつくと思います。

[1266] 【東京五輪】酷暑対策でサマータイム導入へ 秋の臨時国会で議員立法 31、32年限定 (永濱 利廣 第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト 2018年08月06日 ) https://newspicks.com/news/3224407?ref=user_417355&u=pnl66x&from=twitter

ちなみに、私の試算結果は米国と同じ条件で試算した消費押し上げ効果ですので、今回の日本の条件にすれば、少し数字が少なくなる可能性があります。

[1267] 首相、サマータイム検討 自民へ指示、業界聴取も - 読んで見フォト - 産経フォト (2018.8.7 13:48 SANKEI DIGITAL INC.著, ) http://www.sankei.com/photo/story/news/180807/sty1808070008-n1.html

首相と官邸で会談した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長に「国民の関心は高い。やるならば、国民生活に影響する。業界に意見があるから、党部会で意見聴取をしてほしい」と語った。

会談後、森氏が記者団に明らかにした。

自民党内の議論は、首相と森氏との会談に同席した自民党の遠藤利明2020年五輪・パラリンピック東京大会実施本部長らを中心に進む見通しだ。首相は会談で「よく慎重に見極める必要がある」とも述べた。

森氏は首相に対し、サマータイムが省エネ効果が見込まれることを踏まえ「五輪のためにやるということではなく、日本政府が地球環境保護に取り組むという観点で進めてほしい」と求めた。

[1268] 森氏、サマータイム再度要望 首相「内閣としても検討」:朝日新聞デジタル (2018年8月7日11時44分 ) https://www.asahi.com/articles/ASL873K0RL87ULFA00B.html?ref=rss

安倍晋三首相は7日午前、政府・与党で検討を進める考えを示した。大会組織委員会の森喜朗会長、遠藤利明副会長が首相と会談し、記者団の取材に明らかにした。

遠藤氏によると、首相は「内閣としても検討する。まずは(自民)党で先行してやってほしい」と発言したという。遠藤氏は記者団に「秋の臨時国会で形にしないといけない。お盆前に(自民党の)岸田文雄政調会長と会って、詰めの作業をしたい」と述べた。

[1290] 自民が夏時間検討へ=安倍首相指示、政府なお慎重論-東京五輪の猛暑対策:時事ドットコム () https://www.jiji.com/jc/article?k=2018080700420&g=pol

自民党は岸田文雄政調会長を中心として、検討の枠組みをお盆前に発足させることを目指す。党に特命委員会を設置する案や超党派の議員連盟をつくる案が浮上している。法案は議員立法での提出が想定されている。

公明党の山口那津男代表も7日、夏時間について「柔軟に幅広く検討していく必要がある」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

(2018/08/07-17:39)

[1291] 夏時間、共産・小池氏が批判 「生活が混乱、言語道断」 - 共同通信 (2018/8/7 20:21 ) https://this.kiji.is/399522946077230177?c=39546741839462401

共産党の小池晃書記局長は7日の記者会見で、2020年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策を巡り、安倍晋三首相が自民党に導入の可否を検討するよう指示した国全体の時間を夏の間だけ早めるサマータイム(夏時間)制度を批判した。「国民生活が大混乱する。あきれた提案だと言わざるを得ず、言語道断だ」と述べた。

医師でもある小池氏は、夏時間導入は国民の睡眠不足と体調不良を招き、長時間労働にもつながりかねないと指摘。

[1292] 舛添要一さんのツイート: "若い頃ヨーロッパで生活したので、省エネ、余暇の充実などサマータイムの良さは知っている。しかし、マイナスもあるし、高緯度の欧州とモンスーンの日本は違う。暑さ対策、五輪対策という視点のみならず、様々な視点から検討すべきで、導入してすぐ止めるような愚を犯してはならない。広汎な議論を!" (0:48 - 2018年8月7日 ) https://twitter.com/MasuzoeYoichi/status/1026736841322508288

[1293] 舛添要一が夏時間導入の問題指摘「愚を犯しては」 - 芸能 : 日刊スポーツ (2018年8月7日17時53分 ) https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201808070000604.html

前東京都知事の舛添要一氏は、政府が2020年東京五輪(オリンピック)・パラリンピックの暑さ対策に向けて、国全体の時間を夏の間だけ早めるサマータイム(夏時間)制度の導入を検討していることについて、マイナス面もあると指摘した上で「さまざまな視点から検討すべき」と求めた。

舛添氏は7日更新のツイッターで、サマータイムに言及。

[1294] サマータイム、GHQが一時期導入 その後は不発 - 産経ニュース (2018.8.7 21:33 SANKEI DIGITAL INC.著, ) https://www.sankei.com/politics/news/180807/plt1808070028-n1.html

自民党の遠藤利明2020年五輪・パラリンピック東京大会実施本部長によると先進7カ国で導入していないのは日本だけ。政府関係者は「労働時間の増加を組合側が不安視し反発していた」と指摘する。政府の働き方改革が浸透すれば、サマータイムも広く受け入れられる可能性がある。

[1295] News Up えっ!サマータイム? | NHKニュース (2018年8月7日 20時16分 日本放送協会著, ) https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180807/k10011568231000.html

第一生命経済研究所の経済調査部・主席エコノミストの永濱利廣さんに聞きました。

「会社の始業や就業が早まって余暇が確保できれば、趣味や飲食に充てる時間が増えて年間5000億円くらい個人消費が伸びるという見方もあります」

一方で、永濱さんは経済的にマイナスの影響もあると指摘しています。

「企業などのシステムを年に2回変更することになるので、対応にあたる人手が必要になります。システムのトラブルがあるかもしれないし、人手不足の中、企業にとってはコストがかかることになります。睡眠不足の社員がいれば、生産性が落ちることも懸念されます」

[1296] コンピュータシステムのサマータイム対応を巡る二つの楽観論 - アンカテ () http://d.hatena.ne.jp/essa/20180807/p1

[1297] キャンペーン · 安倍総理: サマータイムに反対!過去の遺産を21世紀に持ち出すな! · Change.org (発信者:HARA EIJI ) https://www.change.org/p/%E5%AE%89%E5%80%8D%E7%B7%8F%E7%90%86-%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%81%AB%E5%8F%8D%E5%AF%BE-%E9%81%8E%E5%8E%BB%E3%81%AE%E9%81%BA%E7%94%A3%E3%82%9221%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%81%AB%E6%8C%81%E3%81%A1%E5%87%BA%E3%81%99%E3%81%AA

[1298] Twitter もその場の媒体も、もう先週までとは全然量が違う、 炎上といっていい状態だな。 流石にこうなると12時間のサマータイムにしろとか呑気なこと言ってる人もいなくなった。 賛成の人は極稀にしか見かけない。 時限だから反対という人や、 システム改修が大変という反対意見に簡単だと反論する素人はまま見かける。 ほとんどは反対か。

標準時改正論

[840] 季節的な夏時刻ではなく、全年の標準時全国的に改正する (通年夏時刻を実施する) べきとの主張も存在します。 しかし支持者はほとんどいないとみられます。


[913] 頃、 首都機能移転により那須が選ばれる場合、 標準時+09:20 に改めるという噂が流れていた >>911 ようです。しかし出所も信憑性も謎な噂で、 首都機能移転自体が検討の初期段階でしかありませんでしたから、 ただの与太話かもしれません。


[983] 永井俊哉は、通年夏時刻 +11:00 の採用を提案しました >>982

[996] 同じ頃北海道でも、独自の標準時の採用を主張する人達がいました。 北海道標準時

[1071] 、 取材で南鳥島沖ノ鳥島を訪れた朝日新聞コラムニストの船橋洋一 (後に朝日新聞主筆) は、 南鳥島+10:00 に、与那国島+08:00 にし3区に分けることを提案しました >>1070。しかしその動機は日本の海域の広さを認識できるという抽象的なものであり、 コラム記事の感想文を書く以外に実現に向けて具体的に活動した形跡は見当たりません。

[1070] asahi.com : コラム : 船橋洋一「日本@世界」 アジアの海洋文明を育てる (2004/01/08 ) http://www.asahi.com/column/funabashi/ja/TKY200401080129.html

日本中みな同じ時間であるのは不自然だ。最東端の南鳥島は内地より1時間早くていい。その逆に、最西端の与那国島は1時間遅くていい。この両者の間の距離は3千キロメートルを優に超えている。2時間の時差を導入してはどうだろう。日本の海域の広がりとたくらみをもっと認識するためにも。


[844]公務員清水宏一は、標準時を1時間繰り上げて +10:00 とすることを提案していました。 早起きにより時間を有効活用できる一方で、季節性の夏時刻の切り替えのデメリットを避けられるため好ましいとしていました >>845

[919] 清水宏一京都大学経営管理大学院寄附講座教授塩沢由典関西活性化研究会内に早起きニッポン研究会を設置しました >>843

[375] 関西活性化研究会は、 寄附講座が終了したため、 から財団法人関西社会経済研究所主催の関西の気風研究会となりました >>720

[918] 財団法人関西社会経済研究所事務局次長兼企画・分析チーム長の長尾正博は、 関西活性化研究会時代から標準時繰り上げの議論に参加し、 楽天リサーチに委託して意識調査を行いました。 関西の気風研究会塩沢由典清水宏一長尾正博は調査結果を記者発表しました。 >>376

[921] 関西の気風研究会は1年間活動を行いました >>920。 報告書によると、そのうち までの3回の研究会で、 清水宏一長尾正博が活動報告を行ったようです >>376

[1126] しかしこうした活動が外部で取り上げられた形跡はほとんどなく、 これといった実績も残せずにフェードアウトしていったようです。

[448] 環境衛生工学分野の研究,教育への鋭い洞察,たろてんの独り言,J. of Taroten ( ()) http://homepage3.nifty.com/turase/opi_j10.html

環境衛生工学分野の研究,教育への鋭い洞察,たろてんの独り言,J. of Taroten (2010年、) https://web.archive.org/web/20101023064847/homepage3.nifty.com/turase/opi_j10.html

これは、タイのAITへ行ったときも感じたけれど、日本は、朝が遅く、夜も遅い。もう少し、朝型になれないものか。サマータイムが地球温暖化対策の一環として検討されているが、それよりも全体としてもう少し朝型へ生活を持っていくだけでもずいぶん効果がある。また、明石のような国土の西よりに標準時を持っているのは、地球温暖化対策としても好ましくない。サマータイムのかわりに標準時をもう少し東へ持ってきたらどうか。

著者に入っていない長尾正博が Abstract に文責として示されているという謎。

[837] 日本政府の第9回産業競争力会議で、 東京都知事猪瀬直樹は、日本標準時+11:00 とすることを提案しました >>838, >>839標準時を2時間繰り上げることで、 世界の他の金融拠点都市と営業時間が重ならなくなるため、 東京の拠点の重要度が高まる >>838 と主張しました。 またシンガポールシドニーなど他国の主要都市が通年夏時刻を採用している >>838 ことも指摘しています。

[841] 夏時刻ではなく標準時の改正がこれほど大きな場で提案されたのは初めてとみられ、 話題にはなりましたが、ほとんどは冷淡な反応でした。

[1069] 暦文協が発表した旧暦2033年問題に関する見解 >>1068 の比較表には、「猪瀬前都知事案」として +11:00 に基づき旧暦を計算すること、東アジア全体でこれを採用することでごとの違いを解消できることが触れられていました。 もっとも、可能な選択肢の1つとして検討中に挙げられたものを示したに過ぎないと思われ、 暦文協がこの案を推進しているわけではありません。また猪瀬案と名付けられてはいるものの、 旧暦+11:00 化を猪瀬が提案したわけではなさそうです。 (しかし日本標準時が改正されるなら、当然旧暦の計算に用いる時刻も再検討が必要になってきます。)

[1049] には、 偶然にも同じ日に2つの媒体清水宏一猪瀬直樹標準時改正を支持する趣旨の記事 >>1032, >>1048 が公開されました。しかし Web 上では反応もほとんど見られませんでした。

[839] 5/22 第9回産業競争力会議議事録 (開催日時:2013 年5月 22 日(水) 17:20~19:00 ) http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/skkkaigi/dai9/gijiroku.pdf

標準時間を2時間早めることで、世界の1日のお金の流 れが日本から始まり、アジアの金融センターとしての地位が確立します。海外から富が 流入し、日本企業にお金が回り、賃金が上がり、雇用は増え、消費が刺激され、デフレ 脱却につながるという提案をさせていただきたいです。シンガポールは、既に1時間ず らして日本に近づけています。標準時間を2時間早くすることによって、海外に流出し た金融の拠点機能を呼び戻すことができるのではないでしょうか。

[38] 朝日新聞デジタル:日本の標準時「2時間早く」 都知事が提案、政府検討へ - 経済・マネー ( (The Asahi Shimbun Company 著, 版)) http://www.asahi.com/business/update/0522/TKY201305220005.html

[770] 朝日新聞デジタル:日本の標準時「2時間早く」 都知事が提案、政府検討へ - 経済・マネー (The Asahi Shimbun Company著, ) https://web.archive.org/web/20130604035836/www.asahi.com/business/update/0522/TKY201305220005.html

東京都の猪瀬直樹知事は、22日の政府の産業競争力会議で、日本の「標準時」を2時間早めることを提案する。東京の金融市場が始まる時間を世界で最も早くすることで、金融機関の拠点を日本に置く動きを促す狙いだ。政府は6月にまとめる成長戦略に盛り込むことを含めて検討に入る。

[771] ktgohanさんのツイート: "速報:『猪瀬直樹東京都知事、日本標準時(UTC+9)を、UTC+7(ロシア第5標準時、タイ標準時と同じ) に変更することを提言した』という報に接する。が、記事が朝日に出ていて虚構新聞に出てない。これは変じゃないか。 http://t.co/pAw3jv4ZS2" () https://twitter.com/ktgohan/statuses/337099095145603072

[772] >>771 のリンク先は >>770+07:00 と解釈したのはおそらく >>771 の人であって、 >>770 にはそのような記述はない。 >>771 の人が見た瞬間の記事内容が >>770 と異なる可能性は、 >>770>>771 の現在の内容を比較すると、低そう。

[836] 猪瀬知事、日本の標準時を2時間早める事を提案 | スラド () https://srad.jp/story/13/05/23/0940217/

[831] 知事の部屋 / 記者会見(平成25年5月24日)|東京都 (平成25年5月24日更新 猪瀬知事定例記者会見 平成25年5月24日(金曜) 15時00分~15時20分 ) http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/ARC/20131224/KAIKEN/TEXT/2013/130524.htm

【記者】東京新聞の臼井です。知事、先日のですね、産業競争力会議で、日本の標準時をですね、2時間早めるという提案をなさいました。メリットをですね、いろいろ強調されていたと思いますけれども、デメリットもあると思いますし、市民生活にも影響が大きいと思います。終了後の会見で、甘利大臣は、大胆な提案だとされた一方、冬の朝はまだ真っ暗かな、どうなんでしょうかねというふうにもおっしゃっていました。デメリットについては、知事はどのようにお考えになっていますか。

【知事】まず、大事なことは、今までの我々の20年間、低迷してきた経済をきちんと立て直す必要があるだろうと、そのときには、多少サプライズでも、このぐらいだという大きな、やっぱり、考え方の転換が必要でしょうと。まずは、ハードだけじゃなくて、ソフトで我々の意識の中でやはりどういうふうに我々自身が変わっていくことかということがなければならないという意味で、2時間前倒しと言いました、標準時。

ただし、これは、ちょっと誤解されているのは金融業界の話だという、受けとめている方がいらっしゃるが、そうではなくて、それもそういう面はあるけれども、やっぱり、アフターファイブで、例えば、今、これから一番夏至になると、大体7時半ぐらいまで明るいですよね。逆にいうと、朝4時ごろもう明るくなっちゃいますよ。ですから、2時間ぐらいずらすと、ちょうど9時半ぐらいがまで明るいわけですね。 コペンハーゲンやロンドンは、昼間すごく、夏は長いですね。だけど、冬は確かに夜は長いです。そういう意味で、冬は少し夜の時間が長くなりますね、2時間前倒ししますと。そういう意味で、冬はちょっと大変だね、みたいな話が甘利大臣から、ちょっとにこっとしながらおっしゃっていました。

ですから、ヨーロッパの場合にはサマータイムというのがあるのが、これは、なるほどなと僕は思っています。

2時間が実現するかどうかはわかりませんが、2時間という思想があれば、逆に、ウィンタータイムというのをつくったっていいんじゃないですかね。そういうことで、それなりの考え方ができるんじゃゃないかと思いますけれども、これから、問題を提起したんで、皆さんが議論を深めてもらう、発想の転換をちょっとしてもらいたいということであります。

[1032] 活動時間を変え ゆとりある豊かな生活へ :日本経済新聞 (2018/5/10 6:30 ) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30241820Z00C18A5KNTP00/

この発想は猪瀬直樹元東京都知事が日本の標準時を2時間早めると日本の市場が開く時間が他のアジア地域より早まり経済的に大きなメリットを見込めるとして提唱した。

経済的な面だけでなく他にもプラスの側面があるのではないかと考える。 ヨーロッパの人々が享受している生活のゆとりが生まれそうだ。

また就労後の時間が増えればウイークデーにスポーツを楽しむこともできる。

ポイントは労働の意識を変えられるか、であろう。 働き方の改革が叫ばれている今こそが大きなチャンスではないだろうか。 ゆとりある社会を目指すのに標準時の設定変更は一考の価値ありと思うが、いかがだろう。

(プロトレイルランナー 鏑木毅)

[1048] もし、日本時間が「2時間前倒し」されたら | TABI LABO (2018/05/10 TABI LABO著, ) https://tabi-labo.com/286709/journey-staying-uk-07

書籍『現役官僚の滞英日記』(PLANETS)の著者である現役官僚の橘宏樹氏が、自身が名門大学で過ごした2年間の滞英経験をもとに、英国社会の"性格"に迫ります。

僕がこのアイデアを初めて聞いたのは、元京都市観光政策監(京都の観光行政のトップで、事実上の市役所ナンバー3)の清水宏一氏から。僕は当時、なかなかぶっ飛んだアイデアだな、と大変驚きました。

その後調べてみたところ、政府の産業競争力会議(第9回2013年5月22日)でも、猪瀬直樹元都知事が同説を主張していました。

たとえば、サマータイムの導入によって「アフターファイブ経済」の開拓による国内市場の拡大、東証の取引時間の前倒し、規制緩和と英語公用等を認めて海外の金融エリートを呼び込める金融特区を都心の一部に設置するなどの政策が実行されると、「日本が本気でアジアの国際金融センターの地位を取りにきた!」と世界にサプライズを与えられるかもしれません。

標準時移動自体は、なかなか飛びつきにくいアイデアですし、導入するにしても配慮や調整が必要だとは思います。ですが、一概に否定せず、発想力のスケール感や議論の幅として、そのようなアイデアも視野に入れた議論が活発になされる日本であってほしいとも思います。

地域と標準時

[367] 日本の各地方の標準時の変遷は、細かく見ていくとかなり複雑です。

樺太

北日本の日時

千島列島・北方四島

北日本の日時

北海道

北日本の日時

日本本土

[729] 江戸時代の状況については、江戸時代の時刻も参照。

[515] 大政奉還王政復古により、 幕府は廃止され、幕府領は朝廷 (明治政府) の管理下に入りました。
[562] 版籍奉還により、 諸明治政府の管理下に入りました。
[563] 廃藩置県により、廃止され、本土全域が明治政府の直接統治下に置かれました。

[52] 施行改暦ノ布告 >>53 により、グレゴリオ暦定時法が実施されました。 それまでは不定時法だったといいます (江戸時代の時刻参照)。 日の出日の入により時刻が決まるため、季節と位置によって変動がありました。

主要都市ではなどがあった (報時参照。) 他、和時計も作られていました。

[140] Time ChangesJAPAN は、グレゴリオ暦が採用されたが、 庶民は太陰暦を使い続けた、としていました >>139

[223] 明治時代初期には、各地の地方時が用いられていました。 気象台では京都時電信局や編暦では東京時と、 分野ごとに異なる“標準時”も使われていました。

[334] この時期の時刻について、色々な (相互に矛盾する) 情報があります。 そのほとんどは、根拠が定かではありません。

  • [489] 「明治初期は東京時を用いていた」 >>194, >>263, >>262, >>267, >>330, >>397
    • やや正しい
    • 明治6年-明治20年の編暦には東京時が用いられていた (>>57)
    • 明治6年-明治20年のには東京時との時差が記載されていた >>273
    • 明治11年/1878年に電信局が東京時報時開始 (>>266)
  • [490] 「明治6年改暦で東京時が標準時となった」 >>446
    • 暦は東京時を用いるようになった
    • それを標準時と言えるのなら正しいが...
  • [491] 「明治9年秋に +09:00 が標準時となった」 >>118, >>209
    • 明治19年の誤り? (>>7、ただし7月なので秋ではない)
  • [484] 「明治12年/1879年に東京時が標準時となった」 >>330
    • そのような情報は見つかっていない
  • [485] 「明治13年/1880年に東京時が標準時となった」 >>271
    • そのような情報は見つかっていない
  • [486] 「電信局は東京時を用いていた」 >>249, >>331
    • 正しい
    • 明治11年/1878年に電信局が東京時報時開始 (>>266)
  • [487] 「関東の鉄道は東京時を用いていた」 >>248, >>336
    • おそらく正しい
    • >>255
  • [488] 「明治以前は京都時を用いていた」 >>263, >>267, >>271
  • [478] 「明治11年/1878年に京都時が標準時となった」 >>321, >>322, >>323, >>332
    • そのような情報は見つかっていない
  • [479] 「明治12年/1879年に京都時が標準時となった」 >>325, >>377
    • そのような情報は見つかっていない
  • [476] 「気象台は京都時を用いていた」 >>249
    • ほぼ正しい
    • 以後、明治21年/1888年の中央標準時施行以前は、京都時を標準として観測していた (>>225)
    • 明治18年/1885年頃、京都時に統一された (>>261)
  • [480] 「明治20年まで政府機関は京都時を用いていた」 >>331
    • 気象台に限れば正しい
    • それ以外でそのような情報は見つかっていない
  • [481] 「関西の鉄道は京都時を用いていた」 >>252
    • おそらく誤り
  • [482] 「明治初期に関西では大阪時を用いていた」 >>262, >>263
    • 大阪市内と関西圏の鉄道に限れば正しい
    • それ以外でそのような情報は見つかっていない
  • [483] 「関西の鉄道は大阪時を用いていた」 >>248
    • おそらく正しい
    • >>255
  • [477] 「明治11年/1878年まで真太陽時、明治12年/1879年より平均太陽時を用いた」 >>325, >>326
    • のことなら、正しい
    • 明治11年までのは真太陽時、明治12年以後のは平均太陽時を用いていた >>327, >>329

[393] 中央標準時制定時点で各地の地方時が用いられていてばらばらだった旨が政府内で述べられているので (>>391)、(分野を限定しない) 標準時が定められたというのは明らかに誤りです。

[474] 京都時京都標準時とも呼ばれますが、 当時からそのように呼ばれていたという資料は見つかっておらず、後の時代の俗称でしょう。

[619] なお、東経135度子午線京都府京丹後市も通過しています。 日本標準時のことを俗に明石標準時ともいいますが、 それならばある意味で京都標準時でもあるわけです。 もちろんここでいう京都時京都市地方時であり、 中央標準時とは数分の差があります。

[226] その後明治21年/1888年1月1日より中央標準時 (>>6) が実施されました。

[218] 実施に先立つ明治20年/1887年7月4日には、各府県庁所在地の地方時との時差一覧が官報觀象欄に掲載されています >>217

[328] 他に、にも主要都市の地方時との時差一覧が掲載されています。

[141] Time ChangesJAPAN+09:00 が採用されたものの、政府のみで庶民は用いなかった >>139 としていました。根拠は不明です。

[144] Time ChangesJAPANFormosa, Pescadores group, Yaeyama group, Miyako group は +08:00、 それ以外は +09:00庶民にも施行された >>139 としていました。 根拠は不明です。


[338] tzdataAsia/Tokyo標準時以前の東京地方時+09:18:59 としています。付けの注記によれば、 理科年表版の東京の座標東経135度44分40秒90に基づく値です >>159

[339] 正確には +09:18:58.727 です >>159 が、 tzdata精度なので四捨五入されているようです。ちなみに北緯35度39分16秒0で、 旧東京天文台の位置です。

[341] この東京の座標は大正7年/1918年9月19日文部省告示號外の値に基づき理科年表 (暦象年表) やにおいて大正9年/ 1920年版から採用され、 平成14年/2003年版まで用いられていました。 (その翌年から世界測地系に移行しています。) 東京天文台は明治21年/1888年設立で、 明治24年/1891年版のからその位置が計算に用いられていました。 >>340 つまり tzdata が更新された1998年時点では確かに東京の代表点として適切な値の1つではありましたが (日本経緯度原点の方がより適切だったかもしれませんが、 広く流通していた理科年表の値を採用したのもまた妥当でしょう。)、 明治20年/1887年以前の東京の位置として妥当な値とも言えません。

[676] Shanks (2003) >>270 は、 Tōkyō35N42 139E46 +09:19:04 としています。 これは湯島聖堂の位置を表しているようです。


[730] 以後の状況については、中央標準時、夏時刻の項を参照。

[2158] 東京太陽
  • 東京 標準時 +09:00
    • tz=+09:00 lat=35.658099 lon=139.741357 day=2000-03-20 offsetbefore=02:00

      春分
    • tz=+09:00 lat=35.658099 lon=139.741357 day=2000-06-21 offsetbefore=02:00

      夏至
    • tz=+09:00 lat=35.658099 lon=139.741357 day=2000-09-23 offsetbefore=02:00

      秋分
    • tz=+09:00 lat=35.658099 lon=139.741357 day=2000-12-21 offsetbefore=02:00

      冬至
  • 東京 夏時刻 +10:00
    • tz=+10:00 lat=35.658099 lon=139.741357 day=2000-03-20 offsetafter=01:00 offsetbefore=01:00

      春分
    • tz=+10:00 lat=35.658099 lon=139.741357 day=2000-06-21 offsetafter=01:00 offsetbefore=01:00

      夏至
    • tz=+10:00 lat=35.658099 lon=139.741357 day=2000-09-23 offsetafter=01:00 offsetbefore=01:00

      秋分
    • tz=+10:00 lat=35.658099 lon=139.741357 day=2000-12-21 offsetafter=01:00 offsetbefore=01:00

      冬至
  • 東京 夏時刻 +11:00
    • tz=+11:00 lat=35.658099 lon=139.741357 day=2000-03-20 offsetafter=02:00

      春分
    • tz=+11:00 lat=35.658099 lon=139.741357 day=2000-06-21 offsetafter=02:00

      夏至
    • tz=+11:00 lat=35.658099 lon=139.741357 day=2000-09-23 offsetafter=02:00

      秋分
    • tz=+11:00 lat=35.658099 lon=139.741357 day=2000-12-21 offsetafter=02:00

      冬至
[221] 官報 第壹貳〇三號 明治二十年七月四日 觀象 >>217

○標準時ト各地方時トノ差

昨明治十九年七月十二日勅令第五十一號ヲ以テ来ル明治二十一年一月一日ヨリ英國綠威ノ東經百三十五度ノ子午線時ヲ以テ本邦一般ノ標準時ト定メラレタルニ就テハ明年一月一日ヨリハ本暦ヲ初メ其他凡テ時刻ヲ記スルモノハ全國皆此標準時ニ依ラサルヘカラス故ニ各地方ニ於テ從來用ヒ來レル其他ノ時刻(地方時)ト此度定メラレタル標準時トノ差ヲ知ラサレハ百時差支ヲ生スルヿアルヘシ依テ左ニ各地方廳(根室函館ノ如キハ即今地方廳所在ノ地ニアラスト雖モ昨年マテ縣廳所在ノ地タリシヲ以テ特ニ之ヲ附記ス)ニ於ケル時差ヲ掲ケ以テ地方時ヲ改テ標準時トナシ或ハ標準時ヲ知リテ地方時ヲ求ムルノ便ニ供ス(内務省)

減ノ部

府縣廳所在地 時差
和歌山三十三秒
兵庫三十四秒
大阪一分五十五秒
京都三分〇〇秒
滋賀三分十七秒
福井四分四十九秒
三重五分五十三秒
石川六分三十三秒
岐阜六分五十一秒
愛知七分三十三秒
富山八分四十九秒
長野十二分四十一秒
靜岡十三分二十九秒
山梨十四分十三秒
新潟十六分十秒
群馬十六分十七秒
埼玉十八分三十三秒
神奈川十八分三十五秒
東京十九分〇八秒
栃木十九分三十四秒
秋田二十分十七秒
千葉二十分二十九秒
山形二十一分〇九秒
福島二十一分三十七秒
茨城二十一分五十七秒
函館二十二分五十三秒
靑森二十二分五十九秒
宮城二十三分二十九秒
岩手二十四分二十五秒
札幌二十五分三十一秒
根室四十二分二十秒

加ノ部

府縣廳所在地 時差
德島一分四十七秒
鳥取三分十一秒
岡山四分二十七秒
高知五分五十五秒
島根七分五十一秒
愛媛八分五十八秒
廣島十分十二秒
大分十三分三十六秒
山口十四分十五秒
宮崎十四分二十三秒
熊本十七分十二秒
鹿兒島十八分〇四秒
福岡十八分二十七秒
佐賀十八分四十九秒
長崎二十分三十一秒
沖繩二十九分十九秒

地理局觀象臺ニ於テハ毎日標準時ノ正午ヲ全國各電信局ニ電報スルカ故ニ電信局所在ノ地ハ同局ニ至リ精密ナル標準時ヲ聞知スルヲ得ヘシ然レ𪜈電線未タ接セサル地方即沖縄等ニ於テハ暫ラク從來用ヒ來レル地方時ニ就キ前記ノ分秒ヲ加減シテ標準時ヲ求メサルヘカラス即加ノ部ニ列セル地方ハ其地ノ時刻ニ前記ノ分秒ヲ加ヘ減ノ部に列セル地方ハ其地ノ時刻ヨリ前記ノ分秒ヲ減スレハ即チ標準時ヲ得ルモノトス若シ既ニ標準時ヲ知リテ地方時ヲ求メントスルモノハ右加減ヲ相反シ加ト書スルモノハ標準時ヨリ此差ヲ減シ減ト書スルモノハ標準時ニ此差ヲ加フレハ即地方時ヲ得ヘシ

[274] 東京時差>>57 とは異なりますが、 こちらの表では浅草司天台 (現浅草橋3丁目) との時差を採用していると思われます。
[314] 京都時差は、当時の京都府庁があった二条城二の丸御殿付近と思われます。 朝廷を担当していた土御門家に縁のある晴明神社や、 その屋敷や天文台があった現梅小路公園付近、 あるいは西三條台改暦所といったに関係する歴史的な施設がほぼ同経度上に存在していますが、 少しずつずれています。
[369] >>333 に写真が掲載されている明治時代か大正時代の携帯日時計には、 各地の時差一覧表があり、この官報の表と同じもののように見えます。 官報またはの時差一覧表に基づき作成したものと思われます。

暦、天体観測

[55] 天保暦京都天文時に基づき計算されていました >>54

[57] からまでの東京の時刻に基づき計算されていました >>56

和暦西暦時差名称注記
明治6年1873年+09:19:01東京時刻
明治7年1874年+09:19:01東京時刻
明治8年1875年+09:19:01東京時刻
明治9年1876年+09:19:01東京時刻
明治10年1877年+09:19:01東京時刻
明治11年1878年+09:19:00.5東京時刻赤坂区溜池葵町内務省地理局測量課
明治12年1879年+09:19:00.5東京時刻
明治13年1880年+09:19:00.5東京内務省地理局測量課平時
明治14年1881年+09:19:00.5東京内務省地理局測量課平時
明治15年1882年+09:19:00.5東京内務省地理局測量課平時
明治16年1883年+09:19:00.5東京内務省地理局測量課平時微修正が行われた
明治17年1884年+09:19:00.5東京内務省地理局測量課平時
明治18年1885年+09:19:01.13東京内務省地理局測量課平時東京天主台
明治19年1886年+09:19:01.13東京内務省地理局測量課平時
明治20年1887年+09:19:01.13東京内務省地理局観象台平時
から旧暦にかわりグレゴリオ暦が採用されています。
[272] この時期のには、日本各地との時差も記載されています >>57

[259] 標準時実施後は中央標準時により計算されていました。

旧暦も参照。

気象観測

[370] 気象観測結果の正確な記録には時刻が必要となりますし、 全国の結果を比較したり、天気図を作成したりするためには、 各地の観測時刻を揃える必要があります。

[225] 明治初期の気象観測は地方時に基いていましたが、 明治9年/1876年10月から京都時の観測も行うようになりました >>252

[260] には京都時による天気図が作成されました (現存最古の日本天気図) >>251日時Thursday, March 1. 1883. 6 A.M. Kioto Time. と記載されていました >>973

[224] 明治16年/1883年7月2日の官報第1号の「地理局報告」欄には、 「明治十六年七月一日京都時午前六時東京時午前六時十六分長崎時午前五時三十六分」 と注記があります >>222

[475] 東京時+09:19 だとすると、 京都時+09:03長崎時+08:39 ということになります。 実際に気象観測に用いているのは京都時と各地の地方時ですから、 長崎時を示したのは単に西部の主要都市という意味に過ぎない (九州の標準時のような意図のものではない) と思われます (東京時標準時ではなく、東部の主要都市としてでしょう)。

[261] 明治18年/1885年 (?) 1月1日には地方時の観測を廃止し、 京都時に統一されました >>253

[208] >>207 によると、次の時刻が用いられました。

[371] 中央標準時施行後は、そちらを採用しています。 西部標準時夏時刻の実行中も、中央標準時を使っていたようです。

[2065] -中央気象台年報には、 観測時は帝國標準時 (英文では Japanese standard time) とありました >>2064, >>2066

[2067] 中央気象台年報には、 観測時は中央標準時 (英文では Central standard time) とありました >>2068

[2069] -中央気象台年報には、 観測時は中央標準時 (英文では Central standard time)、 ただし臺灣西部標準時 (Western S. T.) とありました >>2070, >>2074

[2071] その後の年には、 石垣島大韓帝国 (後に朝鮮)、 関東州滿洲支那にも観測地点が増えていっていますが、 観測時の説明はほぼ変わりませんでした。

[2076] -中央気象台年報には、 観測時は中央標準時 (英文では Central standard time)、 ただし臺灣滿洲西部標準時 (Western S. T.) とありました。 日照時数観測は真太陽時とありました。 >>2075, >>2077, >>2078 以後、 日界夜半二十四時制ともありました >>2077, >>2078

[2073] -中央気象台年報には、 観測時は中央標準時 (Central Standard Time)、 ただし臺灣滿洲 (滿洲國) は西部標準時 (Western S. T.)、 ただし旅順中央標準時 (C. S. T.) とありました。 日界夜半二十四時制日照時数観測は真太陽時とありました。 >>2078, >>2080, >>2081, >>2072

[2083] 中央気象台年報には、 観測時は中央標準時 (Central Standard Time)、 ただし臺灣西部標準時 (Western S. T.) とありました。 日界夜半二十四時制日照時数観測は真太陽時とありました。 >>2082

[2086] -中央気象台年報には、 観測時は中央標準時 (Central Standard Time) とありました。 日界夜半二十四時制日照時数観測は真太陽時とありました。 >>2085, >>2087

[2089] 中央気象台年報には、 観測時は中央標準時とありました。 日界夜半二十四時制とありました。 >>2088

[2084] この他観測項目ごとに10時や22時を日界とする旨の注記がありましたが、 年ごとに少しずつ違っていました。

[355] 南洋群島でも中央標準時基準の同時観測が行われていました。 南洋群島の標準時

[252] ー' 2, 3. 4' はじめに ( 版) http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:O06KPad1Nb4J:libir.josai.ac.jp/il/user_contents/02/G0000284repository/pdf/JOS-KJ00000108475.pdf

中央気象台一覧によると) ジョ イ ネルの気象観測は地方時の午前9時30分, 午後3時30分' 「司9時30分の3回で, 外に地震器械の見廻り) 空中電気の測定, 観測資料の整理などであ る か ら, 一人でできないほどの量ではない。

そのうちに伝習生も一人前になったと見えて, 明治9年10月からは観測回数を増加す る こ とになり, 地方時の観測には新に午前3時30分が加えられて 1 日 4回となり, この外に京都時 の午前及び午後の3, 6, 9, 12 時の都合8回を加えたので, 総測回数は1 日 12 回に 及んだ。 そのうち地方時の観測はジョイ ネルが自ら担当し, 京都時の側は日本人に担当させた。 地方時 をジョ イ ネルが担当したいという ことは, 当時の観測では気候の方を重視したのか屯知れない。 京都時というのは, 当時まだ中央標準時が制定されていなかったので, 鉄道な どで用いられて いたらしい。 日本人観測者に京都時の観測をさせたという ことは, 一つには訓練のためであろう が, いずれは天気図を作成する時の準備という考えがあったのかも知れない。

[251] ( 版) http://www.sonpo.or.jp/archive/publish/bousai/jiho/pdf/no_237/yj23702.pdf (リンク切れ )

気象庁に現存する日本最古の天気図 () http://www.sonpo.or.jp/news/publish/safety/dizaster/yobou_jihou/pdf/ybja_ez/ybja-ez-237.pdf

口絵の天気図は気象庁が所蔵する日本最古の天気図で、東京気象台(気象庁の前身、当時内務省地理局所属)が1883年(明治16年)3月1日に日本で最初に配布した天気図である。天気図時刻は当日午前6時(京都時:当時の日本標準時)である。

[253] 国立公文書館 アジア歴史資料センター ( 版) http://www.jacar.go.jp/DAS/meta/image_A07061702900

[254] 明治18年?1月1日より、地方時による気象観測を廃し、京都時による観測のみに変更。

電信局

[216] 長崎日本初の国際電信事業が開業しました。 海底ケーブル長崎-上海線および長崎-ウラジオストク線が開通しました。

[266] 明治11年4月1日より、東京時が全国の電信局へ送信されるようになりました。

[372] 標準時施行後は、そちらを採用しています。

[459] >>458東京時から標準時への移行時の取り扱いの規定が収録されています。

[165] 国際電信会社の中には、標準時実施から何年も経った1899年頃に、 次のような情報を提示していたところもあったようです >>148

[166] こうした時差を示していた会社が実際にその時期にもこれを使っていたのか、 あるいは古い情報が更新されずに残っていただけなのかは不明です。 東京よりも西横浜を1分進んでいるとしている会社があるのも謎です。

[250] ( 版) http://www.postalmuseum.jp/publication/research/docs/research_04_08.pdf

電信による報時は、明治5年に初めて工部省が地方局に正午の時報を送り、その後は明治8年3月から工部省本省と築地局間で正午報時が行われたようである。電信による全国への正午報は東京の正午を基準にして明治11年から実施された。これを定めたのが明治11年3月「正午報辰規則」である。これによると、明治11年4月1日から東京の正午時午前辰に基づき各地の電信分局へ同時に通報することとしている。

[264] ( 版) http://toshiba-mirai-kagakukan.jp/learn/download/pdf/leaflet_07.pdf

以下に明治11年4月1日から実施された「正午報辰規則」(関

東電信電話百年史上巻による)の一部を紹介する。

1、毎日(1月1日、日曜日を除く)正午12時前5分には、本 線、枝線を経過する電報の送受を停止すること。

2、正午12時前3分にスイッチを向き換え、電流を流通させる こと。(これで電鈴が鳴り出す)

3、その流通は正午12時になると止む。その時刻をもって正午 とすること。

4、枝線あるいはその他の接続局は、この時限中器械の電鍵を 押し下げ、電流を通ずること。

[265] ( 版) http://toshiba-mirai-kagakukan.jp/learn/download/pdf/leaflet_07.pdf

当時は報時器を介して中央局から送られた信号により、各地方電信局の標準時間(当時は歯車式の時計を自鳴鐘といった)を鳴らしたようです。

鉄道

[255] 明治時代初期の鉄道は、東京近郊路線は東京時、 京阪神路線は大阪時を用いていました >>389 16ページ、>>248

[256] 京都時が用いられた >>252 という説もありますが、 根拠は不明です。

[533] 北海道の炭鉱鉄道 (官営幌内鉄道) では、 札幌時計台の時刻が採用されました (通知)。

[257] 明治21年/1888年1月1日の標準時施行時点で次の路線が開通していました。

[258] 東海道線が全通して東西が接続されるのは明治22年/1889年です。

[373] 標準時施行後はそちら (昭和のサンマータイム期間中は夏時刻) を採用しています。

[248] 世界時と日本標準時|子午線のまち・明石|明石市立天文科学館 ( 版) http://www.am12.jp/shigosen/sekaiji.html

日本で鉄道の敷設が始まったばかりの明治初期には、東京に始点を持つ鉄道は東京時刻で運行し、京阪神間の列車は大阪時刻で運転されていました。

市民生活

[291] 江戸時代には、和時計その他を根拠に、内には太鼓で、 城下町にはにより定期的な報時が行われていました。

時の鐘参照。

[292] 明治以後は午砲サイレンに置き換わっていき、 その根拠も電信等で受信した標準時となっていきました。 西洋式の置き時計や懐中時計も徐々に普及してきました。

ドン参照。

居留地

[102] 1859年/安政6年6月2日の横浜開港から1899年/明治32年7月17日の返還まで、 いくつかの都市に居留地がありました。

[104] 時期は都市により異なります。詳細は居留地参照。

[105] 居留地内で独自の時刻に関する定めがあったかどうかは不明です。 欧米人は (居留地内外に関わらず) 自国式の日時を使っていたものと思われます (西暦グレゴリオ暦またはユリウス暦曜日定時法)。 時間帯は、地方時と思われます (標準時施行後は標準時かもしれません)。

[437] 日本側の改暦標準時の導入の前から、 時計のある建物もあったようです。 例えばに建設された横浜町会所には時計台がありました。 報時参照。

[552] 国際的な電信の会社が日本の都市の時刻として示していたもの (>>165) が、当時の欧米人が各都市で用いていた時刻だったと思われます。

[731] 日本本土の項も参照。

伊豆諸島

[76] 伊豆諸島は古来伊豆国の一部でしたが、 昭和21年/1946年1月29日に日本施政権が停止され、同年3月22日に復帰しています。 この短期間で本土と異なる標準時が実施されたとは考えにくく、 引き続き本土と同じ中央標準時が用いられていたものと思われます。

[732] 日本本土の項も参照。

小笠原諸島

[84] 小笠原島江戸時代までに発見されていましたが、 明治初期には欧米系島民が住み着いており、 日本領と確定したのはでした。 その後明治24年/1891年に火山列島 (硫黄島他)、 明治31年/1896年7月24日に南鳥島、 明治41年/1908年に中ノ鳥島 (昭和21年/1946年海図から削除)、 昭和6年/1931年に沖ノ鳥島が編入されています。
[1028] 日本本土小笠原諸島との間の海底ケーブルによる電話回線が開通しました。

[414] 法的には、より本土に適用されていた標準時がこれら小笠原諸島にも適用されていったものと考えられます。

[733] 日本本土の項も参照。

[42] 小笠原諸島からまで米国の支配下にありました (米国占領地小笠原、火山諸島及び南鳥島)。 父島には戦時中日本本土に移住していた欧米系島民が帰島していた他、 硫黄島南鳥島には米軍等の部隊が常駐していました。

[153] この時期の小笠原諸島でどのような時刻が用いられたのかは明確になっていません。

[456] 小笠原諸島日本への返還に伴う法的処理の議論によれば、 米軍父島の住民に対する布告として制定した法令はほとんどなかったようです。 返還の際に日本国会などで標準時の切り替えなどを議論した形跡もありません。

[455] 一方で、当時米国占領地小笠原、火山諸島及び南鳥島米海軍軍政下で北マリアナ諸島と同じ行政区に属しており、 北マリアナ諸島では +10:00 が用いられていました。父島欧米系島民も、 日本本土ではなく北マリアナ諸島グアムと交流していたようです。 だとすると、 +10:00 が両区の共通の時刻だった可能性があります。

[303] 地理的には北マリアナ諸島+10:00 に属しており、 小笠原群島火山列島+09:00+10:00 の境界近辺にあります。

[460] 米国政府時間帯の図では、少なくても以後、 小笠原諸島+10:00 で着色されていました。 沖ノ鳥島南鳥島は年によって描かれていたりいなかったりするのですが、 南鳥島が2013年版以後、小笠原群島火山列島沖ノ鳥島が 2008年版以降 +09:00 となっており、それ以前はどうやら +10:00 のつもりで描かれているようです。 >>520 版の地図を元にしたという日本で発行された地図でも、 同様に描かれています >>549

[457] 単なる着色ミスの可能性もありますが、米国統治下での情報が返還後に更新されないまま残っていた可能性もあります。

[461] ただ、同じく元米国統治下だった先島諸島も近い時期まで西部標準時 +08:00 のままで着色されていましたから、米国政府機関の図だからといってどこまで信用してよいのかは悩ましいところです。

[569] 1950年代の米国政府の地図を基に作られたのではないかと推測される地図 >>570 では、 (文字は潰れて判読しづらいですが) Nanpo-shoto (南方諸島) と書かれているらしい伊豆諸島南部・小笠原諸島の北緯30度以北は +09:00、以南はマリアナ諸島と同じ +10:00 で塗られています。 Marcus (南鳥島) も +10:00 で塗られているように見えます。 (Ryukyu-retto (琉球列島) と書かれた奄美諸島以南の南西諸島は、 八重山諸島+08:00、それ以外が +09:00 で塗られています。)

[412] 南洋の航空会社の路線図では、 +09:00+10:00 の境界線が小笠原群島火山列島マリアナ諸島を囲むのように西に反れて描かれています >>406。これも米国政府の地図をもとに描かれたものか、あるいは米国信託統治領太平洋諸島で当時流通していた情報によるものなのでしょうか。 沖ノ鳥島は描かれず、位置的には +09:00 と思われます。 南鳥島も描かれていません。 沖縄も既に日本に返還された時代ですが、 +08:00+09:00 の境界線は経度通りの直線になっています。


[85] の返還後は再び本土の法令が適用されるようになり、 法的にも中央標準時が実施されていることが明確になっています。

[1027] 日本本土 (銚子無線電報局) と父島との間の無線 (短波) の電話回線が開通しました。

[21] 南鳥島には返還後も平成5年/1993年まで米国沿岸警備隊 (CG) が駐留しており、 +11:00 を使っていたといわれています。 同じく駐留している日本政府関係機関は当時から中央標準時を使っているようです。 おそらく返還前も CG は同じ時間帯を使っていたものと思われます。 (米軍法令上は父島と同じ基本法が適用されていたようですが、 南鳥島には民間人の定住者はいませんでした。)

南鳥島も参照してください。

[300] 硫黄島にも沿岸警備隊が駐留していましたが、 そちらで時差があったという話は聞きません。

[304] 沖ノ鳥島には日本編入以前、日本時代 (戦前、戦後)、米国時代のいずれも、 軍民ともに長期滞在者はいませんでした。 米軍小笠原諸島布告の対象となっていたのかどうかは不明ですが、 いずれにせよ、標準時に関する特別な指示は無かったと考えられます。 従って法令上は全期間中央標準時が実施されていると考えて良いと思われます。

竹島

[91] 竹島日本の領土に確定しています。 法令上はこの時本土と同じ標準時が実施されたものと考えられます。

[734] 日本本土の項も参照。

[167] 連合軍最高司令部訓令 (SCAPIN) 第677号により、 竹島に対する日本政府行政権が停止されました。 この状態は日本国との平和条約発効まで継続したと思われます。 この期間に本土では夏時刻法が実施されましたが、 琉球小笠原と同様、竹島にも適用されなかったものと考えられます。

[184] 大韓民国竹島を自国の領域内と宣言しました (李承晩ライン)。これが大韓民国の領有権主張の始まりとされており、 それまで竹島大韓民国の統治は及んでいなかったと思われます。 (独立前に朝鮮半島の米国軍政府の統治下にあったのかどうかは不明ですが。) この期間に大韓民国では夏時刻が実施されましたが、 それが竹島に適用されたと考える根拠は今のところ見当たりません。 日本国との平和条約発効の前後の時期、 竹島米国により日本政府の了承のもと訓練場として用いられていました。

[92] 大韓民国竹島に進攻しました。 以後現在に至るまで同国の支配下にあります。 大韓民国の本土と同じく夏時刻を実施したり、一時標準時+08:30 としていたりしたものと思われます。

吐噶喇列島

[77] 吐噶喇列島は古来薩摩国 (明治30年/1897年より大隅国) の一部でしたが、 昭和21年/1946年2月2日から昭和27年/1952年2月9日まで米国の支配下にありました。 いずれの期間も基本的には本土と同じ標準時が使われていたと考えられます。

[78] 米国支配下の琉球の一部として、夏時刻が実施されていたと思われます。

奄美群島

[67] 奄美群島江戸時代薩摩藩/鹿児島藩 (明治4年/1871年より鹿児島県) の直轄地となり、 以後本土と同じ標準時が使われていたと考えられます。

[735] 日本本土の項も参照。

[79] 昭和20年/1945年9月2日より米国支配下となり、 昭和21年/1946年2月2日に正式に行政分離され、 昭和28年/1953年12月24日まで米国支配下の琉球の一部となっています。 この間沖縄諸島と同じく夏時刻が実施されていたと思われます。

沖縄諸島

[721] 琉球王国は、薩摩藩属国でしたが、清国にも朝貢していました。

[342] 琉球王国時代には、首里城日時計水時計に基づき太鼓で城内に時刻を知らせ、 更ににより城下にも報時していました。

報時参照。
[68] 廃藩置県により鹿児島藩鹿児島県となりました。 琉球藩が設置され、明治政府の管理下に入りました。

[722] 理論上は本土と同じくより太陽暦が実施されたと考えられます。

[4] ただまで琉球藩は引き続き暦 (時憲暦) を発行していたといいます (琉球暦) >>27 し、 中央政府から元号をやめて明治元号を使うようわざわざ要求されている状況でしたから、 実態としては琉球王国時代と変わっていなかったのかもしれません。

[30] 暦の計算上は北京時間が使われていました。 日常的には沖縄の地方時が使われていたのでしょう。
[723] 琉球藩廃止され、 沖縄県が設置されました。

[407] 琉球藩が廃止され沖縄県が設置して数年経過してから、 中央標準時の実施となるので、 こちらはすぐに沖縄でも実施されたものと思われます。 ただし沖縄までの海底電信線が開通したのはなので、 それまでは中央標準時に同期された時計はなかったと思われます。

[736] 以後の状況は日本本土の項も参照。


[40] 昭和21年/1946年から昭和47年/1972年5月14日まで米国の支配下にありましたが、 引き続き中央標準時が用いられていたものとみられます。

[41] 夏時刻も実施されていたようですが、 本土の夏時刻法は適用されておらず米軍の指示で実行したもので、 期間も異なっていました (>>43)。

[759] 米国の書籍は、 RYUKYU ISLANDS の標準時+09:00 としています >>761

[2160] 沖縄太陽
  • 那覇 標準時 +09:00
    • tz=+09:00 lat=26.213083 lon=127.678056 day=2000-03-20 offsetbefore=02:00

      春分
    • tz=+09:00 lat=26.213083 lon=127.678056 day=2000-06-21 offsetbefore=02:00

      夏至
    • tz=+09:00 lat=26.213083 lon=127.678056 day=2000-09-23 offsetbefore=02:00

      秋分
    • tz=+09:00 lat=26.213083 lon=127.678056 day=2000-12-21 offsetbefore=02:00

      冬至
  • 那覇 夏時刻 +10:00
    • tz=+10:00 lat=26.213083 lon=127.678056 day=2000-03-20 offsetafter=01:00 offsetbefore=01:00

      春分
    • tz=+10:00 lat=26.213083 lon=127.678056 day=2000-06-21 offsetafter=01:00 offsetbefore=01:00

      夏至
    • tz=+10:00 lat=26.213083 lon=127.678056 day=2000-09-23 offsetafter=01:00 offsetbefore=01:00

      秋分
    • tz=+10:00 lat=26.213083 lon=127.678056 day=2000-12-21 offsetafter=01:00 offsetbefore=01:00

      冬至
  • 那覇 夏時刻 +11:00
    • tz=+11:00 lat=26.213083 lon=127.678056 day=2000-03-20 offsetafter=02:00

      春分
    • tz=+11:00 lat=26.213083 lon=127.678056 day=2000-06-21 offsetafter=02:00

      夏至
    • tz=+11:00 lat=26.213083 lon=127.678056 day=2000-09-23 offsetafter=02:00

      秋分
    • tz=+11:00 lat=26.213083 lon=127.678056 day=2000-12-21 offsetafter=02:00

      冬至

大東諸島

[75] 明治28年/1885年には北大東島南大東島が、 明治33年/1900年には沖大東島が (明治33年沖縄県告示第95号) 沖縄県に編入されています。 昭和21年/1946年から昭和47年/1972年5月14日まで琉球の一部として米国支配下にありました。

[80] いずれの期間も沖縄諸島と同じ標準時夏時刻が実施されていたと思われます。

[737] 沖縄諸島の項も参照。

八重山列島と宮古列島

[81] 琉球国先島諸島 (八重山列島宮古列島) でも本土と同じくより太陽暦、 その後標準時が実施されたと考えられます。

[69] 明治29年/1896年1月1日から昭和12年/1937年9月30日まで西部標準時 (>>9) が適用されていました。その後中央標準時に戻っています (>>65)。

[83] 昭和21年/1946年から昭和47年/1972年5月14日まで米国の支配下にありましたが、 引き続き中央標準時が用いられていたものとみられます。 沖縄諸島と同じく夏時刻も実施されていたようです。

[738] 沖縄諸島の項も参照。

尖閣諸島

[2146] 尖閣諸島江戸時代以前から先島諸島と人の行き来があり、 実質的に琉球の一部でした。沖縄県設置後も、 その行政的な管理下にありましたが、 日本政府閣議決定 (明治28年内甲第2号閣議決定) >>72 により、 正式に日本の領土に編入されました >>71

[70] 編入より後に新設された西部標準時の適用範囲に尖閣諸島は明記されませんでしたが、 元より尖閣諸島八重山の行政機関の管理下にあり、正式編入後 八重山郡 (設置 >>73) 石垣村 (設置 >>74 = 旧八重山村設置 >>74、現石垣市) に所属したことから、八重山の一部として西部標準時の適用範囲内だったと思われます。

[82] 昭和21年/1946年から昭和47年/1972年5月14日まで米国の支配下にありましたが、 引き続き中央標準時が用いられていたものとみられます。 沖縄諸島と同じく夏時刻も実施されていたと思われます。

[739] 八重山列島の項も参照。

[985] 尖閣諸島日本国実効支配下にありますが、 他に中華民国および中華人民共和国領有権を主張しています。 中華人民共和国はしばしば周辺海域に軍艦を派遣しています。 中華民国中華人民共和国法令上は、 両国の標準時 +08:00 (あるいは時期によっては夏時刻 +09:00) が適用されていると推測されます。

台湾、澎湖諸島、新南群島

[99] 明治28年/1895年に大日本帝国澎湖諸島を占領、 明治28年/1895年5月8日締結の下関条約により台湾澎湖諸島日本領となります。 明治29年/1896年1月1日に西部標準時 (>>9) が新設され、 これが適用されました。

[100] これ以前にでは近代的標準時は実施されていませんでした。

[434] 東沙諸島プラタス島日本人が入植して台湾に編入するよう政府に要請しましたが、 国領土であることを確認しています >>433。 当時日本人がどのような時刻を用いたか定かではありませんが、 国の海岸時台湾西部標準時も当時 +08:00 でした。

[435] 現在東沙諸島台湾の支配下にあります。

[374] 西部標準時は昭和12年/1937年9月30日まで適用されていましたが、 その後中央標準時に変更されています (>>65)。

[108] 昭和13年/1938年に大日本帝国新南群島を編入、台湾管下としています。 以後中央標準時が適用されたものと考えられます。 (ただしそれ以前から入植者がありましたから、西部標準時も使われていたと思われます。)

[436] 西沙諸島が (南沙諸島とともに) 新南群島に含まれるとする説もありますが、 編入された範囲には含まれていないようで、西沙諸島がどのように扱われていたのかは謎です。 サンフランシスコ講和条約日本は「新南群島および西沙諸島」 の領有権を放棄しています。

[103] には、 中央標準時から西部標準時 +08:00 に改正されました。

[25] 詳細とその後の変化は台湾の標準時を参照。 なお新南群島 (南沙諸島) はその後一部を中華人民共和国フィリピンマレーシアベトナムが占領しています。 東南アジアの標準時を参照。

朝鮮

[120] 大韓帝国は1908年/隆熙2年 (明治41年) に +08:30標準時としていました。

[121] 明治43年/1910年に大日本帝国に併合された後、 明治45年/1912年 (大正元年) 1月1日には中央標準時 +09:00 を採用しました。

[95] 日本を含む各国の租界が存在していましたが (大正3年/1914年までに解消)、 租界外と同じ標準時を採用していたと推測されます。

[34] なお鬱陵島は江戸時代に幕府が渡航禁止令を出し以後朝鮮領として扱われており、 日本内地としての標準時が適用されたことはありません。

[94] 詳細およびその後の変遷は朝鮮半島の標準時を参照してください。

中国、満州、シベリア

[109] 日清戦争により遼東半島大日本帝国により占領され、 締結の下関条約により日本領となります。 しかし締結の遼東還付条約により返還しています。 この当時用いられていた時間帯は不明です。なお当時では近代的標準時はまだ実施されていません。

[112] 遼東半島はその後ロシア帝国から租借していましたが、 明治38年/1905年11月25日発効のポーツマス条約により日本租借地である関東州となりました。 (大正元年/1912年あるいは大正4年/1915年より中華民国からの租借地、 昭和7年/1932年より満州国からの租借地となっています。 昭和12年/1937年12月1日に満鉄附属地満州国に返還されています。)

[113] 日本軍日露戦争初期に遼東半島近辺の時間 +08:12 を使いましたが、 途中から中央標準時 +09:00 に切り替えました。 これが軍政期から関東州および満鉄附属地の発足当初の標準時としてそのまま使われたと思われます。

[117] には、 関東都督府西部標準時 +08:00標準時としました。 南満州鉄道も同時にこれを採用しました。

[116] に建国された満洲国も、 これと同じ +08:00標準時としました。露西亜の影響下にあった北満洲ではハルビン時間が用いられていましたが、 満洲国建国後、 +08:00 に移行しました。

[220] には、 関東州および満鉄附属地満洲国中央標準時 +09:00 に移行しました。

[115] 満州国関東州に相当する地域の標準時の詳細については、 満州の標準時アジア大陸の鉄道標準時を参照してください。

[110] ドイツ膠州湾租借地日独戦争により大正3年/1914年に大日本帝国が占領 (1914年11月7日独逸軍降伏)、 後に正式にドイツから日本に引き継がれた (対華二十一箇条要求, ベルサイユ条約) 後、 大正11年/1922年6月2日発効の山東懸案解決に関する条約により中華民国に返還されています。

[205] 陸軍省は、以後戦地で西部標準時 +08:00 を用いることを指示しています >>204。 これは中国標準時と同じものです。

[128] 青島で活動していた海軍第2艦隊掃海隊は、 から西部標準時を用いた >>127 ようです。

[492] この地域ではドイツ時代に +08:00 が採用されていますから、 日本統治時代も軍民ともに +08:00 が用いられたと推測されます。


[93] この他に中国には日本租界共同租界が存在していましたが、 現地の標準時を採用していたと推測されます。 租界夏時刻が実施されたこともありました。


[428] 日支事変から大東亜戦争にかけて、 支那に進攻した日本軍中央標準時 +09:00 を用いました。

[182] 当時日本の影響下にあった地域の現地政府も、 夏時刻として、あるいは通年夏時刻として、 +09:00 を用いた時期があります。


[111] この他日本軍戦争等でしばしば支那満州シベリア等に進攻していますが、 その当時の当地の時刻または中央標準時西部標準時を使っていたものと思われます。

南洋群島

[122] 委任統治領だった南洋群島 (現在のパラオ米領北マリアナ諸島準州ミクロネシア連邦マーシャル諸島共和国) では、日本領となった当初、 +09:00+10:00+11:00 の3種類の標準時が用いられました。

[123] 後に +09:00+10:00 の2種類に整理されました。 更にその後、 +09:00 に統一されました。

[125] なお、政府機関の通信業務においては常に +09:00 を用いていたようです。

[124] 詳細は南洋群島の標準時を参照。

南方占領地 (東南アジア、太平洋)

[97] 大東亜戦争日本軍は、どの地域でも中央標準時を用いていたようです >>119。 例えば英領マラヤ進駐の作戦命令 >>445 には 「十六 作戦時刻ハ日本中央標準時ニ依ルヘシ」と明記されています。 日本軍潜水艦中央標準時を基準にしたといいます >>119

[96] 日本軍軍政が行われた南方占領地の一部では、 中央標準時が地域の標準時としても用いられたと言われています。

南極

[135] 明治45年/1912年 (大正元年) に大和雪原を訪れた探検隊は、 日本領と宣言しました >>172。 しかし昭和16年の南極地域ノ日本帝国領土権確保宣言ノ件請願によると、 当時に至るまで政府がこれを確認する手続きを行っていないようです。 その後昭和27年/1952年発効の日本国との平和条約で、 領有権を放棄しています。

[493] この期間、大和雪原は形式的に日本領だったと主張することもできるかもしれませんが、 実効支配していたとは言い難いと思われます。定住者もなかったことでしょう。 従って、正式な標準時も存在していないと考えられます。


[20] 現在南極にある日本の基地では、 +03:00 を用いているようです >>10, >>136, >>526日本政府領有権を主張していませんが、 実質的に各基地を含む地域の標準時となっているといえます。 tzdata はこれを Antarctica/Syowa と呼んでおり、 の基地設立以降適用されるとしています。

国際宇宙ステーション

[163] 国際宇宙ステーションでは UTC が使われています >>164

大使館

[107] 日本国内の外国の大使館領事館中央標準時を用いていると考えるのが自然です。

[202] 外国にある日本大使館領事館は現地時刻を用いていると考えるのが自然です。

米軍基地、GHQ

[160] 昭和20年/1945年以来、日本本土および琉球小笠原の領域内には米軍基地が存在します。 1952年までは米軍英軍GHQ の元で進駐していました。

[154] 現在日本国領域内にある米軍基地では、 日常的には日本本土と同じ時間帯が用いられているようです >>161, >>162。軍部隊においては UTC 等その他の時刻も用いられていると思われます。 日本夏時刻実施時には GHQ夏時刻を採用しました。 [610] 昭和のサンマータイム

南鳥島沿岸警備隊については、 >>21 を参照。

[171] なお大韓民国は建国後に独自の標準時を採用しましたが、 すぐに中央標準時に戻しました。 これは一説には日本大韓民国米軍の都合によるものとされています。

朝鮮の標準時も参照。

領海

[760] 明治政府日本領海を 3里としていました。ただし領海の範囲を法令上明確に定めたものではありませんでした。 この3里は元は日本を意図していたとする説もありますが、 時代が下るに連れて海里と解されるようになりました。

[762] 領海主権の及ぶ領域であり、 領土で実施された法令領海にも適用されるものと考えられます。 従ってグレゴリオ暦中央標準時西部標準時領土と同時に 沿岸3海里の領海内でも実施されたものと解釈できます。

[765] 中央標準時が実施された沖縄諸島西部標準時が実施された先島諸島は、 公海で分断されていました。

[763] 法律第三十号領海法により、 特定海域を除き、領海は12海里に拡大されました。 これによって法令中央標準時が適用されると考えられる領域も拡大したことになります。

[766] 北海道本州 (青森県) を結ぶ青函トンネルは、 起工し、 貫通供用されました。 津軽海峡中央部は領海外 (公海) でしたが、トンネル日本領土とされ、 自治省告示第二十三号 青函ずい道に係る未所属地域を市町村の区域に編入する処分 により北海道松前郡福島町青森県東津軽郡三厩村編入されました。 以後青函トンネル内でも中央標準時が用いられていると考えられます。

[764] 法律第73号 領海法の一部を改正する法律により、 領海法改正されて領海及び接続水域に関する法律となりました。 これにより直線基線が採用されて領海が拡大し、接続水域が制定されました。 また法律第74号 排他的経済水域及び大陸棚に関する法律により、 排他的経済水域大陸棚が定められました。 接続水域以遠に標準時法制が適用されるのか否かは不明瞭ですが、 中央標準時が適用されると考えられる領海は再び拡大しました。

ミニ独立国やミクロネーション

[784] 福島県にあったミニ独立国ニコニコ共和国では、 独自のニコニコ時間を併用していました。

[785] 他に日本域内に存在するとされるミクロネーションは、 標準時が示されているものがあります。 しかしそのいずれも標準時制定の事実以前にミクロネーションとしての実在性自体に十分な根拠が示されないものです。

[778] Republic of Shurigawa - MicroWiki () https://micronations.wiki/wiki/Republic_of_Shurigawa

Time zone JST (UTC+9)(UTC)

[779] Republic of Shurigawa臥蛇島に所在するとされているマイクロネーションですが、 いくつかの Webページに説明があるだけです。 マイクロネーションといってもほとんど実態のない、ネタに近い部類でしょうか。 言葉遣いがあまり日本人的ではないので、日本語を多少学んだ外人が遊んでいるのかもしれません。

[780] Ryukyu Empire - MicroWiki () https://micronations.wiki/wiki/Ryukyu_Empire

Time zone JST (UTC +9)

[781] Ryukyu Empire も同様のマイクロネーションのようです。

[782] Koya | Micronations Wikia | FANDOM powered by Wikia () http://micronations-encyclopedia.wikia.com/wiki/Koya

Time zone HST (UTC+9)

[783] People's Republic of Koya - MicroWiki () https://micronations.wiki/wiki/People%27s_Republic_of_Koya

Time zone JST (UTC+9)(UTC)

[786] People's Republic of Koya玄界灘に所在しているようです。

他の時間帯との接続

[358] 異なる標準時を用いる他の地域との交通通信における時刻の運用や、 商業活動計算機システムなどで日本国内であっても他の時刻を用いる場合などについては、 時間帯の接続を参照。

夏時刻制実施当時の切り替え日の処理も、時間帯の接続を参照。

閏秒

[413] 閏秒を参照。

標準時の管理

[469] 国立研究開発法人情報通信研究機構 (NICT) 電磁波研究所時空標準研究室日本標準時グループ原子時計時刻が、 UTC(NICT) です。 UTC(NICT) を9時間進めたものが日本標準時 (JST) とされています。 >>467, >>468

[463] 国立天文台 (NAO) 水沢VLBI観測所天文保時室 >>462原子時計時刻が、 UTC(NAO) です。 これは法令に基づき中央標準時を現示する業務として実施されています >>462

[215] 90年代には、水沢UTC(NAOM) の他に、三鷹UTC(NAOT) があったようです >>199, >>200, >>131

[465] 国立研究開発法人産業技術総合研究所計量標準総合センター (NMIJ) 計測標準研究部門時間周波数科原子時計時刻が、 UTC(NMIJ) です。これが時間周波数国家標準とされています。 >>464, >>466

[311] かつては、計量研究所 (NRLM) の UTC(NRLM) と呼ばれていた >>199 ようです。

[130] The Meeting on Engineering and Technology in Basic Research (2001 Spring) () http://www.miz.nao.ac.jp/staffs/hisa/00TEsympo.html

[131] The Meeting on Engineering and Technology in Basic Research (2001 Spring) () http://www.miz.nao.ac.jp/staffs/hisa/00TEsympo.html

国立天文台の天文保時室では、ネットワーク上への中央標準時現時を目的として、セシウム原子時計同期NTPサーバーとGPS時刻同期NTPサーバーの運用を行っている。

国立天文台・天文保時室では、三鷹地区でセシウム原子時計同期NTPサーバー、水沢観測センターではGPS時刻同期NTPサーバーをstratum1サーバーとして運用している。

[132] Operation of NTP server () http://www.miz.nao.ac.jp/vlbi/ntp.html#ntp

水沢VLBI観測所天文保時室では、セシウム原子時計準拠 stratum2 NTP サーバー を運用しています。

このサーバーは、天文保時室所有セシウム原子時計群のマスター時計の1秒信号に 同期する stratum1 NTP サーバーを内部参照しています。

サーバー名は s2csntp.miz.nao.ac.jp です。このサーバーのIPアドレスは公開し ておりませんので、サーバー名でのアクセスをお願います。

[133] 標準時・周波数標準のQ&A その他のQ&A () http://jjy.nict.go.jp/QandA/FAQ/other_qa.html

原子時計を保有し、国際原子時の決定に寄与している日本の機関とその所在地は、次のとおりです。

情報通信研究機構 東京都小金井市

産業技術総合研究所 計量標準総合センター 茨城県つくば市

文部科学省国立天文台 水沢観測センター 岩手県水沢市

原子時計自体の保有は、この機関以外に民間含めて多数あります。当機構では掌握しておりません。

標準時の通報

[409] 標準時が理論上の存在ではなく実際のものとなるためには、 正確な標準時を決定する (保時) のはもちろん、これを広く一般に通知する必要があります。 日本標準時報時については、 日本の報時を参照。

法的な状態

[174] 日本国における日時制度法令上の状態については、 和暦を参照。

時間帯の定義

[301] 直近十数年程度しか扱わないシステムは Asia/Tokyo (>>51) があれば十分でしょうが、過去も含めて扱いたいシステムは、 次のような時間帯の定義を用意しておけば、 現在日本国政府施政権の及ぶ範囲はカバーできると考えられます。

n
名前
offset
標準時
summer
夏時刻
desc
説明
n
[305] Asia/Tokyo
offset
s
開始
e
終了
n
名前
o
時差
e
1888-12-31
n
東京地方時
o
+09:19:08
s
1888-01-01
n
中央標準時
o
+09:00
summer
s
開始
e
終了
r
規則
n
名前
o
時差
s
1948
e
1951
r
昭和のサンマータイム
n
日本夏時刻
o
+10:00
desc
日本本土の標準的な時刻
n
[306] Asia/Kyoto
offset
s
開始
e
終了
n
名前
o
時差
e
1888-12-31
n
京都地方時
o
+09:03
s
1888-01-01
n
中央標準時
o
+09:00
summer
s
開始
e
終了
r
規則
n
名前
o
時差
s
1948
e
1951
r
昭和のサンマータイム
n
日本夏時刻
o
+10:00
desc
明治初期は気象観測で用いられた京都の時刻を採用
n
[307] Asia/Naha
offset
s
開始
e
終了
n
名前
o
時差
e
1888-12-31
n
沖縄地方時
o
+08:30:41
s
1888-01-01
n
中央標準時
o
+09:00
summer
s
開始
e
終了
r
規則
n
名前
o
時差
s
1948
e
1951
r
>>43
n
琉球夏時刻
o
+10:00
desc
沖縄本島、奄美の時刻
n
[308] Asia/Ishigaki
offset
s
開始
e
終了
n
名前
o
時差
e
1888-12-31
n
沖縄地方時
o
+08:30:41
s
1888-01-01
e
1895-12-31
n
中央標準時
o
+09:00
s
1896-01-01
e
1937-09-30
n
西部標準時
o
+08:00
s
1938-10-01
n
中央標準時
o
+09:00
summer
s
開始
e
終了
r
規則
n
名前
o
時差
s
1948
e
1951
r
>>43
n
琉球夏時刻
o
+10:00
desc
先島諸島の時刻
n
[309] Asia/Marcus
offset
s
開始
e
終了
n
名前
o
時差
e
1896-07-23
n
南鳥島地方時
s
1896-07-24
e
1946-01-28
n
中央標準時
o
+09:00
s
1946-01-29
e
1968-06-25
n
Lima Time Zone
o
+11:00
s
1968-06-26
n
中央標準時
o
+09:00
summer
desc
南鳥島の時刻
[310] 中央標準時施行前について各都道府県分の定義を用意しても良いかもしれませんが、 それほど有用ではないかもしれません。 (中央標準時実施前に時差が一覧で示された47 (+2) 道府県は、 必ずしも従前の令制国幕府政庁の所在地や管轄区域と一致しておらず、 道府県庁設置から数年程度の全国主要49都市の地方時という程度の意味しか持ちません。 それをもって江戸時代の各の時差が云々と言えるものではありません。)

明石の標準時と日本標準時子午線

[31] よく、明石日本標準時の街などと呼ばれ、時刻の基準の都市と考えられています。

[32] 実際には、東経135度線下にあった都市 (の1つ) がたまたま明石だっただけで、 明石自体は日本標準時と何の関係もありません。現地に観測施設などがある (あった) わけでもありません。 地元民らの記念活動の結果、日本標準時と結び付けられて最も有名になったのが明石だったようです。

[170] 東経135度線上には、日本標準時を記念するモニュメントなどがいくつか設置されています。

標準時記念日

[294] 中央標準時の制定 (>>7) にちなみ、次のように呼ばれています。 しかしいつ誰がこの記念日を提唱したのかは定かではありません。

  • 日本標準時記念日
  • 日本標準時制定記念日
  • 日本標準時刻記念日
  • 日本標準時刻制定記念日

[496] 時の質問|よくあるご質問|明石市立天文科学館 () http://www.am12.jp/faq/toki.html

※日本標準時制定記念日は、勅令への署名(決定)がおこなわれた7月12日を記念日とする考え方の他に、公布された7月13日を記念日とする考え方があります。明石市では、75周年、100周年の記念式典を7月12日に実施してきた他、75周年記念切手も7月12日に発売されていることからも、7月12日を記念日として紹介しています。

メモ

[33] スラッシュドット ジャパン | NTPによる日本標準時配信開始 http://slashdot.jp/articles/06/06/12/2111252.shtml (名無しさん )

[45] 日本標準時 - Wikipedia ( ( 版)) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%A8%99%E6%BA%96%E6%99%82

[46] Japan Standard Time - Wikipedia, the free encyclopedia ( 版) http://en.wikipedia.org/wiki/Japan_Standard_Time

[47] 日本の標準時 ( 版) http://www.asj.or.jp/geppou/archive_open/1997/pdf/19971001c.pdf

日本標準時

[50] 日本標準時プロジェクト 関連資料 JST ( 版) http://www2.nict.go.jp/aeri/sts/tsp/link/JST.html

[169] 日本標準時プロジェクト https/http を介してアクセスされる場合 ( 版) http://www.nict.go.jp/JST/http.html

[194] tz databaseの1888年以前の時差は2秒ずれてる? - きしだのはてな ( 版) http://d.hatena.ne.jp/nowokay/20150109/1420772562

問題は、それ以前の標準時です。9時間18分59秒というのは、東京天文台の位置を東経139度44'40".90を基準に算出したということが、tz databaseのコメントに書かれています。

しかし、国立天文台のwikiによると、1888年以前の基準は元江戸城天守台で、東経139度45'17".0が基準にされ、時差は9時19分1.13秒となっていたことがわかります。

暦Wiki/時刻/日本の本初子午線 - 国立天文台暦計算室

次のサイトでも、「星の古記録」という本に1888年以前の時差は9時間19分1秒ということが書いてあったという記述があります。

すのものの「いろいろ」(その4)

>斉藤国治「星の古記録」(岩波新書、1982)の 195 ページによれば、 現行の日本標準時が採用されたのは 1888 年 1 月 1 日だそうだ。 それまでは旧江戸城本丸跡中央気象台の地方平均太陽時を使っており、 両者の差は 19 分 1 秒、とのこと。

ということで、どうやら1888年以前の時差を9時間18分59秒とするのは妥当ではなく、9時間19分1秒とするほうがいいように思います。

[249] ( 版) http://www.rist.or.jp/rnews/59/59s6.pdf

明治時代以降、電信や鉄道などの新

しい技術が導入されるにつれ、国内各地で

別々の時刻を使用するのは非常に不便に

なってきました。そこで幾つかの動きが出

てきました、電信局は全国で東京時刻を使

用し、気象台では全国で京都時刻を使用す

る こ と に な り ま し た。

[262] 青木信仰, 時と暦, 東京大学出版会, 44 ページ (Google Books より引用)

国際子午線並びに計時法会議でが、これは東京付近に限られ、関西では大阪の子午線を基準にしていたらしい。たが、万事刷新の世の中の例にもれず、東京の子午線 での時刻を採用することになった

[263] ( 版) http://www.nict.go.jp/publication/shuppan/kihou-journal/kihou-vol49no1.2/02-04.pdf

我が国においても、明治維新前は時刻を決

めるときの子午線は京都であったが、維新後は

東京の子午線での時刻を使用するようになった。

しかし、これも東京付近に限定され、関西では

大阪の子午線が用いられたそうである[2]。

文献 [2] は >>262
[267] Himuro essay:200007hm.html ( 版) http://homepage2.nifty.com/cat-fish/200007hm.html

江戸時代、時刻を決める子午線は京都であったが、明治には東京地域の時刻は東京の子午

線で決められた。一八八八(明治二一)年一月一日からグリニッチを基準とした東経一三五度の子

午線が日本の時刻の基準となった。

この標準時は有線電信で東京から全国の郵便局などに知らされ、全国で同じ時刻を使うことが、

かなりの精度でできるようになった。そのときの東京のあちこちの郵便局の時計の誤差は数分であ

ったという測定結果がある。

[268] 林善助の正午計 - 時刻の標準及時計の試験器 ( 版) http://www.kodokei.com/ot_011_8.html

明治19年7月勅令第51号により135度子午線による日本の標準時間が制定され同21年から施行された。 それに伴って全国の郵便局の時間を統一する事が出来た。 電信の通じる局は天文台より電信により時間を知る事が出来たが、 電信の無い郵便局ではこの正午計を以って正午を計り経度による時差を加減してこれを正したのである。

すべての郵便局に電信が普及するまでは、郵便局にとってはまだまだ正午計は無くてはならない道具だったのある。

[271] 時刻体系 ( 版) http://www.ffortune.net/calen/calen/zikoku-taikei.htm

この日本標準時が生まれたのは明治13年であるが、この時は明石ではなく東京の 地方時が用いられた。(それ以前は京都の地方時が準・日本標準時としての地位を 占めていた。)

[273] 暦Wiki/地方時 - 国立天文台暦計算室 ( 版) http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/C3CFCAFDBBFE.html

明治6年暦から明治20年暦には、東京を基準とする各地の時差が掲載されていました。

[283] AFN - Wikipedia ( 版) https://ja.wikipedia.org/wiki/AFN

日本ではサマータイムが導入されていないがアメリカでは導入されている。このため、AFRTSより配信される番組の中にはサマータイムの開始・終了によって日本とアメリカの時差が変わることにより、開始時刻や放送時間が1時間変動する番組がある。中にはサマータイムによって放送される・されない番組が存在するので注意が必要である。なお、日本にあるAFN自体は日本標準時(JST=UTC+9)に沿って放送されるため、自局制作の番組にはサマータイムによる時間変更はない。

[285] サマータイム: 金政工務店社長日記 ( 版) http://kanemaru-blog.seesaa.net/article/196642169.html

私は以外なところでサマータイムを体験しました。それは沖縄の米軍基地内。 学生時代にときどき基地内の運送屋さんのアルバイトをしていましたが、 基地内及び米軍施設はすべてサマータイムでした。(多分) 朝7時から仕事が始まり、11時半から13時まで長い昼休み。午後は4時までで終わり。

[769] この書き方だとはっきりしないけど夏季営業時間の意か。
[286] 防衛省・自衛隊:平成26年度大学生等サマーツアーの記録 ( 版) http://www.mod.go.jp/j/publication/events/univ/summer/2014/

航空管制塔の見学。世界標準時に設定してある掛け時計、赤や青などに色分けされた受話器など、見慣れないものに関心を示していました。

[287] たぬ質問201506 - 航空よもやま話 ( 版) http://www.eflight.jp/question201506.html

「世界時計を表示してる」 航空の世界は世界標準時(Zタイム{ズールタイム})で動いています。

計画も、運航も、無線も、すべて世界標準時 なので、私は日本時間と世界標準時を両方みれるようにしています。

[288] 時報 - Wikipedia ( 版) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E5%A0%B1

日本の郵便局では、日曜日、祭日を除く毎日、午前11時57分になると全国の一、二等局および特定三等局に通じる電信線は、通信が中止され、東京市の中央電信局の自動報時機に接続され、各郵便局の電鈴が鳴り始め、12時(正午)に東京天文台で自動報時機に通じる電流が断たれると電鈴が鳴り終る。この瞬間が正午であり、郵便局の電信係に行けばこの電鈴を聞くことができた。

日本の鉄道では、東京天文台から東京中央電信局内電信試験係経由で鉄道省東京通信所に通じて、午前11時57分になると全国の省線の各駅に通じる電線は直通または中継で鉄道省東京通信所につなげられた。このとき各駅の電鈴が鳴り始め、正午に東京天文台で電流が断たれると電鈴が鳴り止む。台湾では、内地とは別に台北測候所で時の観測が行われ、ここから全島の郵便局および停車場に報時された。

[289] 時報 - Wikipedia ( 版) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E5%A0%B1

日本では、船舶のために主要な港湾には報時檣が設備され、これによって報時された。日曜日・祭日を除く毎日、午前11時55分に報時球が報時檣の横桁に引き上げられ、12時(正午)に東京天文台から直通電流が断たれるとこれが落下する。この落下の瞬間が正午である。誤った時刻に落下したときは万国船舶信号旗 W が掲げられ、13時にふたたび繰り返される。故障で報時信号を発せられなかった場合は同信号旗 D が掲げられる。報時檣が設備されたのは横浜・神戸・門司・大阪・長崎で、ただし長崎は独立観測によって報時された。

[290] 時報 - Wikipedia ( 版) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E5%A0%B1

報時灯による報時も行われた。長崎港には報時檣の近くに報時灯の設備もあった。20時55分になると三角形の緑灯3個に点じられ、約2分間、明滅したのち不動点灯として、21時00分に消灯される。ただし不動点灯中予備信号として20時58分および同59分に瞬時、消灯される。もし報時に誤りがあれば、21時00分10秒から30秒間、明滅し、その旨、知らせ、さらに21時30分に同様の信号をおこなう。故障によって報時することができない場合は点灯されない。

[298] 東京と大阪の時差 - ゆとりずむ ( 版) http://lacucaracha.hatenablog.com/entry/2015/12/08/225656

[319] 京都停車場 ひっちょのステンショと呼ばれた駅 ( 版) http://kyototeisyaba-hittyonosutensyo-m1025.blog.jp/?p=3

『遅刻の誕生』によると、元々、明治初期では時計を所持している身分も限られ、鉄道の運行間隔にも余裕があり、定時という概念が緩かった可能性が高い、と記載されています。

[321] 北海道と沖縄の時差はどれくらいなんでしょうか? - 先の方々の回答... - Yahoo!知恵袋 ( 版) http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1311942633

東京と京都の時刻に差があるのは不都合だということで、1878(明治11)年に一旦京都の時刻が標準時に定められたのです。

[322] eページ! ( 版) http://epe.jp/hp_view.php?aid=McjDmdQkzqzcEsfZ&page=2

100年以上の日本では、アメリカと同様に各地ごとに地方時間が定められていました。

その後の1878(明治11)年には、京都の時刻が標準時に定められていましたが、

[323] この日、初めて「時刻」というものを知らせたことによる記念日です・・・・・・5|KEIのブログ ( 版) http://ameblo.jp/kei-1969gemini/entry-11549520956.html

100年以上昔の日本では、各地ごとに地方時間が使われていました。東京と京都の時刻に差があるのは不都合だということで、1878(明治11)年に一旦京都の時刻が標準時に定められたのです。

[324] ( 版) https://www.jstage.jst.go.jp/article/agrmet1943/3/1/3_1_22/_pdf

萬国子午線會議の決議に基き, 明治21年1月1日より京都時を廢して, 東經135度の平時によることとしたが, 明治20年分の中央氣象臺年報はこの時間を採用している。明治29年1月1日より東經135度の平時を中央標準時と稱し我國に於て廣く一般に採用せせられ, 別に東經120度の平時を西部標準時と稱し, 臺灣, 八重山列島, 宮古列島に於て使用した。石垣島測候所は明治20年12月の創立であるが, 當時から観測時刻は總て中央標準時を使用していた。

[325] 明治7年の金星日面経過観測 ( 版) http://www.asahi-net.or.jp/~jc1y-ishr/Venus1874/Venus1874_4.html

フランス隊について見てみると、同一の接触(たとえば第2接触)は長崎のほうが神戸より20分ほども早い。フランス隊以外についても同様で、神戸は長崎より20分ほど遅く、横浜、東京、函館は長崎より40分ほど遅い。

実はここに記載されている時刻は、各地点における地方時と解釈すべきなのである。実際、長崎は東経130°程度、神戸は東経135°程度、東京は東経140°程度だから、地方時の時差はちょうどこのくらいになる。

日本の時刻制度は、江戸時代には日出を「明け六つ」、日没を「暮れ六つ」とする不定時法だったのが、1873(明治6)年の新暦採用時に、現在のような一日を24時間とする定時法に変わっている。この1874年というのはその1年後である。しかし、この時はまだ、「各地域間の連絡網も不十分だったので」(世界大百科事典)、全国一律の時刻制はまだなかった。だから地方時、つまり各々の地点で太陽が南中する時刻を正午とする時刻が用いられていたのである。

因みに、1879年になって「平均太陽時」の時制が制定され、京都の地方時が採用された(といわれる。「世界大百科事典」)。さらに1885年にワシントンで国際子午線会議が開かれて、グリニッジが本初子午線(経度0度)と決まったことを受けて、東経135度(兵庫県明石市など)が日本標準時の子午線となった。また、1888年から東京天文台が全国への正午の時報の電信報時を開始している。この時になってようやく、全国の時計が統一されたわけである。因みに、1888(明治21)年というのは寺尾寿が初代東京天文台長に就任した年である。

さて、原口pp14の表であるが、

「水路部沿革史 自明治二年至明治十八年、海上保安庁水路部所蔵、P.105~P.105」を基礎資料とした。

原口pp12

とある。おそらく観測時刻の地方時標記は、この(当時は)海軍水路部が行ったものであろう。各国観測隊は持参していたクロノメーターによって時刻を記録している。

[326] 太陽の描く曲線、アナレンマ(No.0553) (M.Suzuki 著, 版) http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0553.htm

日本も明治11年(1878年)までは、太陽が南中する瞬間を正午とする時刻(視太陽時または、真太陽時といいます)を用いていましたから、その当時に毎日正午の太陽の位置を観測して記録したとしても、太陽の位置は一年かけて子午線上を南北に行き来するだけ。太陽の軌跡は「8の字」ではなく「1の字」にしかならなかったのです。

日本では明治12年(1879年)から時刻系を直接の太陽を使う視太陽時から、一年を通じて長さの変わらない平均化した仮想の太陽を使った平均太陽時に変えました。その時から、正午に太陽が南中しないという事象が生じるようになったのです。

[327] 太陽の描く曲線、アナレンマ(No.0553) (M.Suzuki 著, 版) http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0553.htm

暦面での時刻系の変遷です。

地方視太陽時 ~明治11年暦まで

地方平均太陽時 明治12年暦~20年暦まで

標準時 明治21年暦から

[329] 暦Wiki/日の出入りと南中/日の出入りの定義 - 国立天文台暦計算室 ( 版)