トンネル

トンネル (HTTP)

[3] トンネル (tunnel) は、2つの接続の間でメッセージを変更せずに盲目的に中継するものです >>2

[4] トンネルは、 HTTP要求によって開始されることもありますが、 一旦活性化した後は HTTP 通信の当事者とはみなしません。 >>2

[5] トンネルは、中継されている接続の両端が閉じられた時、存在しなくなります >>2

仕様書

意味

[7] トンネルにおける通信は HTTP ではなく、クライアントの間で何らかの方法で合意されたプロトコルによる通信となります。 トンネルは一旦確立されるとデータを何も変更せずに転送するだけです。

[8] ほとんどの場合、トンネルHTTPS の通信をを通過させるために使います。 対象資源として指定されたホストポートTCP接続し、クライアント応答を返して以後クライアントと接続したホストとの間で送受信データを中継します。

詳細は CONNECT を参照。

処理モデル

[6] CONNECT の項を参照してください。

歴史

[1] HTTP (RFC1945 1.2, RFC2068 1.3, RFC2616 1.3)

tunnel
A tunnel is an {2068,2616} An intermediary program which is acting as a blind relay between two connections. Once active, a tunnel is not considered a party to the HTTP communication, though the tunnel may have been initiated by an HTTP request. The tunnel ceases to exist when both ends of the relayed connections are closed. {1945} Tunnels are used when a portal is necessary and the intermediary cannot, or should not, interpret the relayed communication.
トンネル
二つの接続の盲目中継者として動作する媒介プログラム。 一度活性になれば、トンネルは HTTP 通信の当事者とはみなされず、 トンネルをくぐって HTTP 要求を始めて構いません。 トンネルは、中継している接続の両方の末端が閉じたときに存在しなくなります。 トンネルは、玄関が必要で、媒介者が中継する通信を解釈できないか、または解釈するべきではない時に使われます。