マイクロネーション

マイクロ国家

[13] マイクロ (こっ) () (マイクロネーション, ミクロネーション, 英語: micronation) は、 現代の国際秩序の中で国家として承認されておらず、 しかも事実上存在する「未承認の国家」ともみなされていないものの、 なおも「国」やそれに類する立場を自称するものです。

呼称

[75] 日本語の呼称としてマイクロ国家マイクロネーションミクロネーションがあります。 いずれも Englishmicronation翻訳の違いで、本来は意味の違いはありません。

[76] ウェブ検索によると、マイクロ国家欧州大洋州の小規模国家を指す場合と、本項のマイクロネーションを指す場合が半々くらいに見えます。 マイクロネーションミクロネーションは、 ほとんどの場合本項のマイクロネーションを指すように見えます。

[77] 日本語ではミニ独立国との呼び方もあります。 この語は昭和時代後期から平成時代前半にかけての観光目的のマイクロ国家の建国ブームで使われたものでした。 指す範囲には若干の揺れがあります (>>17)。

概要

[14] 狭くても一定の地域を占拠するものから、 インターネット上のなりきりチャットまがいのものまで含まれる雑多な分類です。 次のような事例があるようです。

[15] 数でいえばほとんどのマイクロネーションは既存の国家から独立する意思を持ち合わせていないと思われるのですが、 有名所が >>101 の自称独立国なので、 マイクロネーションという概念が曖昧になっています。 (>>104 ももしかすると独立する意思があるのかもしれませんが。) すなわち、 反政府武装勢力が設立した未承認の「国家」・「政府」や、 他国領土内に勝手に建国されたタイプの傀儡国家、 反政府勢力による亡命政権、 国際社会が主権国家として承認していない原住民の国家などが、 >>101 (や >>104) のマイクロネーションに含まれてくる可能性が生じているのです。

[16] もっともマイクロネーションの原義に近いのは >>101 の類型のようです。 すなわち、政治的、軍事的に大きな力を持たない組織が営利目的で建国したり、 家族レベルの小さな単位で建国したりするケースがこの言葉で表されていたようです。

[7] 日本では昭和時代後期にミニ独立国ブームがありました。 これは分類でいうと主に >>103、ときに >>102 のものが含まれているようです。 中には地方自治体が主導して「建国」したものもあって、 独立指向ではなく、パロディーユーモアによる村おこしといわれていました。

[17] マイクロネーションミニ独立国は似ているが違うと説明されることもありますが、 その場合 >>101 系のものをマイクロネーション日本にある >>103 系のものをミニ独立国と言っているようです。 しかし現在の用語の使われ方を鑑みれば、 海外の >>103 系のものや >>104 のものまで広くマイクロネーションと呼ばれているのが実情であり、 ミニ独立国マイクロネーションではないとは言い難いのではないでしょうか。 ミニ独立国マイクロネーションの下位分類とせざるを得ません。

[8] 近年設立された自称ミクロネーションには、 領土と呼べるものを持たなかったり、実際に占有できる見込みのない無人島などのみを領土と主張したりするものが多々あるようです。 そうしたものは、実態としてただのインターネット上のコミュニティーでしかなかったり、 国の沿革を示した Webページしか存在を確認できなかったりしており、 何をもって実在のミクロネーションと言うべきなのか、 パロディーフィクションとの境界がどこにあるのかさっぱりわかりません。 似たものとして、インターネットでのみ活動が確認できる亡命政府の類があります。 分類としては >>104 です。

[18] 実態のないマイクロネーションは、フィクション作品に属するとも考えられます。 実際に架空戦記のような歴史設定や架空の文化、言語などを創造しているものもあるようです。 しかし、歴史はともかく文化はそれを創造し利用する人がいるなら一応「実在」 ですし、貨幣切手旅券などの「架空」の創造物で営利事業で収入を得るのは >>101マイクロネーションの常套手段でもあります。 創作に見えるからといって「実在」しないとは限らないのです。 活動実態が見えないので創作、非実在と断言するのは難しく、 「実態不明」に留めざるを得ないのです。 架空とは何かを考えさせられるものでもあります。 架空

[9] Webサイトしか存在しない自称ミクロネーションより、 チュパカブラ王国の方がよほど「実態」があるという見方もできます。

[19] そういえばミニ独立国ブームの火付け役も小説で、 作中の国家に近いものが後から建国されたのでした。 フィクションとノンフィクションは意外と近いところにあります。

[20] 「国」ではありませんが、月の土地の権利書を勝手に売っているような商売もありますね。 中には本気にして購入している人もいるような。。。
[78] 政治系マイクロ国家が詐欺で立件された事例もあります。 台湾民政府

[59] 宗教団体の中には国家風の組織を持つところがあります。 マイクロネーションにも国教として宗教的活動をしているところがありますから、 両者の違いは不明瞭です。

[60] 日本を中心に活動したオウム真理教は、 政府風の体制を整備していました。 教団施設を実効支配するマイクロネーションのようにも見えます。

[61] ただしオウム真理教日本国を転覆して新国家を建設しようとしていましたから、 既存の国の中の国としてのマイクロネーションの枠組みより、 宗教系テロ組織国家 (イスラム国などの類) の方が分類としては適切とも思われます。

[62] 統一教会天一国憲法を定め国家風の組織と制度を運用しています。 世界各国の首脳の誰々から支援のコメントを受け取っただとか、 世界の何箇国に信者がどれだけいてイベントに参加しただとかのような宣伝をしていますから、 (少なくても短期的には) 既存の国際秩序と共存する方針のようです。 この体制は世界的に活動するマイクロネーションのようにも見えます。

[73] 政治系マイクロ国家は、 マイクロ国家型の活動を行う政治団体です。 特定の地域や民族の亡命政府、新政府を称し、 当該地域を統治する国家からの政治的な独立を目指している (がその実態がない) ものをいいます。

[74] 政治活動が目的ではない、 主張する領土全体を (所有権レベルにせよ) 実効統治できているものは含みません。

実例

[2] ヘイ・オン・ワイ - Wikipedia () https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%A4

[3] ソジェー共和国 - Wikipedia () https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD

[11] マイクロネーションミニ独立国の類

[22] 厳密な定義がよくわからないので、当てはまりそうなもの、当てはまるものと似たようなものはリストに載せている。

[23] 会社統治領はその会社に独立の意思がないならマイクロネーションではないとするべきだろう。

[5] Micronations Wikia | FANDOM powered by Wikia () http://micronations-encyclopedia.wikia.com/wiki/Micronations_Wikia

[24] >>5 既存マイクロネーションの紹介の記事もあるのですが、 他のサイトに情報がなく、 もしかするとここが唯一の活動の場となっているかもしれないような新興マイクロネーションが何個もあります。

[57] >>4 大韓民国日本ではこれもミニ独立国と扱われている。

[63] 松山藩の概要 | 大隅の國 やっちく松山藩, , https://yattiku.net/summary.html

制度

[12] マイクロネーションの日時

国家承認

[25] 多くのマイクロ国家は友好関係にある他のマイクロ国家と互いに国家承認しています。

[26] マイクロネーション間の同盟のような組織もいくつかあるようです。

[27] マイクロネーションの中には、 通常マイクロネーションとみなされない反政府勢力等を国家承認したり、 イデオロギー的に敵対する一般の国家を「断交」したりと、 国際政治に絡んでいってるところもあります。 (実効性がないので一般の国家等からは相手にされないわけですが。)

[28] 一般の国家に対して国書を送ったり、 国家承認したり、 国家承認を求めたりするものもあります。 日本ミニ独立国のような観光事業タイプだと、 一般の国家の側も (本当の外交としてではないですが) それに応じることもあるようです。

書籍

[37] 古書店で安価で流通していて、潤沢ではないですが、入手に苦労はしないみたいです。

[38] 大きな図書館なら所蔵しているところも多いですが、 さすがに書庫に入っているようです。

[43] 本書は三省堂編となっていて、制作者の個人名は出てきません。 全国に散らばるミニ独立国の情報を集めるのは、 当時の交通・通信の事情ではとても大変だったはずです。 多人数で分担して取材・編集したのでしょう。

[44] すべてので現地取材したのかどうかはよくわかりません。

[30] この本は当時日本各地にあったミニ独立国を数ページずつ紹介しています。

[31] によって分量は違っているのですが、 文庫本1冊に収めるためか活発なでも事細かにとまではいかないのは残念なところです。 写真も点数は多いですが白黒で小さなサイズで、雰囲気くらいしかわからないのが残念。

[32] ミニ独立国としての制度や経緯等から離れた地域の沿革や観光案内的な説明に紙面が割かれてるもいくつかあります。 でも町おこし目的で独立したにとってはそれも重要なのでしょうし、 他に書くことがなかったところもあるのでしょうから、致し方ないですね。

[33] という不満点がないでもないのですが、この時代の日本全国ミニ独立国を総覧できる、 今となっては貴重な資料です。ウェブで探してもほとんど情報が出てこないところばかりですから。 著者らが各国の活動をどう見ていたのかも所々にうっすら見え隠れしてます。たまに辛辣。 第3者視点の資料という意味でも重要です。

[34] ただ採録基準が何も書かれていないのはちょっと気になります。 巻末に年表等の資料が十数ページくらいありますが、 そこには本文に載っていないがいくつか出てきます。 本文への掲載は断られたのでしょうか。それとも既に閉国していたのでしょうか。

[35] 逆にでないものもいくつか本文に掲載されています。 を称しているけど実態がだ、と説明があるものもありますが、 何の説明がないところも。 ミニ独立国同士の外交関係等で事実上の相当の組織という認識があったのですかね。

[36] 巻末の一覧にはムツゴロウ王国も掲載されてます (本文にはなし)。 今でも有名ですが、「国」という名前のテーマパークくらいにあまり深く考えずに認識されてるのではないでしょうか (ディズニーランド夢の国と言ったりもしますし)。 当時の一般の人や当事者はどう思っていたのですかね。 「建国」はちょうどミニ独立国ブームの時代なので、 影響はあったのでしょうが。

[48] テーマパークという概念が広まったのはミニ独立国ブームの次の時代なのだそうです。 ミニ独立国ブームのあとも続いたムツゴロウ王国芝政 (こちらは本編にも紹介されてます。) はテーマパークに吸収されていったということなのでしょう。 (なおムツゴロウ王国は当時は非公開だったそうで。)

[41] 当然ながら本書が編集された時点の情報しか掲載されていません。 どの国も、苦労もありつつ建国してこれからがんばっていくぜ、 将来は明るい、という感じになっています。 ブームの上り坂のところだけしか書かれていないので、 その後の下り坂のことは何も教えてくれません。


[39] 関連: マイクロネーションの日時

学術研究

[79] 日本のミニ独立国は観光研究や地域研究の分野で (あまり豊富ではありませんが) いくらか学術的な研究対象にもなっています。

[80] ただ、 ウェブ上で見られる論文しか調べていませんが、 全体を俯瞰する研究や特定のマイクロ国家に焦点を当てた詳細な研究はほとんどされなかったようです。

[45] つくばリポジトリ, https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/records/33337 #page=36

[51] untitled - 111-124shiraishi.pdf, https://ryuka.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=150&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1

[52] Microsoft Word - 000-000白石太良.docx - 001-023shiraishitarosensei.pdf, https://ryuka.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=1443&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1

[53] 90006043.pdf, http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/90006043.pdf

[54] 33_145.pdf, https://www.jstage.jst.go.jp/article/jitr/33/3/33_145/_pdf

[56] 61_KJ00004221789.pdf, https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/61/488/61_KJ00004221789/_pdf

[49] ノート:ミニ独立国 - Wikipedia, , https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88:%E3%83%9F%E3%83%8B%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E5%9B%BD

[67] 観光研究 : 日本観光研究学会機関誌 = The tourism studies : the journal of Japan Institute of Tourism Research 8(2), 日本観光研究学会, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/2890740/1/7 (要登録)

関連

[10] サンマリノのことをミニ独立国ということがありますが、 本項のミニ独立国とは異なる真の独立国です。

[68] 架空国家, 空想世界

メモ

[6] ミクロネーション - Wikipedia () https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

[21] Micronation - Wikipedia, , https://en.wikipedia.org/wiki/Micronation

[1] ミニ独立国 - Wikipedia () https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8B%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E5%9B%BD

[46] 日本独立国一覧, , http://furusatotabi.com/newsnow/japankuni.htm

[47] 9月8日 「ちちぶ乾杯共和国建国宣言DAY」の開催されました! - 埼玉県, 埼玉県, , https://www.pref.saitama.lg.jp/b0112/sangyouroudou/chichibukanpaikyouwakokukenkoku.html

[50] ミニ独立国はどうなったのか :: デイリーポータルZ, , https://dailyportalz.jp/b/2011/01/12/c/

[55] イノブータン王国にカシオペア連邦…日本にある架空"国家"の実態に迫る! | マイナビニュース, https://news.mynavi.jp/article/20141104-nation/

[64] あけぼの 1(11)(11), NTT労働組合中央本部, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1859402/1/29 (要登録)

[65] 財界ふくしま 12(9), 財界21, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/2832616/1/45 (要登録)

[66] https://dl.ndl.go.jp/pid/1813996 (非公開)

週刊読売 = The Yomiuri weekly 40(7)(1686);1981・2・15

雑誌

(読売新聞社, 1981-02)

全 8 件の該当箇所

4: い」といなないたのが中標津のそれだった。中標津を首都とし、首都にふ

4: 。だが、今年を共和国元年にすることだけは決まっている。国である以上

31: 前の1855年(安政元年)に日露歯舞、通好条約が結ばれた日で、2月7日は、1月6日の閣議で、「北方領土の日」まりました。に

3: の首都、北海道·中標津の官邸に帰ってきた

6: 動物共和国の領土は、中標津の"首都"と、そこから南へ車で一時間ほど行った、太平

8: 席·談)「中標津の町で16

55: 阿弥陀如来坐像鉄正慶元年(一三三二)関東を(県文)が安置される。お椀を訪れた本願寺三世覚如は、親鸞伏せたように丸い肉髻や、

79: 集中高校が人気復活の元年にしようと私立と競い合い、白熱カ、体力を考慮すれば、明らかした入試戦線となりそう。そこで、本誌は、

[69] 초소형국민체 - 나무위키, https://namu.wiki/w/%EC%B4%88%EC%86%8C%ED%98%95%EA%B5%AD%EB%AF%BC%EC%B2%B4

[70] >>69 なぜかやたらと充実しています。大韓民国で特別にマイクロネーションが流行っているわけでもなさそうなのですが。 でもWikipediaでなんかよくわからないけどくだらなそうな論議が起こっている (こともこの記事で解説されてます。) 程度には関心を惹く存在らしいです。

[71] 因果関係はわかりませんけど、 YouTube広告で煙たがられている自称国家、 実質スピリチュアル新興宗教大韓民国にはあるみたいで、 それがマイクロネーション扱いされているようです。

[72] >>70 世界各地の事例が豊富に紹介されていますが、 日本ミニ独立国は厳密にはマイクロネーションとは違う、 とされてほとんど説明がありません。 でもそれ以外の各地の事例を見ると同じマイクロネーションの括りでも本当に様々で、 ミニ独立国も言うほど違うかなあ、と思っちゃいます。

[81] 日本でも世界のミクロネーションと日本のミニ独立国みたいな紹介のされ方をしていることがあるので、 それを情報源に日本の事情を書いてそうなったのかもしれません。

[82] 大韓民国マイクロ国家日本ミニ独立国と紹介されてる事例 (>>57) もあるので、やっぱり区別しても仕方ないような。

[83] 利用規約・運営ポリシ/総合雑学 鵺帝国, , https://nue2004.info/about/constitution.htm

[84] Xユーザーの🇺🇳DTUN【DT(端末世界)国際連合】/広報🇺🇳さん: 「DTUN設立宣言 シカレツレンタール連合帝国(@iroiro774)はここに我々の界隈を他と区別する為に端末世界国際連合の設立を2021年4月7日午前5時00分に宣言する。 ※架空国家・ミクロネーションと別のジャンルである事を理解願う。 我々の集まりは我々だけで行う。 端末世界国際連合 管理運営事業部 https://t.co/qaJ5dhMeta」 / X, , https://twitter.com/DTUN0407/status/1379525063204954112

[85] >>84 アカウントプロフィール

※このアカウントではDT世界各国の情勢を広報していきます。 『端末世界の国家・ミクロネーションの元首のみ』加盟対象です。

[88] 近年流行のロールプレイング型マイクロネーションは SNS, 無料Webサイトサービス, Wiki, チャットツール, マインクラフトなどを媒体に、連邦制、国家連合、国家承認といった手段で緩く繋がっているらしい。 従来型マイクロネーションと国家承認で繋がっているものもある。 大事件や慶弔などで主権国家に (一方的に) 絡んでいくこともある。

[89] 活動目的はロールプレイングゲームそのもの、 架空世界創作、 人工言語開発、 カードゲームコミュニティー、 政治活動もどきなどで国によって違いがあり、 一人と思われるものから数人規模のコミュニティーと推測されるものまである。

[90] また、 日本人と思われるもの、英語圏のもの、中文圏のものなど世界的に類似した活動が見られ、 日中など横断的なものも若干みられる。また、日本語であっても若干怪しく日本在住等の外国人と思われるものもある。 英語圏で舞台を日本にするもの、日本語圏で舞台を世界各地にするものも多い。 多くは現実世界 (またはその改変) を舞台にしていて、 まったくの架空世界の創作はマイクロネーションとは少し界隈が違っている ( 創作世界 , ただし人工言語の世界もいろいろあってマイクロネーションのコミュニティーに近いものもある)。

[91] 緩やかに繋がっていても局所的で、全体的な帰属意識のようなものはなく、 ミクロネーション、架空国家、亡命政府、その他のカテゴリー名の自称があるし、 同じカテゴリーを称していても同じコミュニティーとは限らない。 国家内、 コミュニティー内の別国家、 異なるコミュニティーと衝突を起こすこともしばしば (どこまでがロールプレイでどこからが本当に喧嘩しているのか外部からは判断しづらい)。

[92] 16.pdf, , https://www.arpak.co.jp/contents/wp-content/uploads/2022/09/16.pdf#page=8

[93] 45.pdf, , https://www.arpak.co.jp/contents/wp-content/uploads/2022/09/45.pdf#page=10

[94] >>93 九州国独立と見出しになっているが、ミニ独立国ではなく地方分権の文脈。 ただ >>92 と同じ会社の機関誌であることから推察されるように、 この時代にこのような表現が使われたことは緩くつながっているのだろう。