[1] 歴代元号の一覧はいろいろな書物にまとめられてきました。 現代では過去の日時を扱ったり西暦その他と換算したりするソフトウェアがいろいろあります。
[315] 元号一覧データファイル: >>428 には各国の元号に関する JSON データファイルがあります。 >>423 には改元による元号の切り替え時期に関する JSON データファイルがあります。
[429] >>427 には、各日の元号の一覧データファイルがあります。
[3]
次に挙げる一覧表やソフトウェアの実装には誤りが含まれるものもあるため、
利用前によく検証してください。
[455] >>454 に次に挙げる各表 (のいくつか) の対照表があります。
toLocaleString (>>6)
旧暦は445年から、元号は大化から全て処理できます。 元号はWikipedia、暦は日本暦日原典由来のデータを元にしています。
また、元号の初日が旧暦12月、1月あたりの年の表示(変換)が間違っているものがほとんどです。
例えば、正保元年12月16日(改元日)は、正しくは西暦1645.1.13ですが、1644となっている。まったく使えない。
[81] TODAY用大型歴史データの詳細情報 : Vector ソフトを探す!, http://www.vector.co.jp/soft/dos/personal/se013399.html
[67] 色々な文献やソフトウェアが元号と西暦の対応表を示していますが、
境界とする日が微妙に異なることがあります。
[45] 各種の文献やソフトウェアは、明治以後の日本の元号の境界を次のように扱っています。
名称 | 明治初日 | 大正初日 | 昭和初日 | 平成初日 | 令和初日 | 対応最終日 |
---|---|---|---|---|---|---|
JIS X 0301:1992 附属書2 (参考) | (旧暦9月8日) | |||||
JIS X 0301:2002 附属書1 (参考) | (旧暦1月1日) | |||||
JIS X 0301:2019 附属書1 (参考) | (旧暦1月1日) | |||||
Wikipedia >>20 | 1868-01-25 (旧暦1月1日) | 1912-07-30 | 1926-12-25 | 1989-01-08 | ||
Windows >>15 | 1868-01-01 | 1912-07-30 | 1926-12-25 | 1989-01-08 | ||
.NET >>44 | 1868-09-08 | 1912-07-30 | 1926-12-25 | 1989-01-08 | ||
Ruby Date | 1873年/明治6年以後対応 | 1912-07-30 | 1926-12-25 | 1989-01-08 | ||
EraJa >>26 | 1868-09-08 | 1912-07-30 | 1926-12-25 | 1989-01-08 | ||
erajp >>38 | 1868-09-08 | 1912-07-30 | 1926-12-25 | 1989-01-08 | ||
Date::Japanese::Era::Table >>40 | 1868-09-08 | 1912-07-30 | 1926-12-25 | 1989-01-08 | 2999-12-31 | |
Date::Japanese::Era::Table::JIS_X0301 >>40 | 1868-09-08 | 1912-07-31 | 1926-12-26 | 1989-01-08 | 2999-12-31 | |
Lingua::JA::FindDates >>41 | 1868-01-25 | 1912-07-30 | 1926-12-25 | 1989-01-08 | ||
昔の The Unicode Standard >>100 | 1867 | 1912-07-29 | 1926-12-24 | 1989-01-07 | ||
現在の The Unicode Standard >>153 | 1868-10-23 から 1912-07-29 | 1912-07-30 から 1926-12-24 | 1926-12-25 から 1989-01-07 | 1989-01-08 から 2019-04-30 | 2019-05-01 から | |
ISO 19108 >>3035 附属書D (参考) | /明治6年以後対応 |
[154] 古い The Unicode Standard は間違った日付を示していました。
[5] JIS X 7108 >>3035 D.3.2 現代の和暦 / 附属書D表3
日本の暦年代は、明治改暦以後の日本の元号による暦年代
(TM_CalendarEra
) を次のように記述しています。
name | referenceEvent | referenceDate | julianReference | epochOfUse.begin | epochOfUse.end |
---|---|---|---|---|---|
明治 | 太陽暦の採用 | 明治6.1.1 | 2405160 | 2405160 | 2419614 |
大正 | 新しい天皇の即位 | 大正1.7.31 | 2419615 | 2419615 | 2424875 |
昭和 | 新しい天皇の即位 | 昭和1.12.26 | 2424876 | 2424876 | 2447534 |
平成 | 新しい天皇の即位 | 平成1.1.8 | 2447535 | 2447535 | 現在 |
I think about the era and there is a problem in the following. The date in the lunar calendar Although it is September 8, 1868 the start of the Meiji era. Start date Taisho, Showa is the same day as the last day of the Meiji, Taisho, respectively.
For example, 1912-07-30 is handled as:
default Taishou 1 07-30 JIS_X0301 Meiji 45 07-30
[82] programming and calendar, , https://web.archive.org/web/20040203182933/http://www.funaba.org/en/programming-and-calendar.html
JIS X 0301-1992 には附属書2(参考)「元号による日付と西暦との対応」があります。 ここで、大正は 1912年7月31日から始まり、 昭和は 1926年12月26日から始まっているとあります。 しかし、わたしの調べでは、 大正は1912年7月30日から始まり、 昭和は1926年12月25日から始まっています。 長いあいだ疑問に思っていましたが、 今年 (2000) 2月に、通産省情報電気標準化室に質問したところ、 間違いであることが判明しました。そのうち正誤表がでるはずです。
メモ: 9月の末に、正誤表が届きました。 正誤表送っていただきありがとうございました。
[146] ch03_3.pdf, , https://www.unicode.org/versions/Unicode1.0.0/ch03_3.pdf#page=9
[147] >>146 Unicode 1.0 で既に間違っている。
[148] null, , https://www.unicode.org/L2/Historical/Unicode-Pre1.0-Draft-Sept27-1990.txt
[453] >>452 に次に挙げる各表 (のいくつか) の対照表があります。
・旧暦は文献データを基に実こよみに合わせています。
・明治までの改元は布告された年の元日に遡って新元号の元年としています。(立年改元)
・明治5年12月3日をもってグレゴリオ暦の明治6年1月1日となり、以降の和暦月日は現行西暦と同じになります。
・年号制度のない時代は、天皇の即位後の年紀を代用してます。(推古、舒明、皇極、斉明、天智、天武、持統、文武)
・南北朝時代(1331~1392年)は、北朝/南朝の元号を併記しています。
・西暦は、1582年10月4日まではユリウス暦、次の日からはグレゴリオ暦を採用してます。
(ユリウス暦の1582年10月5日はグレゴリオ暦では1582年10月15日)
参考図書)「暦を知る事典」東京堂出版
例えば「弘化二年」は、西暦1845年02月07日~1866年01月27日にあたります。 しかしこれを大部分が属する「1845年」と表現しています。
ただし年末近くに改元した場合、前の西暦には属していない場合もあります。 例えば、弘化は12月2日に改元されため、弘化元年は西暦1845年1月9日~1845年02月06日に該当します。 すでに述べたように本ツールでは、弘化2年をその大部分が属する1845年と表現します。 弘化元年は機械的にその前年の1844年と表現したくなるところですが、実際には弘化元年は1844年に全く属していません。 ですので、弘化元年を1844年と表現することは明らかに間違っています。
そのため本ツールでは、弘化元年も弘化2年も1845年と表現するようにしています。
[652] >>651 この実装は日本の元号 (漢字およびローマ字) 」と西暦の換算に対応しています。 中央標準時の日時のうちの年の部分のみを変換に用います。 592年までは未対応、 それ以後は日本の元号または推古、舒明、皇極、 大化、白雉、斉明、 天智、弘文、天武、朱鳥、持統、文武を使って表します。 南北朝時代は両朝の改元の度に切り替わるという杜撰な実装になっています。 天平感宝のみ、月により分岐しようとしているようですが、 正常に動作していないように見えます。
[7] 日本の元号 (公年号) とその年数や天皇を覚えるための歌が平安時代頃から江戸時代頃までいくつかつくられました。 >>14, >>6
[127] 中国历代皇帝年号_中国历代帝王年号, , https://web.archive.org/web/20141022084437/http://www.gs5000.cn/nh/index.htm
[128] >>127 出典は書かれていませんが、Wikipedia の表に非常によく似ています。
[130] 東亞年號綜覽, 岩垂憲徳, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1910297/1/4 (要登録)
[126] 東洋史辞典, 京都大学文学部東洋史研究室, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/3020899/1/417 (要登録)
[476] 以下各表を参考に整理した JSON データファイルがあります (>>315)。
[113] 令和改元時元号一覧 - 令和改元前後に新聞特集記事、ポスター、 その他粗品等の形で制作、配布された元号一覧表。
[10] 「大化」は日本最初の年号ではない!! () http://teikoku-denmo.jp/history/honbun/nengou.html
[16] iOSと和暦 : 永遠日誌 (2017年03月24日 ) http://blog.livedoor.jp/eienf/archives/1065077712.html
[58] Chinese Text Project (Donald Sturgeon, , ) https://ctext.org/date.pl?if=en
[59] 北鑑 第30巻, , http://kitakagami.seisaku.bz/k30.html
[76] 年代記配合抄, 独立行政法人国立公文書館 | NATIONAL ARCHIVES OF JAPAN, https://www.digital.archives.go.jp/img.pdf/1212840
[78] 大日本年表 - 国立国会図書館デジタルコレクション, 辻善之助, 昭和16, http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1123670/9
[79] 史海寻踪.帝王世系.唐时期, , https://web.archive.org/web/20070928073653/http://40881.host3.tfidc.com/tang.htm
[83] 和暦変換, , https://web.archive.org/web/20041124014714/http://www.book-kanda.or.jp/asp/era.asp
和暦変換データベースでは、西暦→和暦の変換、和暦→和暦の変換、干支による年号の検索が可能です。扱える範囲は西暦645年~です。
データの作成にあたっては、八木書店社長八木氏の紹介を受け、島了一氏の年号変換用一括登録ファイル「Henkandx.jxw」を原典として使用させていただきました。このファイルには改造・転載・頒布が自由である旨明記されています。島了一氏のご厚情に心より感謝申し上げます。
[84]
>>83 サーバー側で実装されていたため残念ながら仕様は不明。
Henkandx.jxw
もWeb検索ではみつからない。
[90] >>88 こういうデータが流通してるってのがまず問題なんだが >>87 どこから拾ってきたのか不明。 >>89 大化が欠落してるという致命的なバグがずっと放置されてる (PR あるにも関わらず) が派生元のバグなのかこのライブラリー作成時のバグなのかわからない。
[109] go-erajp/scrape.go at master · mattn/go-erajp · GitHub, https://github.com/mattn/go-erajp/blob/master/tool/scrape.go
このプログラムで >>39 からスクレイピングしてデータを作ってる...
[111] >>39 にはちゃんと暦の違いに注意を促してるのに、読まずに作ったんだな、ひどいなあ。
[108] GitHub - shinshin86/deno_erajp: Deno porting of https://github.com/mattn/go-erajp, https://github.com/shinshin86/deno_erajp
[110] deno_erajp/scrape.ts at main · shinshin86/deno_erajp · GitHub, https://github.com/shinshin86/deno_erajp/blob/main/tool/scrape.ts
なぜかスクレイピングプログラムも移植している。やってることは同じっぽいが。
[95] 新元号発表されたし各言語の西暦→和暦に関してまとめてみる。 - Qiita, https://qiita.com/abalol/items/8eeb921bd7a4b7b3c7b2
[96] 西暦を和暦に変換するプログラム - FLYING, https://tondol.hatenablog.jp/entry/20070829/1188314937
[97] PHPで西暦⇔和暦変換 · GitHub, https://gist.github.com/kazua/8135329
[98] PHPで和暦・日本語曜日を使う - Qiita, https://qiita.com/chiyoyo/items/da32649b0e04957856c1
[102] [ Perl ] 西暦から元号のついた和暦に変換する – 偏差値40プログラマー, https://hensa40.cutegirl.jp/archives/2561
[103] VBScript:VBScriptで日付用のFormat関数を作成するサンプルプログラム | SE Life Log – VBAを中心にその他IT備忘録 –, https://selifelog.com/blog-entry-173.html
ネットで調べてみたら、t-diaryのソースから和暦変換の機能だけをとりだして使用しているという方法が多かった。
[106] 和暦変換 - なでしこ リファレンス, http://nadesi.com/man/index.php?%E5%92%8C%E6%9A%A6%E5%A4%89%E6%8F%9B
[107] GitHub - tohashi/wareki: Utility function for Japanese calender., https://github.com/tohashi/wareki
[112] mt-plugin-misc/JapaneseYear.pl at master · pirolix/mt-plugin-misc · GitHub, https://github.com/pirolix/mt-plugin-misc/blob/master/JapaneseYear.pl
[116] 仏像案内, 佐和隆研, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/2990438/1/151 (要登録)
[118] 日本史必携 や 歴史考古学大辞典 のような本に日本の私年号の一覧表があるらしい。
[119] Wikipedia の私年号一覧は一覧表としての出典が示されていないが、 この種の本のどれかが元ネタっぽい感じがある。
[120] 欧亜紀元合表, 張璜 [撰], , , https://dl.ndl.go.jp/pid/3449302/1/1 (要登録)
[23] 年号便覧 | 日本古典籍データセット, , http://codh.rois.ac.jp/pmjt/book/200021923/
[42] 小学館 辞書編集室さんはTwitterを使っています: 「\重版情報!/ 『新選漢和辞典 第八版 新装版』『新選漢和辞典 第八版 新装ワイド版』がともに2刷となりました。 類書中最大級の親字数・熟語数がありつつ、充実した付録や「原義と派生義」「部首ナビ」など独自の工夫ももりだくさん。本格派なのに引きやすい漢和辞典です。 https://t.co/HewW4xP7Bj」 / Twitter, , https://twitter.com/shogakukanjisho/status/1615657888181293056/photo/3
[117] 浪跡三談/卷2 - 维基文库,自由的图书馆 (, ) https://zh.wikisource.org/wiki/%E6%B5%AA%E8%B7%A1%E4%B8%89%E8%AB%87/%E5%8D%B72
[134] 年號 改元日と大日本六十六ケ國并城下一之宮 | 国立歴史民俗博物館 khirin a, , https://khirin-a.rekihaku.ac.jp/kaminoyamayamadake/00005-87
[135] >>134 江戸時代の便覧。令制国、暦注、天皇、将軍、元号などがまとまっている。
第七枝(明治43年7月15日発行)
江戸時代の年号暗記法
[136] 此花は明治時代後期の大阪で出版されていた雑誌。 ウェブ上で閲覧できるところも見当たらず。
[140] 阿波國郷土史年表 : 研究用稿本, 飯田義資, 羊我山人 撰, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1085728/1/6 (要登録)
/147 索引
[141] >>140 私年号, 京都朝の元号入り。京都朝とは北朝のこと。
[150] 维基专题:年號/年號索引 - 维基百科,自由的百科全书, , https://zh.wikipedia.org/wiki/WikiProject:%E5%B9%B4%E8%99%9F/%E5%B9%B4%E8%99%9F%E7%B4%A2%E5%BC%95#%E7%A7%81%E4%BA%BA%E5%B9%B4%E8%99%9F
[151] 童蒙必読年号巻, 橋爪貫一, 横山由清 閲, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/770269/1/3
日本の公年号 (楷書見本)、読み (歴史的仮名遣)、私年号
[152] Xユーザーの飯間浩明さん: 「日本史の勉強で馬鹿にならないのが「年号と西暦の語呂合わせ」です。特に必要だと思うのが江戸時代。年号・西暦が変換できるようになると、歴史を俯瞰する感覚が得られます。私は1600年代、1700年代、1800年代をそれぞれ違う曲調のメロディーで覚えたのですが、残念ながら音源は失われてしまいました。 https://t.co/JexO6GOeDO」 / X, , https://x.com/IIMA_Hiroaki/status/1845450109217275953/photo/1