[12] TRON 仕様コードは、 BTRON で使われている符号化文字集合です。
[13] 符号化方式は特別な符号列によって符号平面を切り替える ISO/IEC 2022 のような戦略を採用しています。 もっとも ISO/IEC 2022 は情報交換用の符号ですが、 TRON コードはそうではありません。
[99] TRON コードは 文字コードの一種ですが、 BTRON には平文に相当する概念が無いので、 可変長セグメントのようなものが含まれていたりもします。
[3] 8ビット空間又は16ビット空間を面と呼び、 同時に使用する文字群の1単位とします。 面は言語指定コードによって切り替えます。
[112] 面は 0x21 を第1面とし、以後十進数で表記されているようです。
[4] 8ビットの面は仕様上存在するだけで実際には使われていないそうです。
なお、ISO/IEC 646など、8ビット系コードとの互換は、「TRON1バイト文字コード」[2]「Eゾーン」[3]などとして一部の資料に言及が見られるが、制御コード以外は実装されていない。
[5] 16ビットの面は、あらゆるビット組合せを使うのではなく、 制御文字に相当する部分 (CL など) を避けています。
上\下 00 20 7E 80 A0 FD FE FF 00 +-------+--------+-+--+-+--------+ 01 +-------+ +-+ +-+ | | | 20 | +--------+ +---------+ | | |A | |C | | | | | | | | | | | | | | 7E | +--------+ +---------+ | 80 | +--------+ +---------+ | | |B | |D | | | | | | | | FD | | | | | | FE | +--------+ +---------+--+ FF +-------+--------+--+------------+
[6] どこかで聞いたことがある話だと思ったあなた! そう、 DIS 10646 そっくりです。 (DIS 10646 は CR も避けていますが、 TRON は CR も使っています。)
[101] 各符号平面は16ビットで、制御文字と同じバイトを避けて 4つの領域に分けられています。 四分区から成る平面を切り替えて使うというアイデアはまさに今はなき DIS 10646 とそっくりです。
[98] もっともこれはDECの文字コードなど同時代の他の文字コード体系とも共通した特徴です。 ISO/IEC 2022 → EUC → という自然な発展形態なのでしょう。
[207] ただし 0xFE が使えないことには注意。このため GR (EUC の多バイト符号) と同じ符号で942集合を扱えません。 純粋技術的にはどうということはないのですが、 実際上 (人間が符号表を見ながら入力するとか、 変換プログラムを書くとか) はこの違いが面倒くささを将来しています。
[10] 文字コードの領域 (図形文字が割当てられ得る領域) は16ビットの1面に4つあり、合計で48400符号位置/面あります。
領域 | 名称 | 符号位置数 |
---|---|---|
0x2121 〜0x7E7E | Aゾーン | 8836 (94 × 94 ) |
0x8021 〜0xFD7E | Bゾーン | 11844 (126 × 94 ) |
0x2180 〜0x7EFD | Cゾーン | 11844 (94 × 126 ) |
0x8080 〜0xFDFD | Dゾーン | 15876 (126 × 126 ) |
[102] 942以上のサイズという点に注目。 既存の942集合をそのまま収容できるだけでなく、それより大きな集合も入る。
[113]
個々の符号位置は 1-2121
のように面番号 (10進数) と2バイト分の値
(16進数4桁) で表記されるようです。
[8] 16ビットの面の 0x0000
〜0x0020
,
0x007F
, 0x00A0
は制御コードとされ、次のものが定義されています。
符号位置 | 名前 | 説明 |
0x0000 | 無効 | 文字列終端。 |
0x0009 | タブ (HT , TAB ) | 次のタブ位置またはフィールドへの遷移。タブ書式やフィールド書式が未設定なら無視。 |
0x000A | 改段落 (NL ) | 改行または改段落。 |
0x000B | 改コラム | 改コラム。コラム指定されていないなら改ページと同じ。 |
0x000C | 改ページ | 改頁。図形内埋込み文章データなら改行と同じ。 |
0x000D | 改行 | フィールド内または段落内の改行。 |
0x0020 | セパレータ, プロポーショナルSP (英語モード) | 語や文節の区切れ。 |
0x00A0 | 英字固定ピッチSP (英語モード) |
以上の8つを使用し、残りの符号位置は使用しません BTRON3。
[14] TRON コードを設計した坂村健氏らは、 言語が異なれば文字も別に符号化した方がよいと考えていました。 また、 JIS の包摂規準や UCS の CJK統合漢字のように異なる字形を1つの符号位置にまとめるよりも、 できるだけ細かく分けて符号化して、 検索などで必要に応じて同一視するのが望ましいと考えていました。 その他色々な経緯から、既存の JIS の文字コードや UCS や大漢和辞典などの文字集合をそのまま取り入れたり、 独自に制作したGT書体の文字集合を取り入れたりしています。
[174] TRON (コード) の売りの1つは外字が必要ないこととされていましたが、 文字とそれ以外の敷居が低い TRON コード (TAD) では画像を文字とほとんど同じように扱えました。 ですから、 TRON コードには外字領域のようなものは用意されていません。
[175] 超漢字4 ユーザー専用FAQ集, , http://www.chokanji.com/support/ck4/ck4ans/char.html#Q757
必要な文字がシステムにない時に有効ですが、外字を使った文章はネットワークなどでやりとりすることができません。TRONでは難しい漢字や特殊な文字も扱えるようにTRONコードを用意しています。
「超漢字」では、このTRONコードを採用しているため、これまでに活字化された文字は網羅的に含まれています。そのため、外字を扱う領域はございません。
一方、文字ではなく何かのマークやロゴを文章に混ぜたい場合があると思います。そのようなときには、基本図形編集で作った図形を文章に埋め込んでください。埋め込み図形は、文字と同じようにレイアウト、印刷可能です。また埋め込み図形をいったん最小に変形すると、回りの文字サイズに合わせて大きさが自動で調節されます。
[25] 第1面 (FE21) とりあえず多言語面 / システムスクリプト
[103] 超漢字になる前の製品は第1面だけで、「とりあえず」 中日韓が詰め込まれていたらしい。 >>22 (本来は言語指定コードによって言語が区別されるべきところ。)
[114] JIS X 0213 は制定後に追加。元はただの JIS X 0208 のみ >>80。 JIS X 0213:2004 改訂に追随したのかは不明。
[115] 点字は「TRONイネーブルウェア」とだけ説明された独自仕様 >>80, >>81。
[167] JIS X 0208、JIS X 0213 第1面は GL と同じ。 >>55
[168] JIS X 0212 は GR + GL。 >>55
[170] JIS X 0213 第2面は第1バイトが JIS X 0212 の手前に空き区を削って配置、 第2バイトは GL。 >>55
[208] 日本語EUCの JIS X 0213 対応拡張のように JIS X 0212 と JIS X 0213 第2面を重ね合わせればいいと思ってしまいますが、 TRONコードの構造上、 GR + GL の符号は94区が使えないので (>>207)、その方法だと JIS X 0213 の2面94区をどこかにずらして配置しなければなりません。 それをきらって全部他のところに詰め込んだのでしょうかね。
[169] GB 2312 と KS X 1001 はゾーンの先頭から942文字分に割り当てられている。 >>55 (第2バイトが GR よりも大きいので余計に入る。)
- 「中国」(GB2312=GB18030 1区~ユーザ領域2)に、GB18030の3区以降を付け足して、GB18030全体をサポートしました。
- 「従来のGB2312の区点形式と、GB18030の16進数形式の両方で中国文字を指定できます。「中国拡張」では、最大8桁の16進数で、GB18030の全範囲(1区~四字節)を指定・表示できます。
これは「文字検索」の機能変更。TRONコード / フォントも GB 2312 部分が GB 18030 相当になったということで良いのか?
[219] ハングル hanguloj, Simatani takesi, https://esperanto.sannasubi.com/hangulo.htm
テキスト形式TRONコードでハングルを書いた例。
[26] 第2面 (FE22)、第3面 (FE23)、第4面 (FE24) GT書体 >>35
[117] 何度かに分けて追加、重複削除されている。
[152] >>82, >>93 重複削除, GT番号一覧あり
[180] 未使用
[125] 「Big5(CNS 11643-1986)」と説明されている。 >>80, >>81
[126] Big5 の重複漢字2文字はどうなっているのか?
[36] 第7面 (FE27) 中国語伝統字に予約 >>35
TRONコードの概要では CNS 11643-1986 となっているが、超漢字の文字検索小物のコード表やB-right/Vの仕様では第三字面以降の対照も確認できるため、第七字面まで拡張された 1992 版と判断した
[171] 第6面から第7面にまたがって、 CNS 11643 の第1字面1区1点から第7字面94区94点まで先頭から順に詰め込まれている。 >>55
[11] 大漢和辞典収録文字 (FE28, FE29)、記号類 (FE29)
8-2121〜8-FDFD 大漢和辞典修訂二版 00001〜48055 [C3] [BRV] 9-2121〜9-353A 大漢和辞典修訂二版 48056〜49964 [C3] [BRV] 9-353B〜9-3D6E 大漢和辞典修訂二版補巻001〜804 [C3] [BRV] 9-3D6F〜9-7E7E reserved [BRV]
[118] 今昔文字鏡が削除されて代わりに追加されたらしい。 (文字鏡番号の最初の方は大漢和辞典番号と同じ。 しかしTRONコードでの割当位置はまったく別。)
[209]
TRONコードの大漢和辞典は欠番を詰め、ダッシュ、二重ダッシュを挿入して並べているので、
大漢和辞典の番号と簡単な計算でTRONコードを得られないらしいです。
[119] 第9面の残りはWebサイトで順次追加されフォントが配布されていた。
[155] >>95 追加、公表後に1文字訂正あり (文字表は Internet Archive 所蔵なし)
[189] 「あ゛」「え゛」も表示――12万字のフォント無償公開 - ITmedia NEWS, https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0512/15/news084.html
[33] グループ:TRONコード濁点付きひらがな・カタカナ - GlyphWiki ( 版) http://glyphwiki.org/wiki/Group:TRON%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E6%BF%81%E7%82%B9%E4%BB%98%E3%81%8D%E3%81%B2%E3%82%89%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A
[211] GlyphWiki には字形があっても >>33 の表に載ってないものが多い。
[212] >>211 GlyphWiki の dump を使えば他の文字も Unicode との対応関係を取得できます。
[130] 変体仮名は今昔文字鏡にもあったがまったく異なる集合。
[59] グループ-ノート:TRONコード住民基本台帳収録変体仮名 - GlyphWiki, https://glyphwiki.org/wiki/Group-talk:TRON%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E4%BD%8F%E6%B0%91%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E5%8F%B0%E5%B8%B3%E5%8F%8E%E9%8C%B2%E5%A4%89%E4%BD%93%E4%BB%AE%E5%90%8D
[78] グループ:tsuruki-work-test - GlyphWiki, https://glyphwiki.org/wiki/Group:tsuruki-work-test
TRONコード含む各種変体仮名の対応関係 (TRONコードは住基部分のみ)
[53] 住民基本台帳収録変体仮名 - Wikipedia, , https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%8F%E6%B0%91%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E5%8F%B0%E5%B8%B3%E5%8F%8E%E9%8C%B2%E5%A4%89%E4%BD%93%E4%BB%AE%E5%90%8D
符号表 (文字画像)
[185] Juki-Gana - Wikimedia Commons, , https://commons.wikimedia.org/wiki/Juki-Gana
符号表 (文字画像)
[217] 変体仮名(超漢字Vのフォントが必要), Simatani takesi, https://esperanto.sannasubi.com/hentai.htm
[218] >>217 独自変体仮名の字母対応表 (Shift_JIS
+ テキスト形式TRONコード)
全部が掲載されてるわけではない。
[151] >>82 「修正」、新旧対応表と変更後の文字表あり
[2] iモード絵文字で間違いの修正と称して非互換変更が行われたようです。使ってた人は困ってるみたい。文字コードの連中は懲りないなあ。
追加i-mode絵文字のうち、9-922B~9-9247の29文字のコードポイントが、NTT-Docomoが公開している仕様とずれていた問題に対応しました。
(「文字検索」の仕様変更の告知。文字情報が古いままだったということ?)
[65] iモード絵文字 - Wikipedia, , https://ja.wikipedia.org/wiki/I%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89%E7%B5%B5%E6%96%87%E5%AD%97#TRON%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89
[182] I-mode Character - Wikimedia Commons, , https://commons.wikimedia.org/wiki/I-mode_Character
符号表、Unicode文字または画像。画像もファイル名から Unicode 符号点を得られる。
[222] 9-944F 9-9451 9-9475 が未割当。
[146] >>91 で追加、ただし文字表は Internet Archive 未所蔵
[193] ホツマ文字サンプルデータ集 - 超漢字ウェブサイト, , http://www.chokanji.com/ckv/hotsumasample.html
[197] ホツマ文字用世界文字入力追加モジュール - 超漢字ウェブサイト, , http://www.chokanji.com/ckv/hotsuma.html
[196] TRONWARE VOL.69 正誤表 - パーソナルメディア書籍サイト, , https://www.personal-media.co.jp/book/seigo/seigo_182.html
TRONWARE VOL.69のCD-ROMに収録されている「TRONコード追加フォント」内のホツマ文字セットに関する資料の中で以下の誤りがありました。
- 文字コード一覧表に3箇所誤りがあった。
- ヲシデ一覧で異体の情報に1箇所誤りがあった。
修正版をダウンロードしてご利用ください。
※書体(フォント)データそのものや、世界文字入力モジュールには誤りはありません。
[194] 超漢字、幻の神代文字「ホツマ文字」をサポート | スラド, https://srad.jp/story/01/07/29/0228206/
[223] 9-9621 は空白? 未割当? 字数が86文字だから未割当ぽい。
[156] >>89 初期に配布されたフォントは正式仕様と違うらしい。
[198] 陰陽五行文字, , https://web.archive.org/web/20010622071215/http://www2.tron.org/set/h0.html
[158] >>157 追加 (文字表 Internet Archive 所蔵なし)
[221] 収録文字は符号位置順に、 □ 一 - 十, () ア - モヤユヨラリルレロワヰヲン, ○ i - iv - ix x xi xii, △ 1 - 20
[71] グループ:TRONコード序数記号 - GlyphWiki, https://glyphwiki.org/wiki/Group:TRON%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%89%e5%ba%8f%e6%95%b0%e8%a8%98%e5%8f%b7
[213] GlyphWiki の dump を使えば Unicode文字列または Adobe-Japan1 の同字形との対応表を抽出できます。それでも一部はTRONコード独自です。
一部のみ TRONコードを出典に PUA に採録、互換性はなし。
[54] seikai/abh/barone/ath, , http://metanest.jp/ath/
[199] >>54 にTRON側に提出したというフォントのリンクがある (リンク切れ、 Internet Archive にも所蔵なし)。 超漢字が搭載していたという 「フリーフォント」か?
[52] アース (文字) - Wikipedia, , https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B9_(%E6%96%87%E5%AD%97)
[186] Baronh - Wikimedia Commons, , https://commons.wikimedia.org/wiki/Baronh
符号表 (画像)
[28] 中国伝承文字、少数民族文字類 (FD10)
10-2121〜10-2F7E トンパ文字 (1362) [2001/05/24] [BRV] 10-3021〜10-FDFD reserved [BRV]
[184] >>91 で追加、文字表は一部のみ Internet Archive 所蔵
[183] Tomba Script Character - Wikimedia Commons, , https://commons.wikimedia.org/wiki/Tomba_Script_Character
符号表、ごく一部
[121] 超漢字の一時期に今昔文字鏡が割り当てられていた。
ライセンス問題で実装不可能な要件を提示されたので存在が抹消されたとか。
[123] 第11面は大漢和辞典 + 今昔文字鏡 (大漢和辞典を除く) と説明されていた。 >>80 ところが大漢和辞典部分もまとめてなかったことに。 >>81 (大漢和辞典部分も文字鏡フォントで実装されていたから?)
[131] 今昔文字鏡非漢字のうち、 甲骨文字、 水文、 梵字はかわりになるものがその後追加されていない。
[220] 変体仮名(超漢字2の文字鏡フォントが必要), Simatani takesi, https://esperanto.sannasubi.com/hentai2.htm
テキスト形式TRONコードによる変体仮名と字母との対応表。
[30] 第16面、第17面 Unicode (漢字、ハングルを除く BMP) >>22
[132] Unicode 2.0 当時のもの。 >>80, >>81
[133] ハングル音節が除外されているが、 KS X 1001 分しか TRONコードには他にない。 重複でもどんどん追加していく方針だった TRONコードがなぜ 漢字とハングルはここで省いたのか謎。 (GT書体と重複するはずの大漢和辞典をわざわざ用意しているから、 フォントの調達が大変とかそういう問題ではないはず?)
各国4E00~ED63、F900~FA2D(ユニコード2.0に対応)に日本、中国、韓国、台湾、GTの中から1字を表示します。
ということで「文字検索」では Unicode 中にCJK統合漢字・CJK互換漢字も表示されるものの、 各国併記になるらしい。 Unicode と各国規格および GT の対応関係を元に併記して、 選択したらその規格の文字が挿入されるという仕様か?
CJK統合漢字のフォントを実装しようにも字形を1つ定められないから、 実装していないということかも。
[122] 未使用。
22-2121〜22-C25F 0x8140〜0xFE9F 23-624C〜23-C321 0x8431A439〜0x81308130
[153] >>82 634文字追加、 GB 18030 符号との対応表あり
[154] GBK の拡張分の領域がほとんど、2文字だけ4バイト領域。
[15] GB 18030 領域は634文字だけ割当てられており、 抜けがあります。 GSDP メーリングリストでの質問に対する PMC 担当者の回答によると、割当て (GB 18030 との対応?) は決まっていて、将来 (時期未定) フォントを追加することになっているようです。 >>31
[176] 超�漢�字�4 R4.100B バ�ー�ジ�ョ�ン�ア�ッ�プ�版, , http://www.chokanji.com/download/ck4_100.html
TRON22面2121(8140)~TRON22面C25F(FE9F)と、TRON23面624C(8431A439)~TRON23面C321(81308130)を連続して表示します。
[124] 未使用。
[104] TRONコードの言語指定コードは、 言語や文字属を切り替えます。ただし、 実際に実装されている範囲内では、単なる面の切り替えに過ぎません。
なお「TAD言語環境と多国語対応」では「言語指定コード」というもので言語を切り替える、という構想が示されているが、現状で使用されている切り替えコードは言語指定コードではなく「スクリプト切り替えコード」だとされている(「TRONの多国語言語環境の仕様」, 『TRONWARE』Vol. 50, p. 47)。
[105] 1バイト目は 0xFE
です。
その後に 0x21
〜0x7E
,
0x80
〜0xFD
の範囲の1バイトを使って指定します。
この2バイト目を 0xFE
とすると、
更に言語指定コード列を続けることができます。
どれだけでも長くできるのかどうかは規定 BTRON3 になく、不明です。
第1面 | 0x21 | システムスクリプト面 | BTRON3, BRV-R4 |
第2面 | 0x22 | GT書体フォント2000 | BRV-R4 |
第3面 | 0x23 | GT書体フォント2000 | BRV-R4 |
第4面 | 0x2F | (予約) | BRV-R4 |
第5面 | 0x2F | (予約) | BRV-R4 |
第6面 | 0x26 | 中国伝統字スクリプト面 | BRV-R4 |
第7面 | 0x27 | 中国伝統字スクリプト面 | BRV-R4 |
第8面 | 0x28 | 大漢和辞典修訂二版 | BRV-R4 |
第9面 | 0x29 | 大漢和辞典修訂二版, 補巻, iモード絵文字 | BRV-R4 |
第10面 | 0x2A | 中国伝承文字、少数民族文字類 | BRV, BRV-R4 |
第11面 | 0x2B | (欠番)— 旧 今昔文字鏡スクリプト面 | BRV (欠), BRV-R4 (欠) |
第12面 | 0x2C | (欠番)— 旧 今昔文字鏡スクリプト面 | BRV (欠), BRV-R4 (欠) |
第13面 | 0x2D | (欠番)— 旧 今昔文字鏡スクリプト面 | BRV (欠), BRV-R4 (欠) |
第14面 | 0x2E | (予約)— 旧 今昔文字鏡スクリプト面 | BRV (予), BRV-R4 (予) |
第15面 | 0x2F | (予約) | BRV-R4 |
第16面 | 0x30 | Unicodeスクリプト面 | |
第17面 | 0x31 | Unicodeスクリプト面 | |
18〜31 | 〜0x3F | (予約) | BRV, BRV-R4 |
0x80 | Latin-1 (ISO/IEC 8859‐1) | 出典不明 |
[106] 昔の構想 出典不明:
[107] なぜ日本だけ語
がついているのか分かりませんが、
手元のメモ 出典不明 にそう書いてあるのでそのまま写しておきますね。
[108] 言語指定付き 出典不明:
0x40 | 日本文字属0 | 日本語 | システムスクリプト (JIS X 0208, JIS X 0212) |
0x41 | 日本文字属1 | 日本語 | 日本語スクリプト1 |
0x42 | 日本文字属2 | 日本語 | 日本語スクリプト2 |
0x43 | 中国文字属0 | 中国語 | システムスクリプト(中国GB) |
0x44 | 中国文字属1 | 中国語 | 中国語スクリプト1 |
0x45 | 中国文字属2 | 中国語 | 中国語スクリプト2 |
0x46 | 中国繁体文字属1 | 中国語 | 中国語スクリプト3 |
0x47 | 中国繁体文字属2 | 中国語 | 中国語スクリプト4 |
0x48 | 韓国ハングル文字属0 | 韓国語 | システムスクリプト (KS C 5601) |
0x49 | 韓国ハングル文字属1 | 韓国語 | 韓国語スクリプト1 |
0x4A | 韓国文字属0 | 韓国語 | システムスクリプト (KS C 5601) |
0x4B | 韓国文字属1 | 韓国語 | 韓国語スクリプト1 |
0x4C | 韓国文字属2 | 韓国語 | 韓国語スクリプト2 |
0x60 | 英語文字属 | 英語 | 各国スクリプト(ラテン文字) |
0x61 | フランス語文字属 | フランス語 | 各国スクリプト(ラテン文字) |
0x62 | ドイツ語文字属 | ドイツ語 | 各国スクリプト(ラテン文字) |
0xmm | 中国ピンイン文字属 | 中国語 | 各国スクリプト(ラテン文字) |
0xnn | 日本ローマ字属 | 日本語 | 各国スクリプト (ラテン文字) |
0xxx | アラビア文字属 | アラビア語 | 各国スクリプト (アラビア文字) |
0xyy | 発音記号属 | 発音記号 | 各国スクリプト (発音記号) |
[109] >>108 本気でこの調子で言語毎に番号を振っていくつもりだったのでしょうかね?
[110] >>108
韓国語で韓国文字
(漢字のことだと思われ。)
とハングルを分離しているのに、
日本語で仮名と漢字が分離されていないのはなんでだろう。
[111] 言語指定コードとは? - 超漢字ウェブサイト, http://www.chokanji.com/ckv/manual/01-07-02.html
[8] ISO/IEC 2022 の終端バイトと役割は似ています。
[9] Unicode言語タグとは異なります。
[44] 第3章 TAD 詳細仕様書, , http://www.chokanji.com/developer/doc/btron3/shared_data/tad1.html#abq
[45] 第4章 フロッピーディスク形式, , http://www.chokanji.com/developer/doc/btron3/shared_data/fd_format.html#afd
[47] 3.6 図形描画セグメント, , http://www.chokanji.com/developer/doc/btron3/shared_data/tad3.html#aev
準TAD規格は、TAD規格に対して以下に示す変更/制限を行なったものである。
- 使用する文字コードは2バイトの固定長とし、 かつ第2バイトが先にくる形式とする。 1バイトの制御コードの直後には、常に値 "0" のバイトを詰めるものとする。 すなわち、 文字コードはリトルエンディアンの16ビットデータとみなす。
- 各セグメントのデータ構造として記述されている、 H, UH, W, UW, COLOR, UNITS, CHSIZE, SCALE, RATIO のデータタイプのバイトオーダーは、 下位バイトが先にくるリトルエンディアン形式とする。 UB タイプのデータには、 1.で記述した2バイト固定長の文字コードのみを使用する。
[46] 第4章 フロッピーディスク形式, , http://www.chokanji.com/developer/doc/btron3/shared_data/fd_format.html#agh
準標準フロッピーディスク形式は、 TRON 標準フロッピーディスク形式に対して以下に示す変更 / 制限を行なったものである。
- 使用する文字コードは2バイトの固定長とし、 かつ第2バイトが先にくる形式とする。 すなわち、文字コードはリトルエンディアンの 16 ビットデータとみなす。
- 2バイト以上のデータのバイトオーダーは、 下位バイトが先にくるリトルエンディアン形式とする。 文字列データには、1.で記述した2バイト固定長の文字コードのみを使用する。
[205] TADテキスト変換により、 JIS X 0208 以外の文字や一部の文字以外の TAD の情報を ASCII文字に符号化して文字列に埋め込む形で他システムを介した通信に使えました。
[38] SGML の文字参照風に表現したテキスト形式TRONコードがありました。
[206] 時系列的にはテキスト形式TRONコードが後から登場し、より簡便に使える方法として超漢字利用者の Web やインターネットメールの情報交換で使われていたようです。
[41] 第1編 共有データ 目次, , https://web.archive.org/web/20041031125545/http://www.personal-media.co.jp/tron/developer/doc/btron3/shared_data/index.html
[42] 第1編 BTRON3 仕様書に対する制限・補足, , https://web.archive.org/web/20041031151557/http://www.personal-media.co.jp/tron/developer/doc/brightv.r4/diff/index.html
[224] 超漢字ウェブサイト 更新履歴, , https://web.archive.org/web/20030604033134/http://www.chokanji.com/info/history.html
TRONプロジェクトはオープンポリシーを採っていますので、TRONコード仕様はオープンです。この仕様を下にプロダクト(ソフトウェア製品、フリーソフトウェア、フォントなど)を開発することはTRONプロジェクトに賛同されることにより自由です。またTRON文字収録センターはこれらのプロダクトの紹介など普及活動をいたします。
なお、TRON仕様の下に開発されたプロダクトは開発者の権利が発生しますのでそれらの利用については、使用条件の確認およびそれに基づく利用を行ってください。
[74] TRON文字収録センター, , https://web.archive.org/web/20110213052102/http://charcenter.t-engine.org/
[91] 文字セット改定のお知らせ, , https://web.archive.org/web/20100125035953/http://www2.tron.org/set.html
[157] 文字セット改定のお知らせ, , https://web.archive.org/web/20081204052024/http://www2.tron.org/set3.html
[84] 文字セット改定のお知らせ, , https://web.archive.org/web/20030808165241/http://www2.tron.org/set06.html
[83] 文字セット改定のお知らせ, , https://web.archive.org/web/20030808170239/http://www2.tron.org/set07.html
[88] TRONコード追加フォント(2002年8月), , https://web.archive.org/web/20030808093707/http://www.chokanji.com/download/font0208.html
GB 18030 との対応
[95] 文字セット改定のお知らせ, , https://web.archive.org/web/20071226003334/http://www2.tron.org/set10.html
[96] 文字一覧, , https://web.archive.org/web/20080515073735/http://www2.tron.org/set10/hentai02.html
※9面8857のデザインが
〓 画像 (9面8521と同字形)になっていたので、本来の〓 画像 (ま:字母は「満」)に差し替えました。(2007年6月22日)
[89] TRONコード追加フォント(2001年7月), , https://web.archive.org/web/20030621173814/http://www.chokanji.com/download/font0107.html
※ 本書体データは、TRONWARE VOL.69(2001年5月31日発売)、およびVOL.70(2001年7月31日発売)に付属CD-ROMよりも新しいバージョンが収録されています。
特に、VOL.70付録の「陰陽五行」フォントには互換性の問題がございますので、必ずこちらのフォントをご利用ください。
[165] TRONコード追加フォント(2001年9月), , https://web.archive.org/web/20080725070926/http://www.chokanji.com/download/font0109.html
[16] TRONコードとは? - 超漢字ウェブサイト ( ( 版)) http://www.chokanji.com/ckv/manual/01-07-01.html
[17] TRONコード | 超漢字検索ウェブサイト ( (パーソナルメディア株式会社 著, 版)) http://www.chokanji.com/ckk/manual/troncode.html
[18] TRONコードとは? - 超漢字ウェブサイト ( ( 版)) http://www.chokanji.com/ckv/manual/01-07-01.html
[35] 超漢字V FAQ集 - 超漢字ウェブサイト, , http://www.chokanji.com/ckv/faqans/moji.html
[19] TRON文字収録センター ( ( 版)) http://charcenter.t-engine.org/
[9] TRON Code Utility ( 版) http://metanest.jp/tcu/tcu.xhtml
[20] TRONコードと ruby 1.9 M17n ( ( 版)) http://metanest.jp/btronclub/20110122/presen.html
[22] TRONコード - Wikipedia ( 版) https://ja.wikipedia.org/wiki/TRON%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89
[23] TRONコード ‐ 通信用語の基礎知識 ( 版) http://www.wdic.org/w/WDIC/TRON%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89
[24] 第2章 TRON コード体系 ( 版) http://www.chokanji.com/developer/doc/btron3/shared_data/tron_code.html
[159] 区点コードから漢字を探す - 超漢字ウェブサイト, , http://www.chokanji.com/ckv/manual/01-07-13.html
[160] 文字検索 - 超漢字ウェブサイト, , http://www.chokanji.com/ckv/manual/01-07-14.html
[161] コード一覧から探す - 超漢字ウェブサイト, , http://www.chokanji.com/ckv/manual/01-07-15.html
[162] 文字情報をみる - 超漢字ウェブサイト, , http://www.chokanji.com/ckv/manual/01-07-18.html
[34] 利用できる文字セット - 超漢字ウェブサイト ( 版) http://www.chokanji.com/ckv/manual/01-07-04.html
[43] レパートリー一覧, , https://web.archive.org/web/20041023203227/http://www2.tron.org/repertoire.html
[40] 超漢字Vで扱える文字 - 超漢字ウェブサイト, , http://www.chokanji.com/features/moji.html
[39] TRON多国語言語環境 (, ) http://umdb.um.u-tokyo.ac.jp/DKankoub/Publish_db/2000dm2k/japanese/01/01-07.html
[50] Aprotool TM tips collection, , http://hp.vector.co.jp/authors/VA002891/APROTIPS.HTM#tip2
言語情報つき Unicode テキストや 準TAD形式の超漢字TRONテキストで作成されています。
[51] >>50 Aprotool TM Editor というソフトウェアが「正式TAD形式」と準TADの読み書きに対応していたそうです。
[55] TRON Code Utility, , http://metanest.jp/tcu/tcu.xhtml
[56] UNOFFICIAL TAD Guide Book ONLINE - TGBXX-1-0.pdf, , http://www.tad-wg.jp/tad-gb/tad-gb-dis/TGBXX-1-0.pdf#page=11
[57] ruby 1.9 でオレオレ文字コードを使う法, , http://metanest.jp/197x_3.html
[58] TRONコードと ruby 1.9 M17n, , http://metanest.jp/btronclub/20110122/presen.html
[61] グループ-ノート:GTコード - GlyphWiki, https://glyphwiki.org/wiki/Group-talk:GT%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%89
[62] ノート:tron-8-2121 - GlyphWiki, https://glyphwiki.org/wiki/Talk:tron-8-2121
[63] トンパ文字 - Wikipedia, , https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%91%E6%96%87%E5%AD%97
[166] 「超漢字トンパ書体」サンプルデータ集, , https://web.archive.org/web/20090504034437/http://www.chokanji.com/download/cktompasample.html
[66] User:٢١٩.١٧٤.١٥٨.٢٢٥~commonswiki - Wikimedia Commons, , https://commons.wikimedia.org/wiki/User:%D9%A2%D9%A1%D9%A9.%D9%A1%D9%A7%D9%A4.%D9%A1%D9%A5%D9%A8.%D9%A2%D9%A2%D9%A5~commonswiki
[72] Untitled Document, , http://tronweb.super-nova.co.jp/msgtolinuxhackers.html
[73] The Handling of Chinese Characters and TRON Code, , http://tronweb.super-nova.co.jp/chinesecharsandtroncode.html
[187] TRON多国語言語環境, , http://umdb.um.u-tokyo.ac.jp/DPastExh/Publish_db/2000dm2k/japanese/01/01-07.html
[188] 多国語・多漢字と文字コード, , http://umdb.um.u-tokyo.ac.jp/DPastExh/Publish_db/2000dm2k/japanese/01/01-06.html
[181] 超漢字は Unicode、各国規格、GT書体の対応・異体字データを持っているようですが、 一般公開はされていないようです。
[190] 39万文字の文字フォントセット「Tフォント」を参考出品します パーソナルメディアイベントブログ, , http://personalmedia.blog36.fc2.com/blog-entry-18.html
これによるとTフォントには 「康熙字典」 「甲骨文字」 「宋明異体字・金文釈文文字セット」 の文字があるらしい。 ということはそれがTRONコードのどこかの領域に割り当てられているはず。
しかし現在までに公表されたTフォントは従来のGT書体相当部分のみ.
[191] 東大・坂村研究室、約35万文字の漢字フォントを無償公開 (MYCOM PC WEB), , https://web.archive.org/web/20051215083203/http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/12/13/023.html
T書体フォントに含まれるのは、東京大学多国語処理研究会によって制定された「GT文字セット」の78,765字に加え、江戸時代および中国の宋・明・清時代の文献から抽出された漢字のうちGT文字セットに含まれない「宋明異体字」が34,499字、白川静著『金文通釈』を材料とした金文研究のための「金文釈文文字」661字、そして、変体仮名や、マンガの表現に見られる濁点仮名(「あ゛」を1文字で表したものなど)など非漢字文字1,814字の計115,739字。それぞれの字について「T明朝体」「Tゴシック体」「T楷書体」の3書体が用意されるので、公開されるフォントデータは合計約35万文字となる。
[210] TRON文字収録センター, , https://web.archive.org/web/20190407041403/http://charcenter.tron.org/
[225] >>210 GT書体とTフォントだけで、本来のTRONコードは消滅している。
[226] TRON文字収録センター, , https://charcenter.tron.org/
[227] >>226 更に少なくなってTフォントだけになった。
[232] >>228 TRONコードの後継でUnicodeの置き換えを目指すと謳って令和3年に発表された構想ですが、 少なくても公表されている限り、実態はほとんどないまま活動が停止しています。
[233] 3.4 tf.h (, ) http://www.chokanji.com/developer/doc/brightv.r4/library/lang/tf.html