面区点位置

面区点位置

[1] 区点位置, 面区点位置は、 符号化文字集合における符号の一種です。

[2] 942集合とその派生で使われます。


[3] 区点位置 (俗に区点コードとも) は、 の2つの10進数の組み合わせの符号です。

[4] JIS X 0208 で導入され、 他の942集合がそれに倣いました。 , とも [ 1, 94 ] の整数です。

[5] シフトJIS では、変種によってはを更に大きな数値に拡張されたものが使われます。


[6] 面区点位置 (俗に面区点コードとも) は、 の3つの10進数の組合せの符号です。

[7] JIS X 0213 で導入されました。 JIS X 0208区点位置をそのまま1面に属することとし、 2面を追加しています。

[8] 面区点位置という用語は使っていませんが、 CNS 11643 がそれ以前から同様の符号構造を使っていました。 GB 2312 とそれ以後の符号化文字集合も、 総体としては同様の構造です。 JIS においても JIS X 0212 の制定時点で全体としては同様の構造ではありましたが、 という概念はありませんでした。

[9] ISO/IEC 10646, , 符号位置を特定できますが、 942集合面区点位置のような表現はしません。