[8] XHTML 1 は、 HTML 4 を XML に移植した基本語彙と、いくらかの拡張語彙を含む、 文書マーク付け言語 (の語彙) です。
[31] 90年代末から00年代半ば頃まで、 HTML4 と並んで Web で広く用いられていました。 (ただし XML としての本来の形ではなく、 HTML4 と混用された不完全な形で使われるのがほとんどすべてでした。 詳しくは XHTML を参照。)
[17]
W3C の XHTML 1 関連勧告としては、
XHTML 1.0、 XHTML m12n 1.0、
XHTML Basic 1.0、XHTML 1.1、
ruby
モジュールがありました。
その他に、 W3C で開発中のプロファイル、
モジュール、W3C 以外が開発したプロファイル、
モジュール等がありました。
[18] XHTML 1.0 に対応した DOM として、 DOM水準2 の HTML モジュール (HTML DOM) が W3C 勧告となっていました。
[20] モジュール:
ruby
モジュールruby
要素型等を含むモジュールです。
当初は HTML 4 に対する追加と XHTML 1
に対する追加の両方が考えられていましたが、
勧告では XHTML に対する追加となっています。role
モジュールrole
属性を含むモジュールです。
XHTML 2.0 の一部として開発された属性を、
XHTML 1 で使うために独立仕様としたもので、
2006年に WD が出版されています。[19] 文書型・プロファイル:
ruby
モジュールを加えたものにほぼ相当する文書型です。[30] その他次の文書型が提案されていましたが、いずれも限定された範囲でのみ使われたもので、 広く普及はしませんでした。
[69] http://www.gnome.gr.jp/xml/web
[68] XHTML1 の語彙を使う:
application/x-moin-document
,
application/x-xhtml-moin-page
[9] HTML 4 と XHTML 1 では、構文が SGML のある具象構文か XML かという違いがありますが、その他にもいくつかの非互換性があり、 正しい HTML 4 文書の構文を XML にしても正しい XHTML 1 文書にできなかったり、その逆ができなかったりすることもあります。
[4] XHTML 1.0 FE Strict では属性無しの base
要素が可能でしたが、 SE Strict では href
属性が必須です。
[1] XHTML 1.1 1e はほぼ XHTML 1.0 Strict 相当です。
それに加えて ruby
も使えます。
[5] 他にも XHTML 1.1 1e では pre
要素内に
ins
, del
, input
などが置けなくなる変更があるみたいです。モジュールつなぐときのミスじゃないかと思いたくもなるんですけど実際はどうなんでしょう。
[6] 確かに XHTML 1.1 1e ≠ m12n 1.0 ≠ XHTML 1.0 Strict なのですから、 細かい差異があるのは別に良いんですけど、変更点リストには載ってないし:-<
[7] XHTML 1.1 1e では noscript
要素直下に Inline
要素を置けません。 (noscript
要素は Inline
要素内にも置けるのに。)
[21] XHTML m12n ベースの XHTML 1.1 などでは class
属性値が NMTOKENS
なので、 XHTML 1.0
とは異なり空文字列ではいけません。
[22] XHTML 1.0: The Extensible HyperText Markup Language http://www.w3.org/TR/xhtml1
[23] XHTML 1.0 は、 W3C から勧告された最初の XHTML1 です。 HTML4 をほとんどそのまま XML に移植したもので、仕様書も簡潔で詳細は HTML 4 を参照しています。
[24] HTML 4 同様に、新規の文書に採用するべき Strict, 旧来の文書の移植 (移行) 用の Transitional, フレームのための Frameset の3つの版が規定されています。
[25] XHTML 1.0 は HTML 4 同様「一枚岩」の規格ですが、これをバラバラに分解して他の XML を採用した規格と柔軟に組合せられるようにするための XHTMLm12n や、 m12n を基に 1.0 Strict を再構成した XHTML1.1 が続いて制定されました。 (その後に XHTML 1.0 の仕様の間違いを修正した SE が出ています。)
[74] Spiderman and the XHTML Kindergarten, Bjoern Hoehrmann, , https://lists.w3.org/Archives/Public/www-archive/2009May/0029.html
[26] Experimental XHTML 1.0 Appendix C Validator http://qa-dev.w3.org/~bjoern/appendix-c/validator/
[27] Re: XHTML 1.0, section C14 from Shane McCarron on 2006-11-21 (www-html-editor@w3.org from October to December 2006) http://lists.w3.org/Archives/Public/www-html-editor/2006OctDec/0027 (名無しさん 2006-11-22 14:37:17 +00:00)
[28] d:id:quaa (2007-05-23 21:43:18 +09:00
版) http://d.hatena.ne.jp/quaa/20070523#p2
(名無しさん 2007-05-24 15:39:43 +00:00)
[29]
厳密適合XHTML 1.0文書であるためには xmlns
宣言が根要素に含まれていなければならないと書いてあるのですけど、
根要素の開始タグに含まれていないとは書かれていないので、DTD の既定値として記述されている時点で条件が満たされているのですかね?
(名無しさん 2007-05-24 15:44:09 +00:00)
[33] CFC: Make previous versions of HTML and XHTML obsoleteCFC: Make previous versions of HTML and XHTML obsolete · Issue #86 · w3c/WebPlatformWG () https://github.com/w3c/WebPlatformWG/issues/86
[34] Proposal to Republish Previous Versions of HTML and XHTML as Obsolete Recommendations (Wide Review until 2017-09-07) (Xueyuan著, ) https://lists.w3.org/Archives/Public/public-review-announce/2017Aug/0004.html
[42] 一太郎ArkはワープロでありながらXML名前空間を使った拡張性を備えた DOM や (XT と組み合わせて) XSLT にも対応可能なXML文書エディターで、 プラグインシステムで機能を付け足していけるという。
[43] よくこんなものを作ったな、よく製品化できたな、というのが正直な感想。 ウェブページの宣伝文句が確かなら (これはどこの会社でも実際ちょっと怪しいところである)、 20世紀のワープロの歴史が XML と融合した最高傑作!
[44] なのだけど商業的にはうまくいかなかった。当時もそんなに話題になった記憶がないし (さすがに名前は聞いたことあるが、どこで誰が使ってたのか?)、 今その影響が何も残ってない。
[45] でもワープロが XML に対応、というのは OpenDocument や OOXML のような入出力を XML にしました、とかいうどうでもいいのじゃなくて、 こっちのやり方の方がずっと正統的に思える。
[46] 世が世ならいまの Salesforce みたいな立ち位置になれたのかねえ。 その世界線なら XML と XHTML ももうちょっとうまくいってたのかもしれない。
[49] XHTML 1.0: The Extensible HyperText Markup Language, https://pyramidin.narod.ru/xhtml/overview.html
[55] これは XHTML2 WG が XHTML1 は自分達が管掌するもので HTML WG が XHTML を規定するのはけしからんと苦情を入れた事件。
[56] XHTML2 WG はこんなくだらんことやってる暇あったらとっとと XHTML2 を完成させるべきだったんよなw HTML WG という名前を奪われた時点で危機感持つべきだったのにw