文書型

DocumentType インターフェイス (DOM)

[5] 文書型節 (DocumentType node) は、 文書型に相当する DOMの一種です。

[1] 文書型節 (DocumentType node) は、 DOM 1 では子節を持てません。

[2] DOM 1・2 では、 DocumentType 界面は拡張界面に分類されています。 従って、 DOM 1・2 HTML だけの実装では必ずしも実装する必要はありません。 (DOM 的には HTML 文書には文書型宣言は存在し得ないらしいですし。)

[3] Node 界面を継承して:

読取専用属性name根要素型名[DOM1]
読取専用属性entities実体節群[DOM1]
読取専用属性internalSubset内部部分集合[DOM1]
読取専用属性notations記法節群[DOM1]
読取専用属性publicId公開識別子[DOM2]
読取専用属性systemIdシステム識別子[DOM2]

[4] DOM 1・2 では、 DocumentType 節は常に読取専用です。XML名前空間の扱いや DTD 以外の schema との絡みがあるので深く立ち入らないことにしたと書いてあります。

[5] 仕様書:

[6] DOM水準1, DOM水準2, DOM水準3 には DocumentType 節点文書要素節点でなければならないという規定はないようです。

文書型 (SGML)

[8]

(230) 文書型 (document type)
同一の特性を持つ文書
  • 例 日誌, 記事, 技術手順書又は書簡。

[9] 仕様書:

文書型 (XHTML 式文書型定義)

[10]

文書型 (document type)
共通の抽象構造を共有する文書の種別。 XHTML m12n Term

XHTML m12n は更に ISO 8879 の定義 (>>8) を引用しています。

[11] 仕様書:

XML 文書における文書型節点

[7] XML文書DOM については、 FirefoxDocumentType 節点として表現しますが、 Chrome では何も含めません。

直列化

[12] ChromeXMLSerializer は、 公開識別子システム識別子" が含まれていても、 そのまま " で括ります。 (つまり整形式になりません。)