国学備忘 年號

[66] 藤貞幹。

• [64] >>14 国学備忘 年號 自筆稿本 やや崩れた楷書
• [63] >>15 閲史大疑 年號 明朝体翻刻

[65] 古代年号と右書。

[14] 国学備忘 | 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ, 2024-10-31T08:33:04.000Z https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00013293?page=21

内容記述

著者自筆稿本なり。未刊の珍籍なり。文字、神号称呼、素戔嗚尊、姓、衣服について記述す。奥に閲史大疑を附載し暦日、新羅、年号(之はその著逸号年表の土台なり)、天智帝記、私記について述ぶ。巻頭に藤原貞幹の印記あり。仮綴本にして表紙なきももとのままなり。(出典: 鈴鹿目録中巻 p.209)

• [15] かがみ (13), 大東急記念文庫, 1969-02, 2024-10-01T09:05:02.000Z, 2024-10-31T08:56:13.236Z https://dl.ndl.go.jp/pid/3431389/1/27 (要登録)

逸號年表

• [89] >>10 1 表紙 逸號年表 明朝体
• [90] >>10 2 - 3 叙, 柴邦彦, 寛政9年3月 楷書
• [92] >>10 4 - 15 逸号年表, 藤原貞幹纂 楷書
  • 4 - 15 本表
• [93] >>10 16 奥付, 北村四郎兵衛, 鷦鷯摠四郎, 北村庄助, 寛政10(1798)年戊午初春発行

[91] >>90 柴野栗山。

[10] 国書データベース, 2024-10-31T06:26:05.000Z https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/200004577/1?ln=ja

逸号年表

書写/出版事項

寛政10
 〈京城〉北村/四郎兵衛(きたむら/しろべえ)
 〈京城〉鷦鷯/摠四郎(さざき/そうしろう)
 〈京城〉北村/庄助(きたむら/しょうすけ)

国書所在

【写】静嘉,東洋岩崎,宮書(明治三七写、異号年表と合),東博(明治八写),学習院(雕虫居写本の内),慶大斯道,教大(弘化二写),東大,早大,岩瀬,神宮,竹清,無窮神習(玉簏一〇八),[補遺]慶大幸田【版】静嘉,宮書,大谷,京大,慶大,教大,東大,大阪府,京都府,日比谷加賀,金沢市大島,井本,栗田,神宮,尊経,竹柏,無窮平沼,[補遺]九大,日比谷市村

[110] >>13 によると:

• [111] 藤原貞幹の逸號年表
• [112] 藤原貞幹の死去 (寛政9年) の翌年 (寛政10年)、 親交のあった柴野栗山の序文と共に刊行された
• [113] 自筆稿本
  • [114] 山田以文の手に渡った
  • [115] はじめ逸年號彙、後に改めて異號年表、更に改めて逸號年表
  • [116] 山田以文が表紙を加えて異年號考
  • [117] 巻末に逸號年表所引の出典若干を抄録した雑記
    • [118] 刊本にはない
• [119] 伴信友書入本
  • [120] 一層詳細な補訂
  • [121] 世に出したいものだ
• [122] 色川三中などの増補本
  • [123] 筆が入っているというだけで伴信友の研究には及ばない

[136] 鴎外文庫に逸号年表及補があります。 >>18

[137] 解題によると森鴎外の題簽で 逸号年表 全, 逸号年表補 全 の写本2冊があります。 >>18

[138] 鷗外文庫書入本画像データベースにはこれは所蔵されていないようです。 >>135

逸號年表補考

• [94] >>20 1 表紙 伴信友日筆書入逸號年表^附中古僞年号考 楷書
• [95] >>20 2 表紙 逸號年表 明朝体
• [97] >>20 3 貼り紙: 識語, 川瀬一馬, 昭和13年夏日
• [98] >>20 3 貼り紙: 天龍元年云々、右書中に「享保中」云々
• [96] >>20 4 - 7 中古譌年號考 草書
• [99] >>20 8 富岡文庫入札会の印のある札 逸號年表
• [100] >>20 9 貼り紙
• [101] >>20 10 - 11 叙 書き込みあり
• [102] >>20 12 - 13 引用書目 書き込みあり
• [103] >>20 13 - 24 本表 書き込みあり
• [104] >>20 25 - 28 奥書と貼り紙の書き込み 楷書

[20] 国書データベース, 2024-10-31T09:30:23.000Z https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/200043359/1?ln=ja

伝来

(印記)「コノフミヲカリテミムヒトアラムニハヨミハテヽトクカヘシタマヘヤ若狭酒井家々人伴氏蔵本」「古川蔵書」「富岡文庫入札会」「三柚書屋」「一馬」。 書誌注記 〈奥〉川瀬一馬識語。 〈書〉付箋,本文・頭注朱書入れ多数あり。 〈般〉「中古譌年號考/信友草」の別紙1枚,帙題「伴信友自筆書入逸號年表/附/中古偽年号考」(川瀬一馬書)。

コレクション

国文学研究資料館,川瀬一馬旧蔵書(特別コレクション)

[21] 伴信友は年号の論で妖僞年號として

を挙げています。 年号の論, 日本の私年号

[22] >>21 の「補記した」本が >>20 と推測されるのですが、内容は微妙に一致しません。

• [23] 記載があるもの: 泰平, 福德, 彌勒, 元長, 永覺, 和勝, 寶壽, 證明, 善喜
• [24] 記載が見つからないもの: 文德, 正亨, 命祿, 深久, 天龍 (>>20 3 の貼り紙にあり), 謝德

[25] 年号の論の書き方を見ると補考の書き込みから拾って掲載してそうなのに、 一致しないのはどういうことなのでしょう。他にも素材となったメモがあったのですかね。

[26] どちらの自筆稿本も楷書なので、年号の論の翻刻時の誤読という可能性もなさそうで。

[27] 天龍は天靖の、 謝德は福德の誤記の可能性、も考えたのですけど、 自筆稿本はそんな誤読しそうな感じでもありませんでした。

[139] >>16, >>19 は >>20 のごく一部を白黒写真で挿絵として掲載しています。

• [17] 東洋文庫書報 (9), 東洋文庫, 1977, 2024-10-01T09:05:02.000Z, 2024-10-31T09:06:15.246Z https://dl.ndl.go.jp/pid/3446903/1/52 (要登録)

[128] >>17 岩崎文庫所蔵伴信友書入本逸号年表の解題。

[129] >>17 の説明と >>20 と、特徴の多くは一致しますが、完全に同じではありません。 国文学研究資料館と東洋文庫に、伴信友の同じようで微妙に違う本が1つずつ所蔵されているということなのでしょうか...

[132] 東洋文庫には逸号年表が2つ所蔵されています。 >>130, >>131 どちらが >>17 の参照したものなのかはわかりません。

[133] このうち >>130 は

印記: 木邨正辭圖書. - 和装

とあります。

[134] >>17 は岩崎文庫所蔵の伴信友関係とされる3書のうちの1つとして 逸号年表を紹介していますが、そのうちの1つ伊呂波字類抄に木村正辞の蔵書印があるとのこと。 >>130 にはそのような記載はありませんが、関係はあるのでしょうか。

偽年号考

• [58] 静嘉堂文庫に自筆稿本 >>34
  • [59] 電子化されたものなし
• [42] >>39 写本 楷書
  • [60] 本編 (中山信名), 附言 (山崎美成)
• [61] >>48 明治12年写本 草書
  • [62] 本編 (中山信名)

[43] >>35 中山信名 (1787-1836) , 山崎美成 (1796-1856)

• [37] >>35 #page=1 表紙 僞年號考
• [38] >>35 #page=2 表紙 僞年號考
• [39] >>35 #page=3 表紙 關東僞年號考
• [40] >>35 #page=4 - #page=7 僞年號考^{常陸誌料之内}, 中山信名平四著
• [41] >>35 #page=7 - #page=13 附言
  • [30] #page=13 識語 天保10(1839)年己亥孟夏の日 山崎美成

[33] >>1 これは中山信名の偽年号考を山崎美成が書写して附言を足したということか。

[55] >>34 にはない本の模様。

[34] 国書データベース, 2024-11-23T05:43:39.000Z https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100369048/

統一書名

偽年号考(ぎねんごうこう)(Ginengoukou)

国書所在

【写】国会(鶯宿雑記の内),静嘉(自筆稿本を付す),宮書(静幽堂叢書三),早大(一冊)(増補逸号年表と合),東大(年号例説と合),東北大狩野(改元出処の付),無窮神習(玉簏一〇八)(合冊六一),[補遺]静嘉(付録共)【複】〔活〕百家叢説一

[56] 年号例説 . 偽年号考 : 常陸誌料之内 | CiNii Research, 2024-11-23T07:10:09.000Z https://cir.nii.ac.jp/crid/1130000794050308608

写本

和装本

朱筆の書入れあり

虫損あり

表紙に南葵文庫のラベル貼付あり

印記:「東氏蔵書」「東洲文庫」「一尾文庫」「やすむろ」

[57] >>56 はどこの所蔵本なのか書かれていない謎の書誌情報。 >>34 の「東大(年号例説と合)」か。

早稲田大学本増補逸号年表

[36] >>2 によると 藤貞幹 (1732-1797) , 中山信名 (1787-1836) , 穂積保による、 明治12(1879)年の写本。

[32] 草書。

• [31] >>29 #page=1 表紙 増補逸号年表 偽年号考 異年号考并雜抄
• [44] >>29 #page=2 表紙 増補逸号年表 偽年号考 異年号考_并雜抄
• [45] >>29 #page=3 - #page=15 増補逸号年表, 藤貞幹纂, 中山信名補
  • [46] #page=3 - #page=14 本表
  • [47] #page=14 - #page=15 貞幹曰
• [48] >>29 #page=15 - #page=20 偽年号考
  • [49] #page=15 引用書目
  • [50] #page=16 偽年号考, 中山平四信名著
  • [51] #page=16 - #page=20 本文
• [52] >>20 #page=21 - #page=29 異年号考一巻, 穂積保著
• [53] >>20 #page=30 明治12年9月

[54] >>34 の「早大(一冊)(増補逸号年表と合)」はおそらくこれか。

池底叢書本古史傳異年號考, 異年号考

[74] >>4 池底叢書本古史伝異年号考

• [75] >>4 3763 表紙 古史傳異年號考
• [76] >>4 3764 - 3769 本文 写本 草書

[77] 端正などについて。

[67] 古史傳異年號考は >>3 の解題によると、

• [68] 平田篤胤古史伝の内に伴信友の異年号考があるのを後の人が抜粋したもので、
• [69] 伴信友の考察は藤貞幹逸號年表の漏れを補ったものです。

[79] >>78 池底叢書本異年号考

• [80] >>78 4360 表紙 異年号考
• [82] >>78 4361 - 4363 写本
  • [84] 自序 草書
    • [81] 4361 異年号考, 穂積保
    • [83] 4363 文化元年甲子春
  • [85] 4364 - 4377 本文 楷書
    • [86] 4364 異年號考
    • [87] 4367 異年號考

[70] 異年號考は >>5 の解題によると藤貞幹逸號年表, 木村蒹葭堂和漢年契などに基づき古代年号や私年号を考証したものです。 文化元年穂積保の自序があります。

[71] >>5 は次のように指摘しています。

• [72] 天平感宝は国史にないというが続日本紀にある
• [73] 彌勒2年は文安4年か永禄10年かというが妙法寺記にあって時代が合わない

[88] 名前は似ていますがまったく別です。

百家叢説本異年号考, 偽年号考

• [105] >>9 /42 - /45 明朝体 翻刻
  • [106] /42 自序 異年號考, 穂積保, 文化元年甲子春
  • [107] /42 - /45 異年號考
• [108] >>9 /46 - 48 明朝体 翻刻
  • [109] /46 - 48 僞年號考, 中山信名平四著

逸年號考

• [124] >>335 /212 - 翻刻 明朝体
  • [125] /212 - 逸年號考, 明治17年8月稿
    • [126] /212 - /218 古代年号
    • [127] /218 - /223 私年号

異号年表

[11] 検索結果一覧 - 書陵部所蔵資料目録・画像公開システム, 2024-10-31T06:34:17.000Z https://shoryobu.kunaicho.go.jp/Search?keyword=%E7%95%B0%E5%8F%B7%E5%B9%B4%E8%A1%A8

[12] >>11 異号年表はまだ電子化されていない 2024-10-31T06:34:42.800Z

[140] >>11 宮内公文書館に異号年表が2件、 図書寮文庫に逸号年表並異号年表が1件所蔵されています。

[141] >>140 の校舎は明治37年5月の写本。 >>10 に

宮書(明治三七写、異号年表と合)

とあるもののようです。

関連

[8] 命禄, 年号の論, 日本私年号一覧表

メモ

[7] 一言一話所収のものと百家叢説所収のものはやや異なり、 後者が詳述している >>6 とのこと。