[66] 国学備忘, 閲史大疑は藤貞幹の覚書です。生前には刊行されませんでした >>14。
[65] 年号は古代年号の一覧とそれに対する右書があります。 逸号年表編纂の原段階とされています >>14。
[178] 古事類苑が逸号年表から1箇所、逸号年表補考から数箇所引用しています。 >>177
[137] 解題によると森鴎外の題簽で 逸号年表 全, 逸号年表補 全 の写本2冊があります。 >>18
[138] 鷗外文庫書入本画像データベースにはこれは所蔵されていないようです。 >>135
[163] 異年号考は、 穂積保による私年号の考察です。 序。
[70] 異年號考は >>5 の解題によると藤貞幹逸號年表, 木村蒹葭堂和漢年契などに基づき古代年号や私年号を考証したものです。 文化元年穂積保の自序があります。
[154] 山崎美成による附言のある版があります (>>42)。
[183] 古事類苑 が 偽年号考 から数箇所引用しています。 >>182
[33] >>1 これは中山信名の偽年号考を山崎美成が書写して附言を足したということか。
[57] >>56 はどこの所蔵本なのか書かれていない謎の書誌情報。 >>34 の「東大(年号例説と合)」か。
[175] 古史伝異年号考 は平田篤胤の 神字日文伝 のうちで古代年号 (特に端正と法興) についての伴信友の説が書かれた部分です。
[173] 古史伝にこれに該当する部分は見当たりません。 全文検索でうまく見つけられないだけで実はどこかにあるのかもしれませんが...
[170] 平田篤胤の神字日文伝 () という神代文字関係の著作には、 古代年号の1つ端正に関係して、 伴信友の見解が記載されています。
[171] 平田篤胤全集本神字日文伝では >>169 /31 左上から /33 左上までの部分がそれに当たり、 >>74 と (細部までチェックしていませんが大方) 一致しています。
[174] 神字日文伝が原典だったとすると、当該部分は見出しどころか区切りすらなく、 異年号考 というのも元の題名ではなく後補だったことになります。
[62] >>67 だけ読むと伴信友が分担執筆したようにも読めますが、 実際に >>74 の冒頭を読むと伴信友と話したときに伴信友が言うには云々とあるので、 伴信友の説を平田篤胤が書き記したものというべきです。
[185] とはいえその続きはどこまでが伴信友の説でどこからが平田篤胤の説なのか、 あるいは2人相談しての説なのかよくわかりません。 ともかく伴信友書入本逸号年表を指すと思われる説明とその内容を使っての推測が続いていて、 伴信友が自身の逸号年表をどのように使っていたかを知ることができます。
[176] 逸年号考 は栗田寛による私年号の一覧表です。 稿。
[181] 古事類苑が逸年号考から数箇所引用しています。 「逸年號考删餘」からの引用も1箇所あります。 >>180
[148] 伴信友旧蔵逸号年表には大量の書き入れがあります。 また、中古偽年号考が付属しています。
[20] 国書データベース, https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/200043359/1?ln=ja
- 伝来
- (印記)「コノフミヲカリテミムヒトアラムニハヨミハテヽトクカヘシタマヘヤ若狭酒井家々人伴氏蔵本」「古川蔵書」「富岡文庫入札会」「三柚書屋」「一馬」。 書誌注記 〈奥〉川瀬一馬識語。 〈書〉付箋,本文・頭注朱書入れ多数あり。 〈般〉「中古譌年號考/信友草」の別紙1枚,帙題「伴信友自筆書入逸號年表/附/中古偽年号考」(川瀬一馬書)。
- コレクション
- 国文学研究資料館,川瀬一馬旧蔵書(特別コレクション)
[22] >>21 の「補記した」本が >>20 と推測されるのですが、内容は微妙に一致しません。
[25] 年号の論の書き方を見ると補考の書き込みから拾って掲載してそうなのに、 一致しないのはどういうことなのでしょう。他にも素材となったメモがあったのですかね。
[26] どちらの自筆稿本も楷書なので、年号の論の翻刻時の誤読という可能性もなさそうで。
[27] 天龍は天靖の、 謝德は福德の誤記の可能性、も考えたのですけど、 自筆稿本はそんな誤読しそうな感じでもありませんでした。
藤貞幹が証文20数種類、朝鮮籍も含めて収集した 逸號年表 がある。 それに見つけたものを書き加えて証文80数種類書き加えている。
との旨も書いています。
[139] >>16, >>19 は >>20 のごく一部を白黒写真で挿絵として掲載しています。
[179] 古事類苑が逸号年表補考から数箇所引用しています。 >>177 伴信友書入本を指すと思われます。
[184] 日本私年号の研究も逸號年表補考を参照しています。
[128] >>17 岩崎文庫所蔵伴信友書入本逸号年表の解題。
[129] >>17 の説明と >>20 と、特徴の多くは一致しますが、完全に同じではありません。 国文学研究資料館と東洋文庫に、伴信友の同じようで微妙に違う本が1つずつ所蔵されているということなのでしょうか...
[132] 東洋文庫には逸号年表が2つ所蔵されています。 >>130, >>131 どちらが >>17 の参照したものなのかはわかりません。
印記: 木邨正辭圖書. - 和装
とあります。
[134] >>17 は岩崎文庫所蔵の伴信友関係とされる3書のうちの1つとして 逸号年表を紹介していますが、そのうちの1つ伊呂波字類抄に木村正辞の蔵書印があるとのこと。 >>130 にはそのような記載はありませんが、関係はあるのでしょうか。
[88] 名前は似ていますがまったく別です。
[11] 検索結果一覧 - 書陵部所蔵資料目録・画像公開システム, https://shoryobu.kunaicho.go.jp/Search?keyword=%E7%95%B0%E5%8F%B7%E5%B9%B4%E8%A1%A8
[140] >>11 宮内公文書館に異号年表が2件、 図書寮文庫に逸号年表並異号年表が1件所蔵されています。
[141] >>140 の後者は明治37年5月の写本。 >>10 に
宮書(明治三七写、異号年表と合)
とあるもののようです。