[10] Unicode にも神代文字は未だに登録されていません。 何十年も前のロードマップに載っていたのですが....
[62] に UTC 関係者が提出した Unicode への新規追加計画に
Jindai (Shinto, Japan)
なるものがあります。しかし優先度は最低にランク付けされています。 必要文字数も不明となっています。 >>61
[63] この文書は実質的に最初の版の完成直後のタイミングで、 まだ surrogate pair も開発されておらず、 UCS-2 で新たに文字を追加できる空き領域は残り僅かでした。 そこで用字系に優先度を付けてどれを BMP に収録するべきかと評価したものでした。
[64] 何らかの資料から Jindai という用字系の存在が UTC の知るところとなっていたものの、 その詳細は不明で特に検討もされておらず、 緊急性もないと判定された段階だったものと考えられます。
[68] >>61 の後継と思われ、現在の Roadmaps to Unicode® の前身に当たる追加計画文書のの版に、
Jindai (Shinto, Japan)
があります。 >>66
[69] この文書は暫定的に符号位置群を割り当てているものですが、 Jindai は詳細不明につき位置を決められない用字系の一覧に列せられています。 >>66
[70] ところがその改訂版であるの文書には、 Jindai が掲載されていません。 >>67 削除については何の説明もされていません。
[73] 時点の公開情報も >>61 >>66 (と >>67) くらいで、 削除の理由は明確になっていなかったようです。 >>71
[76] に Jindai の削除に関する照会が Unicode Consortium の公開メーリングリストに投稿されました。 >>71
[77] これに対して Unicode の開発メンバーである Rick McGowan (>>61 の著者の1人) が、 Jindai の詳細を知っているのかと尋ね、自分は何も知らないとしています。 >>75 Jindai を追加したのが Rick McGowan なのかは定かではありませんが、
Jindai (Shinto, Japan)
と書いた以上の情報は無いままに掲載していたようです。
[80] 他の参加者から、神代文字は古代に仮託した実在しない文字で江戸時代の国学者くらいしか使っていない、 Unicode への追加は不適格、といった反応がありました。 >>79, >>78
[85] こうした流れを踏まえて Michael Everson は CSUR の追加候補かもしれないと発言したり >>83、 Roadmap Ad-Hoc で検討して ineligible として追加しようかと述べたりしています >>84。
[87] Michael Everson は ISO/IEC 10646 や Unicode の追加候補の一覧を管理しており、 Roadmap Ad-Hoc はその委員会です。
[88] また、 Michael Everson は Unicode の PUA を利用して人工文字の割当を決めていた CSUR の主宰者でもありました。 仮託の偽造文字を人工文字の一種と理解したのでしょう。
[90] Roadmap Ad-Hoc の議事は非公開らしく、その後どのような議論があったのか定かではありませんが、 付 Roadmap の
Known scripts, with enough information, but formally rejected for encoding
欄の
Scripts which have been investigated and rejected as unsuitable for encoding at the present state of knowledge about them.
に、
Jindai scripts
を確認できます。 >>89 Michael Everson の提案通り、 Unicode への追加は適切でないと判断されたようです。
[91] この「却下」と同じ分類のものは、版の時点で Proto-Sinaitic, Phaistos, Klingon pIQaD, Aiha があります。 >>89 このうち Klingon と Aiha は CSUR に割当があります。
[92] Phaistos はにやはり必要だと追加が提案され >>93、 その後正式に追加されました。 Aiha はに追加が提案されています (が未成です)。 どちらも提案者は Michael Everson です。
[96] Proto-Sinaitic はにやはり必要だと追加が提案されています (未成)。 その提案書では、 Roadmap において却下と記載があることが誤解され再提案されないまま月日が流れたのではないかと指摘しています。 >>95
[97] こうした事例を見るに、神代文字の却下も恒久的決定ではなく、 従来の杜撰な調査結果を覆す十分な資料を提出すれば Unicode に追加できる可能性は十分にあると思われます。
[205] Webサイト神代國ノ文字達でフォント群が配布されていました。 平成9年から公開が始まったようで、平成時代末期か令和時代初期の頃に配布サイトが消滅しましたが、 代表的な神代文字フォントとして知られていました。
[131] 自由利用可能。
[183] 単体フォントは38種あり、 各フォントそれぞれ、半角カナや一部英数字等の符号位置に神代文字を割り当てています。
[132] >>181 はシフトJISに各種神代文字を割り当てています。 未制作分の文字の割当も定められています。
フォントの cmap
は実は Unicode だけです。そのため Unicode
フォントとしては漢字の領域に飛び飛びに神代文字が割り当てられた形に見えます。
[182] >>129 >>130 には制作中となったままのフォント(用字系)名も多数掲載されています。 Internet Archive の現存ページを見るに、公開されることなく終わったと思われます。 字形の画像が示されているものもありますから、作者の手元には制作過程のものがあったのかもしれません。
シフトJIS | 割当 >>181 | 単体フォント | メモ |
---|---|---|---|
88A0-88AC | 記号 | ||
88B0-88BA | 記号 | ||
88F7-88FA | 記号 | ||
88FB-88FC | 「文字なし」記号 | ||
8940-89A0 | ホツマ文字 | tf-hotsu | |
89A1-89BF | ホツマ文字 | ||
89C0-89FC | アメコアヒル文字、縦組ヒフミ五十音字 | tf-ahiru ※ | 単体と差異あり |
8A40-8A7E | アヒル文字、横組ヒフミ五十音字 |
TF-AHIYK ※,
tf-ahriz ※,
tf-ksgog ※,
tf-tahyk ※ | 単体と差異あり |
8A80-8ABF | アヒル文字、原体カスガ文字、コヤネ文字、兆体展開構成図、出雲アヒル文字 | ||
8AC0-8AFC | 出雲アヒル文字、文字要素(アヒル文字要素、字源ホツマ文字要素・字源コレタリ文字要素・アイノ文字要素・アナイチ文字要素) | ||
8BC0-8BFC | tf-tahyk ※ | 出雲アヒル文字(別書体) | |
8C40-8CBF | (予)ミズクキ文字 | ||
8CC0-8CFC | (予)コヤネ縦書略字 | ||
8D40-8DBF | コトダマ文字 | tf-kotod | 0x8D75 以後単体フォントの一覧表にはない |
8DC0-8DFC | (予)コヤネ横書略字 | ||
8E40-8E7E | (予)タネコ文字 | ||
8E80-8EBF | モリツネ文字、アジチ文字 | Tf-morit | |
8EC0-8EFC | モリツネ草体文字 | tf-morks | |
8F40-8F7E | (予)アナイチ文字 | tf-anaic | 単体フォントのみ |
8F80-8FBF | (予)アワハニバコ(泡輪土笥)文字 | tf-awaha | 単体フォントのみ |
8FC0-8FFC | (予)アワハニバコ(泡輪土笥)文字数字 | tf-awaha | 単体フォントのみ |
9040-907E | テントヨ文字 | 字形無し | |
9080-90BF | トリアシ文字 | 字形無し | |
90C0-90FC | 字源ホツマ文字 | 字形無し | |
9140-917E | 字源コレタリ文字 | 字形無し | |
9180-91BF | (予)イスキリス文字 | ||
91C0-91FC | (予)北海道異体文字 | ||
91C0-924B | tf-krtog | 字源コレタリ文字, 0x91FB 以後単体フォントの一覧表にはない | |
9280-92BF | (予)ツクシ文字 | ||
92C0-92FC | (予)カミツ文字 | ||
9340-93BF | 新体トヨクニ文字、改体カスガ文字、第五象字 | tf-tynew | 単体と差異あり, 9375-9389 単体フォントの一覧表にはない, 938B-93BB 単体フォントにない |
93C0-93FC | 改体カスガ文字(数字) | ||
9440-947E | 古体トヨクニ文字 | tf-tyold | |
9480-94BF | 第一象字 | tf-daiic | |
94C0-94FC | (予)形体カスガ文字 | ||
9540-957E | (予)九鬼神字1 | ||
9580-95BF | (予)九鬼神字2 | ||
95C0-95FC | (予)サンカ文字 | ||
9640-967E | ヒスミヱ文字 | tf-hisum | |
9680-96BF | イズモ文字 | tf-izumo | |
96C0-96FC | (予)ヒフミ神歌古字 | ||
9740-977E | (予)イムベ文字 | ||
9780-97BF | コレタリ四十七音字 | tf-krt47 | |
97C0-97FC | コレタリ五十音字 | ||
9840-987E | ヒスミエ文字(数字)、(予)書嶋石窟数量文字 | ||
9880-98BF | (予)数量文字 | ||
98C0-98FC | キビ文字 | tf-kibi | |
9940-997E | ナカトミ文字 | tf-nakat | |
9980-99BF | タツ文字 | tf-tatsu | |
tf-tatsu | タツ文字ン (その2) | ||
99C0-99FC | タネコクサ文字 | tf-tanks | |
9A40-9A7E | 阿比留家所伝アヒルクサ文字 | tf-aksts | |
9A80-9ABF | 出雲大社所伝アヒルクサ文字 | tf-aksiz | |
9AC0-9AFC | 伊夜比古神社所伝アヒルクサ文字 | tf-ahiks | |
9B40-9B7E | いろは仮名根本字1 | tf-irh47 | |
9B80-9BBF | (予)いろは仮名根本字2 | tf-irh50 | 字形あり |
9BC0-9BFC | (予)寂昭イロハ四十七音字 | tf-jakus | 字形あり |
9C40-9C7E | (予)草形カスガ文字 | ||
9C80-9CBF | (予)変体カスガ文字1 | ||
9CC0-9CFC | (予)変体カスガ文字2 | ||
9D40-9D7E | (予)モノノベ文字 | ||
9D80-9DBF | 南朝古字 | tf-nanch | |
9DC0-9DFC | 南朝古字数字 | tf-nanch | |
9E40-9E7E | アワ文字 | tf-awa | |
9E80-9EBF | 別伝アワ文字 | tf-awa | |
9F40-9FBF | ウマシ文字 | ||
9FC0-9FFC | (予)ウマシ文字五十音字 | ||
E040-E07E | ツシマ文字 | tf-tsush | |
E080-E0BF | 吉見百穴モモノキ文字 | tf-momon | |
E0C0-E0FC | 神万史モモノキ文字 | tf-mmnsb | |
E140-E17E | ヨモツモモノキ文字 | tf-yomot | |
E180-E1BF | クイボク文字 | tf-kuibo | |
E1C0-E1FC | 類似ツシマ文字 | tf-rjtsm | |
E240- | (予)アイノ文字, (予)キネクサビ文字, (予)ハンチ文字, (予)ワラビ文字, (予)ヒフ文字, (予)ヨイチ土瓶古字, (予)諏訪神社壷文字, (予)その他諸字 | ||
EA40-EA8E | tf-hinod | ひので字 | |
EA9F | 両側引用符 | ||
tf-hinod | ひので字濁点、半濁点 (単体) | ||
tfmhisum | 明朝ヒスミ絵文字(ヒスミヱモジ) |
[186] >>181 では五十音に並び、その後に異体字などが来ますが、 単体フォントは半角カナを使っているために順序の入れ替わりがあり、 や行やわ行の足りない文字は小書き仮名が流用されています。 1桁数字はASCII数字が流用されています。 (ここまでは完全に規則的に配置されているので、 >>181 で予約されているだけで実際の字形がないものも配置は予想できます。) 濁音や異体字などはラテン文字が流用されています。
[228] びおらる氏が Vector で配布しているフォントがいくつかあります。 ファイルの日付は平成20年前後になっています。
自由利用可能
[210] >>111 平仮名の符号位置に割り当てられています。
[210] >>109 平仮名の符号位置に割り当てられています。 や行、わ行の足りない文字は片仮名に割り当てられています。
[211] >>105
平仮名の符号位置に割り当てられています。
また、全角数字に数字が割り当てられています。
10 が全角0の符号位置に割り当てられています。
一
から十
にも割り当てられています。
他に
「ヤタノカカミ」が鏡
,
「フトマニ」が太
,
「ミクマリ」が○
に割り当てられています。
[213] >>106
平仮名の符号位置に割り当てられています。
や行、わ行の足りない文字は片仮名やぅ
に割り当てられています。
[215]
>>106 あじちもじもうひつたいの同梱画像ではわ行うがう
と同字形になっていますが、
実際のフォントのぅ
には違う字形が入っています。
[214] これらのフォントではドキュメントにある符号位置以外にも重複して割り当てられていることがあります。
自由利用可能
[104] >>103 >>101 ファイル名が同じでドキュメントも似ているけど作者名が違ってファイルの中身も違うのでよくわからない
不自由
[42] >>116 濁点、半濁点付き (JIS X 0208 相当) あり。
有料
[36] あひる文字の詳細情報 : Vector ソフトを探す!, https://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se425926.html
[37] >>36 これは自由ソフトウェアライセンスかな
[38] アヒル文字 - nukosuki - BOOTH, https://nukosuki.booth.pm/items/41698
[39] >>36 と同じものに見えるがこちらにはドキュメントが入っていない、 >>36 とどういう関係で配布されているのか不明 (作者名は違っている)
[126] ホツマ文字のフォントセット / ララバイ さんのイラスト - ニコニコ静画 (イラスト), https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im7934493
Booth にリンクしているが、ここではまた別の名前
[196] #フリーフォント カタカムナ文字フォント - がー太のイラスト - pixiv, https://www.pixiv.net/artworks/60858038
>>105, >>108 にリンクされている。また別の名前。 しかし同じ作者の他の作品に >>108 と同じ利用者の別の作品の更新履歴がある。
[232] 超古代史を信奉するグループでの実用のため開発されているフォントが何種類かあるようです。
[12] 日本ヲシテ研究所を称するグループがフォントを開発しているようです。
[33] >>32 >>31 これはホツマ文字 (というかそれを使ったヲシテ文献) を信奉する宗派の1つのフォント。昔はウェブで無料配布されていたらしいが、 今は入門しないともらえないらしい。
[233] >>230 縄文文字ヲシテA 2.00 文字一覧。平仮名、片仮名、似た読みの漢字の優先度順で各種字形が割り当てられている。 濁点4種を中1点濁点、外1点濁点、外2点濁点、ヒゲ濁点と呼んで各字形を用意している。 半濁点も用意している。 どれが用意されているかは文字によって違う。 構成要素が丸付き数字に、 濁点・半濁点の単体がローマ数字に割り当てられている。
[15] 内の濁点と外の濁点が併用されているものもいくつかあります。
[234] 小書き仮名と半濁点付きは >>32 に JIS からとかいてあり、 JIS X 0208 相当とするために新作した文字らしい。
[13] 片仮名の符号位置を流用してしまってフォント切り替えが不便だったためなのか、 半角カナと漢字の符号位置に新たに片仮名が割り当てられています。
[16] 別字形の豊富さでは他の一般用のフォントを凌ぐようです。
[2] ホツマツタヱ史学研究会を称するグループがシフトJIS EUDC の割当とフォントをいくつか開発しているようです。 「ホツマ研究者の誰もが自由に相互利用できる」符号と称していますが >>189、 フォントの方は有料で不自由です。
[3] >>192 に 「ヲシテ字体は安聰本似を標準として使用」 >>189 と説明される安聰字体のフォントを使った符号表があります。 0xF150 から 0xF1EF に割り当てられています (空きあり)。
[4] >>195 に鏑本字体の符号表があります。 0xF150 から 0xF1EF に割り当てられていますが、 >>3 に比べると空きが多いです。
[5] >>3 >>4 を比べると視覚的に明確な字形差があるものが少なくありません。 また、他の一般で利用されるフォントと比較してもいくらか字形差がみられるものもあります。
[7] 五十音の基本字形以外の別字形は他の一般で利用されるフォントと比較してかなり多く収録されています。
[14] パソコンで、外字 ヲシテ(文字)を楽しもう, , http://indigoseal30.sakura.ne.jp/woshite/woshite_ansou_jitai_retal.html
[189] ホツマツタヱ史学研究会 設立趣旨, , https://indigoseal30.sakura.ne.jp/woshite/hotuma_kouza_setsuritsu.html
ヲシテを学問の基本に置き、ホツマツタヱ、ミカサフミおよび、フトマニを学問的に研究することをヲシテ学と云い、解読ヲシテ学と原語ヲシテ学より構成される。ヲシテの表記は、ヲシテ文、カナ文、読み下し文となる。ヲシテ字体は安聰本似を標準として使用。
ヲシテは、IMEの文字コードの対象外です。そのため、ホツマ研究者の誰もが自由に相互利用できる「安聰字体」の「ヲシテ(文字)コード表」(案)をIMEの外字に作成し提案しております。
[195] kabura_jitai.png (PNG 画像, 944 × 488 px), , http://indigoseal30.sakura.ne.jp/woshite/kabura_jitai.png
[193] ホツマツタヱ暦学講座, , http://indigoseal30.sakura.ne.jp/woshite/woshite_bunken.html
フトマニ図に書かれている字体をパソコン用フォントに置き換え揃えております。
[194] futomami_jitai.png (PNG 画像, 939 × 355 px), , http://indigoseal30.sakura.ne.jp/woshite/futomami_jitai.png
[257] >>120 >>123 有料。説明文によると平仮名の清音の符号位置に割当。
画像データ 不自由
[256] >>124 独自画像だけど根拠はWikipedia。 独自ドメインまで取って気合を入れたサイトでそれでええんか?
不自由
[258] >>125 48文字が ASCII文字によくわからない配置で割り当てられている。
同じ者が公開しているLINE絵文字 / LINEスタンプ。不自由。
[245] >>128 >>251 >>249 >>250 >>252 >>253 文字単体。 >>244 >>246 >>247 >>248 >>254 フトマニ。
[255] >>128 >>251 ホツマ文字の字形は一般的なものと違うアレンジのものがいくつかある。 何か根拠があるのか、このフォントの独自の設計なのかは不明。
不自由
[243] >>241 丸ゴシック体でアレンジされている。 字形を見ても例示の文字の選択や配置を見ても、 実用は想定されていなそう。 元がどの文字かはっきりしないものもちらほら。 文字でなく画像素材的なものとして扱っているのかもしれないが、 その旨の説明すらなされないのは不誠実ではないか。
[46] FGホツマルビTTF | font, https://font.buyshop.jp/items/19809508
有料
不自由
※「ん」「数字」「濁音」「半濁音」「長音」「句読点」は 観光部会独自で作成したオリジナルとなります。
[262] >>260 平仮名の符号位置 (ゔ
などを除く。) に割り当てられている。
ん
は平仮名のん
を他の文字に似せてアレンジした字形。
濁点、半濁点は仮名を想起させつつ他の文字に合わせて作られた字形。
小書き仮名は縮小したもの。
ー
, 句読点, 欧州数字は書体差のみでそのまま。
欧州数字は全角の符号位置に割り当てられている。
片仮名等の符号位置には独自のイラストが割り当てられている (付属PDFに簡単な説明あり)。
[9] 神代文字各種のフォントは多数配布されているようですが、 自由ソフトウェアライセンスのものは残念ながらほぼ存在してないみたいですね。。。
[208] >>9 と思いきや昔作られたものが意外とありますね。
[209] 有名どころはいくつも作られているのにマイナーなものはまったく作られていないのが問題かな。
[99] 神代文字は偽りの来歴ゆえに「存在しない」 と言われることも多いものの、 あくまでその主張の通りの「超古代に実在」がしないというだけで、 存在はしています。
[100] 神代文字は多くの文献資料、金石文、書籍、Webページで利用されています。 現在も信奉する人がいる他に、 研究者や好事家が利用しており、 娯楽その他の目的で使われることもあります。 遅くても平成時代初期にはフォントが作られて現在まで複数流通しており、 電子文書での利用の需要が存在することも明らかです。
[98] 現在の Unicode には、研究者しか利用しない古代文字や少数の人しか利用しない人工文字も追加されています。 神代文字が追加されるべきでない道理がありません。 情報機器で神代文字を普通の人が普通に使えない現状は、 日本語の文字環境として不適格と言わざるを得ません。
[11] 日本を代表して SC2 に参加してる JSC2 はちゃんと仕事してください。
[19] 研究者しか使わない古代文字まで続々と Unicode に符号化されてる今の時代に、 一部は現用文字である神代文字がまったく無視されてるのは、おかしいですよね。
[20] 変体仮名のように外国NBかUnicode Consortiumを通して外圧かけるしかないのか?
[237] 神代文字各種は将来的には標準的な文字コード規格に収録されるべきものですが、 近未来には実現しそうにないので、当面は独自のフォント等で実装するしかありません。
[238] PUA を使う方法と既存の文字の符号位置等を流用する方法があります。 神代文字の場合仮名との対応関係が明確に存在するので、 後者の方法が何かと使いやすくて便利 (入力、コピペ、検索など。) で、 既存のフォントの多くもそのように実現されています。
[239] ただし後者の方法は平仮名と片仮名の符号位置の流用で高々2種類しか同時に使えないという問題があり、 異なる種類の神代文字を同時に利用するのが難しいですし、 異体字がある神代文字の扱いにも問題があります。 異体字については変体仮名や漢字の符号位置を流用するという手もあるでしょう。
[240] 後者の方法で複数の神代文字を同時利用するときや、平仮名や片仮名と併用するときは、 フォントを切り替える必要があります。 フォント機能を使えば1つのフォントに複数種類を詰め込むことができますが、 切り替えが必要となるのは同じです。
[17] 神代文字各種はひとまとめに神代文字と呼ばれることも多いですが、 大きく異なる字形を持つ異なる集合がそれぞれ独立して存在しています。 平仮名と片仮名が異なる用字系であるのと同じように、 それぞれを異なる用字系として扱うべきであり、 平仮名や片仮名とも異なる用字系として扱うべきです。
[18] 各神代文字の用字系には、標準的な五十音の文字の他にも、 字形の一部または全部が違う別字形が存在することがあります。 どの字形を標準とするかは資料や流派によって異なる場合があります。 特定の単語のみで使うもの、 複音節仮名的なもの、 数字として使うものなどもあり、 標準的な文字と交換可能ではないことがあります。 その他にも、流派によっては字形の違いに意味を与えていることがあります。 文字の骨組みが異なるものや意味が異なり得るものは異なる符号位置に割り当て、 そうでもないが視覚的印象が異なるものは異体字選択子によって区別するのが妥当でしょう。
[21] 神代文字の用字系の中には、歴史的に混乱が見られるものもあります。 例えば、 資料によって呼称が異なるもの (同じ用字系が別呼称だったり、 異なる用字系が同呼称だったり)、 資料によって字形のいくつかが違うもの、 資料によって字形の設計方針が大きく異なるものなどがあります。 字形と意味 (表現する音節) の6,7割程度を共有するものは同じ用字系とし、 差分は >>18 のように処理するのが妥当でしょう。 丸みを帯びた字形と角張った字形のような体系的な違いは書体の違いとみなし、 歴史的に重要なものは異体字選択子によって区別するのが妥当でしょうし、 それで片付かないものは異なる符号位置に割り当てるべきでしょう。
[22]
各種の用字系のうち五十音とん
と小書き仮名に当たるものは、便宜上、体系的に符号位置を割り当てるのが妥当でしょう。
[27] 用字系によっては用法不詳のものもありますが、それらにも符号位置を割り当てるのが妥当でしょう。 用法不詳である以上、字形の骨組みと歴史的な整理によって弁別するしかありません。
[43] 五十音の全体が知られているようなものの他に、 個別の用例のみが知られるものが数点あります。 他の用字系には属さない「その他の神代文字」的な扱いにするしかありません。
[23] アヒル文字のように子音と母音の組み合わせ構造が明らかなものもありますが、 (広義の)アヒル文字に属しても構造の異なる例外的なものも少なくないことや、 仮名や他の神代文字との統一的な処理の便宜、 符号位置の組み合わせが高々数十程度でしかないことなどを考慮すれば、 (ハングルのような) 組み合わせ式の符号としてよりは、 合成済みの五十音等の形で符号位置に割り当てるのが妥当でしょう。
[24] また、(広義の)アヒル文字はハングルに着想を得たとされ、ハングルの符号位置を共用するのが良いという考え方もありますが、 (広義の)アヒル文字にはハングルと字形を共有しないものも少なくなく、 仮名や他の神代文字との統一的な処理の便宜を考えても、 独立した符号位置に割り当てるのが妥当でしょう。
[26] いくつかの神代文字系用字系は文字部品の組み合わせの形になっています。 そのような用字系を扱う文献 (文字学的な論文や信奉者の教義研究など) は文字部品を単体の文字のように文中で扱うことがかなり多いです。 五十音等の単体の文字の他に、文字部品も個別の符号位置に割り当てるのが良いでしょう。
[29] いくつかの神代文字系用字系には濁音や半濁音があり、 発音区別符で表されます。 仮名の濁点や半濁点と同字形のこともあれば、そうでないこともあります。 ホツマ文字のように複数種類あることもあります。
[30] フォント等は JIS X 0208 の前例や実用上の扱いやすさから濁点付き文字を独立した符号位置に割り当てることが多いようです。 しかし Unicode が濁点付き仮名の新規追加を停止し結合文字の濁点との併用の方針としていることから、 それに倣うのが適切とも思われます。
[40] 仮名と(ほぼ)同字形の濁点や半濁点は、既存のUnicode文字の結合文字をそのまま使うのが妥当でしょう。 仮名と微妙な字形差がある場合でも、 OpenType なら仮名と別字形を実装可能です。 また、基底文字ごとに濁点の位置が違う場合も対応可能です。
[41] ホツマ文字のように異なる濁点が何種類もある場合は、それぞれ別の結合文字とするべきでしょう。 濁点字形の区別は研究上も必要ですし、現代の信奉者が字形の違いに意味の違いを与えている場合があり、 単なる装飾上の違い、書体の違いでは片付けられません。
[44] 用字系によっては拗音にもそれぞれ独立した文字が作られていることがあります。 親文字に対して共通した追加要素を加えることで作られている場合は、 濁音と同様に結合文字によって表現する方法も取り得るかもしれません。
[212]
カタカムナ文字は文字を合成することが(することも)できますが、
対応しているフォントはなさそうです。
構造的に比較的自由に組み合わせられるため、裏カタカムナ文字のようなものを作っている人もいるようです。
基礎的な文字要素や五十音を用意した上で、 ZWJ
で連結されたら重ねて表示するような実装がいいのでしょうか。