[103] 人工言語のシャレイア語には独自の紀年法、暦法、時法があります。
[43] 古代シャル暦は、 シャレイア語の第1世代の暦でした。 >>23
[44] 実用当時は「古代」とは呼ばれていませんでした。 >>23 単に「シャル暦」と言っていたのでしょう。
[48] ただし基準日 (>>32, >>47) は新しい暦と共通しているようです。 各構造の長さは異なるようですが、 構造自体は大きく違わないようです >>55。
[105] 用例は見当たりません。
[46] シャル暦 = 旧ハイリア暦は、 シャレイア語の第2世代の暦でした。 3代1期から使われていました。 >>23
[92] 次の構造を持ちます。
[95] 異世界想定のため >>62、 地球における太陽年との同期は考慮されておらず、 グレゴリオ年や後の新ハイリア暦の年とはずれていきます。
[60] 3代1期は、 旧1年8月17日, H192 () に始まりました >>59。
[87] 3 代 1 期文字には25ヶ日に記号が割り当てられていました。 >>81
旧 1 年 7 月 8 日, H158
です >>51。これに連なる日付は
旧 1 年 7 月 10 日, H160
のようにしばらく使われています >>50。
[61] これら元号名スロットを旧と表記している例は旧ハイリア暦の年月日を意味していると思われ、 同サイトの変換ツールでハイリア数から変換すると確かに旧ハイリア暦と一致します。 ただし3代1期より前から使われています。 改暦時に遡って変更されたのでしょうか。 それともたまたま古代シャル暦とも一致しているのでしょうか。
[52] なお、これらの年は新紀年法への改元 (>>47) が遡って適用されています。 元々は、
旧 1501 年 7 月 10 日, H160
となっていました >>53。
[24] ハイリア暦 = 新ハイリア暦は、 シャレイア語の第3世代の暦です。 4代1期から使われています。 >>23
[31] 次の構造を持ちます。
の関係にあります。 >>23
[40] 時間長の単位 tît (>>15) は SI秒なので、 ハイリア暦秒ともこれと同じ差が生じていますが、 不便ではないのでしょうか?
[41] 閏秒には特に言及がなく、 「地球上の」として対比されているのは閏秒のない時刻系なのでしょうか。
新 4 年 9 月 18 日, H1377
のように元号名スロットを新と表記している例 >>10 があり、 新ハイリア暦の年月日を意味しているようです。
[63] 5代1期は
新 3 年 4 月 12 日, H841
() から始まったようです。 これ以前はシャレイア語は異世界の言語として設計されていたのが、 このときから現実世界での実用前提のものに位置付けが変化しました。 >>62
[64] この変更のために
暦とかはかつてのものを使い続けます。 この日記の日付が意味不明なのもそういうことです。 ただ、 私自身が実世界の住民である以上、 1 日の長さと 1 年の長さはどうしても変えられないので、 そこは同じになるように修正してあります。
と日と年の長さの調整の改暦が行われたと説明されています。 >>62
[65] ただこれは4代1期に改暦されたとする説明 >>23 と整合しません。 同サイトの日記は4代がごっそり欠落していて、 どちらが正しいのかはよくわかりません。 日記の日付が明らかな記事の中では3代の最新までが「旧」の日付になっています。
[68] ラテン文字表記シャレイア語の日付らしきもの >>67
H1196
pariqis a tel. nîpis a tel zi valtih, te 12:08:1512.
[69] H1196 は、新4年4月2日。
[70] (旧紀年法)新1512年8月12日はH4260, 。
[98] 開催の IWCC (想像世界創作会議) 2022秋季では、 シャレイア語を使ったシャレイア語についての発表がありました >>97 3:49 頃から。
[99] この発表資料題名頁には、 「25:09:11」 と新シャレイア文字で書かれています。 新11年9月25日 = を表します。
[100] また、日本語字幕には発表開始直後等に年月日を含む文があり、 音声でもそれに相当するシャレイア語を読み上げていると思われます。
[32] 3つの暦のいずれも、 シャレイア語の誕生の日であるが1年1月1日です。 >>23, >>55
[47] H3321 以前は、 を1501年としていました。 >>23, >>55
[56] 1500 加算していた理由は特に無いそうです。 >>55
[58] 紀元前方式を採用しており、 「紀元後 1 年」の前年は「紀元前 1 年」 と表します。 >>55
[2] ハイリア数は、 シャレイア語の誕生からの通日です。 >>1, >>23
[3] を起点とします。 新3年9月6日が「H1000」です。 >>1
[42] が H1、 が H0、 が H−1 と、負数も使えます。 >>23, >>55
[57] 以前は紀元前方式で >>55、 H1 の前は H前1、 H前2 と表されていました。 >>89
[22] シャレイア語の公式サイトや、 開発者の Ziphil の SNS などで積極的に使われています。 >>21 現在はハイリア暦の年月日よりもハイリア数の方がよく使われているようです。
[4] Web頁では H1000 のように上付きの H を接頭辞に表示されます。 >>1
[6] H は HTML になく、 CSS 疑似要素で補われています。
[102]
Web頁の元データは独自形式の XML応用 (に変換される ZenML) で、
専用の
h
要素があります。
>>101
[19] SNS や動画サイトでは 「H1525」 のように通常の H で表現されています。 >>18, >>96
2023-W3 · H4012–H4018
2023-W3 は西暦2023年の第3週 (ISO 8601 風? (週番号1桁なので現行 ISO 8601 ではない))。
H は sup
要素 (原文は Markdown)。
[15] 時間長の単位としてSI秒が使われます。 シャレイア語で tît といい、記号 T で表します。 >>14
[16] 10の冪乗を表す接頭辞がありますが、 SI と違って万進法です。 >>14
[12] シャレイア語には「7 代 1 期」のような時代区分があります。 ソフトウェアの版番号に相当し、 言語仕様の大規模な変更のたびに変更されています。
[13] 直接的には言語の規則の違いを参照していて、 それが使われていた時代という間接的な時期の記述にもなっていますが、 日時表示には使われていません。
[74] シャレイア語ではシャレイア文字を使います。 >>72, >>73 日時表示にもシャレイア文字のアルファベットや数字が使われます。
[75] しかしウェブや SNS ではほとんどがラテン文字の転写で表されています。 >>72
[76] シャレイア文字はたびたび改定され、数世代あります。 >>72, >>73
[90] シャレイア語の公式サイトで新旧ハイリア暦, ハイリア数, グレゴリオ暦の相互変換が実装されています。 >>88
[91] 旧紀年法実用当時は当然そのように実装されていました。 >>89