OVERLINE
と OVER LINE
[12] Unicode には U+203E
OVERLINE
があります。
[13] JIS X 0201、JIS X 0208、JIS X 0213 には
OVER LINE
があります。
[4]
JIS X 0201:1997 表1によれば、
JIS X 0201ラテン文字用図形文字集合のビット組合せ
7/14
の文字の名前はOVER LINE
で、
その日本語通用名称 (参考) はオーバライン
です。
[14] JIS X 0208:1997 附属書4表3によれば、
JIS X 0208:1997 1区17点の文字の名前は
OVERLINE
で、
日本語通用名称 (参考) はオーバーライン
、
論理否定記号
です。
[15] JIS X 0213:2000 附属書4表3によれば、
JIS X 0213:2000 1面1区17点の文字の名前は
OVERLINE
で、
日本語通用名称 (参考) はオーバーライン
、
論理否定記号
です。
TILDE
と OVER LINE
附属書2
OVER LINE
の字形の許容範囲 JIS X 0201:1997
OVER LINE
の字形は、本体表1 の符号位置7/14
に定める図形記号を本則とする。 ただし、送信者と受信者との間で明示的な合意がある場合は、 附属書2図1に示すようなTILDE
と同じ字形を使用してもよい。この場合でも、 文字の名称はOVER LINE
でなければならない。附属書2図1
OVER LINE の字形として許容できる図形記号
(略)
参考 歴史的に ISO/IEC 646 は
OVER LINE
とTILDE
とを同一の図形文字の表現形の相違とみなし、 混乱の起こらない範囲で代替して使用することを許容していた。
図1には3つの字形例が示されています。1つ目は本体表1
と同じ、原則的な OVER LINE
の字形 (JIS X 0208:1997 の OVER LINE
と同じ字形) で、2つ目は ISO/IEC 10646 の
SMALL TILDE
と同じような字形
(LATIN SMALL LETTER N WITH TILDE
から LATIN SMALL LETTER N
を
取り除いたような字形)、3つ目は MIDDLE TILDE
のような字形 (JIS X 0208:1997 の WAVE DASH
を小さくしたような字形) です。
[2]
>>1 の
この場合でも、文字の名称は
というのは、他の符号化文字集合 (JIS X 0208 や UCS など)
との変換表ではやはり OVER LINE
でなければならないTILDE
ではなく
OVER LINE
に対応付けなければならないということです。
[3] 例: シフトJIS の実装で、 0x7E
を TILDE
のような字形で表示するようにしても、
JIS X 0208:1997 及び JIS X 0201:1997
には反しません。しかし、 UCS と変換する時に
U+007E
(TILDE
)
に対応付けるなら、 JIS X 0201:1997 に違反します。
混乱の起こらない範囲
皮肉なことに今は混乱おこりまくりんぐwwwwwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwっうぇえwwwwwwwwwww
[9] 古い ISO 4873 は 7/14 の文字割当例 「TILDE, OVERLINE」 の字形として半角の上線を示していました。
[20]
現行版 ISO/IEC 4873
の 7/14 は
ISO/IEC 646 IRV と同等かつ文字の名前 TILDE
で、字形は
SMALL TILDE
のようなものでした。
[8] 全角形に FULLWIDTH OVERLINE
と
FULLWIDTH MACRON
があります。
おもしろいことが書いてある:
U+007E