[24] 昭和末期から令和時代に元号に関する論文や著書を多数出版しており、 日本の元号の研究者の権威として知られています。
[18] 日本の年号―揺れ動く<元号>問題の原点は、所功の著書でした。
[38] 本書は、 所功が文部省の教科書調査官だった折、 元号法 制定の是非が社会問題となっていたなかで、 「歴史的根拠を提示する必要があると思い、単独で書きあげた」 ものでした。 >>37
[41] 1978年に再版されたようです >>34 (中古品の出品情報)。
[25] 年号の歴史―元号制度の史的研究― は、所功の著書でした。
[39] に出版され、 に増補版が出版されました >>36 (9)。
[42] 出版年について混乱した情報が見られます。
[26] 日本の年号 (>>18、 昭和52(1977)年) の「増補版」と紹介されることがありますが、 下記④以外は日本の年号出版以後の所の新しい論文に基づくもので 年号の歴史 後書き、>>36、 日本の年号と内容が違います。
[43] 1983年、 、 1984年初版とするものもあります >>20 (中古品の出品情報) が、 誤記か、他書の情報が混入したものとみられます。
[44] 1988年19刷 >>45 (中古品の出品情報)、 1989年増補版 >>20 (中古品の出品情報)、 1990年増補版2版 >>19 (中古品の出品情報)、 増補版 >>19 (中古品の出品情報) があるとされます。
[47] 新品の入手は困難です。 古本の入手は難しくありませんが、 書誌情報の混乱のため注意が必要です。
[22] ①、②の古代年号一覧、⑤、⑨、増補II、改元要覧、読み方一覧は改訂されたものが日本年号史大事典に収録されています。
[27] ①⑤⑨の総集編的なものが 「年号」制度の基礎知識 Q&A, 所功, 歴史読本 号 特集 日本の年号, pp. 58-80 に掲載され、ほかに図表もいくつか転載されています。
[48] 昭和63年3月20日 初版、 昭和63年8月20日 再版とある版には、 第10章の後に 「あとがき――付、初出一覧――」 があります。 このあとがきには 「昭和六十三年 (一九八八) 戊辰二月二十三日」 と日付があります。
[49] その次に「再版付記」が数行あって、 「昭和六十三年八月一日記」 とあります。
[50] 続いて付表1 日本年号改元要覧、 付表2 日本年号一覧 があって終わりとなります。
[2] 日本年号史大事典は、 所功、 久禮旦雄、 吉野健一、 五島邦治、 橋本富太郎による日本の元号に関する書籍です。
[1] 【重版出来】日本年号史大事典 普及版 | 「雄山閣」学術専門書籍出版社 () http://www.yuzankaku.co.jp/products/detail.php?product_id=8330
[3] 日本年号史大事典 普及版 | 所 功 |本 | 通販 | Amazon () https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%B9%B4%E5%8F%B7%E5%8F%B2%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E5%85%B8-%E6%99%AE%E5%8F%8A%E7%89%88-%E6%89%80-%E5%8A%9F/dp/4639024363?SubscriptionId=AKIAJKCG67KFBWLSLNDA&tag=wakaba1-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4639024363
[52] 2da51722132e16ea6f915676943ba66a.pdf, , http://mikado-bunko.jp/wp-content/uploads/2017/01/2da51722132e16ea6f915676943ba66a.pdf
平成改元の部分
[6] に「普及版」として改訂版が出版されました。
[10] 最初の版よりコンパクトで使いやすくなりました。
[7] 普及版には前書き部分 (p.4) に所功の「普及版の刊行に寄せて」が1ページ分挿入されています。 それによれば初版との変更点は「元本の誤植などを少し訂正した」程度のようです。
[8] 平成31年に購入したら、薄橙色の両面印刷の紙で 「新しい元号を考えるヒント ここにあり!, 所功, 「養老」改元から千三百年の秋記す」 なる文章が挟まっていました。 「来年度中に「高齢譲位」が実施される見通しとなりました。 それに伴って新元号への関心が急に高まり、 本書も増刷を重ねるに至っております」と書かれています。
[4] 元号やその制定 (改元の手続き) に関する説明や、 平成までの日本の元号すべてに関する改元日、 改元担当者、 出典、その他各種事項と紹介文で構成されています。
[15] 各元号の改元日の主要な異説 (誤りも含む。) や吉書始など改元手続きの日取りもわかっているものは紹介されています。
[16] 未採用案なども多くの元号について紹介されています。 巻末には未採用案利用文字を含む元号利用文字の一覧が収録されています。
[13]
日本の元号 (公年号) すべてに整理番号 (整数) が割り振られています。
[11] 本文および付録で元号の読み方がまとめられています。
[14] 現存する改元の詔書の内容がすべて収録されています。
[9] 資料2 年号関係研究評論文献目録 普及版 pp. 696 - 720 に明治22年から平成28年までの日本の主要な元号研究論文の一覧があります。
[12] 日本の元号 (公年号) 以外でも、 日本の私年号、 古代年号、 ベトナムの元号、 朝鮮半島の元号などのコラムがあり、 巻末対照表には支那王朝の元号も掲載されています。 しかし日本の元号ほど詳しく紹介されてはいません。
[17] 巻頭の論考や巻末の資料などは所功の以前の論文や著書に最新の情報を反映して再構成した部分が多いです。
[53] コラム:
[54]
本文は右上縦書きの右綴じ左開きですが、
巻末の資料は裏表紙から開く左上横書きになっています。
左上横書きパートは
「
[28] 元号―年号から読み解く日本史― 所功、 久禮旦雄、 吉野健一による日本の元号に関する書籍です。
[29] 第1刷発行。
[30] 日本年号史大事典を文庫サイズの読み物として再構成した総集編的な内容になっています。 一般向けの読み物ということで大事典のようなデータの網羅性には欠けますが、 そのかわりに歴史の流れがわかりやすいように説明が補われたりもしているようです。
[32] 平成31年に出版された 年号と東アジア―改元の思想と文化― >>66 の 総論―日本年号の来歴と特色― >>68 は、 所功による論考です。
[33] やはり所の論文の総集編的内容となっていますが、 本格的学術論考集の総論だけあって、 特に専門的な内容が厚めになっています。 例えば日本年号史大事典でも省略されていた辛酉革命の検討が詳細になされています。
[59] 日本年号史大事典の一般向け簡易版のような感じの本。