元明

元明

元明 (改元デマ)

改元デマ

[14] 新聞研究 (337), 日本新聞協会, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/3360896/1/6 (要登録)

[22] 享和4(1804)年2月、 文化への改元 (朝廷では2月11日) 直前の江戸では、 元明改元されたと紙に書き付けて売り歩いた者があり、 中追放に処されました。 >>23 普及版 p.599 (街談文々集要)

[16] 庶民の世論が影響? 江戸時代の改元|日経BizGate, 日本経済新聞社, , https://bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXMZO4285708025032019000000?channel=DF150320194919&page=2

享和4年(1804年)に「文化」に代わる直前には「元明」と改元されたと売り歩いた者がいたという。文化14年(1817年)には改元していないのに「永長」(実際は翌年に「文政」)を、天保15年(44年)には「嘉政」(実際は翌年に「弘化」)と書いて売るなどのケースが続いた。吉野氏は「幕府はニセ元号に神経をとがらせ、どのケースも犯人を入牢や追放の処分にした」という。

元明 (天明の誤り)

[10] 江戸時代元号天明を誤って元明と書いたものが、 無視できない程度にあるようです。

[11] 近代から現在に至るまで、誤記、誤植、誤変換、OCR 誤読と思われる例がバリエーション豊富です。

[13] ごく一部の用例を拾うと次の通り。

[1] 陶器全集 日本陶窯史尾戸焼下卷, 小野賢一郎, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/3437742/1/10 (要登録)

[2] >>1元明元年」は天明の誤植。1箇所だけで他は正しい。

[4] 古本屋 (10號別冊その3), 荒木伊兵衛書店 [], , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1492880/1/13 (要登録)

[5] >>4 目録。1箇所「元明元年」とある。原本ママの可能性もあるが誤植か。

[6] 鑑定必携日本画人伝 13, 北村佳逸, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/851363/1/19

[7]元明元年」手書き楷書 (和装刊本)。誤刻?

[8] 若越郷土研究 11(4)(59), 福井県郷土誌懇談会, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/6072809/1/7 (要登録)

文書の引用部に「元明元年」。参照して書かれた本文は天明年間の話題。 原本の誤記かもしれないが、引用時の誤植の可能性が高いか。

[9] 日本周辺海域火山通覧(第4版), 伊藤弘志, 堀内大嗣, 芝田厚, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/11000276/1/1 #page=5

1781年(元明元年)4月高免沖の島で噴火.5月 に高免沖で海底噴火. 1782年(元明2年)1月高免沖で海底噴火.

メモ

[3] 元明天皇

[12] 検索だと元明天皇天明の誤記と「元・明」のような例が大量に出てくるので、 それ以外の用例を探すのがとてもむずかしい。