[5] 特性は、資源についての記述的な情報を含む名前と値の組です >>3, >>8。
[19] 特性は特性名により識別されます。 特性名はXML名前空間を通じて URL を使った普遍的に固有な識別子となっています。 >>8
[21] 特性名の URL としての見かけ上の階層構造があるかもしれませんが、 WebDAV としては異なる特性名はすべて独立しており、 階層構造は持ちません >>8。
[20] ある資源に同じ特性名の特性は高々1つだけ指定できます >>8。
[33] 他に次のような分類があります。
[12] 特性は、特性名を表すXML 要素によって表現されます。 この要素を特性名要素といいます。 >>8
DAV:
名前空間に属する要素は DAV:
URL を表していました。
この規定は RFC 4918 にはありません。[9] 特性の値は、特性名要素の内容であるXML 素片です >>8。 要素もテキストも含めることができます >>8。
[13] 特性の値が空文字列 (空要素) であるのと、特性名要素が存在しないのとは異なります >>8。
[24] 特性名要素が propfind
要素 >>25
や remove
要素 >>28 の子孫として使われる時は、
特性の値を含んではなりません。
[30] set
要素の子孫として使われる時は、
特性の名前と (新しい) 値を含めなければなりません >>29。
[5] 鯖は、死特性 >>8 および別途規定のない生特性 >>8、
owner
>>22 について、
次の情報を保持しなければなりません。
[17] これ以外の情報も鯖は保持して構いませんが、 クライアントはそれに依存してはなりません >>8。
[10] クライアントは理解できない要素を無視しなければなりません >>8。
[11] 特性の値の自然言語は適用範囲内となる xml:lang
属性により指定できます。 (未指定ともできます。) >>8
[15] 特性の値の空白は常に意味を持ちます。 xml:space
属性があっても無視しなければなりません。 >>8
[27] 特性名要素は文脈によっては「値を持たない」ことや「空」 であることが求められていますが、 >>5 で保持されないことになっている注釈や処理指令を含めても良いのかは不明です。
[23] 特性名要素は、次の要素の子要素として使用できます。
[26] 特性名要素は propfind
要素や
remove
要素 >>28
の子孫としては空要素として用いて、取得・削除したい特性の名前を指定します。 (値は指定しません。)
DAV:
XML名前空間のcreationdate
特性をDAV:creationdate
のように記述することがあります >>1。