[7] 古事記や日本書紀の古代記事については、 その暦年、暦日の特定に (実在性も含め) 様々な議論があります。
[8] 日本書紀には神武天皇以来暦日干支が記されており、 崇神天皇時代に夷人がなお正朔を奉じないと記されていました。 しかし古事記はまったくこうしたことを記していませんでした。 >>10
[9] 本居宣長は、真暦考で、 上代自然暦 (天地おのづからの暦) を用いていたと主張しました。 自然暦を用いていたということは、 暦法がまだなかったということになります。 >>10
[11] 江戸時代頃には、 上古の暦法を推定する研究が行われました。
[12] 保井春海の日本長暦や中根元圭の皇和通暦は、 日本書紀の干支に基づき、 3種類の暦法があったと推定しました。 >>10
[16] 平田篤胤は天朝無窮暦を著しました。 平田篤胤は太昊古暦を上古の暦法としました。 これは四分暦と同じものでした。 日本書紀の干支に一致させようとしたものの、 孝安天皇41年以後には適用できませんでした。 そこで後天暦 (太陽年365.24167日、太陰月29.53059日) で代用しました。 >>10
[86] 続日本史 巻之2, 一色重熈, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/772423/1/34
[48] 上世年紀考, 那珂通世, 三品彰英 増補, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1041347/1/2 (要登録)
[74] 那珂通世遺書, 故那珂博士功績紀念会, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/950907/1/56
[81] 古代 = Journal of the Archaeological Society of Waseda University (29/30), 早稲田大学考古学会, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/6062471/1/44 (要登録)
[113] 日本紀年論纂, 辻善之助, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1041363/1/1 (要登録)
[23] 同じような議論は世界中の古記録についてなされています。
[1] 百済三書 - Wikipedia () https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E6%B8%88%E4%B8%89%E6%9B%B8
[2] 小川清彦 (天文学者) - Wikipedia () https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B7%9D%E6%B8%85%E5%BD%A6_(%E5%A4%A9%E6%96%87%E5%AD%A6%E8%80%85)
[3] 書紀の紀年と天皇在位期間 () http://history-jp.net/right-tennou.html
[97] 在位年代推定の方法 (河西良浩著, ) http://www2.odn.ne.jp/~cbe66980/Main/zaii.htm
[4] () http://repository.osakafu-u.ac.jp/dspace/bitstream/10466/13401/1/2013700426.pdf
[5] 1792470「一百七十九萬二千四百七十餘歳」を見直す () http://www7a.biglobe.ne.jp/~kamiya1/mypage995A.htm
[6] 日本書紀「1792470余歳」の解釈 () http://www7a.biglobe.ne.jp/~kamiya1/mypage995.htm
[17] 日本書紀 - Wikipedia () https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%9B%B8%E7%B4%80#.E7.B4.80.E5.B9.B4.E3.83.BB.E6.9A.A6.E5.B9.B4.E3.81.AE.E6.A7.8B.E6.88.90
[18] 小川清彦 (天文学者) - Wikipedia () https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B7%9D%E6%B8%85%E5%BD%A6_(%E5%A4%A9%E6%96%87%E5%AD%A6%E8%80%85)#%E3%80%8E%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%9B%B8%E7%B4%80%E3%80%8F%E3%81%AE%E6%97%A5%E4%BB%98%E3%81%AE%E6%8D%8F%E9%80%A0
[19] 継体・欽明朝の内乱 - Wikipedia () https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B6%99%E4%BD%93%E3%83%BB%E6%AC%BD%E6%98%8E%E6%9C%9D%E3%81%AE%E5%86%85%E4%B9%B1
[20] () http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/81005156.pdf
[24] 日本書紀に秘められた三つのトリック (, ) http://kenkokusi.web.fc2.com/gaiyouB/index.html
[25] () http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/81004984.pdf
[27] 守常ブログ データー集, , https://u4ren6.org/Moritsune/Moritsune2.html
[28] Taro-1-3-2 - 1-3-2.pdf, , http://koji-mhr.sakura.ne.jp/PDF-1/1-3-2.pdf
[29] 02.pdf, , https://www.city.fukuoka.lg.jp/maibun/html/preservation/pdf/kako_2019/02.pdf
[30] ノート:上古天皇の在位年と西暦対照表の一覧 - Wikipedia, , https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88:%E4%B8%8A%E5%8F%A4%E5%A4%A9%E7%9A%87%E3%81%AE%E5%9C%A8%E4%BD%8D%E5%B9%B4%E3%81%A8%E8%A5%BF%E6%9A%A6%E5%AF%BE%E7%85%A7%E8%A1%A8%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
[31] shyoki.pdf, , http://www.museum-kiyose.jp/image/kenkyu/shyoki.pdf
[32] shirin_036_4_333.pdf, , https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/249092/1/shirin_036_4_333.pdf
[33] (, ) http://fomalhautpsa.sakura.ne.jp/Science/Other/jyousenenkikou.pdf
[41] 国津古世見鏡:
[46] null, , http://wwr2.ucom.ne.jp/hetoyc15/kodaisi/kinenron/kinenron2.htm
[47] 古代文化を考える (14), 東アジアの古代文化を考える会同人誌分科会, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/7951398/1/51 (要登録)
[55] KMBT_C554e-20150701131512 - vol_15_49-56.pdf, , http://www.jinbun-db.com/journal/pdf/vol_15_49-56.pdf
[56] 日本紀年の研究, 森清人, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/3006901/1/11 (要登録)
[57] 東洋古代社会史, 佐久達雄, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1466124/1/50
[58] 飛鳥・奈良時代の文化, 羽田亨, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/2972820/1/72 (要登録)
[59] 上代日本史の問題点 : 建国紀元の探求, 市村其三郎, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/2968079/1/112 (要登録)
[60] 帝国紀年私案, 落合直澄, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/770223/1/4
[62] 史学叢説 第1集, 星野恒 稿, [星野幹, 星野彬 共編], , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1026757/1/106 (要登録)
[61] 朝鮮史大系 年表, 小田省吾 等著, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/1242297/1/173
[64] いつの時代でもその時代の社会問題と古代史を結びつけて語りたがる人が多い (日本古代史の場合日本政府批判とくっつける人が多い)。
[65] >>63 ※欄では (複数の※にあるのでもしかすると本書自体の中でも?) 古代でも現代でも日本政府は公文書を改竄しているんだけしからん、 という話になっている。
[66] 他の超古代史・紀年論の独創的な新解釈を披露する諸書籍やその読者もこんなふうに、 当時の日本政府けしからん、現在の日本政府けしからん、というのをやっている。
[67] 日本書紀は歴史を改竄していた! 大日本帝国の皇国史観と同じだ! とか
[68] 日本書紀は歴史改変だ! 今の歴史修正主義の風潮と同じだ! とか
[69] 続日本紀に焚書したと書いてある! 朝鮮総督府も焚書した! とか
[70] 白村江の戦いの後に唐の使節一行が日本に来たそうじゃん! マッカーサーが日本に来たのと同じで敗戦国を占領統治しに来たに違いない! とか
[71] こういうのはベクトルが違うだけで、日鮮同祖論! そうだ日韓併合しよう! ってのと同じだよな
[72] まあ必ずしも悪いケースだけではなくて、 西暦2000年問題!? もしかして大宝建元は干支1巡に備えたのでは! みたいないいインスピレーションが得られることもあるんすよね。
[73] 説を立てるスタート地点に使う分にはいいけど、ゴールとか説の骨組みにしちゃうと陰謀論一直線なんだろうね。
[75] shyoki.pdf, , http://www.museum-kiyose.jp/image/kenkyu/shyoki.pdf
[76] KMBT_C554e-20150701131512 - vol_15_49-56.pdf, , http://www.jinbun-db.com/journal/pdf/vol_15_49-56.pdf
[77] Microsoft Word - 220616 E-163 rev07 鹿子島様.doc - f63cd5f756f3e4f48f980d2d36ca61b7.pdf, , https://sce-net.jp/main/wp-content/uploads/2023/07/f63cd5f756f3e4f48f980d2d36ca61b7.pdf
[78] 化学者は引退したら古代史やる決まりでもあるんかい??
[79] 日本古典の成立の研究, 平田俊春, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/3006623/1/95 (要登録)
[80] https://cuc.repo.nii.ac.jp/record/2099/files/KJ00004437493.pdf
[82] この系統の分野は江戸時代が当時の先端学説だけど今ではとても取れない説、 明治時代から昭和時代中期くらいまでがほぼほぼまあ一応学術的な説 (今でも取れるかどうかはそれぞれ、あと戦時下前後はやばいのが混じってる)、 昭和時代後期以後はほぼほぼ独創性コンテストと思っておくのがよさそう。
[83] 考古学や言語学やその他科学的な分析が充実してきた今だからそろそろ文献史学的アプローチのまともな研究者がまたこの分野を盛り上げてほしいところなんだけどねえ。
[84] ここ数十年すっかり色物の分野になってしまってまともな研究者が寄り付かないという。。。
[85] 平成時代に日本書紀成立論が進んだ成果を取り込んでいけばまた新しい展開もありそうですよね。 色物さんの一部はいち早くそういう方面のも取り込んでますけどw 本職の研究者は負けてられないですよ。 「最新学説」が全部色物になっちゃうと一般人には真偽を判断できませんから。
[87] 大和朝発生期における暦・帝紀と紀年法, 今橋通泰, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/12205520/1/1 (要登録)
[93] >>88 と >>91 を同じ人が書いてるあたり、この問題の難しさを示しているなあ。
[94] 日本書紀の紀年法や暦法がその書かれている対象の時代のものだとは日本書紀はまったく主張していないのだけど、 これを混同しておかしな政治的主張をする人は多いし、古代史や法制史の専門家も理解が怪しい書き方をしていることがままあって困りもの。
[95] 有名な郡評問題からも明らかなように、日本書紀は記載された歴史の時代の当時の表記表現を保存するという編纂方針を取っていないんだよぬ。
[96] 例えば現代人が「地球は46億年前にできました」と歴史書の最初に書いたとして、 その時代に使われた暦法は何だったのかわからないまま「年」という単位を使っているのはいいのかとか、 今からちょうど46億0万0千0百0十0年0ヶ月0日前に出来たとかあり得ないからこの記述は捏造に当たるのではないのかとか、 そういうことも考えてみたほうがいいよね。
[98] 日本書紀は伝承を当時の技術で再構築して制定したものなので、
が渾然一体となって含まれているから、記載内容はどのような性格か慎重に判定していかなければ評価できない。 日時に関する記述もまさにそうであるから、その分析プロセスをすっ飛ばして良い悪い、 史実だ捏造だ、数値処理を加えれば史実を復元できる、といった雑な言論には意味がない。
[110] 日本紀年, 塚田六郎, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/2970226/1/1 (要登録)
[111] 東北歴史資料館研究紀要 5, 東北歴史資料館, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/2265416/1/15 (要登録)
[112] 非戦論者安藤正楽の生涯, 山上次郎, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/12258454/1/105 (要登録)