[1] まだ歴史が浅いから仕方がないとは言え、
使いにくい Atom や RSS のフィード・リーダーをどうにかしてください。
[2] 関連: いけてないフィード
- [12] フィードを階層管理できない
- 必ずしも階層でなくても構いませんが、
何らかの整理方法を用意して欲しいところ
- そうでないと、十数個のフィードを登録しただけでわけがわからなくなります
- 改善方法
- [35] 複数のフィードを同じグループにできない
- フィードをグループ (フォルダなど)
として管理できる場合に、フィードとグループが1対1対応しているだけだと、
不便なことがあります。
- 例えば、本文とコメントを別のフィードとして提供している
Weblog ソフトウェアがあります。
- あるいは、似た内容のフィードはまとめて一つのグループとして管理したいこともあるでしょう。
- 改善方法
- [14] 同じエントリが複数表示される
- フィードの更新後、以前の内容のキャッシュと新しい内容で、二重に表示されてしまうフィード・リーダーがあります
- ただし、フィードそのものから更新前後での同一性の情報が欠落していることがありますから、
すべての場合にフィード・リーダーが悪いとはいえません
- フィード・リーダーによっては、
フィードの同一性 (エントリの同一性ではなく。)
により管理しているものもありますが、
それではうまくいかない場合もあります
- 例えば、あるフィードが F (t = 1)、
F (t = 2)、 F (t = 3) と更新されていったとします。
- F (t = 1) にはエントリ E1, E2, E3 が含まれていたとします。
- F (t = 3) にはエントリ E1, E2, E3, E4 が含まれるとします。
- F (t = 2) 生成時には障害が発生していたため、
エントリ E0 が含まれていたとします。
- 実装方法がよくないと、F (t = 1) と F (t = 3) で E1, E2, E3
が同じものであることを認識できません
- 改善方法
- [16] エントリーの更新に気づかない
- [26] 一旦削除したフィードのエントリーが消失する
- 一旦フィードを削除し、再度登録すると、
以前読んだことがあるエントリーが既にあるものとして判断され、
表示されないことがあります
- 改善方法
- [44] フィードから消えたエントリーを保持し続けられる
- フィードが更新された結果消えてしまったエントリーが、
リーダーの保持しているエントリーのリストから削除されてしまうことがあります。
- 新着記事しかフィードに含まれていない場合、
フィードから消えてしまった記事でも残っていた方が便利です。
- ですが、フィードにあるものだけを表示した方が便利なこともあるかもしれませんので、
フィード毎に選択できると便利です。
- 改善方法
- [47] spam 判定が適用できない
- [19] レンダリングの程度の選択ができない
- [28]
<
や &
を勝手に HTML として解釈する - [49] 自動スクロールできない
- [51] 外部内容を表示できない
- フィード自体には本文の要約しか入っていないことがよくあります。
- その場合、本文を表示できるようになっているべきです。
- Google Reader やはてなRSS はそのような場合に新しい閲覧文脈で本文を開くことができるようになっていますが、
一々新しい閲覧文脈を開いたり閉じたりしなければならないのは非常に面倒です。
- FAQ に載っているので、そういう仕様のようです。作った人達はそれが使いにくいと思っていないということなんでしょうか。
- 改善方法
- [60] 外部内容の先読みができない
- フィードから外部の内容が参照されている場合で、
外部の鯖への接続には時間が掛かることがあります。
- 利用者が当該記事を読もうと選択した時に鯖に接続しにいくのではなく、
フィード・リーダーが適宜先読みを行ってくれれば、
利用者にとっては快適に記事を読めるはずです。
- 改善方法
- [62] 同じ外部内容を毎回読み込みなおす
- フィード内の各記事が参照している外部内容が同じ文書
(の素片識別子によって指定される異なる部分) であることがあります。
- その場合に、毎回外部内容を別の記事と見なして取得・レンダリングをしなおすのは無駄で、
無意味です。単に素片識別子の要素までスクロールすれば済むことです。
- Thunderbird2 は毎回読み込みなおすようです。
- 改善方法
- [54] 動作が重たい
- [55] 存在しないフィードへの対処が良くない
- フィードが
404
になったり、
鯖ごとなくなったりすることがあります。 - ただし、恒久的な消失の場合と一時的な不具合等による接続不可の場合があることに注意しなければなりません。
- 改善方法
- [56] 多数フィードの(半)自動処理機能を実行する場合、
途中であるフィードが存在しなくなっていても、
エラーで停止せずに、残りのフィードの処理を続けるべきです。
- [57] その場合でも、どのフィードでエラーが発生したのかを後から利用者が確認できるべきです。
- [58] また、認証等もそれによってすべての処理が中断されてしまわないような配慮があるべきです。
- [59] フィード中に本文が埋め込まれている場合、フィードから参照されている URL
の文書が存在しない場合には、 (表示できませんというエラーや
404
文書ではなく、) 本文の方を表示できるべきです。