[1] タイでは、 が標準時として用いられています。 周辺地域とあわせてインドシナ時間とも呼ばれています。
[20] 日本の標準時 とは2時間の時差があり、 日本が2時間進んでいます。
[58] タイ政府の保時機関の Webサイトでは、 เวลามาตรฐานประเทศไทย >>47, >>291、 Thailand Standard Time >>291 と呼ばれています。 他にタイ標準時、 タイ標準時、 バンコック時間 >>24 などと呼ばれています。
[45] 英語の略称として、 TST や THA と略されることもあります。 タイで用いられるものかは不明です。
[56] 周辺各国と同じ時刻であり、あわせてインドシナ時間などと呼ばれることもあります。
[120] tzdata はタイに関して Asia/Bangkok
を定義しています >>64。
[10] タイ国王ラーマ4世は、天文学に造詣が深く、自ら計算・観測を行っていました。 仏暦2400年 >>8, >>11、 東経100度29分50秒にタイ王宮時計塔を設け >>8, >>9, >>11 (北緯18度44分29秒)、 仏暦2411年に布告第306号でタイの標準時としました >>8, >>9, >>11。 これはバンコク平均時と呼ばれています >>8, >>11。 この経度は にあたります。
[277] タイ語版 Wikipedia は、元の地方時を としています >>276。
[65] tzdata の Asia/Bangkok
と英語版 Wikipedia は、
元の地方時を としています >>64。
[274] 英語版 Wikipedia は、 Chiang Mai Province を含む3つの province に天文台があり、までそれぞれの地方時を用いていた >>38 としています。
[39]
Shanks の THAILAND は、
から としています
(それ以前は LMT) >>31。
tzdata の Asia/Bangkok
は1880年を境にバンコク平均時
としています >>64。
根拠は不明です。
[286] 西暦1888年、タイ太陰暦にかわってタイ太陽暦が導入されました。 あわせてラタナコーシン紀元が導入され、ラタナコーシン紀元106年となりました。
[25] 1899年時点での英国政府からの情報によると、 Bangkok では王宮旧旗竿の経度である が用いられていました。電信による有線報時がありました。 鉄道はそれを用いていましたが、時計を5分遅らせていました。 >>26
[273] の日本の官報掲載の電信の時刻の表には、 暹羅は「バンコクノ時刻」とあります >>272。
[180] 大正7年に日本で出版された文書は、 明治44年の軍艦伊吹の報告として、 を盤谷府の標準時としていました >>193。
[284] 西暦1912年、 ラタナコーシン紀元から仏滅紀元に改められました。 タイ太陽暦 (4月年始) から採用されました。
[16] >>11, >>63、 タイ国王ラーマ6世の法令により >>11、 タイの標準時が に改められました >>63, >>11。
[13] の在盤谷日本領事館からの報告は、より、 から に標準時が改められるとしています。 に倫敦で開催された國際水路學會議の取極の趣旨に依るものとされています。 >>12
[53] Time Changes の THAILAND は、 から標準時 (それ以前は Bangkok 地方平時 100.31E (= )) としていました >>1256。
[66] Shanks の THAILAND は、 から としていました >>31。
[52] tzdata の Asia/Bangkok
はを境に
としています >>64。
[51] Wikipedia は の旧6時0分に新6時17分56秒に切り替えられ、 から となったとしています >>38。
[285] タイ太陽暦 (4月年始) 仏滅紀元の翌日はタイ太陽暦 (1月年始) 仏滅紀元に改められました。 これによってグレゴリオ暦と年の期間が一致するようになりました。
[5] 大東亜戦争では、日泰同盟により日本軍がタイに進駐しました。 日本軍は軍用時 を用いたのでしょうが、 タイを支配下に置いたわけではありませんから、タイの国内標準時は引き続き だったと思われます。 (同様に平和的に進駐した仏印でも、 現地の標準時はそのままでした。)
[6] 1943年に、 仏印、英領マラヤ、英領ビルマのタイ寄りの地域 (元々タイ領だったものの、以前の戦争の結果割譲された地域) が再びタイ領となりました。 大東亜戦争の結果、1946年頃までに再度周辺各国領土に戻っています。 これらの地域ではタイ領の期間中タイの標準時が用いられたものと思われます。
[54] 1940年代後半の国共内戦時代以後、
タイ北部には中華民国 (国民党) 軍の村があり、
1980年頃まで事実上の租界のような状態でした。
域内では民国紀元が使われていたといいます。
[62] 使っていた時刻は不明です。国民党の根拠地だった重慶など支那本土西部の中華民国の標準時は で、タイの標準時も ですから、 それを使っていたのでしょうか。あるいは報時機構が整備されていなかったなら、 現地の地方時だったのでしょうか。中華民国 (臺灣) のラジオを受信できていたなら、時刻同期もできていたでしょうか。
[275] より、タイ内閣の委託により Royal Thai Navy が原子時計によりタイの標準時を管理しています >>38。 Royal Thai Navy Hydrographic Department (HDRTN、タイ海軍情報局水路部) Navigational Aids Division が担当しています >>282。
[280] UTC(NIMT) を National Institute of Metrology Thailand (NIMT) の Time and frequency laboratory が管理しています >>279。 NIMT は HDRTN と協力して国内に報時している >>281 ということですので、両者のシステムが何らかの形で接続されているのでしょう。
[44] 2001年頃、タイ標準時を
に変更することが提案されていましたが、実現には至りませんでした。
その後も何度かASEAN標準時 への統一が持ち上がりましたが、
タイは反対していたようです。
[292] 制定 >>296 の Computer Crime Act BE 2550 により、 以後、 計算機を用いる企業はタイ標準時を用いることが義務付けられた >>290 といいます。
[294] 官報掲載の仏滅紀元2550年コンピュータ犯罪法 >>295 と思われますが、どの部分が標準時の強制の規定なのかはよくわかりません。
[57] 義務化の対象にはテレビ局も含まれているようで、当時は放送局ごとに時刻がまったくずれているのが常態化していたようです。 しかし施行後もテレビの時差は解消していなかった >>122, >>128 ようです。 ちなみにこのような状況はフィリピンの標準時でも起こっています。
[43] この実施の直前の、
タイの標準時が30分早まるとのデマが流れていました
>>293, >>37, >>40, >>42。 NIMT
からの実際の発表内容が一部改変された告知文が流布されていたようです。
(発表文で検索すると他にもいくつか転載サイトが見つかります。)
NIMT はこれを否定したようです >>41
(その発表文は Internet Archive に残ってはいますが、
復元不能な形で文字化けしていてどんな内容だったのかはわかりません)。
[40] Thailand’s time zone to change? | The Lost Boy (August 14th, 2008 by The Lost Boy ) https://web.archive.org/web/20080903011158/http://whatismatt.com:80/thailands-time-zone-to-go-back-30-minutes/
[29] มว.สร้างปรากฏการณ์ ประเทศไทยเวลาเดียว ตรงกันทั้งประเทศ ยกระดับการสื่อสาร สร้างสังคมคุณภาพ พัฒนาประเทศอย่างยั่งยืน – สถาบันมาตรวิทยาแห่งชาติ ( 版) http://www.nimt.or.th/main/?p=9200
[30] >>29 が >>28 の元の発表と見られるもの。国内時刻標準化のための長期計画の一部としてラジオ局との時刻同期機構が稼働したらしい。
[23] 1984年以後、タイ国内に数ヶ所の難民キャンプが設けられ、 ミャンマーからの難民が収容されています。キャンプ内ではミャンマーの標準時 が用いられているようです >>21 (2008年), >>22 (2014年)。
[125] リゾート施設は、国内標準時とは異なる独自のリゾートタイムを採用していることがあります。 詳しくはリゾートタイムを参照。
[3] 旧タイ領でイギリスや仏蘭西に割譲された地域については、 印度支那の標準時、ミャンマーの標準時、マレーシアの標準時を参照。
[50] イミグレーションの事務所にある時計で30分の時差がある - チェンライ、Sop Ruak - the center of the Golden Triangleの写真 - トリップアドバイザー () https://www.tripadvisor.jp/LocationPhotoDirectLink-g297920-d556626-i289862783-Sop_Ruak_the_center_of_the_Golden_Triangle-Chiang_Rai_Chiang_Rai_Province.html