quote

quote 要素 (HTML)

QUOTE 要素 (HTML)

[1] 引用を表す HTML行内要素です。

HTML3.0 にあるとする説がありますが、 I-D 00 には載っていません。その後の議論で追加することになったのかもしれませんが、未確認です。

HTML+blockquote 要素の代替として提案されています。 (後方互換性のために blockquote 要素も使えるとしています。) しかし HTML 3.0 には残らず、 bq 要素になっています。

(Longer Quotations <http://www.w3.org/MarkUp/HTMLPlus/htmlplus_26.html>)

[2] WebExplorer が実装していました。

q 要素のように実装、つまり既定スタイル quote:after,quote:before {content:"\x000022"} を仮定しているそうですが未確認です。 (情報源忘れた。)

[3] November,2002 - Diary <http://int.parfait.ne.jp/2002/200211.html#d2002112501> によれば、 ACCESSNetFront v3.0 for PocketPC も実装しているそうです。

しかし2002年11月にこんなものを実装するなんて意味不明です。 XHTML 2.0 WD も公開されていたのに。

[9] >>3 は間違いで、 q 要素を実装したという話っぽいです。 (名無しさん)

[10] 1996年頃の (後の) RFC 2070 を議論していた時の ietf-html ではやはり q 要素を互換性の点でどうするかという話になっていまして、その時にも XHTML 2 的な意味の quote 要素型が提案されています。 歴史は繰り返すのだ。 (名無しさん)

[11] Viola が HTML+ の方のブロック要素の quote を実装しています。

quote 要素 (XHTML 2.0)

[4] XHTML 2.0 の最初の WD では、旧来の q 要素が廃止され、 quote 要素が新設されています。

[13] 引用符・鉤括弧という (非 XML 的) マーク付けの代わりに <q></q> というマークを付ける Q 要素の方法は中々実装されず、 WinIE などは未だに引用符を表示することが出来ません。 この反省から XHTML 2.0 では引用符を q 要素の内容とし、混乱を防ぐために要素型名を変更したのでしょう。

[5] マーク付け手法(謎)的には後退したような気もします。 複雑なところです。 (もっとも、従来の q 要素の方法が好きなら、 XHTML 2.0 を主として使いつつも引用要素だけ別名前空間の q 要素を使うことが出来ます。)

[12] XHTML 2.0 - XHTML Text Module <http://htmlwg.mn.aptest.com/htmlwg/xhtml-m12n-2/mod-text.html#sec_9.8.>

要素型名qに戻っている件。 (名無しさん 2006-02-21 15:28:38 +00:00)

[14] 結局第8次案では意味を変更したまま要素名だけ q に戻されました。