locktoken

ロックトークン (HTTP)

[19] ロックトークン (lock token) は、ロックを表す状態トークンです。

仕様書

意味

[3] ロックトークンは、特定のロックを識別する状態トークンです。 ロックはちょうど1つだけロックトークンを持ちます。 >>2

[4] ロックトークンは、生成した大域的に固有な識別子です >>2クライアントはこれを解釈しようと試みてはなりません >>2

[5] ロックトークンは、すべての時刻のすべての資源について固有でなければなりません >>2

構文

[11] UUIDurn:uuid: URL の形でロックトークンとして使うことが推奨 (encourage) されています >>2

[12] しかしそれ以外の URL を使っても構いません >>2

[14] opaquelocktoken: URL schemeロックトークンとして使うために定義されました。

文脈

[7] LOCK 要求によって新しいロックが作成された時には、 応答Lock-Token: ヘッダー本体ロックトークンが指定されます >>2

[13] ロックトークンIf: ヘッダーに指定されることを、 「提出」されるといいます >>1

[6] クライアントは、ロックを返した資源以外の要求においてもロックトークン提出して構いません >>2

[8] ロックトークンDAV:lockdiscovery 特性などで公開しても構いません。資源の所有者が解放されないロックを解放したいときなどにこれを利用できます。 >>2

[9] UNLOCK 要求ロックトークンを指定することによって、 ロックを解放することができます >>1。 ただしロックを解放できるのはロック作成者特権を持った principal のみです。

[10] ロック作成者以外のクライアント利用者の手引きなくロックトークンを使うべきではありません >>2

locktoken 要素 (WebDAV)

[16] DAV: 名前空間locktoken 要素は、ロックに関連付けられたロックトークンを表します >>15

[17] 内容は、要素内容で、 href 要素1つです。 ロックトークンURL を含めます。 >>15

[36] locktoken 要素activelock 要素子要素として使うことができます >>37

歴史

[18] RFC 2518 では例示で locktoken: という URL scheme が用いられていました。 RFC 4918 では使われていないようです。