[26] PROPPATCH
は、資源の特性の変更や削除を指示する要求メソッドです。
[4] PROPPATCH
メソッドは、要求URLによって識別される資源の特性を設定したり、削除したりすることを求めるものです >>3。
[8] 要求の payload body は、 propertyupdate
要素でなければなりません >>3。
[19] DAV:
名前空間の propertyupdate
要素は、資源の特性を変更する要求を含めるもの >>18 です。
[5] WebDAV に従う資源は、 PROPPATCH
メソッドおよび要素
propertyupdate
、set
、
remove
に対応しなければなりません >>3。
[6] このメソッドの処理は、アクセス制御の制約の対象となります >>3。
[7] WebDAV に従う資源は、任意の死特性の設定に対応するべきです >>3。
[9] 鯖は、 propertyupdate
要素の子要素を文書順に処理しなければなりません >>3, >>25。
[10] 要求に含まれる指示はすべて実行するか、どれも実行しないかのいずれかでなければなりません。 処理途中でエラーが発生したら、実行済みの処理はすべて戻してエラーを返さなければなりません。 >>3
[22] 特性を変更しても、 Last-Modified:
ヘッダーに使う値は更新するべきではありません >>21。
[11] 要求の payload body に従って処理を開始した場合 (そこまででエラーとならなかった場合) には、
207
応答を返さなければなりません >>3。
[14] propstat
要素の status
要素では、クライアントは任意の 2xx
、
3xx
、4xx
、5xx
状態符号に対応できるべきですが、特に 200
、
403
、409
、424
、
507
を用います >>3。
[27] 設定や削除が成功したら、 200
を使うことができます >>3。
[15] 保護された特性を変更しようとして 403
エラーとなった場合には、
事前条件符号 cannot-modify-protected-property
を指定するべきです >>3, >>23。
[28] その他何らかの理由で変更を拒否する時も、 403
を使うことができます >>3。
[29] 値が当該特性の意味的に正しくない時は、 409
を使うことができます >>3。
[30] 値を保存するストレージ容量に問題がある時は、 507
を使うことができます >>3。
[32] RFC 3253 - Versioning Extensions to WebDAV (Web Distributed Authoring and Versioning) () https://tools.ietf.org/html/rfc3253#section-3.12
[34] RFC 4316: Datatypes for Web Distributed Authoring and Versioning (WebDAV) Properties, https://www.rfc-editor.org/rfc/rfc4316.html#section-4
[33] RFC 4791 - Calendaring Extensions to WebDAV (CalDAV) () https://tools.ietf.org/html/rfc4791#section-5.2.10
[31] RFC 8144 - Use of the Prefer Header Field in Web Distributed Authoring and Versioning (WebDAV) () https://tools.ietf.org/html/rfc8144#section-2.2