5xx

状態符号群 5xx (HTTP)

[12] 5xx は、側のエラーによって要求を処理できなかったことを示す状態符号群です。

仕様書

意味

[9] 5xx は、自身が異常であると気づいていることや、 指定された要求メソッドを実行できないことを示します >>8

構文

[10] は、HEAD 要求メソッドの場合を除き、 エラーの状態の説明やそれが一時的なものか永続的なものかの説明を含む表現を送信するべきです >>8

[508] 5xx では Date: ヘッダー生成しなくても良いとされています >>507

[509] 5xxの異常状態を表すことがあるので、 時刻を正しく得られない可能性を考慮してのことでしょう。

状態符号の決定

[1] 4xx を参照。

処理

[11] 利用者エージェントは、表現が含まれていれば利用者表示するべきです >>8

歴史

[7] RFC 1945 (HTTP/1.0) 9.5; RFC 2068・RFC 2616 (HTTP/1.1) 10.5 Server Error 5xx

Response status codes beginning with the digit "5" indicate cases in which the server is aware that it has erred or is incapable of performing the request. If the client has not completed the request when a 5xx code is received, it should immediately cease sending data to the server. Except when responding to a HEAD request, the server should SHOULD include an entity containing an explanation of the error situation, and whether it is a temporary or permanent condition. User agents SHOULD display any included entity to the user. These response codes are applicable to any request method and there are no required header fields.

数字 5 で始まる状態符号は、 サーバーが、自身が誤っているか又は要求を処理する能力がないと知っている場合を示します。 5xx 符号を受信した時にクライアントがまだ要求を完了させていなければ、クライアントは即座にサーバーにデータを送信するのを止めるべきです。 HEAD 要求への応答を除いて、サーバーは誤りの状況とそれが一時的な状況なのか永続的な状況なのかの説明を含めた実体を含めるべきです利用者エージェントは、含まれている実体を利用者に表示するべきです これらの応答符号はどの要求 method にも適用可能ですし、必須の頭欄はありません

注 : 修正はすべて 1945 → 2068 の差分。

関連

[506] クライアント要求に関するエラーを表す 4xx に対して、 5xx側のエラーを表します。 通常は 5xx エラーに対してクライアント側で対処する方法はありません。

[510] クライアントは、 5xx 応答だけでなく、 5xx すら返せない状況や、 下位層プロトコルのエラーも想定して対応できなければなりません。

HTTP接続も参照。