[14] 標準化の世界では、権力は多元的かつ流動的です。様々な出自と目的を持つ無数の団体が、 それぞれのルール (標準化過程) に基づき、合従連衡を繰り返しながら影響力を競い合っています。 ここでは、どの標準が技術的に優れ、多くの支持を集め、市場に受け入れられるかという、 極めて政治的な競争が繰り広げられています。
[3] 国際機関、国家機関、企業連合、任意団体など様々な標準化団体があります。 多分野にわたるものから単一の規格に限定されるもの、誰でも参加できるものから国の代表が参加するものまで、規模も様々です。
[5] 単独の団体もあれば、他の団体の標準規格の原案を提出することを目的に設立されているものや、 他の団体の出版業務等を分担する目的の団体もあります。
[7] 特定企業のみによって制定される標準の場合、 その企業 (の一部門) が標準化団体機能を有するのですが、 普通はその企業のことを標準化団体とはいいません。
[9] 標準化団体の名称と、その団体の標準文書のシリーズ名は、 同じこともあれば、違うこともあります。 違う場合でも、よく混同されています。 ややこしいことに、 標準化団体の他に標準文書の出版企業があったり、 原案委員会のような組織がわかれていたりします。
[4] 標準化団体やその標準化手続きでは、様々な専門用語が使われています。 それらは多くの標準化団体で共通するものもあれば、個々の機関で独特に用いられるものもあります。
[6] 次のような下部組織形態があります。実際の構成は標準化団体ごとに様々です。 名称が同じでも機能が異なっていることもあります。
[2] Standards-related organizations that have registered Media Types in the Standards Tree ( ( 版)) http://www.iana.org/assignments/iesg-recognized-organizations/iesg-recognized-organizations.xhtml#organizations
[13] 標準化の目的は相互運用性の実現・向上ですが、 標準化団体の目的は標準仕様の策定です。 この微妙なズレは時に標準化の失敗を引き起こします。