[8]
span
要素の
ruby
属性は、
ルビを表すものでした。
[9] に提案された仕様案で定義されていました。
本項は歴史的事項を説明しています。本項の内容の一部または全部は、現在の状況とは異なるかもしれません。
(なお本項の内容の一部または全部は、互換性または歴史的連続性のために現在も有効な場合もあります。しかし新たに利用することは避けるべきです。)
版 | -00 >>2 | -01 >>1 | -04 |
---|---|---|---|
日付 (文書ヘッダー) | 30 August 1996 () | 28 February 1997 () | |
失効 (文書ヘッダー) | 30 February 1997 () | 30 February 1997 () | |
日付 (頁ヘッダー) | 28 August 1996 () | 28 February 1997 () | |
失効 (頁フッター) | 28 February 1997 () | 31 August 1997 () | |
日付 (履歴) >>6 | 1996-09-02 00:00:00 -0700 () | 1998-03-17 00:00:01 -0800 () | 1997-03-03 00:00:04 -0800 () |
失効 (履歴) >>6 | 1998-05-01 00:00:00 -0700 () |
[3] IETF のデータベース上は -00 と -01 の間に -04 があることになっていますが、 ファイル本体はなく、ウェブ検索でも出てこない謎の版です。
[4] ファイル中の全体ヘッダーの日付、頁ヘッダー・フッターの日付、データベース上の日付が錯綜して混乱しています。 2月30日という存在しない日付も出てきます。 有効期限が -00 と -01 で更新されないといけないところが変わらないままです。 このあたりが原因で謎の -04 が出現したのかもしれません。
[7] データベース上の履歴の日付が少し遅れるのはファイル提出から手続き完了までの時間差なのでしょう。 時刻が0時0分なのは、元々日付単位の記録しかなかったためと思われますが、 01秒や04秒が混じっているのは謎です。
[5] Internet Draft の配布サイトでは有効期限経過後、最後の版 + 1 のファイルに失効の旨だけ書かれたファイルが置かれていました。 -04 はそれだったのかもしれませんが、普通なら -02 になるべきところのようにも思われます。 謎の -04 の日付はちょうど -00 から6ヶ月後になっていますから、 -01 が提出される前に一瞬そのようなファイルが存在していたのかもしれませんが、 だとしてもそれは -01 となるはずで -04 となっているのはやっぱり謎です。
[DUR96] M.J. Duerst, "Ruby in HTML", http://www.ifi.unizh.ch/
groups/mml/people/mduerst/ruby/ruby.html>, May 1996.
[12] 同じ作者によるWeb頁 (論文?) があったようですが、 残念ながら Internet Archive にも所蔵がありません。
[14] おそらく >>11 と >>13 は同じものと思われます。 URL の間違いなのか変更なのかは不明です。 (>>13 の元 URL は W3C のルビの頁 (著者は Martin Dürst) から参照されていました。)
[16]
>>13 では ruby=""
案の他に要素案もいくつか検討されていました。
いずれも現行 <ruby>
とは違うものでした。
[17] >>13 では独立仕様案の他に HTML 2.x への追加案もあってそちらが推されていました。
[19] , に Junichiro Kida が 8th Unicode conference で日本文化におけるルビについて講演しました >>24 #page=3。 これが大いに話題になりました。 >>13
[20] ルビは文字よりも上位層で扱われるべきと考えられ、 HTML 2.x に携わっていた Martin J. Dürst はその HTML における実現法を検討し始めました。 の Fifth International World Wide Web Conference の Internationalization workshop >>21, >>22 の議論 >>23 でその思いをより強くしました。 >>13
[10]
Martin J. Dürst
案は
I-D
として発行された後、
W3C I18N WG
で
Martin J. Dürst
も関与した
WD
がに発行されることになりますが、
Martin J. Dürst
が示した提案とは別の形の ruby
要素を使った方式となっていました。
ruby
ruby
を使うものもあった。
現行仕様とは異なる。