atom:id
要素 (Atom 1.0)[16] atom:id
要素は、
エントリーやフィードの永続的・普遍的に固有な識別子を表します
RFC 4287 4.2.6.。
[11] この要素は atom:feed
の子要素として1つだけ必ず使用しなければなりません
Atom 1.0 4.1.1.。
[13] この要素は atom:entry
の子要素として1つだけ必ず使用しなければなりません
Atom 1.0 4.1.2.。
[17] この要素の内容は RFC 3987 IRI (IRI参照ではなく。) でなければなりません RFC 4287 4.2.6.。
[19] Atom処理器は内容である URL が解参照可能であると仮定してはなりません RFC 4287 4.2.6.。
[20] Atom文書が移動、輸出入、再出版その他の扱いを受ける時に atom:id
を変更してはなりません RFC 4287 4.2.6.。
[21] atom:id
の内容はその固有性が保障される方法で生成しなければなりません
RFC 4287 4.2.6.。
[22] 生成時には、解参照による混乱を防ぐため、次の正規化を行っておくべきです RFC 4287 4.2.6.。
/
と等しい scheme
では /
を使う[23] >>22 は空の port といっていますが、意図は port 部分を省略する、 ということではないのでしょうか。
[8] 値の比較の方法については、URLの比較の項を参照してください。
[12] Atomフィード文書内に同じ atom:id
の atom:entry
要素が複数存在する場合、
それらは同じエントリーを表します Atom 1.0 4.1.1.
詳しくは atom:entry
の項を参照してください。
[15] RSS 2.0 の guid
要素と似ています。
guid
では URL でない値を用いることもできますが、
atom:id
は URL でなければなりません。
[14] SGML/XML の ID や HTML の id
とは名前こそ似ていますが、意味が大きく異なります。それらは文書内で一意な識別子であるのに対し、 atom:id
は同じものが Atomフィード文書内で複数使われていても構いません
(もちろん、同じ値なら同じ Atomエントリーを表すとみなされます)。
構文的にも、 HTML では任意の文字列が認められているのに対して、
atom:id
は URL でなければなりません。
[25] thr:in-reply-to
要素と at:deleted-entry
要素には ref
属性があり、 atom:id
要素の値と同様にエントリーの識別子が指定されることが想定されています。
前者については atom:id
と同じような要件が課されています。後者は
URL であること以上は明記されていませんが、削除前の atom:id
と同じであることが要求されており、間接的ながら同じ条件が課されているとも解し得ます。
atom:id
要素 (Atom 0.3)[1]
Atom 0.3 の atom:id
要素は、
フィードやエントリーの永続的で大域的に固有な識別子を表します
Atom 0.3。
仕様書:
[2] この要素の内容はフィードを永続的、大域的に固有な識別子です。 この識別子は時を経ても、たとえフィードの所在やエントリーの他の表現の所在が変化したとしても、 変わってはなりません。Atom 0.3
[3]
atom:feed
の子要素の場合は、
内容は URI でなければなりません Atom 0.3。
URI の定義は明記されていませんが、仕様書中で「URI」が初めて登場する箇所で
RFC 2396 が引用されており、ここでも RFC 2396 を指すと思われます。
URI が文字通り RFC 2396 URI を表すのか、
あるいは URI参照を表すのかは不明です
(相対URIが使えるのか、素片識別子が使えるのかが異なります)。Atom 0.3 2章の規定により
xml:base
属性はこの要素には適用されません。
[5] atom:entry
の子要素の場合は内容が URI
とは規定されていませんが、ミスでしょうか。
[6] atom:entry
の子要素の場合、
同じエントリーが同じ実体によって出版される別のフィードに含まれる場合、
両者の atom:id
は同じでなければなりません
Atom 0.3。
[4]
この要素は atom:feed
要素の子要素として高々1つ使うことができます
Atom 0.3。
[7]
atom:entry
要素の子要素として何個使えるのかは
Atom 0.3 では規定されていません。
[26] Citation Style Language 1.0.1 ( ( 版)) <http://citationstyles.org/downloads/specification.html#info>