RFC 2396

RFC 2396

[2] RFC 2396 は、かつて URI (現在の URL) を定義していた RFC でした。 URL仕様書としては、 第3世代に当たるものでした。

状態

[5] RFC 2396RFC 1738RFC 1808更新するものでした。

[14] RFC 1738 は代表的な URI scheme の規定を含んでいましたが、それらの規定は RFC 2396 に含まれていませんでしたから、廃止ではなく更新とされたようです。

詳しくは RFC 1738 参照。

[15] RFC 1808廃止でなく更新とされた理由は不明です。 RFC 2396 に相当する部分が無いのは Base: ヘッダーの定義のみですが、 RFC 2396 には Content-Location: ヘッダーへの参照に置き換えた >>13 とありますから、廃止しない理由としては不審です。

[6] 後に RFC 2732IPv6アドレスの構文を追加するため RFC 2396更新しました。

[3] RFC 2396RFC 2732RFC 3986 により廃止されました。

[16] RFC 1808RFC 3986 により廃止されています。

[4] RFC 2396廃止された RFC です。

[1] 現在は URL Standard が最新の定義と考えられています。

規定の範囲

[7] RFC 2396URI について、絶対形相対形の両方を規定していました。

[9] 具体的な URI scheme の規定は含まれていませんでした。

[8] 一つ前の世代の RFC 1738絶対URIRFC 1808相対URI と別々に規定されていましたが、統合されました。 RFC 1738 には基本的な URL scheme の規定が含まれていました。

[10] RFC 2396 が規定していたのは ASCII の範囲のみを使った URI だけでした。非ASCII文字を使ったもの (後の IRI) はまだありませんでした。

[11] RFC 1738アドレスの呼称を「URL」としていましたが、 RFC 2396 では「URI」となっていました。

関連

[17] URL の歴史の流れについては、 URL の歴史の項を参照してください。