draft-ietf-iiir-html

draft-ietf-iiir-html

[2] HTML 1.0 は、 HTML の初期の版です。

HTML 1.0 とは何か

[12] 「HTML 1.0」と題して発行された HTMLの仕様書は存在しません。

[11] 現在では Internet Draft として発行された比較的初期の HTML 仕様である draft-ietf-iiir-html を指す言葉として使われています。

[13] 当時は 「HTML 1.0」とは呼ばれていませんでしたが、いつからか「HTML 1.0」 がこれを指すようになりました。

[29] 実のところ draft-ietf-iiir-html の文中には版が 1.1 (>>19), 1.2 (>>25) と書かれています。

[30] Internet Draft になる前の仕様書の版として、例えば 0.3 が知られています。 HTMLの仕様書

[31] 更に遡ると HTML2 と呼ばれていたものがありました。 現在の HTML 2.0 とは異なります。 HTMLの仕様書

[32] つまり HTMLHTML2 →・・・→ HTML 0.3 →・・・→ いわゆる HTML 1.0 (1.1 → 1.2) → HTML 2.0 →・・・ と変わってきたわけです。

[88] ということは 0.3 と 1.1 の間に真の 1.0 があっても良さそうなものですよね。 未発見ですが...

[39] HTML Pro は、 HTML の版の列挙において

HTML "1.0" (CERN, 1992)

と書いています。 >>38

[40] 具体的にどの版を指しているのかは明言されていないので検証が必要ですが、 時点で CERNWebサイトで提供された仕様書のいずれかの段階を指しているのでしょう。 draft-ietf-iiir-html よりも前の段階になります。 「"1.0"」 と括っているので、 HTML 1.0 と称していないことを承知の上で便宜上 1.0 と呼んだということなのでしょう。

[10] >>1 HTML2.0 以前の“公式”な HTML 仕様の存在についての話題。 すみけんたんが質問、あさたくセソセイや mimasa セソセイが回答・雑談という豪華キャスティングでお送りします。

[33] >>1 このスレッドからのやり取りですが、 その中では HTML 1.0 と呼ばれるものは出てきていません。 この時点でまだ HTML 1.0 と呼ばれて共通して理解されるものはなかったのでしょう。

[51] draft-ietf-iiir-html編集者である当の Dan Connollyhttp://www.w3.org/MarkUp/draft-ietf-iiir-html-01.txt >>21 のことを

the so-called "HTML 1.0" spec.

と紹介しています。 >>50 このページはに作られたとされ >>50Internet Archive では時点のものが最古です >>49。業績リストという性質上、平成10年時点から書かれていた可能性が高そうです。

[42] Another HTML-lint付で HTML1.0 として http://www.w3.org/MarkUp/draft-ietf-iiir-html-01.txt >>21 を参照しています。 >>41

[45] 日本で「HTML 1.0」 = draft-ietf-iiir-html 説が広がったのは AHL の影響が大きいと思われます。

[54] 平成時代中期の日本Web業界でよく参照されていた The Web KANZAKIの記事で Dan Connolly のページ >>50 を引きつつ HTML 1 のことを

HTMLに正式なバージョン1は存在しませんが、最初のDTDを定義したダン・コノリー(Dan Connolly)は1993年にInternet Draftとして提出されたものを「「いわゆるHTML 1.0」」と呼んでいます。

と説明しています。 >>52 (この記事は平成13年より前から存在していましたが、 Internet Archive およびこの記事の奥付によれば平成13年の改訂により追加された部分のようです。)

[44] HTML の起源を研究していた Sean B. Palmer付の文書で HTML 1draft-ietf-iiir-html (v00 >>15, v01 >>21) だとしています。 >>43

[116] Web Applications Markup Language 1.0, , Ian Hickson, Working Draft, , , http://www.hixie.ch/specs/html/apps/web-apps-1

Annotations? (Probably not: it failed with HTML1, why should it work now?)

[117] >>116 将来構想として示されているものの1つ。この HTML1 は何だろう。 Annotations というのが何を指すのか不明。 Annotations (Amaya) かとも思うが時代が違う。


[58] 平成時代前半の日本で非常によく参照されていた とほほのWWW入門 は、当時は HTML 2.0 はあっても HTML 1.0 の記述がありませんでした。 >>57, >>55, >>56

[61] ところが令和時代に入ってからの更新 (時点にはまだありません >>59。)HTML 1.0 の解説が追加されています。 http://www.w3.org/MarkUp/draft-ietf-iiir-html-01.txt >>21 を参照しています。 >>60 他の同様の解説サイトがネタ元でしょうか。


[35] JPNIC更新の文書で

HTML Version 1.0 was published.

としています。 >>34 一覧では根拠、出典は示していませんが、 日本語頁の方には

HTMLバージョン1.0が公開される

IETF (Internet Engineering Task Force)において、Tim Berners-LeeとDaniel Connollyによって、HTMLのバージョン1.0がインターネットドラフトとして提出されました。

と書いて >>36 http://www.w3.org/MarkUp/draft-ietf-iiir-html-01.txt >>21 にリンクしています。

[37] published / 公開 / 提出と曖昧に言葉を使い分けながらあたかもこのとき最初の HTML が作られたかと誤認を誘う記述や、 IETF といいながらなぜか W3C にリンクしていたり、問題が多いといえます。


[89] この他にも「HTML 1.0」に関しては怪しげな言説が巷には溢れています。 いったいどこから湧いてきたんでしょうね??

[62] HTML文章の歴史を振り返る - 静岡県藤枝市のデザインスタジオ・エフ, https://design-studio-f.com/blog/hypertext-markuplanguage-history/

1993年6月IIIR Working Group より提出されたインターネット・ドラフトをHTML1.0と呼び、初めて一般に公開されたHTML仕様書と言われています。今でもWorld Wide Web Consortium (W3C)のサイトでHTML仕様書の内容をみることができます。

[63] >>62 「言われています」って誰がそんなデマを言ってるんだ... までは隠してたの? なんで?

[81] HTMLの仕様と正しい書き方, , https://manabu.quu.cc/up/6/e61490.htm

HTMLの原型は URL,HTTPを含め ティム・バーナーズ リー(Tim Berners-Lee)氏によって発案されました。 HTML自体は SGML(Standard Generalized Markup Language)を元にして考案されたと言われています。 一般に公開されたのは、1993年のHTML(HyperText Markup Language)1.0です。

[82] >>81 Dan Connolly 以後が HTML で、それまでの TimBL の仕様と WorldWideWebHTML とは認められないってこと? これは斬新な説だなあ。

[75] History of HTML, , https://www.bu.edu/lernet/artemis/years/2020/projects/FinalPresentations/HTML/historyofhtml.html

  • 1991- Tim Berners-Lee invents HTML 1.0

  • 1993- HTML 1.0 is released. Not many developers are creating websites at this time.

[76] >>75 に発明し、 に公開した・・・とは!? まさか2年間は秘密にしてたとかいわないよね・・・

[64] HyperText Markup Language - Wikipedia, , https://ja.wikipedia.org/wiki/HyperText_Markup_Language#HTML_1.0%E3%80%81HTML+

1993年6月に、IETFのIIIR Workingグループより提出されたHTML仕様書https://www.w3.org/MarkUp/draft-ietf-iiir-html-01.txtがインターネット・ドラフトとして発表された。本来はバージョン番号が付いていないが通常HTML 1.0と呼ぶ。このドラフトはティム・バーナーズ=リーおよびダニエル・コノリーによって、ティム・バーナーズ=リーの出したHTML Design Constraintshttps://www.w3.org/MarkUp/HTMLConstraints.htmlに極力従うように書かれた。

[65] >>64 「バージョン番号が付いていない」とかリンク先 >>21 を呼んでいないことが丸わかり。

[66] >>64 後半の Design Constraints が云々も意味不明。リンク先の I-D にはそんなこと書いていない。 HTML の設計に関する古い文書はいろいろあるのに、 なぜ突然それだけ引用するのか。ここで >>52 を眺めると HTML 1 の項で draft-ietf-iiir-html-01 を紹介した後に徐ろに HTML Design Constraints が引用されていることに気づく。なるほどこれを意味もわからず要約したら >>64 になるわけだな。

[67] HTML - Wikipedia, , https://en.wikipedia.org/wiki/HTML

[68] 同じWikipediaでもEnglish版には「HTML 1.0」「HTML1」「HTML 1」 は全く出てこない (それはそれでどうかと思うが)。 HTML の仕様書案の一覧はのものから始まっており、 draft-ietf-iiir-html-00 は1.1版、 draft-ietf-iiir-html-01 は1.2版と正しく引用されている。 HTML 1.0 に関する限り English 版は日本語版と比べ物にならないレベルでまとも。

[70] 「HTML 4.01」と「XHTML 1.0」と「HTML5」の違いまとめ フラップイズム, 最終更新日:2014年02月01日, 公開日:2014年02月01日, https://www.flapism.jp/html/107/

「HTML」の前身は「SGML」という言語で、「SGML」はもともとは軍艦などのマニュアルを閲覧しやすくし、長期間保存することが目的でした。 その「SGML」に前述の「ハイパーテキスト」の要素を足したものが「HTML」と言えるでしょう。

「HTML」自身は、最初のバージョンとなる「HTML 1.0」が誕生してから幾度となく仕様変更を重ね、1999年の年末に「HTML 4.01」が策定され、これが普及しました。

「XHTML」は、「HTML」に「XML」の要素を追加したものです。「拡張可能なHTML」とも言われます。 他の言語の組み込みを可能にし、いわゆる「リッチな」言語として「XHTML 1.0」が2000年に策定され、勧告されました。

[71] >>70 すべてが間違っているのでどこから突っ込んでいいのかわからない。

[72] The Evolution of HTML: From Version 1.0 to 5.0 | by TechWiseNow | Medium, TechWiseNow, Jun 5, 2023, https://medium.com/@techwisenow/the-evolution-of-html-from-version-1-0-to-5-0-fbb7a60121a5

HTML 1.0 (1991):

  • It was the first standardized version of HTML.
  • Limited functionality, primarily focused on structuring and displaying text documents.
  • Basic elements like headings, paragraphs, lists, and links were introduced.

[73] >>72 にもなって最新版は HTML 5.0 だとか書いているやばい記事だが、 HTML 1.0標準化されたとのこと。

[74] これは反応に困るなあw CERN が自分のところの新プロジェクトの技術仕様を自分のところのウェブサーバー(新技術)で公開することを標準化といっていいのかどうか... 標準ではあるよな、その時点で他に誰も使ってないんだしw

[77] 付録|5日でおぼえるHTML, https://zenn.dev/shunkus/books/bd5df6fe54637f/viewer/80e4f5

HTML 1.0 (1991年)

  • WWW(World Wide Web)の創始者であるティム・バーナーズ=リーによって策定された初期バージョン
  • 当時は単にHTMLと呼ばれていた
  • 見出し、段落、リスト、リンクなどの基本的な構造を定義

HTML 2.0 (1995年)

  • HTMLの正式な仕様書が発表された
  • formulaire(フォーム)の概念が導入された
  • 文字参照の仕様が追加された

[78] >>77 これもHTML 1.0 とする説。 この説も意外と広まっているのか? ただし「当時は単にHTML」ともある。いつから HTML 1.0 と呼ばれるようになった?

[79] 2.0 の項を見ると 1.0 はまだ「正式」ではなかったらしい。 IETF標準でないから「正式」とは認めないという立場かな。

[80] 2.0 で文字参照が追加されたことになっているが、 文字実体参照頃から存在していて draft-ietf-iiir-html には文字実体参照数値文字参照もある。 たしかに HTML 1991 にはまだ存在していなかったが... 1.0 と 2.0 の間はないという世界観なら仕方ないか...

[91] 「5日で覚える」というテーマでやってるのに6日目に蛇足だし、 このテーマに惹かれるほど切羽詰まってる人に歴史なんて教えてどうすんの、 っていう疑問が... そこまでして教えたいならもっと勉強してから執筆してよ...

[83] Web ページの仕組み, http://webcache.googleusercontent.com/search?client=firefox-b-d&q=cache%3Ahttp%3A%2F%2Fwww.ep.sci.hokudai.ac.jp%2F%7Einex%2Fy2014%2F0627%2Fpractical%2F02_tag.html

HTMLにはいくつかのバージョンがあります. 初代の正式仕様は1993 年に公開されたHTML 1.0 で, 正式版としての最新バージョンはHTML 4.01 です. 2014年6月現在, 正式版ではありませんが, HTML5 という, 現在開発が進んでいる次世代のHTML があります.

[84] >>83 WHATWG の仕様は「正式版」とは認めてもらえないし、 当時の大部分のWebブラウザーが依拠していても「次世代」扱いになってしまう (HTML5) のに、 IETF Internet Draft (HTML 1.0 なら draft-ietf-iiir-html と解釈するしかない) は「正式仕様」とみなしてもらえる。 思想が強すぎて理解不能だぜ。

[85] 槻ノ木隆の「BBっとWORDS」, 2005/11/28 10:58, https://bb.watch.impress.co.jp/cda/bbword/11940.html

SGML、肝心の文章でどの程度採用されているかと言われると結構怪しかったりします。割と重厚な機能を持つわりに、編集に関しては不得手つまり、編集のたびに膨大な変更が必要になるので、内部は独自形式で持ち、入出力だけSGMLという作り方をしていればともかく、内部的にSGMLの構造をそのまま持ったりすると偉く動きの鈍いアプリケーションになってしまうあたりが敗因かもしれません。

まぁ、これは余談なのでおいておくとして、「WWW(World Wide Web)」というものが世の中に出てきたときに、これをどうやって内部的に格納するかという問題がありました。この際に編み出されたのが、SGMLの構造を大幅に簡素化し(SGMLの枠組みの一部だけを流用した、というのが正確でしょう)、文章を作成・公開するのに必要な要素や属性だけを組み込んだのが「HTML 1.0」です。つまり、文章が<HTML>ではじまり</HTML>で終わるとか、本文は<BODY>ではじまり</BODY>で終わるといった要素や、<B>と</B>で囲った範囲は太字で表示するなど、そういったことです。

ただし、このHTML 1.0は「CERN httpd(CERNとはConseil Europeen pour la Recherche Nucleaire:ヨーロッパ合同素粒子原子核研究機構の略。現在はLaboratoire Europeen pour la Physique des Particulesに改称。最初のWebサーバーはこのCERNで作成されたことからこの名前があります)」と、NCSA BrowserというWebブラウザの間だけでの約束事でした。その後、さまざまなWebサーバー(AN HTTPD、Apacheなど)や、さまざまなブラウザ(MOSAIC、Netscape、Spygrassなど)が登場するに至り、相互での解釈が異なっていたり、勝手に拡張された機能があったりという状況になってきました。

そこで、1995年10月に「IETF(Internet Engineering Task Force)」内のHTMLワーキンググループから公開された仕様書が「HTML 2.0」と呼ばれるものです。HTML 2.0は、HTMLの基本構造をより明確にする(例えばメディアタイプをtext/htmlとするや、<!DOCTYPE...>で文章を開始するといったものです)とともに、1.0の時代に混乱していた文法を統一する働きをしました。IEの1.0/2.0はまだ不十分でしたが、Netscape 2.0はこのHTML 2.0に対応したブラウザとして広く普及しました。

[86] >>85 よくもまあこんな根も葉もないことが書けたものだ。 間違ってるところを指摘するより正しいところを探す方が楽。

[87] 正しい所は SGML が重厚な機能を持つ、 SGML が普及しなかった、 解釈違い・勝手に拡張された、 1995年に IETF HTML WG が HTML 2.0 を出した、 くらいじゃないかなw

[90] HTML 2.0RFC になったのは10月じゃなくて11月だったよw そのレベルすら正しくないのかよw

[93] >>92

世界初のHTMLとして、ジュネーブのCERN(欧州原子核研究機構)のティム・バーナーズリー赤字らが開発したのが「HTML 1」赤字(W3C®では、"The First Version of HTML"赤字と呼ばれています)です。

そして1991年に、このプロジェクトによりHTML 1が公表されたのです。

HTML 1の特徴は、純粋に「文書」を作成・公開するのに必要な要素・属性しかもたないないことです。例えば、現在では当然となっている トップレベル要素(<HTML>、<HEAD>、<BODY> など)はなく、文書は <TITLE> からはじまることになっています。また、テキスト装飾要素(<B>、<I> など)は全くなく、原初的なテキスト定義要素(<H1>、<ADRESS> など)があるだけです。

ただ、今日使用されているリスト関連要素(<OL>、<UL> など)のほとんどがすでに定義されており、またHTMLの象徴的機能であるリンク要素(<A>)や、ページ内をキーワード検索するためのフォーム(<ISINDEX>)が定義されている点が、その後のHTMLの急速な発展を予感させます。

[94] 赤字は font 要素。

[95] >>93 では W3C がいう 「The First Version of HTML」を HTML 1 と読み替えている。しかし具体的に何を指すのかは何も書いていない。

[98] >>96 には HTML 1 の要素一覧がある。 base も含まれる。

[99] >>97 には base の項に

※ HTML 1では,概念が示されているのみで,記述方法は例示されていない。また,HTML1では,「現在では使用されない」と述べられているが,HTML 2.0で正式に定義されるに至った。

とある。

[100] これらの説明は頃の HTML 仕様に基づいているように見える。 に公表されたとする説明とは矛盾する。

[102] >>101

The first version of HTML
This is the description of a very early version of HTML. This text dates from 1992.

と書いてhttps://www.w3.org/History/19921103-hypertext/hypertext/WWW/MarkUp/MarkUp.htmlにリンクしている。

[113] >>93 が参照する W3C 云々は >>102 か、あるいは >>102 と同様の記述が >>93 当時に他の場所にもあったものか。しかし >>102 にはと明記されているのはどうしたことか。

[104] >>93 より後の時代になるが、 W3C がいう 「The first version of HTML」 を一応確認しておくと:

とまあほぼコピペなのだが後期を HTML の最初の版と言っている。

[114] なお HTML 3.0 (Dave Raggett) は

HTML has been in use by the World-Wide Web (WWW) global information initiative since 1990.

の WWW プロジェクト開始を HTML の始まりとしている。 >>112

[115] HTML が生まれたのが頃、 仕様書の形で公開されたのがになってから、 W3C のWebサイトに現存するのがそれを更新した段階の版、 ということで HTML 3.0 の説明も W3C の説明も正しい。 HTML 1991 ただしそれを W3CHTML 1 とは言っていない。

draft-ietf-iiir-html

[28] IETFWebサイトInternet Draft draft-ietf-iiir-html-00 があります。 >>15

[7] draft-ietf-iiir-html-00 のファイル内には日付があります。 >>15

[17] 現在の IETF のデータベースでは、 -01 が 1993-07-23 () の発行、 -00 が 2003-02-02 () の発行となっていますが、 明らかに壊れています。 >>16

[18] -01 が存在することになっていますが、実際には IETF にはファイルは存在していません。

[19] HTML 1.0 と呼ばれている draft-ietf-iiir-html-00 ですが、実際には

This is version 1.1 of this specification.

と書かれています。 >>15

[23] W3CWebサイトには draft-ietf-iiir-html-01 が存在します。 >>21

[24] draft-ietf-iiir-html-00draft-ietf-iiir-html-01 は細かい違いが多いですが、 大きな違いはありません。目立つ違いとして、

[47] 古い W3CWebページでは HTML の仕様書の履歴に -01 を挙げていますが、 -00 を挙げていません。 >>46 これをどう理解するべきなのでしょうか。

[48] このページが作られたのは draft-ietf-iiir-html から何年か経ってからと思われるので、 その時点で既に -00 のことが忘れられていた可能性があります。 しかし当時実際に発行されたのは -01 だった可能性もあります。 (古い I-D は -00 が第1版だったり -01 が第1版だったりします。) 実際に発行された内容は -00 のもの (現在 IETF のサイトにあるもの) で、番号は -01 だったという可能性もありそうです。

[69] EnglishWikipedia は、 draft-ietf-iiir-html-00 >>15 が1ヶ月後に draft-ietf-iiir-html-01 >>21 で置き換えられたとしています。しかしどちらも June 1993 ともしています。 >>67 根拠は不明です。


[5] 当初 HTML 仕様は TimBL が中心となって策定し、平文版をメーリングリストで配布したり、 HTML 版を CERNWebサイトで公開したりしていました。 また Dan Connolly が中心となって DTD が開発されていました。

[6] HTML 1.0 こと draft-ietf-iiir-html はその延長で ietf-iiir WGInternet Draft として出版されたものです。 ietf-iiirWWW を含むインターネットベースの情報システム標準化を企てていました。

[4] 形式的には、Internet Draft としては次の版も RFC も発行されずに -00 で途切れていますが、 実質的には引き続き HTML の標準化が行われた結果、 HTML 2.0 に至っています。 HTML 2.0

[20] そうはいっても HTML 2.0 (RFC 1866) とはかなりの差があり、それが「HTML 1.0」 と呼ばれる所以にもなっているのでしょう。

メモ