本項は歴史的事項を説明しています。本項の内容の一部または全部は、現在の状況とは異なるかもしれません。
(なお本項の内容の一部または全部は、互換性または歴史的連続性のために現在も有効な場合もあります。しかし新たに利用することは避けるべきです。)
[27] ISO/IEC 10744:1997 は conventional comment と称して注釈中に構文その他の注釈を入れる書式を規定しています。 これはこの仕様書内だけのもので、応用その他が特別な処理をすることを想定はしていません。
仕様書:
ATTLIST
の後に注釈として参照具象構文名を書きます。
(1組の要素形式か記法形式でしか用いられない属性定義並び宣言では (それは属性形式ではないので) こうしません。)Lextype
, 未正規化のものである場合は
Ulextype
とします。Constraints
で始まる注釈は、
構文上、意味上の追加の制約を説明します。
体系的形式の名前の後にある場合はその体系的形式に関して、
マーク宣言の構成部品の後にある場合はその構成部品が定義するものに関しての制約を表します。Note
は追加情報で、制約ではありません。Attributes
は常に適用される属性形式、
CommonAttributes
は体系共通の属性形式、
OptionalAttributes
は特定の機能が支援されている時有効な属性形式を表します。Referrer
にはその要素形式の要素を参照し得る要素形式の名前と、
その参照する属性 (内容により参照する場合を除きます。)
を記述します。Reference
と注釈を付けます。Reftype
の後に名前または or
名前群を書くと、その要素形式の要素を参照しなければならないことを表します。Default
の後に既定値を書くことができます。Constant
を含めると定数属性であることを表します。Constant
, Lextype
,
Ulextype
, Reference
, Reftype
は SGML 以上の検証を行うために認識、処理できます。[1] 関連: コメントの中身が意味を持ってしまう