[117] meta
要素は、メタデータを表現します >>97。
[108] meta
要素には、次の大きく異なる用法があります。
[113] HTML Standard には含まれていませんが、次の用法もあります。
[121] DOM では meta
要素の要素インターフェイスは
HTMLMetaElement
です >>97。
[122] HTMLMetaElement
インターフェイスは、
HTMLElement
インターフェイスを継承しています >>97。
[123] name
, http-equiv
,
charset
, itemprop
のうち、丁度一つだけを指定しなければなりません >>97。
[125] charset
属性が指定された場合には
content
属性を指定してはならず、
それ以外の場合は指定しなければなりません >>97。
[119] HTMLMetaElement
インターフェイスには次の IDL属性があります。
[104] meta
要素は、
メタデータ内容、フロー内容、語句内容に分類されています >>97。
theme-color
などレンダリングに影響を与えることはあります。[138] meta
要素は、属性値によっては処理に影響を与えることもあります。
name
属性[95] meta
要素の name
属性は、メタデータの名前を指定します。
[126] name
属性を持つ name
要素は、文書のメタデータを設定します >>97。
[127] 文書のメタデータは、名前と値の組で表現され、
name
属性が名前 (性質)、
content
属性が値となります >>97。
[128] content
属性はこの場合必須となります。
指定されなかった場合は、空文字列が値とみなされます。 >>97
[133] name
属性で使える値は、 HTML Standard
で規定されている他、 WHATWG Wiki の登録ページ >>132
に誰でも追加できる >>97 ことになっています。
[131] name
属性値は、ASCII大文字・小文字不区別です
>>97。
[135] 適合性検査器は、 name
属性値が適切かどうかの判断に
WHATWG Wiki の情報を使わなければなりません。
HTML Standard または WHATWG Wiki で承認状態か提案状態にあるものは認められているとし、
却下状態か掲載されていないものは認められていないとしなければなりません。 >>97
[130] HTMLMetaElement
インターフェイスの
name
IDL属性は、 name
内容属性を反映しなければなりません >>97。
[140] 属性値によっては処理に影響を与えることもあります。
[157] >>50 は、 name
属性で幾つかのこの規格で規定した名前以外には x-
を接頭辞として付けることを要求しています。5.1.1.6.7 link
element
[53]
APPENDIX: Desktop Application Framework Parameters | swcube (2007-12-01 13:30:19 +09:00
版) http://www.swcube.com/node/175
If name=”HandheldFriendly”, this attribute specifies whether or not the content is designed for small-screen handheld devices. Acceptable values are True or False.
If name=”viewport”, this attribute specifies the dimensions of the viewport. The value may be one or more comma-sparated name-value pairs. The BlackBerry Browser supports the height and width viewport properties.
[149] 1993年12月に Roy T. Fielding は、HTTP鯖が付与するべきHTTPヘッダーの情報を
HTML文書内に埋め込むため、メタデータ内容として
owner
要素 (Owner:
ヘッダー = 新設)
と expires
要素 (Expires:
ヘッダー) を追加することを提案しました >>145。
それに対して仔細については議論がありつつも、 Dave Raggett は HTML+
に追加したいと即座に表明しています >>150。
[152] 1994年1月に Dave Ragette は、より一般に任意の HTTPヘッダーを指定できる
meta
要素を提案しています。この提案では、
name
属性にHTTPヘッダー名を、
value
属性にヘッダーの値を指定することとしていました。
>>151 この提案は HTML+ DTD に反映されたようです >>148。
[153] その後HTTPヘッダーに反映しないメタ情報も記述したいとの要求が生じたことから、
header
属性ないし nohead
属性を追加してヘッダーへの反映如何を指定できるようにすることを
Roy T. Fielding が1994年3月に提案しています >>148。
[82] meta
要素が含まれる現存最古の DTD は
1994年4月1月 >>216付け HTML+ DTD ですが、この時は id
,
name
, value
が属性として存在しており
>>6、 >>153 の提案は反映されていないようです。4月付けの HTML+
仕様書本文では meta
要素に言及していないようです。
[156] Dan Connolly はその後も汎用の meta
要素の導入には反対し、個別の要素や処理指令を使うことを提案しています
>>155 が、結局は押し切られたようで >>144、
1994年9月23日付け HTML 2.0 DTD (html.dtd 1.19) で
meta
要素が追加されています。
この時に現在と同じ name
, http-equiv
,
content
の3つの属性になったようです >>144。
[154] なお、この当時の提案と実装はいずれも鯖側やクローラーにおけるもので、 Webブラウザーの表示上無視されることが前提となっていました。
[85] RFC 1866 に連なる最初の I-D であった >>84 (1994年11月) の時点では
http-equiv
属性が追加されており、 name
属性は省略したら http-equiv
属性と同じ値を表すとされていました
(ただしどういう用途で別の値を指定することを想定していたのかはわかりません)。
この時にはサーバー側でもクライアント側でも解釈して良いことになっています。
[7] >>6 また、 meta
要素は HTTP 頭で代替すべきであって廃止しようという考えもあったらしいです。
name
属性と content
属性[48] meta
要素では、 content
属性がメタ情報の値
を指定し、 name
属性または http-equiv
属性が名前
を指定します。 HTML 4 の仕様書上は明確にはなっていませんが、
慣習的解釈および要素の意味に基づく常識的判断によれば
name
属性と
http-equiv
属性は排他的であり (同時には指定できず)、
しかもどちらか一方は必ず指定しなければなりません。
[49] name
属性を使用すると、
その meta
要素は一般のメタ情報
(というのもおかしな言い方ですが。) を定義することになります。
http-equiv
属性を使用すると、
特に HTTP の頭欄として表現されるべき情報を定義することになります。
どちらを使うかにより、指定できる内容はまったく違ってきます。
[42] name
属性と http-equiv
属性のいずれかが必ず存在しないといけません。 HTML 4 仕様書にはそう明記してないのですが、説明を読んでいくと当然そうだとしないと話になりません。 http-equiv
は
in place of
で使えると書かれているので、これら両方を指定できないことは明記されているといえるでしょう。やや曖昧かもしれなくはありませんが。name
この in place of
を誤読して name
属性と
http-equiv
属性は同じ意味だと解釈した人がいるようですが、
それではわざわざ2種類存在している意味がありません。
[45] 以前は、同じ名前 (name
) のメタ情報が複数ある時は内容
(content
) は読点分離で連結できるとされていました
RFC 1866 5.2.5。 (name
を省略した場合のメタ情報の名前は
http-equiv
値です。この時、 HTTP
の頭欄の連結に関する規定と同じ結果になります。)
この規定が後になくなってしまったのは、 実際にはこの機能が使われなかったからと思われます。
[40] HTML でメタ情報を扱う方法は2通りあります。
情報が文書内にあれば meta
要素型を、
文書内外の参照であれば link
要素型を使うことができます HTML 4。
[44]
dir
属性も lang
属性も、
content
に適用されます HTML 4。
[115] XHTML1 は xml:lang
属性も規定していました。
[181] Augmented Metadata in XHTML, , http://infomesh.net/2002/augmeta/
[61] XHTML2 では2つ目の作業原案で内容モデルが空から従来の
content
属性値に相当する PCDATA
に改められました。
[62] XHTML2 の第5次案では内容モデルが更に行内要素や meta
要素を認めるように拡張されました。
[63] meta
要素を入れ子にする意味は説明されていませんが、
RDF のような構造の記述を想定していたのかもしれません。
[175]
HTML
由来で
DTBook / NCX / 資源DTDにも
meta
要素,
name
属性等がありました。
>>177
[178] Google Code: Web Authoring Statistics: Metadata, , https://web.archive.org/web/20060203023844/http://code.google.com/webstats/2005-12/metadata.html
[160] ちなみに W3C HTML 5.0 は WHATWG Wiki の一覧表を参照しつつも、 その参照を規定ではなく参考としています >>162。 一覧表を使わなければならないとの部分は規定なので >>161、 仕様書として破綻しています。 (コピペ元の WHATWG HTML Standard では規定になっているので、 W3C の独自の編集によるエンバグです。)
[47] meta
要素は http-equiv
属性を用いて、 HTTP 頭欄の表現に使うことができます。
詳しくは http-equiv
属性の項をご覧下さい。
[27] Dithered / April 2002 http://www.dithered.com/archives/200204.html
の19日の記事で、その著者は、 WinIE では少なくても M$
独自拡張のものについては name
属性と
http-equiv
属性の等価性が認められるという説を、
ImageToolbar
欄という反例を挙げて否定しています。
この結論について異論はありませんが、 WinIE 6.0 で
ImageToolbar
と同時に導入された
MSThemeCompatible
欄は全然実装が異なる
(詳しくは両欄の説明を参照してください。)
という実験事実から考察すると、
M$IE のその辺の実装は行き当たりばったりで法則性は無いと考えられます。
[51] メタ文字 (2003年6月付け) http://umi.chu.jp/CUTE-DIP/menu/menu2.html
この HTML の解説は、何をとち狂ったか meta
要素 (?) のことをメタ文字
と呼んでいます。
どこかでメタ文字という言葉を聞きかじって、
つい使ってみたくなったんでしょうかね?
[118] link
, title
,
base
, style
,
script
のように他により適切な要素があれば、
そちらを使うことになっています。
[46] title
のように専用の要素型がある時には、
そちらを使うべきです RFC 1866 5.2.5 NOTE。
また、値が URI参照の時は link
の方が適当です RFC 1866 5.2.5 NOTE, HTML 4。
[41] メタ情報の特性の名前と値として妥当なものの集合を、 HTML 4 仕様書はまったく規定していません。 そのようなものはプロファイルによって定義されます。
ですから meta
要素を使うときには、
(http-equiv
属性を使ったものだけである場合を除いて)
必ず head
要素の
profile
属性が要ることになります。
とは言っても実際にはプロファイルなしで種々の値が実際にほとんど標準化せずに使われてきました。 プロファイルの使用はこのまま標準化せずにいくのは流石にまずいだろうということから設けられた努力目標のようなものでしょう。
[2] http-equiv
属性はあまり使わないほうがいいと思うんです。。。
Content-Script
を提案しています。 content属性の値は読点 (及び *WSP) で区切った1つ以上の用字系符号です。DC.foo
のようなのより XML名前空間的な DC:foo
がいい☆と言っている。NCC:foo
を一杯定義しています。[52]
nicoToolダウンロード - 動画の保存も出来る ニコニコ動画(RC)専用ブラウザ - nicoTool (2007-08-26 15:09:00 +09:00
版) http://inventor.jp/nico/download/
<META HTTP-EQUIV="Keywords" NAME="Keywords" CONTENT="nicotool,ダウンロード,ニコニコ動画(RC),ニコニコ動画,保存,検索,ブラウザ,専用,再生,自動,youtube,ameba,SMILE,シリーズ集">
[54]
The 10 minute guide to Sidewinder (or 'How to turn a web app into a desktop app without programming') | swcube (2007-12-01 13:33:57 +09:00
版) http://www.swcube.com/swviewer/intro
(名無しさん)
[55]
筒井康隆氏についての… (2008-06-07 14:07:54 +09:00
版) http://d.hatena.ne.jp/flow2005/
<link rel="meta" type="application/rdf+xml" title="FOAF" href="http://d.hatena.ne.jp/flow2005/foaf" />
(名無しさん)
[56] Pronunciation Lexicon Specification (PLS) Version 1.0 ( 版) http://www.w3.org/TR/2008/REC-pronunciation-lexicon-20081014/#S4.2 (名無しさん)
[57] The SMIL 2.1 Metainformation Module ( 版) http://www.w3.org/TR/2005/REC-SMIL2-20051213/metadata.html#edef-meta
[58] Synchronized Multimedia Integration Language ( 版) http://www.w3.org/TR/1998/REC-smil-19980615/#meta
[59] SMIL 3.0 Metainformation ( 版) http://www.w3.org/TR/2008/REC-SMIL3-20081201/smil-metadata.html#edef-meta
[65] Speech Synthesis Markup Language (SSML) Version 1.1 ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/2010/REC-speech-synthesis11-20100907/#edef_meta
[66] IRC logs: freenode / #whatwg / 20110518 ( ( 版)) http://krijnhoetmer.nl/irc-logs/whatwg/20110518
[67] Voice Browser Call Control: CCXML Version 1.0 ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/2011/REC-ccxml-20110705/#Meta
[68] メタ タグ - ウェブマスター ツール ヘルプ ( ( 版)) http://support.google.com/webmasters/bin/answer.py?hl=ja&answer=79812
[78] IRC logs: freenode / #whatwg / 20121201 ( ( 版)) http://krijnhoetmer.nl/irc-logs/whatwg/20121201#l-439
[79] IRC logs: freenode / #whatwg / 20121203 ( ( 版)) http://krijnhoetmer.nl/irc-logs/whatwg/20121203
[80] IRC logs: freenode / #whatwg / 20130528 ( ( 版)) http://krijnhoetmer.nl/irc-logs/whatwg/20130528#l-718
[81] IRC logs: freenode / #whatwg / 20130604 ( ( 版)) http://krijnhoetmer.nl/irc-logs/whatwg/20130604#l-78
[86] HTML+RDFa 1.1 ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/2013/REC-html-rdfa-20130822/#extensions-to-the-html5-syntax
[87] IRC logs: freenode / #whatwg / 20140122 ( ( 版)) http://krijnhoetmer.nl/irc-logs/whatwg/20140122#l-552
[88] [whatwg] Proposal: Change HTML spec to allow any arbitrary value for the <meta> "name" attribute ( ( 版)) http://lists.whatwg.org/pipermail/whatwg-whatwg.org/2014-January/041928.html
[89] WebAccessControl - W3C Wiki ( ( 版)) http://www.w3.org/wiki/WebAccessControl#rel.3Dacl_or_rel.3Dmeta.3F
[90] IRC logs: freenode / #whatwg / 20140626 ( ( 版)) http://krijnhoetmer.nl/irc-logs/whatwg/20140626
[91] draft-pfeiffer-remoteaccess-00 - Remote Access to Embedded Devices ( ( 版)) https://tools.ietf.org/html/draft-pfeiffer-remoteaccess-00#section-2.1
[92] Google Scholar Help ( ( 版)) https://www.google.com/intl/en/scholar/inclusion.html#indexing
[141] HTML META, REL and REV Tags (Andrew Daviel 著, 版) http://vancouver-webpages.com/cgi-bin/frameset/META2/frames.html?side=metatags.side.html&tables=FAQ.html&detail=metatags.detail.html
[142] HTML META Tag Usage ( 版) http://www.cs.ucc.ie/j.bowen/cs4320/metaTags.html
[158] Augmented Metadata in XHTML ( 版) http://infomesh.net/2002/augmeta/
[159] Integrate with the Referrer Policy spec, part 1 of n ( (domenic著, )) https://github.com/whatwg/html/commit/6a7318072f340ad45229df171245d70d8621c2fe
[167] Drop requirement to register <meta name> extensions (sideshowbarker著, ) https://github.com/whatwg/html/commit/92eb704611642ff03e6f2eec2d221a09655656df
[169] Consider hiding content attribute of meta tag CSP · Issue #291 · w3c/webappsec-csp () https://github.com/w3c/webappsec-csp/issues/291
[170] Clarify ASCII-case-insensitive matching for <meta>'s name (TimvdLippe著, ) https://github.com/whatwg/html/commit/faa4c20f8f7b1f526e13cc2fc36c58bea99fb217
[171] meta name comparison should be explicitly ASCII case-insensitive · Issue #3332 · whatwg/html () https://github.com/whatwg/html/issues/3332
[172] Clarify ASCII-case-insensitive matching for "name" attributes of meta elements by TimvdLippe · Pull Request #3556 · whatwg/html () https://github.com/whatwg/html/pull/3556
[173] Pronunciation Lexicon Specification (PLS) Version 1.0 () https://www.w3.org/TR/pronunciation-lexicon/#S4.2
[176] Google Scholar Help, https://scholar.google.com/intl/en/scholar/inclusion.html#indexing
name
属性を使った用法については本項を、 それ以外は各属性の項を参照してください。