[18] DAV:
ヘッダーは、対応する WebDAV
の機能を表すものです。
[1] DAV:
ヘッダーの値は、0個以上の適合クラスのリスト
(#
) です >>3。
[8] WebDAV に従う資源は、 OPTIONS
要求に対する応答で
DAV: 1
を含めなければなりません >>3。
[9] WebDAV を一部の資源でしか対応していない鯖は、 >>8 を含めるべきではありません >>3。
[16] クライアントは、必要があれば要求に DAV:
ヘッダーを含めることができます。しかし標準化過程の仕様書が要求しない限り、
含めるべきではありません。 >>3
[21] WebDAV に従う資源は、
DAV:
ヘッダーを使ってその適合クラスを広告できます >>3, >>20。
[10] DAV:
ヘッダーに指定するそれぞれの値は、
当該資源が対応する適合クラスを表します >>3。
[22] クライアントは、資源に対して OPTIONS
要求を送信し、応答の DAV:
ヘッダーを調べることで、
資源の適合クラスを知ることができます >>20。
[24] WebDAV に従う資源は、 HTTP/1.1 に適合しなければなりません >>20。これは適合クラスではなくすべてに対する要件となっています。
[5] 適合クラスは、 1
、2
、
3
、字句、<
と >
で括った絶対URLのいずれかです >>3。
[13] それ以外のものは URL を使うべきです >>3。
[14] 適合クラス2、3に従う資源は、適合クラス1にも従わなければなりません >>3, >>20。 しかし一般にある適合クラスに従っていても、他の適合クラスに従っているとは限りません。 適合クラス2と適合クラス3は独立しています。 >>3
[25] 適合クラス1の資源は、 RFC 4918 の MUST 要件すべてに適合しなければなりません >>20。
[27] 適合クラス1の資源は、 OPTIONS
要求に対するすべての応答に
DAV: 1
を含めなければなりません >>20。
[26] 適合クラス2の資源は、適合クラス1に加え、
LOCK
、DAV:supportedlock
、
DAV:lockdiscovery
、Time-Out:
(応答)、
Lock-Token:
に対応しなければなりません >>20。
更に Timeout:
ヘッダー (要求)
と owner
要素にも対応するべきです >>20。
Time-Out:
ヘッダーは RFC 2518 になる前の提案に含まれていたヘッダーでした。
なぜここに残っているのか不明ですが、 MUST なので、
RFC 4918 だけを見て適合クラス2を実装するのは難しそうです。[28] 適合クラス2の資源は、 OPTIONS
要求に対するすべての応答に
DAV: 2
も含めなければなりません >>20。
[29] 適合クラス3は、 RFC 2518 に対する RFC 4918 の改訂に対応することを明示的に広告するものです >>20。 適合クラス1も対応しなければなりません >>20。
[15] 多くの WebDAV 鯖は要求対象が *
の
OPTIONS
要求に対して DAV:
ヘッダーを含めません >>3。
- DAV = "DAV" ":" "1" ["," "2"] ["," 1#extend]
This header indicates that the resource supports the DAV schema and protocol as specified. All DAV compliant resources MUST return the DAV header on all OPTIONS responses.
この頭は指定されている DAV schema
及びプロトコルに資源が対応していることを示します。
すべての DAV に従う資源は全ての
OPTIONS
応答で
DAV
頭を帰さなければなりません。
The value is a list of all compliance classes that the resource supports. Note that above a comma has already been added to the 2. This is because a resource can not be level 2 compliant unless it is also level 1 compliant. Please refer to section 15 for more details. In general, however, support for one compliance class does not entail support for any other.
値はその資源が対応していて従っている級全ての並びです。
上で読点が 2
に付されていることに注意して下さい。
これは資源が水準1に従わずに水準②に従うことができないからです。
詳細は15章を参照してください。
しかし、通常はある従う級への対応が他のものへの対応を伴うことはありません。
[33] IANA登録簿は RFC 4918 が出典に更新されています >>32。
[34] RFC 4437 - Web Distributed Authoring and Versioning (WebDAV) Redirect Reference Resources () <https://tools.ietf.org/html/rfc4437#section-16>
[35] RFC 5689 - Extended MKCOL for Web Distributed Authoring and Versioning (WebDAV) () <https://tools.ietf.org/html/rfc5689#section-3.1>
[36] RFC 5842 - Binding Extensions to Web Distributed Authoring and Versioning (WebDAV) () <https://tools.ietf.org/html/rfc5842#section-8.1>