[46] 完全正規化済みとは、XML文書が NFC で、名前や文字データなどの先頭が合成文字や合成文字の文字参照でないことをいいます。
[9] Charmod に適合する仕様書やそのデータや実装は次のことを要求されています >>8。
[19] Charmod は string identity matching においても完全正規化済み形を求めています。
[23] XML 1.1 は Charmod のコピペにより同等の「完全正規化済み」を独自に定義しています >>22。
[25] XML 1.1 構文解析対象実体は完全正規化済みであるべきです >>24。 ここで関連する構造は次のものです >>24。
[32] XML 1.1 の XML処理器は利用者に完全正規化済み形かどうか検査する選択肢を提供するべきです >>24。検査しない選択肢は、入力が certified text の時だけ選ぶべきです >>24。
[34] 妥当性を検証しない XML処理器は、読んでいない外部実体の取り込みによって起こり得る正規化の崩れは無視しなければなりません >>24。
[35] 新しいUnicodeの版の文字など正規化の特性を決定できない文字がある時は、 利用者の任意選択により、それによる正規化の崩れを無視して構いません。 信頼性やセキュリティーが重要な時はこれを選ぶべきではありません。 >>24
[36] XML処理器は入力を完全正規化済み形に変形してはなりません。 XML 1.1 文書を作る応用は出力を完全正規化済みにするべきです。 >>24
[39] 完全正規化済み形に関する規定は XML 1.1 の変更点として扱われていて、 XML 1.0 には追加されていませんでした。その後、事実上 XML 1.1 を廃止するものとして XML 1.0 5e が出版されましたが、完全正規化済み形の規定は含まれないままでした。
[40] しかし2009年9月になって正誤表 >>38 によって完全正規化済みが「復活」しました。
[41] XML 1.1 の規定とは違って簡潔で、コピペではなく Charmod の CR を参照しています。 「Note」なのに SHOULD を含むという不思議な形になっています。
[43] XML 1.1 とは違って関連する構造が何なのか定義されていません。
[1] XPath and XQuery Functions and Operators 3.0 ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/xpath-functions-3/#func-normalize-unicode
[2] XSLT and XQuery Serialization 3.0 ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/xslt-xquery-serialization-3/#XML_NORMALIZATION-FORM
[21] Extensible Markup Language (XML) 1.1 (Second Edition) ( ( 版)) http://www.w3.org/TR/2006/REC-xml11-20060816/#sec-CharNorm
[47] XPath and XQuery Functions and Operators 3.1 () https://www.w3.org/TR/2017/REC-xpath-functions-31-20170321/#func-normalize-unicode
[48] XSLT and XQuery Serialization 3.1 () https://www.w3.org/TR/2017/REC-xslt-xquery-serialization-31-20170321/#XML_NORMALIZATION-FORM