[22] 仮名は1字1音節と思われがちですが、そうでないものもいくらかあります。
[31] 一般の漢字とも仮名とも異なる文字をどう扱うかには諸説があります。
[33] >>32 >>4 は漢字や仮名と異なる「合略字」という分類や、 それともまた異なる「書簡体文字」という分類に複音節仮名や踊り字を収容しています。 また、それらと並列の「和字」という分類 (和製漢字) も設けています。
[35] >>33 における書簡体文字は書簡で使われるという基準であり、
漢字の略字であるものとゟ
のようにそうでないものが混在しています。
利用文脈以外に合略字との違いは見いだし難いです。
なお >>33 では踊り字も略字であると説明しています。
[41] >>40 は平仮名書体や片仮名書体の活字に踊り字や複音節仮名も含めています。
[34] >>2 は「合略仮名」を合字としつつも、合字でないものも合略仮名と呼ばれることがあるとし、 複音節仮名を列挙して「合字」であるものとそうでないものに分類しています。
[37] JIS X 0208 や JIS X 0213 は仮名又は漢字に準じるものという分類に踊り字や合略仮名などを収容しています。
[50]
住基統一文字 J+AD1B
にトキのような文字があります。
>>49
漢字扱いと推測されています。 >>48
汎用電子にはなぜか含まれていないのか、見当たりません。
文字情報基盤にもありません。
[36] Unicode では仮名だったり漢字だったりします (>>17)。
ヿ
のような文字があります。
Unicode や JIS X 0213 との対応は記述されていません。
漢字扱いのように見えます。ヿ
のような文字があります。
U+30FF
と対応付けられていますが、 JIS X 0213
との対応は記述されていません。文字区分が非漢字となっています。𪜈
のような文字があります。漢字扱いのように見えます。
Unicode との対応は記述されていません。[39]
>>38 のように候
の草書 (に由来する仮名ともいわれるもの) は平仮名ではなく漢字だという見解と、
>>2 のように平仮名とする見解があります。なお >>2 の出典は >>33 ですが、
>>33 では書簡体文字とされています。
[21] 文字コード規格では歴史的に軽視されてきました。いまもごく一部しか符号化されていません。
[23]
JIS X 0208 では〆
が最初からありました。仮名でも漢字でもない非漢字という謎の分類になっていました。
その後 JIS X 0212 で漢字版が (なぜか) 追加されました。
[26] 長らく〆
だけが計算機で使えました。現在もこれ以外は文字化けなどでうまく扱えないシステムが残存しています。
[24]
JIS X 0213 ではゟ
とヿ
が追加されました。
〼
は仮名でも漢字でもない非漢字という謎の分類になっていました。
と扱いがまちまちです。
[16] ISO/IEC JTC 1/SC 2/WG 2 - 23112-missing-kana-ligatures.pdf, , https://www.unicode.org/L2/L2023/23112-missing-kana-ligatures.pdf
[12] L2/23-163 (CJK & Unihan Group Recommendations for UTC #176 Meeting) - 23163-cjk-unihan-group-utc176.pdf, , https://www.unicode.org/L2/L2023/23163-cjk-unihan-group-utc176.pdf#page=30
The group was mixed as to whether the additional hiragana ligatures should be encoded, mainly due to their strong vertical-only implications, but was more in favor of the katakana liga- tures being encoded. The group therefore invites the author to prepare and submit a revised proposal that potentially includes a reduced set of hiragana ligatures.
[13] >>12 平仮名合字は縦書き指向が強いという意味不明な理由で Unicode への追加が却下されている。
[14] Unicode は横書き偏重、縦書き軽視が酷いと思っていたが中の人がこんな温度感だったとは。
[15] あと相変わらず日本 NB は邪魔こそすれ役に立つこと何もしてないのなw こういうの整理するの本来日本 NB の役割だろうになんで UTC のご意見番やってるのw
[18] ISO/IEC JTC 1/SC 2/WG 2 - 24150-three-kana-ligatures.pdf, , https://www.unicode.org/L2/L2024/24150-three-kana-ligatures.pdf
[9] L2/24-165 (CJK & Unihan Working Group Recommendations for UTC #180 Meeting) - 24165-cjk-unihan-wg-utc180.pdf, , https://www.unicode.org/L2/L2024/24165-cjk-unihan-wg-utc180.pdf#page=14
[20] 24279-proposal-to-encode-kana-ligature.pdf, , https://www.unicode.org/L2/L2024/24279-proposal-to-encode-kana-ligature.pdf
[30] 変体仮名と共に収録しているものについては、 変体仮名参照。
[29] Oradano Mincho : public domain Retro style Japanese font, , https://www.asahi-net.or.jp/~sd5a-ucd/freefonts/Oradano-Mincho/
UnicodeのPrivate Use Area(私用領域)を活用して収録しております(「トキ」はPUAのU+F8A0、「トモ」はPUAのU+F8B0と、CJK漢字拡張C領域で登録されてしまったU+2A708)。
[2] 合略仮名 - Wikipedia () https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E7%95%A5%E4%BB%AE%E5%90%8D
[3] ひめ@女体化したいさんはTwitterを使っています 「者と以の合字…じゃなくて縦書きの誤認だろうか https://t.co/SmIhYN2yAq」 / Twitter (, ) https://mobile.twitter.com/sarasvati635/status/1321350136585314305
[5] Gordian Schreiber@ManagraphyさんはTwitterを使っています: 「Pretty cool to see 共˝ for domo instead of tomo. Attaching dakuten to sinograms was common during the Edo period but most often I see this for Sino-Japanese syllables. Does this happen for non-initial syllables of kun'yomi as well, e.g. kaze 風˝? https://t.co/s3YRVnCzqM https://t.co/4j4hU8zqyA」 / Twitter, , https://twitter.com/managraphy/status/1631559755268337664
[19] Xユーザーの拾萬字鏡さん: 「#漢字の日 ということで所蔵する資料にあった面白い文字を。 アミタ(合字)メ来(如来)ノ御仰ニハ https://t.co/1S5ht5Rk0n」 / X, , https://x.com/JUMANJIKYO/status/1866973526361772442/photo/1
[42] 仮字本末 - 伴信友 - Google ブックス, https://books.google.co.jp/books?id=QslZAAAAcAAJ&hl=ja&pg=PP258
[47] 操觚便覧, 藤井乙男, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/863176/1/12
[56] Xユーザーの変体仮名botさん: 「@pX03dDIs4dQ1G3x 「一字多音節仮名」は私の造語ではなく、万葉仮名の研究で以前から使われてきた言葉です。関口研二先生も「覧(らん)」「鴨(かも)」「鞆(とも)」などの平仮名を「一字多音節のかな」であると説明しています。 https://t.co/8HOzlkgVdr https://t.co/8sykWPGW4Y」 / X, , https://x.com/hentaigana_bot/status/1957406468032086477/photo/2