えと

十二支

呼称

[13] 十二支現代日本では一般的にえとと呼ばれますが、 本来は十干を指すべき語です。 えと漢字干支としますが、 これは本来は十干十二支を指すべき語です。

要素

[8] 代から西周代にかけて、 十二支第1は現在に伝わらない文字が当てられていました。 >>12

[9] その頃十二支第6は現在のに当たる文字が使われていましたが、 東周代以後、第1に使われるようになりました。 >>12

[11] 東周代以後、十二支第6にはかわりにに当たる文字が使われるようになりました。 >>12

[77] 小臣艅犀尊 - 维基百科,自由的百科全书, , https://zh.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E8%87%A3%E8%89%85%E7%8A%80%E5%B0%8A

丁子(巳):丁巳日。殷人以干支纪日,商代干支中的“巳”被记作“金文”,而“子”被记作“金文[12]

[18] 十二支の異名が用いられることがあります。

[81] 歳次:

[32] 異字も使われました >>23 東洋の日時形式 例えば:

[56] 丑を之 : 仮名書年号

[17] 酉は酋とも書かれることがあります。 万葉集 は写本により 「九年丁酋」 とあります。 「九年丁酉」に校訂されています。

[49] 黒羽夏彦さんはTwitterを使っています: 「片岡巌『臺灣風俗誌』(臺灣日日新報社、1921年)をめくっていたら、当時の台湾で用いられていた略字の例が載っていた。現在の中国の簡体字と同じものも多い。 https://t.co/1jDgDaUf84」 / Twitter, , https://twitter.com/troubadour_k/status/1571417631881826305/photo/1

[53] 刀剣と歴史 (465), 日本刀剣保存会, , , https://dl.ndl.go.jp/pid/7901159/1/26 (要登録)

[79] >>158 朝鮮半島金石文の初例から、高麗に移住した人が異名を持ち込んだと推定。

[96] 旅 967 蓮花寺: ハッシー27のブログ, https://0743sh0927sh.seesaa.net/article/201907article_12.html

墓には、「 諱 秋髙宇士操 明治三年庚牛九月三日歿 享年二十五才 」とあった。

この墓は想像していたものより、かなり新しい。建て替えられたのであろう。

石屋が彫り間違えたのか、「庚午」が「庚牛」になっている。「午(うま)」は馬であって、牛ではない。

[97] (圧縮)表紙 - yoshinogawashi_no_bunkazai.pdf, , https://www.city.yoshinogawa.lg.jp/docs/2018042500059/file_contents/yoshinogawashi_no_bunkazai.pdf#page=34

碑面には「天明元年辛牛年七月吉日(世 話人の名15名分)」と彫られていることから、1781(天明 元)年に造立されたものと考えられる。

[98] >>97 誤変換なのか本当にそう書いてあるのか。

[99] https://k-rain.repo.nii.ac.jp/record/2424/files/bunotsu_286.pdf #page=170

歳次己刻

文字コード

[51] CCCII には通常の漢字の他に十干漢字が用意されています。

[50] Unicode には十二獣絵文字が用意されています。

応用

[2] 十二支応用

人名

[1] 古代出雲国の女性名について - 島根大学学術情報リポジトリ () http://ir.lib.shimane-u.ac.jp/ja/31596

[10] 岸俊男「造籍と大化改新詔」(『日本書紀研究』所収)より転載 () http://www.furutasigaku.jp/jfuruta/sinjitu2/koga0205.html

日本古代の日時

[6] 特別編:干支と人名用漢字 | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム () https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/column/%E7%89%B9%E5%88%A5%E7%B7%A8%EF%BC%9A%E5%B9%B2%E6%94%AF%E3%81%A8%E4%BA%BA%E5%90%8D%E7%94%A8%E6%BC%A2%E5%AD%97

作品

[4] 十二支を扱った作品:

[54] えとたまのお陰で十二支全部言えるようになったありがたい。

[55] ウマたんの言う通りから先がわからなかったw

[52] 架空十二支年

関連

[3]

メモ

えとたま

[1] 十二支 - Wikipedia ( 版) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E4%BA%8C%E6%94%AF

[5] 講演会「十二支と日本人」 () http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_998563_po_2004-10-text.pdf?contentNo=1

[15] () https://www2.nao.ac.jp/~mitsurusoma/narike.pdf

[16] 日読みの酉(ヒヨミノトリ)とは - コトバンク (デジタル大辞泉,大辞林 第三版著, ) https://kotobank.jp/word/%E6%97%A5%E8%AA%AD%E3%81%BF%E3%81%AE%E9%85%89-613685

[33] 子どもの出産時期にまで影響する中国の干支 かつては「パンダ年」も 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News () https://www.afpbb.com/articles/-/3329721

中国で干支の話題というと、1970年代前半、「竜は想像上の生き物で科学的ではない」として、政府が辰年を「パンダ年」に置き換えようとしたことがある。竜は歴史的に皇帝の象徴で社会主義国家にふさわしくないという考えもあった。しかし世の中にほとんど浸透せず、すぐに干支は辰に戻った。

[34] 夜ノシュウ✪ଳ🦈🌊☔⚡༺闇夜の黒狼༻さんはTwitterを使っています 「違う違う!そおじゃ そおじゃなーい! https://t.co/ShHj9aU7Es」 / Twitter (午前8:53 · 2021年2月9日 , ) https://twitter.com/night_owl_syu/status/1358926946554454016

[35] ユウユウ@ランサーさんはTwitterを使っています 「@night_owl_syu FF外より失礼します。 俺は続柄の「子」で同じことやりました。」 / Twitter (午後4:38 · 2021年2月9日 , ) https://twitter.com/youyou2001/status/1359044073143762944

[40] PowerPoint プレゼンテーション - narike.pdf, , https://www2.nao.ac.jp/~mitsurusoma/narike.pdf

[42] Arte da lingoa de Iapam - bub_gb_NwnUAAAAMAAJ.pdf, , https://ia802704.us.archive.org/21/items/bub_gb_NwnUAAAAMAAJ/bub_gb_NwnUAAAAMAAJ.pdf#page=489

[43] チャム語教程 - 2014Cham1.pdf, http://repository.tufs.ac.jp/bitstream/10108/95073/1/2014Cham1.pdf#page=33

[57] なぜ「ウサギ年」より「卯年」と書いた方がよいのか – 毎日ことばplus, https://salon.mainichi-kotoba.jp/archives/177997

[58] また毎日新聞か。毎日新聞校閲部門は不適切ツイートの頻度が高すぎるといつも非難されています。 毎日新聞

[59] >>57

「ウサギ年」ではなく「卯(う)年」と呼ぶのが適切としたツイートに、国語辞典編者の飯間浩明さんが否定的な反応をしました。至らぬ点を反省しつつ、書き言葉では卯年の方がよいと判断するわけを説明します。

毎日新聞の校閲では、「えとのウサギ」とせず「えとにちなんだウサギ」などと直しています。この認識が少しでも広がってほしいと願います。

とはいえ、動物としてのウサギそのものがクローズアップされるので「今年のえとはウサギ」などと書き出す原稿はよく出てきて、中には直しにくいものもあります。「今年はウサギが主役」と、苦肉の策を提案し採用されたこともありました。

そういう文脈は別として、「ウサギ年」の場合は「卯年」に単純に置き換え可能なことが多いのではないでしょうか。「ウサギ年」が口の端にいくら上ろうとも、やはり私たちとしては「卯年」と書くことを推奨するのです。

[60] 「反省」・・・? どのへんが?

[63] でも毎日新聞は社内ルールではなく 「この認識が少しでも広がってほしいと願います」 と言ってますよ。 「極端に受け取られ」 ることを毎日新聞は願ってると断言してます。

[67] なんだかんだ理屈をつけていますが、

毎日新聞の校閲では、「えとのウサギ」とせず「えとにちなんだウサギ」などと直しています。

十二獣十二支ではないから獣名で年を呼ぶのはおかしいというのが毎日新聞の見解のようです。 しかし毎日新聞自身が

しかし古代中国で十二支の卯に当たる動物とされて以来、密接な関連はあります。だから漢字の成り立ちだけをもって「ウサギ年」を不適切とするのはさすがに無理でしょう。

と認めています。 >>57 なぜ十二獣を排除しなければならないのか理解不能です。

[68] 毎日新聞の立場が本当に

新聞校閲としては二者択一を迫られるので「卯年」を選んでいる

のだ >>62 としたら、それは毎日新聞がつらつらと述べたような根拠付けによる、 ということで納得も可能です。 私企業の社内ルールは好きに決めたらいいでしょう。 でも

この認識が少しでも広がってほしい

「ウサギ年」が口の端にいくら上ろうとも、やはり私たちとしては「卯年」と書くことを推奨するのです。

というように >>57、社会の規範たらんと欲しているのは、欲を出しすぎではないでしょうか。

[69] 十二獣による紀年は古代中国から現在までの長い歴史を有し、 東欧から日本まで広い範囲で長い伝統を持ちます。 東アジア以外では十二支年より十二獣年の方が一般的です。 日本でも民間では広く親しまれている十二獣を排除する必要性がどこにあるのでしょう。

[70] ところでここまで謎のこだわりを見せる毎日新聞がなぜ「えと」「干支」を排除して 「十二支」に統一していないのか、疑問を抱かずにはいられません。 「えと」は本来十干 (に使う「え」と「と」) を指し、「干支」は本来六十干支を指します。 どちらも十二支とは違います。

[72] 実は毎日新聞は以前にも同趣旨の記事を公開しています。 >>71 十二支十二獣の分離によほど強い意志があるようです。

[71] 今年の「えと」は? – 毎日ことばplus, 2019.01.18, https://salon.mainichi-kotoba.jp/archives/24556

[74] この記事には「えと」の説明が

「えと」は漢字で書けば「干支」。字に見る通り「十干と十二支とを組み合わせたもの」で、「年月・時刻・方位などを表す呼称として用いられる」(大辞林3版)。回答からの解説にも書いたように2019のえとは「己亥(つちのとい、きがい)」となるのですが、十干については現在でも暦に記されているとはいえ、日常的にはあまり触れられることはありません。ここでは辞書の語釈の二つ目「十干十二支のうち、十干をはぶいて、十二支だけで表した年をいう。子年・丑年・寅年など」(同)について取り上げます。

とあります >>71。「えと」と十二獣の関係の否定には

動物をかたどった「えとの置物」は「えとにちなんだ置物」などと直すようにしています。

これは「えと≠動物」という立場からなのです

と強い執着を持っている >>71 にも関わらず、 「えと」「干支」と「十二支」 の関係はアリバイ的に触れるだけで完全スルーに近いのです。

[75] 本来別の物を指す「えと」「十二支」「干支」の関係を読者には 「ここでは」の一言で無条件に受け入れさせておきながら、 「えと」 (十二支) と十二獣の関係だけは受け入れられないという、 これではまったく説明になっていません。

[73] 定着した慣習を受け入れる立場なら十二獣年も「えと」「干支」もどちらも受け入れるべきですし、 原義を尊重する立場なら十二支年と「十二支」に統一するのが筋でしょう。 毎日新聞の態度はどっちつかずです。 私企業の社内ルールならそれで全然構いませんが、 そのような曖昧な基準で社会に「正しさ」を発信するべきではありません。

[76] 毎日新聞社の記者にも十二獣年は受け入れられ親しまれてるからそういう記事が上がってきてるわけでしょう。 十二獣年は広く知られていて誤解のおそれもない。毎日新聞のローカルルール以外にどこにも有害性を孕んでいないのです。

それに対して十二支と「えと」「干支」の混同は有害で、 六十干支のつもりで話しているのに十二支と誤解される、 といった現象が起こっているのです。公共の校閲が問題視するべきとしたらむしろこちらでしょう。 「えと」も「十二支」もよく知られているのだから、「十二支」で統一して誰も困らないはず。 なのになぜ「えと」を強調する記事を出すのか。

動機がわかりやすい日本語で読者に伝えたいというところにあるのだとしたら、 取り組むべき課題がどちらなのか、明らかですよね。

[94] 梅澤めぐのめぐりあい #29 - 2023/6/20(火) 19:55開始 - ニコニコ生放送 () https://live.nicovideo.jp/watch/lv341503635

[95] 『関孝和全集 第一巻 現代語訳』 - 0913280_vol1.pdf, , https://www.iwanami.co.jp/moreinfo/tachiyomi/0913280_vol1.pdf#page=20

7. 原文中の十干,十二支,二十八宿の文字は,下の表のアルファベットとギリシア文字に置 き換えて表記する.ただし,一部異なるアルファベットに置き換えた部分がある.