DTD実装

XHTML m12n 型モジュール (HTML)

[4] XHTML m12n で定義された条件を満たす外部引数実体XHTMLモジュール (XHTML module) といいます。

仕様書

モジュール (XHTML 式文書型定義)

[18]

モジュール (module)
DTD素片として表現される文書型模型中の抽象単位で、 特定の論理・意味的構造の柔軟性・修正可能性・再利用性・理解可能性の向上のためにマーク宣言を整理するために使用する。 XHTML m12n >>15

[17] モジュールは抽象モジュールの実現値。

XHTML 適合モジュール

[5] あるモジュールは次の条件を満たす時、 XHTML 適合モジュール (XHTML‐conforming module) であるといいます XHTML m12n 3.2

実装

[19] XHTML m12n では、 (版によって異なりますが) DTD実装XML Schema実装RELAX NG実装を規定していました。

[20] それぞれ、抽象モジュール定義に相当するものを XML DTDXML SchemaRELAX NG で記述したスキーマということになっていました。

[21] 現実には、抽象モジュール定義と各実装は、少しずつ内容が違っていました。

[24] >>23 SHMLXHTML m12n の作者自ら用意したモジュール化の利用例。

XHTML m12n 型モジュール化 XML DTD

[1] DTD 実装:

名前URI 参照参考
AAA
ACAPhttp://www.atsc.org/standards/T3S2-006r8.pdf
BML
DASE-1ATSC完全に指針に従ってはいない
HLinkhttp://www.w3.org/TR/hlink
RDDLRELAXTREXRELAX NG もあり
Rubyhttp://www.w3.org/TR/ruby
SVG 1.1http://www.w3.org/TR/SVG11/
WML 2.0
XFrameshttp://www.w3.org/TR/xframes2005 WD 以降 DTD 実装あり
XFrames 2002 WDhttp://www.satoshii.org/dtd/xframes/ (非公式)
XHTML m12n 1.0http://www.w3.org/TR/xhtml-modularization
XHTML 2.0http://www.w3.org/TR/xhtml2
XML Eventshttp://www.w3.org/TR/xml-events
あれこれポップアップhttp://www.satoshii.org/dtd/ap/ (非公式)

[22] (参考) XHTML m12n 型抽象モジュール定義があるけど DTD 実装がないもの
名前URI 参照参考
Web Forms 2.0正式版の頃には DTD 実装も用意するつもりらしい。
XHTML + SMILhttp://www.w3.org/TR/XHTMLplusSMIL/SMIL 2.0 の抽象モジュール定義の表が載ってる。肝心の DTD 駆動器は作成中。もう2年前だから、やる気がないのだな。
XForms 1.0http://www.w3.org/TR/xforms/

[2] DTD 駆動器の例:

名前URI 参照参考
BML
HLinkhttp://www.w3.org/TR/hlink
SVG 1.1http://www.w3.org/TR/SVG11/
Mobile SVG Profilehttp://www.w3.org/TR/SVGMobile/
RDDL (XHTML Basic + RDDL)
WML 2.0
XHTML 1.1http://www.w3.org/TR/xhtml11
XHTML 1.1 + あれこれポップアップhttp://www.satoshii.org/dtd/ap/
XHTML 2.0http://www.w3.org/TR/xhtml2
XHTML Basic 1.0http://www.w3.org/TR/xhtml-basic
XHTML + MathML + SVGhttp://www.w3.org/TR/XHTMLplusMathMLplusSVG
XHTML-MP
XHTML-Printhttp://www.w3.org/TR/xhtml-print
DVB-HTML

他にも沢山あります。

[16] XHTML-IM には XML Schema 版 driver (のみ) がありました。

非 XHTML m12n 型 DTD モジュール

[3]

名前URI 参照参考
MathML 2.0http://www.w3.org/TR/MathML2/m12n の命名規則に従ってないものが混在。 しかし m12n なモジュールとの混用は多分問題ない。
SMIL 2.0http://www.w3.org/TR/smil20m12n の命名規則に従ってないものが混在。 しかし m12n なモジュールとの混用は多分問題ない。
SMIL 2.1http://www.w3.org/TR/SMIL2m12n の命名規則に従ってないものが混在。 しかし m12n なモジュールとの混用は多分問題ない。
SMIL 3.0http://www.w3.org/TR/SMIL3抽象モジュール定義あり、ただし XHTML とは違ってプロファイルの定義に利用。DTD は m12n の命名規則に従ってないものが混在。 しかし m12n なモジュールとの混用は多分問題ない。

[13] XHTML™ 2.0 - Terms and Definitions ( 版) http://www.w3.org/TR/2010/NOTE-xhtml2-20101216/terms.html

module

an abstract unit within a document model expressed as a DTD fragment, used to consolidate markup declarations to increase the flexibility, modifiability, reuse and understanding of specific logical or semantic structures.

[14] XHTML™ 2.0 - Module Definition Conventions ( 版) http://www.w3.org/TR/2010/NOTE-xhtml2-20101216/abstraction.html