[7] 霊波 (y~1735) は、 平成時代、令和時代に用いられている日本の私年号です。
[47] 日本を中心に活動する宗教団体霊波之光が使っていて、 教団の内外で霊波暦と呼ばれているようです。
[8] 霊波元年は日本大正4(1915)年です >>3。 教祖波瀬善雄 (長谷義雄) の生誕年に由来します。
[17] 平成12(2000)年に霊波86年と制定されたそうです >>1, >>21。
[18] 霊波87(2001)年には教団外部の目に触れる使用は憚られた >>1 とされますが、現在は Webサイトやブログで堂々と使われており、 Wikipedia にも掲載されています。
[16] 教団が天皇と日本の元号を認めていないとする信者の証言もありますが >>5、 現在の Webサイトや出版物には日本の元号も併記されている (>>12, >>13) ようです。 平成最後/令和改元の時期には、 支部の担当者のブログに一般人同様に新時代到来を歓迎した記事があり >>23, >>24, >>25、 特に問題とされている形跡もありませんから、 そうした反政府的要素があったとしても過去のものなのでしょうか。
[12] Webサイトでは西暦、 日本の元号、 霊波が併用されているようです。 併用といってもページごとに単独、2併記とばらばら (3併記はなし) で、 使い分けがあるようにはみえません。 >>9, >>10, >>11
[13] 配布(販売?)しているらしいカレンダーには 3種が併記されています >>14。
[36] 霊波之光の信者数は諸説ありはっきりしませんが、 実数は数万人程度と推測されているようです。 近現代の日本の私年号の利用集団としては、 やや大きめな方でしょうか。
[22] 平成31(2019)年改元の新元号「令和」 と霊波で音が近いため、 改元前後に一部でネタに使われたようです。
[26] 略号として R が使われていたようで、 支部のブログに用例が見られた >>23 ほか、 「平成最後の記念撮影スポット」に
R105年 [4] 月 [30] 日 (H31年)
... という看板があった >>23 ようです。 月日は取替式となっており、平成最後のカウントダウン的な掲示だったのでしょうか。 (参考: テーマパーク系異年号)
[27] 毎日「R105年」と書いていた支部ブログは、 令和改元を境に「2019年」に改めたようです >>23, >>24。 「R」が令和と衝突するためでしょうか。 「R」表記は撮影スポットの看板に使われるなど、 教団内で広く通用していたものと推察されますが、 西暦への変更が支部ブログ担当者の判断なのか、 教団の判断なのかは不明です。 それ以後も利用例はみられるので >>28、 教団全体としての方針ではなさそうです。
[46] 令和3(2021)年現在、継続して利用中のようです。
[44] ちなみに日本の私年号で R と略されるものに他に立教があります。
[2] 広域カルト教団霊波之光教会内部でのみ通用しているというカルト暦「霊波暦」 - Yahoo!知恵袋 ( 版) http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n24170 (消滅確認 。 >>1 と同内容か。)
[40] -霊波之光(RHK)-いいっけね!ちゃっきり静岡礼拝所:今年最初の青年部集会 (霊波106年、初青年部集会) () https://rhkshizuoka.eshizuoka.jp/e2040866.html