[7] 暦に関する選択の情報は政治的・宗教的にも繊細な情報であり、
プライバシーの問題となることがあります。
利用者がどの暦法や紀年法や時間帯を使っているかは、 fingerprinting vector です。
[187] 用いる時間帯を含め、利用するロケールに関わる情報は、
プライバシーに関わる情報として慎重に取り扱う必要があります。
[9]
そうでなくても利用者によって異なるロケール関係の情報は、
追跡に悪用される危険性が常につきまといます。
[4] 日時桁溢れ問題、過去の日時、将来の日時の取扱いは、 杜撰に実装していると深刻なセキュリティー問題につながるおそれがあり、 注意が必要です。
[5] 日の数値が月の数値として妥当な範囲に含まれることなど、
入力の検査を適切に行わないと、
セキュリティー問題となる危険性があります。
(日時計算の便宜のため意図的に認めている場合もありますが、
その場合も範囲検査のすり抜けのような不具合につながり兼ねないので要注意です。