マウスイベント (DOM)

仕様書

[22] 次の各項も参照。

[27] マウスのクリックは、フォーカスの移動を発生させます。クリックは、マウスのボタンの押下の後、ただちに元に戻す操作です。つまり mousedown と mouseup がクリックに前後して発生します。両操作にどれだけの間隔が認められるかは、プラットフォームの慣習によります。

[68] OS によっては、設定でクリックとみなす間隔を利用者が調整できます。

[69] クリックは、他にダブルクリックのイベントも発生する場合があります。

[23] マウスの第2ボタン (標準では右ボタン) のクリックは、文脈メニューを呼び出します。

[25] マウスが指示する位置はマウスポインターで示されるのが普通です。マウスポインターは cursor 特性などによって制御できます。

[24] マウスによってマウスポインターが移動すると、移動イベントが発生します。

[26] マウスによって文書中の文字列や画像などをドラッグすることで、選択範囲を指定できます。また、 DnD 系イベントも発生します。

[28] 編集中の要素内でのクリックは、選択の解除やカーソル位置の移動を発生させることがあります。

[30] マウスのクリックやドラッグなどの操作は、クリック位置がスクロールバーならスクロール操作を発生させることがあります。 <input type=range> や <input type=file> や keygen、 controls 属性つき媒体要素などの要素内の各部分ならそれぞれの制御子の操作を発生させることがあります。

[35] マウス操作により、フォーカスが移動することがあります。

[31] イベントループが一時停止中は、反応を通常よりも抑制する必要があります。

[32] 各操作には、鍵盤の状態が影響することがあります。

[13] マウスイベントの一部は、 engagement gesture です。その発生時に Pointer Lock の処理が実行されます。

[14] 固定状態では、マウスカーソルの座標に基づくイベントは発火しないことになっています。

[44] 固定状態では screenX/screenY は変化しませんが、 movementX/movementY は通常通り変化させなければなりません >>39。

[45] マウスカーソルが窓から外れて改めて他の場所から入った場合など、値が異常に大きくなる場合には、 0 に設定しなければなりません >>39。

[42] 固定状態が解除された時窓外にマウスカーソルがあってマウスカーソル位置を受け取れず、その後改めて窓内に入った場合、元の位置は未知であって差を計算できないということで、値は 0 としなければなりません >>39。

[41] mousemove 以外では、 0 のままとしなければなりません >>39。

[9] 合成マウスイベントを発火 (fire a synthetic mouse event) とは、

... について、次のようにすることをいいます >>6。