</sera>

SERA

[1] SERA は、 かつてエチオピアで、 計算機上のエチオピア文字代替表記として用いられていた、 エチオピア文字ASCII文字へのtransliteration方式。

[11] 当時はインターネットメールネットニュースSERA が使われていました。

[6] プレインテキストの他に HTML や各種アプリケーションでも使われていました。

[10] Mule 2.2 は SERA の読み書きに対応していました。

[8] ftp://ftp.geez.org/pub/

[5] >>8 には XMLコメント要素内容どころか要素名などにも SERA を使った例が出てきます。 まとまったドキュメントになっていないようなので、 技術検証程度のものだったのかもしれませんが、 興味深いものです。

[7] JISエチオピア文字に変換するソフトウェアもありました。

[12] System for Ethiopic Representaion in ASCII, , https://web.archive.org/web/19970729054757/http://www.cs.indiana.edu/hyplan/dmulholl/fidel/sera-faq.html#tech-2

sera 要素 (HTML)

[2] Mule 上の Emacs/W3 では sera 要素があって、その内容SERA により解釈されていた。 >>8 から入手できる SERA の FAQ

[9] 6. Technical Aspects, , https://web.archive.org/web/19970806155000/http://www.cs.indiana.edu/hyplan/dmulholl/fidel/sera-faq_6.html#tech-2

[3] A Book Shelf Of Ethiopian Text, , https://web.archive.org/web/19970729055157/http://www.cs.indiana.edu/hyplan/dmulholl/fidel/let/

[4] >>3 sera 要素の実利用例

[15] ドキュメントを読む限り、エチオピア文字用パッチのようなものや設定の変更ではなく、 Mule + Emacs/W3 の標準で sera 要素が解釈されていたようです。

[13] Emacs/W3構文解析器以後のものが CVS にありますが >>14、 ここでは sera 要素は実装されていないように見えます。 しかし SERA に関するコードは含まれています。

[16] もっと古い時代に sera 要素が実装されていたのがいつかのタイミングで削除されたのかもしれません。

[17] SERA FAQ, Daniel Yaqob, Last Modified: 1996/12/24, https://web.archive.org/web/19970806154834/http://www.cs.indiana.edu/hyplan/dmulholl/fidel/sera-faq.txt

The principle consideration for HTML and SERA is that SERA parsers should give HTML defined escapes precedence over SERA definitions. Hence, < and > , and & with ; should be parsed first as appropriate HTML escapes. When the syntax does not qualify as HTML, the parser should proceed to SERA transliteration.

Mule with the W3 web browser demonstrate the ideal implementation of SERA in HTML. W3 convert SERA text between <sera> and </sera> markups automatically into Fidel (the HTML 3.0 ``lang'' attribute should be used here in the future).

[18] Adding Ethiopic Features To Emacs, Naoto Takahashi, Daniel Yacob, , ftp://ftp.geez.org/pub/mule/mule.ps.gz

[19] >>18 #page=7

The <sera> HTML markup is recognised by the Emacs “W3” web browser but it may be replaced in the future when a transliteration markup or attrib- ute convention is a part of the HTML specification.

[216] HTML要素概説
要素名
sera
日付
説明
>>38から、 SERA によるエチオピア文字表記のため sera が使われた。 Mule が実装し、 Emacs/W3インターネットメールで利用できる。 その他にいくつか変換ソフトウェアもあった。 >>33 の論文で紹介されている。 >>32 SW:SERA
出典
注釈

[20] インターネットメールUSENETメッセージ (MIME以前のもの) でも SERA の利用を区別するために最初と最後に <sera></sera> を書いた平文本文を Mule 上の MUA では読み書きできたようです。 >>18 #page=12

[21] MIME 以前のものであり、HTMLメールではありません。 HTML と共通のタグですが、 HTML を解釈しているわけではないはずです。 例文は冒頭と末尾にタグを入れていますが、文中の任意の位置でタグを書けたのかは不明。 &lt;&amp; などの文字参照を使ったのかも不明。

メモ

[35] SERA-95 Updates, , https://web.archive.org/web/20001120132000/http://www.abyssiniacybergateway.net/fidel/sera-95.html

[24] (PDF) The System for Ethiopic Representation in ASCII, , https://www.researchgate.net/publication/2682324_The_System_for_Ethiopic_Representation_in_ASCII

[23] null, , http://www.ethiopians.com/daniel.html

[26] null, , http://www.ethiopians.com/yitna.html

[27] Ethiopic Viewer for X-Windows, , https://www.africa.upenn.edu/Software/Ethiopic_Viewer_17981.html

[25] Daniel Yaqob = Daniel Yacob>>12 著者、 >>24 共著者、 >>23 作者にして elreq にも関わっている。 ftp://ftp.geez.org/pub/Menu.html によるとそのオリジナル、 ftp://ftp.ethiopic.org/pub/ の管理者でもある。

[28] Fidel Resource Page, , https://web.archive.org/web/20000902224208/http://www.abyssiniacybergateway.net/fidel/

[29] Mule Version 2.3, , https://web.archive.org/web/20010406122403/http://abyssiniacybergateway.net/mule/new_mule.html