aalt
[6]
aalt
は、
Access All Alternates
とされています。
>>5
[7] 選択された文字のすべての異体にアクセス可能とするものです。 >>5
[19] ということで他の様々なフォント機能で利用できる別字形をみな含めることが期待されているようです。 他に適当なフォント機能がないものを含めても構わなそうです。
[20] フォント編集ソフトウェアは他のフォント機能の定義を参照してひとまとめにできるような仕組みを提供すると有用かもしれません。
[12] 既定のグリフを選択肢の1つに含めることができます。 その場合は最初の選択肢とするべきです。 >>5
[18] 応用は最初のグリフが好ましい形と想定して構いません。 フォント開発者はその想定で並べるべきです。 >>5
[13] 合字の構成要素のグリフの代替として合字のグリフを含めるべきではありません。 >>5
[15] 同じ typographic family に属する別のフォントで同じ代替があるなら、 順序は揃えるべきです。 >>5
[1]
通常は GSUB
lookupType
3 を使うべきです。
>>5
[2]
代替が1つだけのときは GSUB
lookupType
1 を使うことができます。
3 と 1 の併用もできます。
>>5
[21]
その他の lookup は非推奨です。 >>5
しかしフォント機能全般の通則として、推奨されない GSUB
や GPOS
が禁止されているわけではありません。
[22] 応用は、利用者の文書におけるどのグリフが代替形を持つかを利用者に示すべきです。 >>5
[23] そして利用者が代替グリフを選択する手段を利用者に提供するべきです。 文脈内に順番に代替形を表示させることもできますし、 すべての代替形を同時に表示するパレットを提示することもできますし、 そうした手法から利用者に選択肢を提示することもできます。 代替が1つだけのときは、代替形と既定形を直接切り替えることもできます。 >>5
calt
cswh
cv*
[24]
フォント機能
cv01
から cv99
は
Character Variant 1 から Character Variant 99
とされています。
>>5
[31]
cv*
は1つの文字か、大文字と小文字や基底文字と合成済み文字のような近い関係にある文字群にのみ適用されるようなグリフの異体に使うべきです。
>>5
[25] ある文字の異体が他の文字の異体とは体系的には関係していないような stylistic-variant グリフを持つことがあります。 >>5
[26] また、異体がある文字とその casing pair (大文字・小文字違いの文字) や関係する合成済み文字には存在するものの、 他の無関係の文字には適用できないことがあります。 >>5
[27] 場合によっては、個々の Unicode文字に別々にグリフの異体の制御を提供する必要があるかもしれません。 >>5
[28]
ss*
は広い範囲の Unicode文字に適用される頻用の
stylistic variations を想定していますが、
cv*
は広い範囲の Unicode文字ではなく特定の文字の異体を想定しています。
>>5
[29]
salt
はグリフの異体へのアクセスを提供するものの、
応用が文字単位で制御できません。
cv*
はより大きな粒度で制御できます。
>>5
[30]
locl
は特定の言語で好まれるような文字の異体に使いますが、
すべての関連する言語に対して特定の言語系にグリフの異体を関連付けることができないかもしれません。
例えば特定の言語の要件がフォントの開発時に知られていないかもしれません。
>>5
そうした場合には言語を特定しないで使える cv*
が有用です。
[32]
GSUB
lookupType
3
や、異体が1つなら
GSUB
lookupType
1
が推奨されています。
>>5
他の GSUB
や GPOS
が禁止されているわけではありません。
[33]
各 cv*
に於いて異体の数はすべてのグリフに対して同じであるべきで、
順序は対応する (同じ異体の順になるよう並べる) べきです。
>>5
[34]
feature parameter として、
name
表を参照する形で、
を記述できます。また、フォント機能の適用対象となる Unicode文字を記述できます。 >>5
[39]
name
によって複数の言語を含められますが、
fallback として English の文字列を含めるべきです。
>>5
[41] 既定では無効とするべきです。 応用はグリフパレットのような形でグリフの異体を表示できます。 feature parameter が指定されていれば、利用者インターフェイスで活用できます。 >>5
[42] 合字や contextual form の obligatory substitution が必須の complex script で使われる問は、 obligatory script behavior のフォント機能より前に適用されるべきです。 >>5
falt
palt