max

max

input 要素 max 属性 (HTML)

[1] HTMLinput 要素max 属性は、 入力欄に入力できる最大値を指定するために使います。 WF2 2.4.1

[8] この属性日時関係、数値関係、 ファイルtype のとき適用されます。 日時数値では選択できるの範囲を、 ファイルでは選択できるファイルの個数を指定します。 WF2 2.4.1

[9]

状態
WHATWG WD
要素型
input
type
date, datetime, datetime-local, month, time, week, number, range, file
属性名
min (maximum (最大) より)
属性値
type に依存 (>>3)
既定値
type に依存 (>>4-5,>>10)

[6] 最大値が指定されると、 その値よりも大きな値は範囲外 (rangeOverflow) となります。 WF2 2.4.1, 2.15

[2] 仕様書:

属性値

[3] 属性値は、 type ごとに指定された書式で記述しなければなりません (各 type の項を参照)。 WF2 2.4.1

[13] file の場合、 1桁以上の 09 としなければなりません十進整数と解釈されます。 WF2 2.4.1, 2.15

[4] range の場合、 この属性が与えられなかった時や書式が不適切な場合に用いられる既定値100 です。 WF2 2.4.1

[10] file の場合、この属性が与えられなかった時や書式が不適切な場合 (整数でない場合や、負数の場合を含みます。) に用いられる既定値1 です。 WF2 2.4.1, 2.15

[5] >>4, >>10 以外の場合、 この属性が与えられなかった時や書式が不適切な場合には最大値なしとなります。 WF2 2.4.1

[12] maxmin より小さくても構いません。その場合、単に提出が行えないだけです。 WF2 2.4.1

[13] type 変更時については、 input の項を参照してください。

[16] file の場合、 max無限大個とする方法はありません著者フォーム処理エージェント的に適当な最大値を max に設定することがすすめられています。 例えば、うpされたファイル16ビット符号無し整数で管理しているなら、 65536max とするのが適当です。 WF2 2.15

フォーム

[17] 提出できないファイル

存在しないファイルうpできないファイルが指定されたとしても、 max 属性を満足するかの検査の際には無視されます。 WF2 2.15

互換性

[11] type file について、 HTML 4 は任意の個数のファイルを選択できるとしていました。 しかし、実際はほとんどの利用者エージェントで1つのファイルしか選択できませんでした。

filemax既定値1 なのは、 HTML 4 とは非互換ですが、 現実のWebブラウザとは互換性を持っています。

[18] なお、 file,ax無限大とすることはできないので、 HTML 4 の仕様との互換性は失われています。

歴史

[14] この属性Web Forms 2.0 で導入されました。

実装

[15] Opera 9 が実装しています。

関連

[7] 最小値を指定する属性として、 min があります。

メモ

メモ