XML+RDFa Document

XML+RDFa Document

[1] XML+RDFa 文書 (document) は、 RDFa 1.1 が用いられた XML 文書です。

仕様書

文書の適合性

[3] RDFa Core 1.1 は、 (XHTML+RDFa のようなホスト言語と統合された文書型とは別に) 一般の XML文書についても規定しています。ここでいう一般の XML文書というのは、 text/xmlapplication/xml のことを指すとされています。 >>2

[5] 一般の XML文書なのに XML+RDFa文書という名前がついているのは謎ですが。
[18] 一般の XML文書を対象としていたはずなのに、なぜあえて XML への適合性が繰り返し要求されているのかは謎です。
[8] 名前空間整形式であることはなぜか要求されていません。また最新の XML 1.0 5e を参照していないのは (非互換変更前の版を参照したいという) 意図があるのかどうか不明です。

[9] ここで要素名前空間などには限定がありませんから、 RDFa を想定していない語彙と衝突するおそれが当然でてきます。 RDFa Core 1.1 には「NOTE」としてその可能性に言及していますが、どうしたらいいのかは書いてありません。

[20] ホスト言語に対する適合性では、 >>7 の要件が満たされない場合に HTML名前空間を用いることが要求されていますが、こちらでは要求されていません。 これが意図的なのかどうかは不明です。
[19] XHTML+RDFaHTML+RDFa のように HTML に対しては専用の規定があるのに、それとは別に一般の XML 文書に対してこのような (矛盾しかねない) 規定を設けることにどれだけ意味があるのかは疑問です。 それなら HTML も含めた HTML/XML 全体に対して一つの共通した適合性や処理モデルを定義した方が単純でわかりやすく、 実装も容易だと思うのですが。

処理モデル

[22] なぜか著者に対する要件としては明記されておらず、処理モデルの説明にしかなっていませんが、 XML+RDFa文書における記述は、

[26] 詳しくは RDFa処理器の項を参照してください。