XHTML+RDFa 1.1文書

XHTML+RDFa 1.1文書

[5] XHTML+RDFa 1.1 は、 XHTMLRDFa 1.1 を組み合わせた文書型です。

[6] XHTML+RDFa の項も参照。

仕様書

文書型

[11] XHTML+RDFa 1.1 文書型には次のXHTMLモジュールが含まれています >>3

[12] このうち Metainformation Attributes ModuleXHTML+RDFa 1.1 で定義されたもの (ちなみに XHTML+RDFa 1.0 でも同名のモジュールが定義されていた。)、 Ruby Annotation ModuleRuby Annotations W3C勧告で定義されたもの、 それ以外は XHTML m12n 1.1 2e で定義されたものです。

[13] Hypertext Modulehref 属性は、すべての要素で利用できます >>3

[14] XHTML m12n のモジュールは説明のために挙げただけで規定は XHTML m12n に拠るとしていながら >>13 は独自の拡張で、矛盾しています。

[19] このすべての要素href 属性DTD には含まれていますが、 XML Schema にはなぜか含まれていません。

[15] Metainformation Attributes Module は、属性 about, content, datatype, typeof, prefix, property, rel, resource, rev, vocab をすべての要素に追加するものです。 >>3

[18] なぜか本文にはありませんが、 XML SchemaDTD >>3 には更に inlist 属性Metainformation Attributes Module の一部として追加されています。

[21] DTD はこれら Metainformation Attributes ModuleHTML名前空間属性として使えるように定義しています。 XML Schema や本文にはそのような規定は含まれていません。

[16] 加えて、属性集成 I18Nlang 属性を追加するとしています。 lang 属性xml:lang 属性の両方がある時は同じ値でなければなりません。 異なる場合 xml:lang 属性が優先されます。 >>3

[17] なぜこのような RDFa と関係ない変更が加えられているのかは謎ですが、 XHTML2 WG ではよくあったことです。

[20] lang 属性DTD には含まれていますが XML Schema にはなぜか含まれていません。

初期文脈

[22] 初期文脈の項を参照。

文書の適合性

[9] 厳密適合XHTML+RDFa文書を参照。

利用者エージェント適合性

[10] XHTML利用者エージェント適合性を参照。

歴史

[7] 2013年に第2版が出版されていますが、第1版との違いは軽微な編集上のものだけで、事実上同じものです。 RDFa Core 1.1 の第2版と同時に出版されました。そのため RDFa Core 1.1 の第2版へと参照が書き換わっており、 そのための第2版だと思われます。

[8] わざわざそれだけのために改訂版を出す意味はあるんですかね。個別に改訂できないなら、 敢えて別の仕様書に分けてある意味も無いですし・・・。
[23] 変更履歴の章すら変更されていませんw

[26] 2015年に第3版 W3C勧告 (>>24) が出版されていますが、これも日付の更新だけのものです。

[27] それにしても2015年にもなって、 W3C においてですら HTML 5.0W3C勧告になっている時代に、こんなものを出版して意味はあるのですかね? 一体誰が使っているのでしょうか?