読めなくなったファイル

読めなくなったファイル

[1] 昔は読めたのに or 誰かは読めるのに読めなくなっているファイルというのがあります。

[5] 後方互換性の重要性を理解しない人達に切り捨てられたものとか、 競争に勝てず市場から退出させられたものとか。

[2] 挙げはじめるときりがないので、 Web 上にあるものを中心に。

[3] Microsoft Office のファイル:

[16] 古い Microsoft WordMicrosoft Excel のファイルはきちんと開けないファイルがあります。 再現度が低かったり、文字化けしたりします。 実例: BUCS

[17] HWP のファイル:

[18] HWP大韓民国でよく使われるワープロファイル形式。 Google検索でもよく出てきます。

[41] LHA ファイル:

[19] FTP のファイル:

[21] 平成時代頃までWebブラウザー匿名FTPのファイルには普通にアクセスできました。 もっと昔は匿名でない FTP のファイルにもアクセスできました。 HTML文書を表示してハイパーリンクをたどることも普通にできていました。 令和時代の今でも Google検索でたまに検索結果に出てきますが、 主要なWebブラウザーでは開けません。

[22] 文字コード関連。 昔はWebブラウザーで普通に開けていた、 または文字コード変更メニューで指定すれば読めていたのに、 今の主要なWebブラウザーではまともに読めないものがあります。

[23] Internet Archive に多数ありますが、普通のサイトでも稀に遭遇します。 実例:

[25] 今のWebブラウザーが完全に対応しなくなってしまった文字コード: Webにおける文字コード参照。

[24] 対処は難しいです。対応ソフトウェアで開けることもありますが、 HTML文書Webブラウザーで開いてこそ意味があるものです。 近年のWebブラウザーの旧規格切り捨てによる退化は本当に困ったものです。

[46] なくなってしまった画像フォント: e漢字, 今昔文字鏡

[30] 古いサイトや Internet Archive で一見何もない、または広大な空白があるときにチェックしたいポイント:

[40] 平成時代中期頃のサイトはトップページにでっかな Flash があってメニューになっていたりして、 Flash が実行されないとそれ以上何もできないことがあるのが困ったもの。 それが原因で Internet Archive にその先が残っていないことも多く困る。

[47] 関連: 非互換変更