モンゴルのお正月は、中国・韓国・ベトナムと同じように、旧暦で祝われている。(日本語では旧正月)しかし、モンゴルの旧暦は中国などとちょっと違うらしく、高僧であるラマ(お坊さん)が決めるらしい。
モンゴル国および中国内蒙古自治区では、現在公式には西洋暦が採用されているが、伝統的な暦法(太陽太陰暦)も存在する。モンゴル民族の伝統であるツァガーン・サルと呼ばれる行事は、この旧暦の元旦を祝うものだ。このツァガーン・サルを祝う日にちは、モンゴル国ではチベット仏教に由来する暦法に基づいて決められているのに対し、内蒙古では漢民族の旧暦(農暦)の元旦に相当する春節の時期に合わせるのが普通だ。
モンゴル暦は、インドの暦に起源を持つチベットの太陰太陽暦である時輪暦の一種で、ラマ教(チベット仏教)の宗教行事などに使われている。 ツァガーンサルの日付は宗教的に決定され、前年に発表される。中国などの春節と一致する年も多いが、しばしば1日または1朔望月ずれる。常に朔日というわけではなく、少しずれることがある。
[4] Mongolian calendar - Wikipedia () <https://en.wikipedia.org/wiki/Mongolian_calendar>
[5] モンゴルの各種暦法 | モンゴル語の穴ぐら (いたこ著, ) <http://a.itako999.com/2006/01/blog-post_7960.html>
[6] モンゴルの暦 | モンゴル語の穴ぐら (いたこ著, ) <http://a.itako999.com/2006/01/blog-post_2750.html>
モンゴルの旧暦
モンゴルでは、星占い師の話し合いで旧正月の元旦を決める。1999年は、2/17が元旦。日本、中国では、2/16。(1999/02/15のNHKラジオ第一より)