[1] 地理的な時間帯や経度通りの時間帯とは、 経度により地球を24等分して定められた時間帯のことを指しています。
[2] 実際の時間帯は国境その他の便宜上の地域区分によって分かれており、 夏時刻等のため時刻と平均太陽時が一致しないことも多いですが、 そうした事情を排除した地球上の位置によって定まる理論上の時刻を表す便宜上の表現として用いられることがあります。
[5] 本初子午線を中心に東西経度計15度を UTC の区域とし、 東側の15度ずつの区域には1時間ずつ進めた時刻を割り当て、 西側の15度ずつの区域には1時間ずつ戻した時刻を割り当てるものです。 ただし経度180度附近については、7.5度分の区域に +12:00 または -12:00 を割り当てます。
[3] の国際子午線会議で地理的時間帯をベースに各国標準時を定めることが議題に上りましたが、 合意には至りませんでした。
[4] 国際水路会議で艦船が公海で地理的時間帯を用いることに定められました。 日本の国内法としては大正十年十一月一日海軍省令第十八號海軍艦船使用時規則が制定されました。